魔術師マーリン Merlin シーズン3 第8話 不死鳥の目 The Eye of the Phoenix

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第8話 不死鳥の目 The Eye of the Phoenix

脚本/Julian Jones
監督/Alice Troughton

【ストーリー】

アーサーはロウソクで囲まれた部屋で水で顔を洗って浄めると、
マーリンからローブを着せてもらう。そして大広間に言って誰も
居ない中、一人でアーサーは跪く。
マーリンも中に入ることは出来ない為に外からアーサーの行動を
眺めている中で、グウェンは何をしているのかと問う。考え事だと
すると、探究の旅に出ているのだという。何のために徹夜するのかと
問うとどんな冒険になるのか自然とあのようにしていると見えてくるの
だという。殿下にとっては重要な夜だというマーリン。
マーリンはアーサーのことが待ちきれず廊下で爆睡していると翌朝
にはウーサー王やその家臣たちが大広間へとやってくる。
王は時間だというとアーサーに対してそなたはどの道を選んだのかと
問う。見えた道は一つだというと、漁夫王 (いさなとりのおう)の国
に赴き、三叉槍(さんさそう)を見つけるという。「墜ちた王の伝説
に出てくる槍」だという。後継者の資質を証明する為には誰の援助も
受けられないとし承知しているのだろうなというウーサー。アーサー
はもちろんだと語る。

マーリンとガイアスは食事する中、マーリンはお腹が空いた為に早食い
する。ガイアスに漁夫王とは何なのかを尋ねると、何百年も前の魔法使い
だという。ある戦いで重傷を負い傷が腐ってしまったこと。漁夫王の病
によって王国にも腐敗が広がりやがて王国は荒野になりはてたという。
今も変わらないそうだというガイアス。陛下は心配する理由はと問うと、
王がまだ生きていると信じる者も居るのだという。あの国は
「危険な土地」と呼ばれていること。無事に帰ってきたものはいない
というガイアス。

マーリンはアーサーの部屋を片付けていると、しゃっくりが停まらなか
った。アーサーは集中したいのだとしてマーリンに注意する。
オレが何に備えているか分かるかと問うと人生に於いて最重要となる
冒険の旅だという。アーサーがみて居るのは地図なのかとすると、
この地図は同じ物がないというマーリン。何故だと思うのかと問う
アーサーは、誰も行っていないからだと語る。何故そんな場所を選んだ
のか。自分の資質を証明するのに城下町では意味がないという。でも
危険だとすると、ボクがお供しましょうかという。万一の時に助けられる
というと、お前は何も分かっていないとし、一人で完遂しなければ後継者
として認められないのだとし、王国に何百年も続く伝統だと語る。理解
出来たら旅の準備をさせろというアーサー。

グウェンはモルガーナと買い物にいく中、モルガーナに対して老人が
数分で良いので話をさせて欲しいという。モルガーナはそれが
モルゴースだと知りグウェンにちょっと待っているように告げる。
この魔法はすぐに解けてしまうとし、アーサーは旅先を決めたのかと
問う。モルガーナは「危険な土地」だとすると、モルゴースはモルガーナ
に腕輪を渡し、これをお守りだと言って殿下に渡すのだという。後は彼
の身代わりの人形を作り私が伝授した黒魔術をかければ良いという。
彼が戻らなければあなたが唯一の王位継承者で王座に就けるというモル
ゴース。

グウェンはモルガーナに無事なのかと問うと、グウェンは鏡をみると
これが老人ではないことに気がつく。今の人は生活苦を訴えかけたので
少し恵んだだけだという姫。

グウェンはアーサーに対してどうか無事でと語る。私の為にもと語ると
アーサーは彼女にキスをする。
いざ出発の時、アーサーに対してウーサーとモルガーナたちを旅を見送る。
姫はウーサーに対して心配かと尋ねると唯一の後継者だからなという
ウーサー。ペンドラゴン家は末永く繁栄しますというという姫。
モルガーナからもらった腕輪を付けていることにマーリンは気がつく。
姫がくれたものだというアーサー。しかしマーリンは黒魔術であること
がハッキリと見て取れた。
急いでガイアスの元にいくと、黒魔術がはっきり感じたことを告げ、
何よりも姫が贈り物をしたものだという。
石という石の文献を調べるがなかなか見つからなかった。
しかしガイアスは何かに気がついて本を調べるとあれは宝石ではなく
「不死鳥の目」だと語る。目に火を宿してるから別名「火の鳥」と
呼ばれていて接触したものの生命力を奪って生きる鳥だという。長く
身につけていると生命力が奪われて死ぬのだという。マーリンが助け
にいくことを知り行くならば仲間を見つけろというガイアス。

その頃モルガーナはわら人形のようなものを作り夜になるとそれを
燃やす。アーサーは野営をする中、腕輪の石は光るのだった。

■感想

アーサーは後継者の資質を証明する為に、瞑想・探究の旅に出る
ことになり、その結果彼がその資質として証明しようとして
選んだのは「漁夫王の国」に赴き、「三叉槍」を見つけるというもの
だった。「墜ちた王の伝説」に出てくる槍。
後継者としての資質を証明する為には誰の援助も受けられないという
ことでアーサー一人で行かねばならないが、その土地から戻ったもの
が居ないということでウーサーとしては心配していた。

この物語、アーサー王伝説の小説で読んだ記憶が有るな。

漁夫王は病にかかり、その病が王国にも腐敗が広がってやがて彼ら
の住む王国は荒野となっていた。

■マーリンは付いていくのか

アーサーとしては一人で行くのが慣わしだとしているけど、マーリン
が付いていかないハズもない。マーリンはやたらとアーサーが集中
している際にしゃっくりしている姿が有った。
アーサーがルートを探る為に地図を見ていた。その地図は一枚しか無く
誰もが戻ったことが無いためだとされていた。

王国に続く何百年物伝統。
ウーサーの伝統をアーサーは壊したいと思っているところが有るので
こういう伝統もいずれは無くなるのだろうか?

■モルガーナはこのチャンスを逃さない

アーサーが死ねば王位継承権は自分に来るので、当然モルゴースたち
と共にアーサーを殺そうと考える。市場でグウェンと買い物している
際に接触してきた老人はなんとモルゴース。

モルゴースから渡された腕輪をモルガーナ経由でアーサーに渡す。
それは生命力を奪う「不死鳥の目」で、ガイアスは接触者の生命力を
奪うものだとしていた。長く身につければ死んでしまうこと。

モルガーナは深夜に夜な夜なワラ人形ならぬ人形を作って怪しいこと
に手を染めていた。

■旅に出発するアーサー

腕輪をなんとかしないといけないということで、マーリンは旅に出る
ことにし、そして協力者が必要だと言うことで、ガウェインを探す。
町中の酒場を探すと、賭博でケンカをしているガウェインの姿。

アーサーは途中で二人の強盗に襲われかけたり、小人・グレティアの
いる橋で色々とアドバイスを聞く。
彼によるとこのミッションを達成する為に必要なのは
「勇気」「強さ」「魔法」だという。

キャメロットの王子は勇気。
おのずと強さはガウェインで魔法はマーリンだと分かるものだよね。

グレティアはアーサーが持っていた腕輪を見て笑っていた。
何も言わないとは意地の悪い。

アーサーは指輪によって時間が過ぎるごとに力を失っていった。
沼に落ちていたシーンも有ったよな。

■マーリンとガウェインも追いかける

アーサーが先に通った橋で小人・グレティアに遭う。
そこでグレティアは漁夫王の国が再び栄えるのを待っているとし、
君の助けも必要だと語っていた。
その際に、遅れてきたガウェインを”強さ”と表現。

■グウェンはガイアスに報告

前々からグウェンってモルガーナが不審な行動を取っているのを知って
いたよな。ただまさか王国に何かするとは思っていなかったのかな。
グウェンはガイアスに対してモルガーナが何か部屋で火を灯していた
とし魔法を使っていることを語る。

ガイアスとグウェンは最近モルガーナの様子がおかしいこと。
民の幸せなど願っていないという。

■ついにアーサーは城に到着

しかし城を守っているのは二匹の恐竜”ワイバーン”。
ガーゴイルかと思った。ワイバーンがアーサーを狙うがマーリンが魔法
で追い払う。そしてアーサーに付けられていたモルガーナが渡した
お守りと称する腕輪をハズしていた。
気がついたアーサーはマーリンたちが助けてくれたことで旅が台無し
だとしていたけど、元々橋の番人の話では3人でないとこの旅は成立
しない。

三人それぞれに三叉槍を探すがマーリンだけが扉に閉じ込められた。
そしてその部屋に居たのはなんと伝説の漁夫王。
漁夫王はマーリンが来ることを知っており、彼のことをやっぱり
エムリスと呼んでいた。
王はこの苦しみから解放して欲しいという。
そしてこの旅がアーサーの為の旅ではなくマーリンの旅であることを
聞く。
アーサーには褒美に三叉槍を渡すが、真の褒美はもっと偉大なもの。
王は「アヴァロンの湖の水」をずっと守り続けていたとし、渡すべき
人間が来るのを待っていたという。マーリンこそ選ばれし者で国の
運命がかかっていること。強く生きなければならないとし救えるのは
君だけだという。
君の力は強大だが助けがいるとしてそれを授けるという。

「君が道に迷った時に導いてくれるものだろう。」と。

聖水を授けたので君からも何か欲しいとして、アーサーから取った
モルガーナの生命力を吸い取る腕輪を渡して、王の命を葬ること
になった。

後から来たアーサーたちは昆虫が集まる扉の開閉に苦悶していたけど
ようやくやってきて、何も知らずに三叉槍を手に入れて喜んでいた。

グウェインとはお別れ。キャメロットに入ることを王に禁じられている
からね。

アーサーはマーリンが素晴らしい旅だったとして、「橋の番人」
「恐ろしいワイバーン」「石の扉の仕掛け」のことを語ると、お前は
一緒に冒険をした口ぶりだとして、お前は一人で薬草でも集めていた
んだろうということになる。

「ボクが同行したとバレたら大変ですね」と。

モルガーナはアーサーが戻って来たのを目にしてショックを受けていた。

ウーサーはアーサーの帰還を賞賛し、後継者の資質があると大騒ぎ。

マーリンは漁夫王からもらったアヴァロンの聖水のことをガイアスに
話していた。
漁夫王からの警告を重んじないことは愚かなことだぞと言われていた。

■使用された曲

■出演者

マーリン (Colin Morgan) 生まれながらに魔法の力を授かる
アーサー (Bradley James) ウーサー王の息子。武術の能力
ガイアス (Richard Wilson) 思慮深く賢い宮廷医師
ドラゴン (声) (John Hurt)
ウーサー・ペンドラゴン (Anthony Head) キャメロットの王
モルガーナ (Katie McGrath) ウーサー王が後見人となり王女
グウェン (Angel Coulby) モルガーナの世話係。

モルゴース (Emilia Fox) モルガーナの義理の姉妹
ガウェイン (Eoin Macken) 剣士
アルシルド (Ian Peck) 酒場の男、ガウェインに襲いかかる
グレティア (Warwick Davis) 橋の番人
漁夫王 (Donald Sumpter) The Fisher King (いさなとりのおう)

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