LAW & ORDER : 性犯罪特捜班 シーズン4 第12話 おとり捜査の結末 Risk

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November 15, 2002
第12話 おとり捜査の結末 Risk

脚本/Robert F. Campbell、Jonathan Greene
監督/Juan Jose Campanella
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バスケをする少年たち。
そんな中突然バスケ少年たちとも顔見知りのリンが赤ちゃんを
抱えて悲鳴に近い声をあげて家から飛び出してくる。息子の
ジョワンが息をしていないという。すぐに救急車で搬送される。

生後10週間の赤ちゃん。2時間前に搬送されたもので、酸欠状態
だという。虐待の形跡が有るのか医者に話を聞くと、骨折、
脳損傷、網膜出血はないという。なんで通報してきたのかと
問うオリビアとエリオット。赤ちゃんの心拍数が上昇していて、
浅い呼吸、開いた瞳孔からコカインを誰かに飲まされたのだと
いうものだった。

リンから話を聞くオリビア。リンはコカインの存在を否定し、
母はジャンキーだったが私は違うとし、清掃員として一生懸命
働いている事を語る。託児所に立ち寄り息子を帰宅し連れて帰
ってミルクを飲ませたら眠っていたので部屋に運んだという。
しかしその後呼吸が止まってしまったのだという。ミルクに
コカインが入って居た可能性があるというエリオットは、どの
店で購入したのかと問うと、リンは話すのをためらう。他の子
も被害に遭う可能性があるとすると、働いているところで
借りたのだという。

12月16日(日)・ファイファー家。
夫人のローラから話を聞くと、息子のトミー用にいつも購入して
いるメーカーのミルクだという。ケースで購入しているとして
それを見せる。未開封のは6缶だとするが、リンが一缶使っていた
ので5缶が残っていた。買った店はどこなのかと問うとコロンバスの
店で二日前に夫が買ったという。

トレバーによると夫人が語った店のミルクからは異常はなかった
という。ファイファー家の缶からは5缶中に1缶から液体コカイン
が見つかったとフィンとマンチに語る。濃度90%の液体コカイン
だという。フィンは中南米からの密輸品だろうという。新手の
方法で缶には穴が空いていた。ラベルを貼ってアメリカに運んだ
もので、国内に来て粉末化させるのではないかという。
食料医療品局がロット番号と製造場所を把握しているという
クレイゲンは、乳児用ミルクなので回収させることは可能だろう
とのことだった。しかし押収したものは全て国内の工場で製造
されているものが分かる。2缶だけがロット番号が違うモノだった。
それはメキシコで製造されているものだと分かる。しかしそれ
が何故ファイファー家に有ったのか。
夫のデレクはウォール街で株の仲買人をしているという。
記録では30万ドルの夫妻が有り最近一気に返済しているという。
そんな中、ジョワンが死亡したという連絡を受ける。

12月17日(火)・チュンドラー証券
フィンとマンチはデレクに対して何故あのミルク缶が有るのか
を問う。戸棚にあった2缶だけが液体コカインによって内容物
をすり替えられていることを。最近メキシコに行ったことは
ないかと尋ねると、確かに出張でいった事を認める。
署で話が聞きたいとしてオフィスビルから連れ出すと、何故か
外には内務監査部門(IAB)のタッカー巡査部長がいた。
フィンとマンチに対してこれは君たちの管轄外のことであり
麻薬課のことだという。クレイゲンには我々が彼の取り調べ
をするとする了承を得ているという事を聞いて仕方なく
手渡す。
エリオットは署に戻るとクレイゲンに問い詰めるが、まるで
そんな指示を出したことをないと否定される。事件を横取り
されたとしてクレイゲンはタッカーに詰めより首根っこを
掴むが、エリオットは殴る価値もないとしてクレイゲンを
止めるのだった。
ヤツは殺人の容疑者だとするが、タッカーは彼に対して
接近禁止だとする規制をかけてくる。もしかして警察が絡んで
いるのかと問う。クレイゲンは自分が責任を負うので
デレクを逮捕するよう語るが、いざ彼のオフィスにいくと
20階のトイレで彼は殺害されて発見されるのだった。

エレオットとオリビアは彼を後ろからつけて殺害したヤツが
居るのだろうという。ビル中に有ったケイブルで首を絞めら
れているのだという。
上司のキース・ジェラードから話を聞くと、客との関係を
尋ねるが損失くらいで人を殺すヤツは居ないと言われる。
しかし最近の彼は降格されて悩んでいたのだという。大口
顧客に数百万ドルの喪失を出させたとのこと。キースは
デレクが殺害された時には会議に出ていたと語る。

12月18日(水)・シーポート、フルトン・フィッシュマーケット
12月19日(木)・フォレストヒルズ
12月20日(金)・デニースの家
12月20日(金)・フロレズ家
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突然生後10週間の赤ちゃんが息もしなくなった為に病院に
緊急搬送される。なんて赤ちゃんはコカインで心拍の上昇を
招いたとのこと。ミルクを飲ませた後に容体が悪化したこと
からミルク缶を調べていくと、そのミルク缶には液体コカイン
が入っていて、メキシコからの輸入品・密売品かに思われた
が、購入した店のミルク製品は全て食品医療品局の調べでは、
製造場所は国内である事を知る。しかし2缶だけはメキシコ
工場によるものだと知って、その流れを調べていく。

なんでコカイン中毒患者の件でエリオットとオリビアが呼び出さ
れたのかよく分からなかった。
赤ちゃんが運ばれたと聞いて、まさか性的な虐待、暴行が
こんなにまで若年層にまで及んでいるのかと思わずビックリさせ
られるものが有ったけど、形は違えど金の為に子供たちを利用
する虐待みたいなものだったよなぁ。

ドラマとしては殺人事件に発展したので殺人課案件だし、
麻薬が絡んでいるので麻薬課案件でもある。でも性犯罪特捜課
の仕事なのか。

IABのタッカーが捜査に割り込んでくる。
凄く邪魔な人物でタッカー演じるRobert John Burkeはこれまでにも
何度も取り上げた気がするけど、「Person of Interest」では
パトリック・シモンズ捜査官「ゴシップガール」ではバス産業の
ドン・バート・バス役でお馴染みの役者。

もっと複雑な事件かなと思ったけど、エリオットのおとり捜査
で麻薬課の裏切り刑事が誰なのかを判明させていく辺りはあっさり
し過ぎていて逆に驚く。
IABの調査官は今まで何をしていたのかと小一時間だけど、
麻薬絡みの案件は、どうしても複数人が犯罪に荷担していることは
必至だし、ギャングが絡んでくると成ると、家族にまで被害が及ぶ
ということで、エリオットの身分が調べられた際にフォレストヒルズ
に4人の娘が居るのかと言われたときには怖い感じがした。

麻薬事件ではフィンがお手の物だけど、ホワイトカラーを
意識したウォール街での捜査ということも有り、潜入したの
はエリオットだった。
エリオットとオリビアが偶然を装いバーで会うシーンなんて
見るとニヤリとさせられるものも多かったし、組織の実態
や全体像が分かるまではどこまで根深いのか不安が有った
のも事実。エリオットのメガネ姿はメガネ姿のキャボットと共に
萌え要素が存在するのか。

証券マンで頭が良いことを見せる為に、エリオットが
悪に染まるケンドル刑事相手に駆け引きをみせるところは
面白く出来ていて、精神的優位に立つ状況も面白く描かれた。
その直前には、エリオットが殴られる姿が有るも、力を誇示
され恐怖心を植え付けられているだけだとしてフィンが
冷静に対処している姿があり、エリオットとしては殴られ損
って感じだった。

運悪く宅配業者が二度来るというハプニング。
そのせいで撃ち殺すことに成ってしまったエリオット。
悪人で有れ正当性が有れ法的には無罪であり、人を殺害して
しまったことへの罪悪感は辛そうなものがある。
その後の捜査で、子供が利用されてミルク運びをさせれて
いると知り、母親が殺害されている件で次々と被害者が報告
されているのにエリオットだけが捜査に加われないとする辛い状況
として描かれている。

エリオットもゆっくりする機会で有り、久しぶりにエリオット
の妻・キャシーが登場するも、ホント一瞬しか登場しなかった。
生粋の刑事で仕事人間のそんな夫に対してキャシーはよく
耐えているとは思う。

また登場が少ないと言えばキャボットはcredit only扱い。
ワンシーンでちゃんと出演していたのに、credit only扱い
だとキャランティの問題で足下見られそう。まぁ確かに出番
は少ないけどね。

しかしIABのタッカーなんて釈放された直後にデレクが
殺されている訳だし、普通彼に対して責任問題に発展しそうな気が
するけどね。

カウンセラーの有用性に対してエレオットはオリビアに尋ねるが
効果はホンの少しで限定されたものだと語っていた。
一方クレイゲンが今回はエリオットは問題にならないことを口に
していたけど、クレイゲンが何か庇っているところが有ったのかな。

しかし”チャンドラー”とつくと何処か胡散臭く感じるのは、
何故なんだろうか・・・

エリオット・ステイブラー (Christopher Meloni) 刑事
オリビア・ベンソン (Mariska Hargitay) 刑事
ドナルド・クレイゲン (Dann Florek) 主任警部
ジョン・マンチ (Richard Belzer) 刑事
— (Steven Zirnkilton) Opening Announcer (voice)
アレクサンドラ・キャボット (Stephanie March) A.D.A 検事補
オダフィン・チュツォーラ (Ice-T) “フィン” 刑事
メリンダ・ワーナー (Tamara Tunie) 鑑識
ジョージ・ホァン (BD Wong) FBIにも精通する精神科医

バート・トレバー (Daniel Sunjata) CSU Technician
キャシー・ステイブラー (Isabel Gillies) エレオットの妻

グレッグ・ケンドル (Matt Mulhern) 麻薬課
キース・ジェラルド (Joseph Murphy) チャンドラー証券・上司
デレク・ファイファー (Bryan Callen) チャンドラー証券社員・借金
ローラ・ファイファー (Laurie Williams) デレクの妻
フランク・バリー (Paul Diomede) 売人、下っ端
リン・ハウザー (Erica Tazel) 清掃員、息子のジョワンが・・
フィリー・ベンザレッティ (Robert Funaro) クィーンズの殺人課
エド・タッカー (Robert John Burke) 内務監査部(IAB)、巡査部長
ジョニー (Christian Monzon) バスケ
テレル (Ernest Waddell) バスケ
ドウェイン (DeVone Lawson Jr.)
— (Kat Coiro) Mother
— (Sarah McKee) Woman
— (Brian Cahill) Uniform
— (Kelly Kirklyn) ER Doctor
— (Nathaniel Eyde) Security Supervisor
— (Tony Cucci) Bartender
アビー (Maria Elena Ramirez) キースの秘書
— (Courtney S. Bunbury) Basketball Player

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