(aka Lie to me 嘘の瞬間) シーズン2
October 5, 2009
第10話 爆弾犯 Tractor Man
脚本/Tim Clemente 監督/Vahan Moosekian
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トレーラーを運転する男は財務省のビルの前に駐まると突然
垂れ幕を出し、「私はハロルド・クラーク。大統領と話がした
い」とするメッセージを掲げる。
ライトマングループには、子供たちが見学にやってくる。
カルはその対応をすることになる。
カルは子供たちに自分はウソを見破る専門家であることを
告げ、”ウソの例を言ってみろ”と問う。すると少女はママが
パパに太っていないと言うと語る。それを聞いてカルはウソは
大人から学ぶもので、子供というものを気が付いているものだ
という。この世に付いて良いウソなんてものは存在しないとし
真実を言えば人生は楽だと語る。
そんなカルの姿を見たローカーは”哀れだ”と語り、どういう
コネで子供たちが見学する経緯に至ったのかと問う。すると
エミリーが家庭教師をしている生徒のクラスの問題を解決した
いのだと頼まれたのだという。引率してきたのはまだ若い教師
アンジェラだった。アンジェラの教室から亀のクライドが
盗まれた件を探してもらうという案件だった。カルは私に
ウソを付き事は出来ないとして、誰かチャレンジして見るか
と問う中、ベンが慌ててカルの元にやってくる。ベンはジリアン
がオフィスで待っているので来て欲しいとのこと。カルは
ローカーに子供の面倒を頼む。
カルはオフィスにいくと、モニタには財務省の別館の前の道路
が写されていた。この施設から僅か2ブロック先にある見慣れた
場所だった。トレーラーが15分前から駐まっているのを見て、
平和的抗議がどうかを調べて欲しいのかと問う。するとどこから
ともなく密告が有ったのだとし、録音されたデータを再生して
見る。そこには「ハロルドというイカレた納付が首都を爆破しに
いくとし、トレーラーに爆薬が満載している」ということが
吹き込まれていたのである。
現在音声に関しては転送された詳細を確認しているというが、
ベンは本当にあのトレーラーに爆薬が積まれているのか知りたい
という。子供たちを避難させるべきではないかとするが、
ベンはこの場合は、外には出さずに窓から離れた場所に待機
させるのが決まりだという。
カルはハロルドへ向けられているカメラの映像の拡大を求め、
表情が見えるようにして欲しいと語る。
ハロルドはバージニアに家族がいて農場を持っていたが、差し
押さえに有っているという。表情を見る限り”不安”を感じて
怯えていることを示唆している事を語る。リアはどこに行った
のかと問うと従姉妹の誕生祝いの為に休んでいるとのこと。
リアには農場に行かせてハロルドの妻・メアリーと会話させろ
と指示する。
ジリアンは子供や教師に事態を詳しくは話さないが、窓から
遠ざけるよう頼む。ローカーがみんなにウソの授業をして
くれるとして押しつけていく。
そんな中ベンの上司であるFBI捜査官のスティールがやってくる。
ここを本部として使うのであればカルは自分に指揮を執らせろ
と要求する。スティールはカルたちに耳に入れたい情報がある
と告げ、硝酸アンモニウムとディーゼル燃料が中に入っている
ことを検知したのだという。しかし農場にはよくあるものだった。
それ強力な爆弾の可能性があるのかどうか。
スティールはカルに対して指示を求める。カルはもしかして
狙撃手に撃たせるつもりなのかと問う。爆弾を持っている確率
は3割程度だとすると、彼の命と引き替えに数千人が救えるから
その決断をカルが下せというものだった。元々君が指揮を執ら
せろと言ったものだとしてスティールは責任を押しつけてくる。
カルは下りるというが、ベンからカルしかウソを見抜ける人は
居ないとして頼まれてしまう。
取りあえず容疑者に爆弾犯と呼ぶのは厳禁だとし、破壊や殺戮
を誘発させる言葉だと告げる。
カルはハロルドに電話すると、彼は大統領としか会話しない
として大統領に電話させろと告げる。
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突然財務省前のビルの前にトレーラーで道をふさぐ農夫の男性
ハロルド。彼は突然大統領との会話を求めて要求する中、
それと同時にハロルドの乗ったトレーラーには大量の爆薬が
あるとする密告の電話が入る。
今回も二つの事件を扱ったものだけど、小学生に対するエピソード
は軽いお遊び的エピソードであり、またしてもモテ期・ローカー
をフューチャーさせる為のものだった。
問題はトレーラーに積んだ爆弾を巡り本当にあの中には爆弾や
その爆薬が入って居るのかどうかを探っていくことになる。
カルが何度も繰り返し電話する中で様子を探っていくものだけど、
犯人の全体像がなかなか絞り込めない中での事件だったという
ことも有って、決断には難しいものが有ったと思う。
そもそも動機がなんなのかが事件を解決した後でもよく分からなか
ったので、しっくりと来なかったし、上述したように、本当に共犯者
は全て退治したのかどうかに関しては不確定要素として存在していた
ので、カルが一人決断を下して、ハロルドの前に歩み出て行く
という流れ自体はちょっと違和感が有った。
経済サミット中の反対デモの中に紛れている容疑者のロン・ジャク
ソンを殺した時点で、その目の前に有った白いバンが爆発しなかっ
たことも有ったので決断出来たのだろうか。あの群衆の中で犯人に
向けて発砲したという辺りはちょっと考えづらいものが有ったけどね。
この容疑者を撃ったのってベンだったのか?
FBIとしては爆弾での被害を最小限にする為に、爆弾には爆弾を
とばかりにディスラプターという機械を使って爆発ブツを相殺させて
処理しようとする。(500ギガパスカルの圧力で水が噴出するらしい)。
そして共謀者だとされるトレーラーの運転手も射殺しようとして決断
を下していこうとする。
ベンの上司役としてスティールという人物が登場。
演じているのはMiguel Ferrerで、海外ドラマではお馴染みの役者
さんだ。つい最近イタリア・ベネチアで結婚したとして話題のジョー
ジ・クルーニーだけど、ミゲル・フェラーの母はローズマリー・
クルーニーという姓を持つ。ローズマリーの弟の息子がジョージ・
クルーニーなのでミゲルとは従兄弟関係ということになる。
従兄弟繋がりではないけど、従兄弟の誕生祝いの為に休んでいる
リアを無理矢理引っ張り出してきては、運転手ハロルドの自宅の
調査をさせる辺り、相変わらずドS系のカルの姿が有った。
イギリス人特有の上から目線がなんとも鼻につくところだけど、
彼女とFBI・アーヴィンの活躍・連携も有って事件の真相を探って
いく。
結果として奥さんが人質とされており、運転手のハロルドは犯人
ではなかった。カルの決断によって例え農地が奪われてしまった
不幸な家族だけど、不要に殺されずに済んで良かったね。
一方のローカーが担当した子供たちが亀を盗んだ事件。
知りたがり屋の黒人少年・オスカーは、外で爆発ブツがあると
知ってストレスを感じてしまったのだろうか?教師さえもストレス
を感じて居るところが有ったので仕方がないとは思うけど、
カルは子供を黙らせる為に真相を語ったのだろうか?
最後にウソはどんな罪が無いウソでもウソだ~という歌。
なかなか上手く出来ていて、ジリアンもちょっぴり魅了されていた
感じだったね。
・White Lie by Felicia Day and Brendan Hines
・Brand New Day by Ryan Star
カル・ライトマン (Tim Roth) 心理学者・ライトマン・グループ
ジリアン・フォスター (Kelli Williams) 心理学者、
リア・トーレス (Monica Raymund) 24歳、カルの部下
イーライ・ローカ― (Brendan Hines) カルの部下
エミリー・ライトマン (Hayley McFarland) カルとゾーイの娘
ベン・レイノルズ (Mekhi Phifer) FBI捜査官
ゾーイ・ランドー (Jennifer Beals) 元司法省、カルの元妻
ビル・スティール (Miguel Ferrer) FBI ASAC
ハロルド・クラーク (Sean Bridgers) 農家
メアリー・クラーク (Jennifer Irwin) ハロルドの妻
Miss.アンジェラ (Felicia Day) 小学の教師
Mrs.ジャクソン (Jenni Blong) ロンの妻
デイヴ・ミラー (Sam Littlefield) 犯人
アーヴィン (Sean Blakemore) FBI Agent、リアと同行する
ロン・ジャクソン (Ronnie Steadman) 通報者
オスカー (Larell VanBuren) 少年
イサベラ (Tiffany Espensen) カメを盗んだ少女
クラロニ (Austin Priester) スナイパー
— (Kerry Kilbride) Reporter
— (Tracia Takasugi) Reporter
— (Mark Anthony Lopez) Frightened Worker
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— (Jeremy Nahmiash) Protester