コールド・ケース ~真実の扉~ 第3話 冤罪

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第3話 冤罪
監督/波多野貴文 脚本/瀬々敬久
音楽/村松崇継
原作/James Whitmore Jr.

【ストーリー】

2015年。
兵庫県神戸市。震災復興ボランティアなどが集まり被災地の
人たちに手をさしのべる人たちがいた。
しかしそんな中、裁判が開かれる。
被害者は女子大生でボランティアに参加していたエザワミヨ子。
被疑者は井上マサル(17歳)。野毛町検察官の西尾智人と検察事
務官の森亮介が裁判の原告側となりマサルを有罪へと導こう
としていた。しかし裁判所の前にはマサルは無罪だとして冤罪
だと訴える支援者が集まり、マスコミたちも検察官にマスクを
向ける。
そんな中95年8月7日、現場とは300km離れた横浜の歓楽街で
西尾智人は雨の降る中遺体として発見される。

現在。
神奈川県警でもオリンピック対策・要人警護の研修が行われる
中、本木の元に女性・西尾郁子がやってくる。石川は本木に
対して美人な人ですねと探りを入れると、彼女は神戸から来た
人物で、大震災の時にダンナが殺されて未だに未解決事件だ
と語る。高木はなぜ神戸の人が横浜に来たのかと問うと、
金子は当時の被害者は神戸の検察官だが横浜の歓楽街で殺害さ
れたのだという。本木もその当時事件を担当していた。
何をしに来たのかと問うと、新しい情報が出たとして週刊誌を
見せる。当時検察事務官をしていた森亮介。95年に公金の700
万円が横領された事件で森亮介が疑われていたがそれを否定。
森は犯人は上司だった西尾智人だと主張していた。死人に口な
し。しかしそれと殺人事件に関係が有るのかという石川。

資料倉庫へ。
西尾智人(35歳)、兵庫県尼崎市出身。大阪大学法学部卒。
高木は阪神大震災の年ですねと語ると、金子は高木にお前は
宮城の出身だろうとして東北の震災の時に実家は大丈夫だった
のかと問う。だいぶやられましたという高木。
事件当時も担当裁判が有ったこと。
事件当夜人通りが少なく目撃者はなし。12箇所刺されていた。
金も取らずに逃げているのを見ると怨恨だという石川。
高木は今回は留守番していたいと語るが・・

兵庫県・神戸市。
民政党・神戸4区から出馬している議員の森亮介に会う。
西尾について尋ねると彼は大学時代から輝いていたという。
頭脳明晰でハンサム。自分は彼の足先にも及ばなかったという。
横領の件を尋ねると彼は対立候補につけ込まれたのでしょうと
して過去のことだという。西尾は何に金を使っていたのか。
不審な点は有ったのかと尋ねると、彼は少し変だったという。
ボランティアの女子大生が避難所に住む17歳の少年に殺害され
たこと。あの事件は私たちが扱っていたが有罪は確実だったが
被告人が供述を撤回しややこしくなったのだという。被告人は
拘置所で自殺未遂までしているというと、そのストレスで西尾
は裁判に集中できなくなっていたという。横浜や野毛という
地名を聞いた事はないかと尋ねると、それは聞いた事はないが
殺された前日も井上は尋常ではなかったという。

■感想

原作ではs1の10話「フリーペーパー Discretion」のリメイク
版。

http://itawind.web.fc2.com/kaigai/coldcase/coldcase210.htm

日本版では1995年以外のネタは有るのだろうか・・

驚くべきことはスコッティの彼女・・もとい高木の彼女が
大した出演もせず自殺してしまったこと。原作ではシーズン1
を通してジワジワとスコッティの精神にも仕事にも影響を与え
シーズン2でって流れになり、死亡したのかどうかもかなり
曖昧な形で描かれていたのにね。
ただ日本版の方が精神疾患の理由として震災の影響が計り知れ
ないことを考えれば、宮城出身の同郷で幼なじみという設定
からすると、多少納得出来るところがあるのかな。
ただ日本のドラマのように短いスパン(たったの10話構成)なら
ば、彼女の存在は臭わせているだけで続編が決まった時にでも
存在を浮かばせて・・って感じにすれば良いのにな。
このドラマのプロデューサも無理矢理コールドケースのプロッ
トを押しはめようとした結果、こういう扱いにしてしまった
感じもする。そもそも高木が異動してきたなんて設定も正直
要らなかった。勿論”過去”にそういうことが有ったというので
有れば分からないでもないが・・

今回も基本的にはドラマのシナリオはほぼ原作を踏襲している。

相変わらず弱者が強者の出世の踏み台にされているし、弱者の
扱いは社会の屑のようにされている。

政治家や検事、警察の中にも悪い奴は居るけれど、こんなにも
至る所に悪人が居ると、弱者は何処に正義を求めれば良いのか
という感じ。同郷での繋がりを盾にしてモヤモヤっとした社会の
中で生き抜くことが正義なのか。

性的嗜好の問題、ドラッグ、横領の流れがミスリードの流れを
誘っていて、最終的にはどの流れも別の流れとして存在して
いる。

刑事の取り調べ室に於ける密室の問題はこの時代は盛んだった
ハズで、冤罪事件も刑事の取り調べの問題も多く、最近になって
ようやく一部録画の許可が出来るようになったことも有るので
このドラマのように20年も前に自供が録画される形で残っている
ものかな。

息子の心理もイマイチよく分からなかった。
母親が仮設住宅に住めなくしてやるみたいな格好で刑事に
脅され釣られた感がある。母親には何の落ち度もないが、息子
は出所後に母親が普通の生活をしているのを見て家を出て行っ
たとしているが、そういう生活を母親には送って欲し
かったのではないのか。

しかしこういう冤罪は辛いね。17歳の時からずっと刑務所に
入れられてきた。この刑事は一体これまで何人の人物を冤罪
にしてきたのか。罪を犯している人物に対して法では裁けない
相手に刑事が起こしているならば多少理解出来なくもない。
それだけ95年の時代は人々の感覚が狂っていた部分もあるのだ
ろう。

■出演者

石川百合 …… 吉田羊 (警部中隊長)
高木信次郎 …… 永山絢斗 (巡査部長、相模署から栄転)
立川大輔 …… 滝藤賢一 (主任。警部補)
金子徹 …… 光石研 (主任。警部補)
本木秀俊 …… 三浦友和 (警視。課長代理。)

大江嗣久 …… 宮沢和史 (検事)
中山ちか …… 藤澤恵麻 (高木の彼女、精神疾患)
石川沙耶 …… 平田薫 (百合の妹)

渡辺コウジ、榎本薗郁也、伊藤あきこ、高橋里英

西尾智人 …… 筒井道隆 (神戸地方検察庁の検事)
雁部 …… 野間口徹 (刑事)
西尾郁子 …… 宮澤美保 (智人の妻、元ドラッグ)
森亮介 …… 水橋研二 (元検察事務官、現民政党・神戸4区)
石塚和也 …… 中村倫也 (ゲイ、目撃者)
井上マサル …… 萩原利久 (1995年、当時17歳)
井上マサル …… 高橋努 (介護士)
井上敦子 …… 野々目良子 (1995年、母)
井上敦子 …… しのへけい子 (母)
脇本淳一 …… オクイシュージ (1995年、”ジュン”)
脇本淳一 …… 鍛冶直人 (中古車ディーラー)
真田豊 …… 渡部遼介 (真田兄弟)
真田保 …… 酒井靖史 (真田兄弟)

萩野仁美、工藤優太、志村紗佳

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