第15話(26) さあ!手を挙げよう Raise Your Hand Thing!
脚本/Scott Fellows
監督/Jonathan Judge
【ストーリー】
フェンがBGMの音楽に合わせて現れる。これがかかった時にやる
のは「Aを取った行進」。フェンはまた成績「A」を取ったと
CJにいう。サングラスをかける必要があるのかと問うと居るよ
と。そんな中今度はあのBGMが流れてクリスポが現れる。
「Dを取った行進」ね。フェンはまたDなのかとすると、分から
なければ先生に聞けば良いのに・・しかしクリスポは質問なんて
する訳が無いとし、みんなに馬鹿じゃないかって顔をされるの
だという。黙って居れば一応分かっているように見えること。
分からなければ手を上げて聞かなきゃと。これが次のチャレンジ
だというCJ。フェンは一つ問題があるとし、ボクは理解出来る
ので手をあげる必要がないというもの。それは後で考えるとして
今回のチャレンジは「手を上げよう」だという。
クリスポはチャレンジを変更しようという。手を上げないチャレ
ンジにするんだと。一人でやれとは言わないとし協力するという
CJ。嫌な物は嫌だと。そんな中ロバーツ医師は1人スクールガイド
を頼みたいという。案内するのは小学5年生。
前回のガイドに色々と有って・・と。CJに手をあげたら?とクリ
スポたちは語る。肩の筋肉を使って上に伸ばすだけだろうという。
CJは手を上げる。すると前のガイドの女性は震えるようにして
拒絶感を示しているのを目にする。
ロバーツは中学校を案内するだけだとして、バート、ガート、
フリオの三人を紹介する。5年生だと聞いて可愛い子たちだとする
とCJにはロッカーや教室、ベアカフェなどを見せてあげて欲しい
と頼まれる。あとは中学の生活について教えてあげてと。
中学が楽しみな人は居る?というCJは質問があれば手を上げてと
語る。フリオは偉そうに命令するなと言うと、それは質問ではない
でしょと。中学について聞きたい事はないのか?と問うと無いと
語る。それならついてきてというが小学生は逃げてしまう。
フェンはクリスポに手をあげるなら早くあげちゃえという。
クリスポは手を上げると通り過ぎていく生徒たちはクリスポの
名を呼んでハイタッチしていく。トリプルハイタッチだという
フェン。一度で良いからされないという。そんなフェンはボクの
チャレンジはトリプルハイタッチだとし、イメチェンすると語る。
ボアードは18世紀のアイスランドの文化と経済について質問はと
尋ねる。次のテストには出ますよと。クリスポはなんとか手を
あげるが、トイレに行きたいとしてパスをもらう。
小学5年生は逃走する。しかしCJも先回りしてここが玄関ホール
だとし、そこは管理部の椅子・・反省のベンチとも言われている
という。悪い事をした子が来るところだが、今だけは質問ベンチ
にするというCJ。中学に外遊びは?ないというとバートは嘘だと
いう。CJは自習の時間があるという。フリオは隠れん坊は出来ない
のか?と問う。隠れん坊はダメだという。するとロバーツがやって
くるとガイドは順調か?と問う。
フェンはスポーツのボールを持ってくる。リサーチしたらハイタ
ッチがカワされるタイムゾーンについてキーワードはスポーツだ
という。スポーティな雰囲気で行けばトリプルハイタッチも出来
るハズだと。
スリンコ先生の授業。
有形分裂と減数分裂の説明は終わりますが質問はありますか?と
いう。明日のテストに出ますよというとクリスポが手を上げるが
やっぱりトイレ。しかし慌てていったことも有ってクリスポは
腕を骨折してしまうのだった。
■感想
いよいよこのシットコムの最終話。
最終話というのに最後の方は兄が全く出なくなった(笑)
中学時代に100のチャレンジということで、シットコムには一つ
の目標である100エピソードまでの継続を願っていたのだろう
けど、残念ながらシーズン1でその後の消息は届いてこない。
来週からはNHK枠のシットコムは「ゲームシェイカーズ Game
Shakers」の放送が決まっている。
それ程評価は高くないけどDan Schneider/ Nickelodeon
が製作しているものだし、そこそこ人気が出るのか。
アメリカでは現在シーズン2の中断期間までの35エピソードの
放映が終わったところだ。
さてラストのエピソードは「手をあげよう」というものだった。
元々はクリスポがテストでDを取ったことがきっかけ。
先生から分からない事を挙手してきけばこんなことにはならない
としていたけれど、手を挙げれば馬鹿だと思われることを嫌って
いるようす。
今更話を聞けないみたいことはネット上ではよくあるよね。
自分なんてtwitterのシステムでさえもまるで理解していない
ので、その手の用語で語られても全く分からないし(笑)
よく見かけるRTと書く人が居るけどなんの効果があるんだ?って
感じにしか見えない。
今回のチャレンジに際して両親も後押しした。
「人生って問題とチャレンジの連続だぞ」(父)
「いつも手を挙げなきゃ。答えを知りたいなら。」(母)
・それぞれのエビ
CJは今回スクールガイドとして小学生3人を中学校に案内する。
最初はバート、ガート、フリオは相当言うことを聞かずに
動き回ってはいつの間にか居なくなったり、CJをロッカーに
閉じ込めたりもしていた。
CJはフェンに電話して閉じ込められたロッカーから助けてもらっ
ていたけれど、他の人に助けてもらい追いつめて、結局中学が
如何に面白いのかということを回想シーンと共に描いて見せた。
クリスポは授業中に挙手することが出来ずにいる。
先生に質問すれば馬鹿だと思われる。代わりにトイレに毎回いく
けど日本の場合、学校でトイレにいくという方が恥ずかしく
取られないかな。
途中で骨折したりしたけれど、最後にクリスポが勇気をもって
挙手したことで実は他の生徒も知らないことだったということで
一件落着。
フェンはクリスポが毎回気軽にトリプルタッチと称して通りかかる
メンバーとタッチするのをうらやましがる。そこで自分も手を
あげて仲間とハイタッチしたいと考える。
ただフェンは意識しているし、とくに学校の人気者という訳でも
ない。タッチを求めても誰一人として近づいてくるものなし。
クリスポはもっと力を抜けというが・・・
最終的にはCJを助けて小学校を案内。その小学生の3人からハイ
タッチされることになった。
フェンがまた怖いくらいに壊れていたけどね。
■使用された曲
主題歌:「Brand New Day」 イザベラ・モナー
■出演者
CJ・マーティン (Isabela Moner) プータタック中学の7年生
フェンウィック・フレイジャー (Jaheem King Toombs) CJの親友
クリスチャン・パワーズ(Owen Joyner) “クリスポ”CJの親友
ミンディ・マイナス (Brady Reiter) CJの同級生でライバル
ジャック・ロバーツ先生 (Jack De Sena) スクール・カウンセラー
ヘイダー校長 (Lisa Arch) 校長
Mr.ボヤード (Raajeev Aggerwhil) 先生
Mr.スリンコ (Christopher Neiman) 先生
Mr.マーティン (Henry Dittman) 父・足の医者
Mrs.マーティン (Stephanie Escajeda) 母・カウンセラー
フリオ (Will Babbitt) 小学5年生
— (Gerdan Burton)
— (Jacqueline Diaz)
— (Sarah Jane Ewers) High Five Student
バート (DeVion Harris) 小学5年生・黒人
ガート (Meyrick Murphy) 小学5年生・メガネ女子