Dr.HOUSE ドクター・ハウス シーズン7 第3話 結末のない小説 Unwritten

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May 17, 2010
第3話 結末のない小説 Unwritten

脚本/John C. Kelley
監督/Greg Yaitanes
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「少年探偵ジャック・キャノン」の原稿をタイプライターで
打つアリス・タナー。何とか一気に書き終えたとして目の前に
立つジャックに語る。タイプライターではなくパソコンで小説
を書けば手は治るのに・・という。アリスはもう続編はない事
を告げこれで物語は完結した事を語る。もうこれ以上は書けな
いことを告げあなたのように強くはないというと書き上げた
原稿を金庫の中に入れる。書くのが生き甲斐だろうとしてこれか
ら何をするのかと問うと、先送りにしていたことだというアリス。
引き出しから銃を取り出すと自殺しようとして自分に銃口を
向ける。力尽くでも止めるというがあなたは存在しない人だと
告げるとアリスは引き金を引く。銃弾は飛び出すがその前に
彼女は発作を起こした為に弾は頬を擦り当たる事はなかった。
アリスの家でお手伝いをしているクリスティーナは銃声に驚いて
かけつける。

ハウスは他人の病室にやってくると、勝手に見舞いの品を物色
する。ウィルソンはハウスの元にやってくるとカッディを
怒らせた償いをするのかと問い、その為に患者のものを盗むな
という。彼女は怒っていないというハウスはカッディとの
関係が不安である事を告げ、今は新婚なので相手の我が儘も
許すがその時期を過ぎたら・・・と語る。
仕事以外でオレとカッディには共通点があるかと問うと、
ウィルソンも黙ってしまう。相性は体だけだというハウス。
ウィルソンは捨てられるとでも思っているのかと問うと、
それはヨガをしていないから?それともビーフィフティートゥ
ーズを聞くから?として、考えすぎだと語る。
すぐにではないにしてもそうなるというハウス。話合うべきだ
というウィルソンだがハウスは話合えばカッディは無理にでも
オレに合わせようとするだろうという。

ウィルソンはそういえばERに凄い人が運ばれて来たみたいだぞ
と語るとハウスはERにいく。

看護師のイベットがアリスを検査しようとするが、自分は
問題がないとして出て行こうとする。
そこにやってくるハウス。救急車で運ばれてきた時は意識不明
で発作を起こしたようだと告げる。ハウスはアリスを見ると
「ジャック・キャノン」の小説のファンだと語る。私の
作品は10代の女性向けだというアリスだが知っているとし、
ジャック派かディーコン派に分かれるのだろうという。
(ウィルソンの元妻)サラもなかなか選ぶことが出来ないと
すると、診察を終わらせてくれれるので有れば一つだけ質問
に答えるという。どんなことでもか?というハウスにそうだ
と答えるとハウスは小説のことではなく、何故アリスが
自殺しようとしたのかを問う。しかしアリスはそのことには
答えないとして出て行こうとすると、72時間の措置入院の必要
があると告げ逃げれば銃で撃つ(麻酔銃)と語る。

ハウスはチームを引き戻す。
ジャック・キャノンの小説家が入院に来ているというが
チェイスは10代の女性向け小説でしょという。
自殺を図ろうとしたがその時に何か異変が起きたのだという。
フォアマンは精神科に任せるべきではないかというと
患者が苦しんでいるんだぞ!とハウスは言うが、俺が言って
も説得力はないなと呟く。ハウスに対して小説のファンだから
引き受けるのかと問うと俺が命じたからだと告げ、フォアマン
とタウブは観察しろという。チェイスは帰って良いと告げ、
外でお色気ムンムンの女性が待っているという。タウブは私
だってと言うが・・家庭を顧みないヤツだろうとしてハウス
に反論される。

カッディはハウスに誘われて食事に行く。
随分と古い建物だというカッディにゴシックリバイバルの建築
の店だという。しかし室内に入るとと作家の家だと分かり
カッディは入院したアリスの家だと知る。これぞマルチタスク
というヤツだとハウスは語る。

アリスの診断の最後はだいぶ前のことだという。銃口を咥え
ようとした時発作を起こしたこと。アリスはタウブとフォア
マンが色々と詮索する為に私の心の痛みを知りたいのかと
問われる。タウブは助けたいのだという。すると彼女は
診察ならば女医さんが良いという。タウブたちは一晩観察させ
てもらうと語る。

カッディとハウスの元にメイドをしているクリスティーンが
やってくる。銃のことを話したら奥さんから首にすると言われ
たので言えなかったという。奥さんは鬱の状態のようだったという。
背中と手がよく痛いと言っていたこと。時々夜に泣いている
のだという。ハウスはゴミ捨て場にツナ缶が多数落ちている
のをみて一日どのくらい食べるのかと聞く。大体昼に2つか3つ
だという。
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10代少女向けの探偵小説を書いているアリス・タナーが意識不明
の状態で運ばれてくる。発作後に倒れたということだが、
ハウスは頬のヤケドの跡から銃で自殺しようとしたが、その時
異変が起きたのだろうことを悟る。自殺願望が有るのであれば
精神科医に任せるべきではないかとするが、ハウスは自分が
彼女のファンであることや、患者が疼痛に悩んでいることを知り
彼女の治療に関わっていく。

ハウス自身がカッディとの将来に対する漠然とした不安を持つ
中でのエピソード。今は幸せだけど、将来の彼女の気持ちが離れる
ことが心配だというハウスは、自分自身がなかなか変わる事のない
性格であることを知っており、そんな性格に愛想を尽かされてしま
うのではないかという不安感を抱いていることをウィルソンに伝え
ていく。
ウィルソンはズバリ「大人の関係になることだ」としていたけど
話してハウスは患者と関わっていく内に相手への思いやりを
身につけていくのか。

ハウスが10歳の少女が好む小説に精通しているという辺りは、
体は大人だが心は子供のまんまのハウス先生らしいところに
繋がって居るのだろうか。
ハウスがアリスとの会話の中で「サラも小説の中のジャック派か
ディーコン派か選べない」としていたので何のことだ?と思った
けど、サラとはウィルソンの元妻のことで、彼女もこの小説の
ファンである事を知る。

今回はカッディとの共通点を探る為に、仕事以外での彼女との
趣味の共通性を模索する流れが有ったけど、上述するサラと
ハウスが妙に趣味が合い、カッディとは逆にチグハグになって
しまっているところが何とも言えなかった。ハウスはわざわざ
カッディの母親に電話して彼女の趣味を尋ねていたけど、
ゴーカート好きだったということを聞いてレース場でウィルソン
らとダブルデートするも、ハウスにしてもカッディママにしても
子供の頃の記憶が変わらぬままでいるという事情が有る。
今回の患者もまた、事故で死なせてしまった息子に対して、当時の
時の記憶のままで存在し、自らの思考もまたその時点で止まって
しまっていることが描かれている。
勝負に関してはハウスがカッディに対して「サラはユダヤ人嫌い
だ」と言ったことで敵意を燃やすカッディが可愛いものが有った。

冒頭から面白かったのはハウスが他人の病室でカッディへの
プレゼントの為に見舞いようの花を盗んで行くところ。
少しずつ別の場所から花を盗んで行って一つの完成系にしている(笑)

ハウスが他人への思いやりを如何にして身につけていくのか
という感じで、自殺願望の有る女性とのやりとりを通してその成長
具合を見せるところが有ったけど、カッディの視線がなくても
それが自然に出来る様になれば医院だけどね。

真相を探っていく流れは面白いけど、子供を失ったであろうこと
は、タイトルクレジットがあるまでにすぐに見て分かるものがあった。

患者が女医の診察を求めるのに対して、サーティーンなど女医が
いないことでの不便さを感じるものがあるけど、ハウスとしては
サーティーンが戻ってくるまでその枠を残して置きたいとする
意思があるのかな。チェイスに対してお前が女装して検査しろと
した流れには、今回冒頭でチェイスに対して妙に他の二人(タウブと
フォアマン)よりも寛容だったのでその罰みたいなところが有った
のかな。

女医を雇って!というカッディに対して
「男性だけだとげっぷして屁をこいて粗雑とばかり思っているのか?」
というハウスがゲップをするシーンも面白かった。

アリスは小説家らしく洞察力が有り、医師たちのことを見抜く姿が
有った。チェイスが離婚したばかりで昨日は女性と寝たであろう
事を告げ、その女性とは関係を続ける気が無いこと。タウブは別れた
夫と似ているとして、魅力的だが夜の生活に問題が有るとして
浮気性だということを指摘されていた。

そんなタウブに対してハウスが白衣にデカデカと「人は嘘をつく」
という辺りが皮肉が効いていて面白かった。

■今回の患者

・アリス・タナー

小説家の女性。息子は自動車事故で失い、夫とは離婚している。
拳銃自殺しようとしていたところで、発作が起きて手元が狂った
ようだ。力尽くで子供が止めるとしていたけど、そんな力が
働いていたのかも!?。
メイドの話から、背中と手がよく痛んでいたという。また時々
泣いていたということから鬱症状がある事が分かる。
朝まで一日患者の容体を調べていると、アリスのベッドがぐっしょり。
お漏らしかと思えば片側性多汗症だった。
ツナ缶を多く食べていることから水銀中毒を疑われていた。
キレート療法をしようとしていたところで、突然血圧と心拍が
上昇。
発作や血圧が上昇とした時のことを思い出すと、自殺しようとした
時と、夫が親友と浮気した時のことを話していた時だと判明し、
怒った時に上昇している事が分かる。
褐色細胞腫なのかMRIで調べようとすると、事故で骨折を固定した
ボルトが入って居て、磁気で脚が凄いことになっていた。
小説家は実体験に基づいて本を書くということで、インクリボン
をMRIリーダー(笑)で読み込んで内容を知り彼女に何が有ったのか
を調べていく。先週見た「NCIS」S4-22でも同様の捜索方法を
使っていた。
チェイスは心臓を多い包んでいる何かがあるとし、心膜液貯留
だとしていた。
タウブはSLEではないかとしていたけど、過去に自動車事故を
起こしていて、シートベルトが食い込み甲状腺が損傷している
のではないかという。しかしそれも違い、結局はタウブが15年前
に事故を起こした際に脊椎かも知れないことを指摘。
脊椎空洞症になりこれまでの症状が出ていた事が分かる。

「これからは大人向けの本を書くわ。」
ということで患者は大人の階段登る~って感じでしたが、さて
ハウスは大人になれるのか!?

・患者アリス役のAmy Irving。

もうAmy Irvingのことも何度も取りあげた気がする。
スピルバーグの元奥さん。初期の頃のデパルマ監督の作品によく出ていた。

■使用された曲

・Silver Surfer, Ghost Rider Go!!!
Performed by Anders Trentemoller
・Telephone
Performed by The Black Angels

■検索用キーワード

・ヘレン・ラザフォード
・3バカトリオがカルテを見つけられない
・国立公文書図書館
・事故ではなく脳動脈瘤で死んだ

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie) 偏屈な医者
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

レミー・”サーティーン”・ハドリー (Olivia Wilde) ERから来た医者
— (Bobbin Bergstrom) Nurse

サム・カー (Cynthia Watros) ウィルソンの元妻
クリスティーナ (Seidy Lopez) アリスの執事
ジャック (John Bain) アリスの息子
アリス・タナー (Amy Irving) 小説家
— (Todd Bosley) Go-Cart Attendant
イベット (Rosalie Vega) Nurse
— (Allison Ochmanek) Very Hot Woman

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