Dr.HOUSE ドクター・ハウス シーズン7 第4話 マッサージ療法 Massage Therapy

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May 17, 2010
第4話 マッサージ療法 Massage Therapy

脚本/Peter Blake
監督/David Straiton
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外では雨が降る中、テレビを見ている女性・マーガレットは
家の中で物音が聞こえることに気が付く。夫のビリーが帰宅
したものなのか。ドアが開いていたので一度外を見た後、
室内に戻りビリーに電話する。玄関のドアが開いていたこと。
心配ならばカッサーノに行っている様夫は告げると、現在
運転中なのですぐに帰宅するという。ビリーは帰宅する中
マーガレットは安心するが、突然お腹が痛いとして嘔吐を
繰り返す。

ハウスはベッドで目覚めると隣にガッディの姿はなかった。

病院にいくとハウスのオフィスには女性の医師がそこにはいた。
杖を新調した仕返しに対抗して新しい医者を雇ったのか?と
問うハウス。チェイスはケリー・ベネディクト先生だと語り
聖ジュード病院の精神科で研修を終えた医師だと語る。
ケリーはハウスに対して心の研究は好きだが臨床にも携わりたい
ことを語る。ハウスは良い女だなと呟くと、チェイスが
キャメロン似の女性を雇ったのはセックス目的なんだろうと告げる。
最近のチェイスはジョージ・クルーニー並みに遊んでいることを
告げ、今は専ら心の穴を埋めようとしているのだという。
キャメロンとの精神的繋がりが欲しい為だろうとしてハウスは
精神科医のような見解を見せる。
フォアマンはそんな会話を邪魔するように現在30歳の女性・マー
ガレットが嘔吐を繰り返して運ばれ腹痛で三日前から入院して
いる事を告げる。肝機能検査値は軽度上昇だという。ハウスは
“シャメロン”先生の性格ならば軽く実力を示したいだろうと
してこの患者の病名を挙げるよう告げる。
A型肝炎では?とケリー・・血清検査は陰性だというフォアマン。
虫垂炎とか・・とケリーは語るとフォアマンは肝線維症だろう
と語る。タウブは鉛中毒の可能性があると語る。
するとハウスはケリーの意見を全て無視するように、肝線維検査
をして重金属が無いか自宅を調べる様告げる。
チェイスは初日からそんなにプレッシャーをかけるなんてと
ハウスに憤る中、キャメロンはあんなに巨乳ではなかったが
賢かったと語る。

ウィルソンとハウスはバイクショップに行きながら会話する。
カッディとは関係はどうかと問われると、順調だと語る。
現在Eまで行ったぞというハウスは燃えるセックスは2回オマケ
付きでと語る。ウィルソンはこのバイクなんてどうかと薦める
と、映画「イージーライダー」のヒットは40年前だぞと告げる。
カッディの家には泊まったのかと問われると、ハウスはいつも
オレの家だという。ウィルソンはゆっくりと関係が進むのは
悪くは無いと告げるが、カッディの子・レイチェルとはどうだ
と問うと、チビの中でも退屈な子だという。それを聞いた
ウィルソンは君は2歳半でもウィットに富んでいたのか?と問う。
それは否定するがオレは靴を食おうとはしなかったとして、
まるで犬を飼っているようなものだという。

チェイスはケリーの元にいくと心配ないと語る。
ハウスは僕のことをからかっているのだとして君が一番適任だ
と語る。しかしケリーはフォアマンにも嫌われているようだと
語ると、彼は打ち解けるまでに時間がかかると告げ、7年目の
僕でさえ彼との関係にはまだ打ち解けてないことを語る。
そんな中患者に造影剤を入れ検査すると、冠動脈の左枝が
途絶していることを知る。腫瘍なのか?瘢痕組織に見えるという。
胸郭を見ると過去に肋骨を5、6本折っているであろう形跡がある
事を知る。患者からはそんな話は聞いていないと告げる。

フォアマンとタウブはマーガレットとビリーの自宅を調べる。
配管を調べたが鉛中毒ではないだろうというフォアマン。
タウブはフォアマンが新人のケリーに妙に厳しいことに関して
ハウスのように指摘すると、フォアマンは間違っているのを
指摘しただけだという。タウブは「おいおい、それってサーティ
ーンのせいだろう?」という彼に、フォアマンは”おいおい”と
言われことを気にするが、彼女の後任が来るのが嫌なのではないか
という問う。しかしフォアマンはもう彼女とは友達以上の感情
はないと語る。そんな中患者が倒れた日にはサミットの職場から
帰宅したと言っているが何故かトレントンのカフェのレシートが
あるとフォアマンは告げる。

病院に戻ると患者から改めて話を聞く。月曜日がサミットで
火曜日がトレントンだったと語るマーガレット。肋骨の骨折の
件はどうなのかと問うと大学生の時にサイクリング部で練習中に
自転車から落ちたのだという。もう10年前のことだという。
手術記録を見せて欲しいと告げると、手術痕なのか肝線維症
なのかを確認する為だと語る。大学病院で手術したと語る。

仕事後、カッディとハウスはテレビゲームをベッドで楽しむ。
そろそろ子守が帰る時間なので帰るという。カッディはゲーム
ばかりしているハウスにもうロマンスは何処かに行ったのね
と呟く。オレもマッサージの時間だからと言うハウスに対して
カッディは帰宅しようとすると、ハウスの部屋にブランディ
という女性がすれ違いで入って行くのを知る。

大学病院に記録はなかった。しかもその大学に患者は通っては
いなかったという。社会保障番号は一致したが三年前まで
クレジットカードでの履歴がないという。しかも生まれは1945年
になっているという。人のIDを盗んだのだという。
そんな中タウブから患者に上室性頻拍が起きたと言われ、一同
慌てて処置する。
ハウスは処置が終わると患者の元にいく。
「ドロシーや起きなさい。エムおばあさんだよ。」
そういうと君は一体何者なのかと問うのだった。
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サーティーンの変わりの医師を捜す様言われたチームハウス。
チェイスが面接をすることになり彼が選んだのは、ケリー・
ベネディクト医師だった。精神科での研修を終えた人物で、臨床
にも携わりたいという目的で来たが、ハウスはケリーの容姿を
見て、チェイスはキャメロンと別れた心の穴を埋める為に
そのような容姿の人物を雇ったのだろうとして攻撃していく。
ハウスだけでなくフォアマンもケリーの診断にケチをつける
ということで、タウブやチェイスは反発していく。

最近タウブとフォアマンが何気に面白いな。
タウブって少しずつハウスに似てきた気がする。
先輩のフォアマンに対して「おいおい」と突っ込んだところが
面白かったけど、フォアマン&タウブってあの地下室でのラリった
件以来、結構腹の内を語り会える良い仲間になっているんじゃない
だろうかと思わせるところも有る。
サーティーンが戻ってくる場所を確保する為にフォアマンが
新人を追い出そうとしているのか。

チェイスがケリーを雇った意図は何なのだろうか。
ハウスは当初キャメロンの代役だとしていたし、次の説はスライド
まで持ち出して、”カールズバット洞窟の思い出シェア”と称して、
チェイスがケリーを雇った理由を語る前に、ケリーをスクリーンの隣
に立たせる姿が有った。チェイスの幼少期の写真と見比べるとチェイス
の隣に居るチェイスママはケリーそっくりの女性だった。
「ロバート坊やとママだ」「ほお骨と目の形がソックリだろ」
としてハウスが、「Lie to Me」のカル博士に見えてくるから不思議だ。

チェイスは否定していたけど、マザコンなのは明らかな感じはする。
恋人・フィアンセ、そして女医の中の全てに母を求める気持ちが
込められている感じがするし、最近のチェイスは女性関係にホント
だらしなくなっているので、益々感じが悪くなっているな。
チェイスの場合オーストラリア人な訳だけど、彼は単身でアメリカ
の病院に来ているという設定なんだっけか?

カッディとハウスは相変わらず恋愛に於ける駆け引きをして、探り合い
をしている感じ。二人とも何処かで別れた時のことを想定して、
安全地帯を作っている様だ。
ハウスだけがカッディとの関係に恐れているのかと思っていたけど、
カッディが娘にハウスを逢わせない理由を問われて、レイチェルが
ハウスに懐かないようにしている為だったと知った時には、実は
カッディも恐れていたのかと思うと、ハウスの持つ”ダークパワー”
ってハウス本人も恐れるほどの力を持ってしまっているのね。
そのパワーを本人が制御することは可能なのか。
娼婦に関してウィルソンからハウスに指摘されていた。

「君が100%正しくても譲歩するんだ。」(W)
「これはプライドじゃなく信念の問題だ」(H)
「恋愛は理不尽なことを我慢して成り立つ」(W)
「サムが父を貶しても誉めても賛同する。代わりにセックスをする。
サムも何かを妥協している」(W)
「君は変人を封印しろ、プレゼットを買って謝れ」(W)

とのことだった。

実は娼婦の流れは最近カッディの方がつれなくしているのでハウス
がカッディを嫉妬させる意味があるのかなと思っていたけど、
性関係なしの純粋なマッサージとして雇っているとは思わなかった。

チェイスとフォアマンもまた「チームリーダー」としての権力争い
が発生。
毎回この手の争いがチーム内で起きるとどうしても「ラボのキング」
のBONESのホッジンズを引き合いに出してしまうけど、どうして
こうも男たちは上に立ちたがるのか。

「不的確な人材を雇うのはみんなが負担がかかる」(F)
「僕に人を雇わせたのが気に入らないのだろう」(CH)
「態度ならば君の方が上だ」(CH)
「体目当てで人を雇うヤツに言われたくない」(F)
「ハウスに逆らうのが恐くてケリーを虐めているのはどうなんだ?」(CH)

結局ハウスはケリーのお陰で答えを出せたとしてチャンスをやりたい
ならばやれば良いとしていたけど、今回限りの登場のようだ。
ドラマとしては暫くは女医の人材候補を色々と出していくという
方向で回っていくのかな。

レイチェルがハウスの杖をかじっていた。
「クソ可愛いやつめ!」。とハウス。子供ギライかと思っていたけど、
案外上手く付き合って行けそうだね。

■今回の患者

・マーガレット

腹痛、嘔吐で運ばれて来た患者。
当初肝線維症なのか鉛中毒かを疑うもどちらも陰性。
検査の過程で、肋骨が折れた過去があることと、冠動脈の周辺に
腫瘍らしき影がある事が分かる。

マーガレットの過去の病歴を調べようとすると、彼女の経歴自体
がウソだった。
本人は当初自転車から落ちて骨折だとしていたけど、前に付き合って
いた高校の先輩が嫉妬深くDVされていたので逃げた為に身分を
変えて居たという。

検査中に頻拍が起きたこと。ただし検査で不整脈と肝機能検査
で肝線維症が除外される中、心臓と胃が悪いということで
別れたDV彼氏が食事に毒を盛ったのではないかとして語る。
しかしケリーはこの件でDVの人の行動には一定のパターンが
あるとして、手で殴る人は毒を盛ることはないと主張。
しかし犬が毒を盛られているとの証言から解毒剤を投与。

今度は発熱39.4度。毒ではない事が判明。
心内膜炎なのか・・心電図でオスラー結節ではないとし、エコー
検査でも心臓弁に異常はないという。
レジオネラ症ではないかとして、発熱による脱水症状が肺炎を
隠していたのかも知れないというケリー。

しかし症状が分からず、ハウスは更に患者に追求しようとするが、
ケリーが精神科医だということで、DV被害者は辛い経験で人格が
変わること。追求すれば自己防衛で更に悪化すると言われる。

患者は悪化し、室内に虫が見え始める。
脳にダメージがあり左側頭葉に異常があることを指摘。
生検が必要だという。
しかし冷却毛布をかけていたのに体温が一日中変わらなかった
こと。ケリーがずっと体温に併せて温度調節していた事が分かり
熱は既に解熱していることが分かる。
最後に患者が吐いたのが入院前。頻拍の可能性を除外する為に
ペースメーカーを外す。原因と結果が逆だということで、
ハロペリドールとロラゼパムを投与。

本人は自分が何の病気だったのか分かっていて処方されていた
薬もリスペリドンであることを指摘。
処方薬の副作用で、彼女は統合失調症だと判明する。

しかし薬でここまで悪化するとわね。
脳の生検の時にドリルで頭蓋骨をグリグリしていたのが気になる(笑)
今となっては遅いが少し穴が開いたのではないか。

■使用された曲

・Ride Free
Performed by Jonny Kaplan and the Lazy Stars
・End of the Day
Performed by Doug Paisley

■検索用キーワード

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie) 偏屈な医者
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

レミー・”サーティーン”・ハドリー (Olivia Wilde) ERから来た医者
— (Bobbin Bergstrom) Nurse

Dr.ケリー・ベネディクト (Vinessa Shaw) 精神科医、新人
ビリー (Zachary Knighton) マーガレットの夫
マーガレット・マクファーソン (Erin Cahill) 患者
フェリッペ (Eddie Matos) 娼婦・マッサージ
ブランディ (Jamie Tompkins) 娼婦・マッサージ
レイチェル・カッディ (Kayla Colbert) カッディの娘・2歳半
レイチェル・カッディ (Rylie Colbert)

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