デビアスなメイドたち Devious Maids シーズン4 第2話 立ちはだかる障害 Another One Wipes the Dust

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第2話 立ちはだかる障害 Another One Wipes the Dust

脚本/Curtis Kheel
監督/David Warren

【Previously on ..】

エリオットは映画制作を見学に来た原作者のマリソルに
楽しいかと尋ねる。君の本が目の前で映画になっていくの
だという。しかしマリソルは期待したのとは違うというと
文句ならば社長に言ってくれと言われる。ペリが映画の中身
を勝手にねじ曲げていると社長のピーターに話すと彼は
今度夕食を取りながらでも相談しようとしてキスされる。
ホセフィーナの娘・ダニエラがカルメンを頼ってロサンゼル
スにやってくる。ダニエラはカルメンが10代の頃に産んで
養子に出したのだと知ったエイドリアン。エヴリンはエイ
ドリアンと別れたいことをゲイルに話す。ゲイルはあなたに
尽くしているではないかというが、もう嫌になったという。
でも彼が車椅子暮らしになった状況で出て行くのはみんな
に人でなしだと思われるという。エイドリアンもそのことを
知って既に歩けるにもかかわらず車椅子に乗り医師からも
一生歩けないと語らせる。ゾイラはジャンヴィエーヴが
赤ちゃんの命ではなく私の命を選んだことに対し憤怒する。
判断を誤ったのだとしてジャンヴィエーヴに語る。
マリソルはゾイラに仕事を紹介する。この屋敷を購入した
ファッション業界のやり手は半年も戻っていないという。
荷ほどきをして欲しいとのこと。ゾイラはその過程で
凄いドレスが沢山あるのを知って試着する。するとその時
隣人だと言うカイルが挨拶にやってくる。ゾイラは使用人と
は言えず思わず家の主の振りをする。ペリは半年前に
スペンスは頭に怪我をし脳に損傷を受けたという。しかし
スペンスの記憶が戻り始めていたのでベンに頼んで洗脳
してもらう。すると再びスペンスはペリのことを恋人だと
思い始める。ジェシーはロージーに対して確かにスペンス
は変だと語る。ロージーはケイタリングに化けて屋敷の
パーティーに進入して思い出させようとスペンスと接触。
思い出せず追い出されるが、「さよならスペンス様」という
フレーズから記憶がよみがえり始めて彼女を追いかける
際に頭を床に打ったことですべての記憶がよみがえる。
それを知ったスペンスはペリに対して必ず報いを受けさせる
と語る。翌朝酔って寝てしまったスペンスのベッドの脇で
ペリが殺されているのを発見する。

【STORY】

ロージーはジャンヴィエーブを起こす。まだ朝の6時。約束
の起こす時間は7時だったが・・何故早くに起こしたのかと
言われる。凄いことが有ったとしてロージーは携帯の留守録
を彼女に聞かせる。そこには15件もロージーに宛てた留守電
が入っていて全てはスベンスからだった。
「夕べ出て行った後に全てを思い出した。ペリは本当に酷い
人で私と恋に落ちたのはロージーである」ということ。しか
しその声は泥酔している感じだった為にジャンヴィエーブは
それを指摘すると、スペンスは酒は飲まないという。
「とにかく君を愛している。君と一緒になる為なら何でも
する」とのこと。ジャンヴィエーブはすてきな話だけど、
コーヒーを淹れてきてと語る。そしてテレビをつけると
なんとTV NEWS(KQJS15)の女性アンカーが、ペリが惨殺され
て発見されたということを語る。第一容疑者はスペンスで
あること。2人は夕べ自宅のパーティーで招待客たちの前で
激しく口論していたという。あなたと居る為なら何でも
してくれそうねとジャンヴィエーブは皮肉る。

ダニエラは実家に電話していた。
カルメンはたまたまドア越しに大きな声で話しているのを
耳にしてしまう。ダニエラに立ち聞きしているのを見られて
思わずモップで掃除していたというが・・カルメンは大きな
声を出してどうしたのかと問う。するとロスに引っ越すと
言ったらママが大騒ぎしたのだという。ずっと考えていた事
で歌手を目指すならばロスにいるべきだというダニエラ。
カルメンは何とか帰らせようと必死で、ここは物価が高い
とかパウエルさんにたかるのは私一人で十分だとか、
歌手を目指すにも金が必要でスタジオ代、プロモの写真、
ヘアセットにメイクアップetc…。あなたは無職だから
無理でしょとしてプエルトリコに帰るよう告げる。金を
為で別の未来を描くべきだと。

マリソルの家に配達人(Nicholas Barrera)が花を届ける。
相手はピーターだった。どんな花が好きか分からないので
色々と頼んだという。

一方ピーターは映画撮影中のペリが死んだことで会社/
PHTスタジオ社長として対応を求められる。法人部の
ロジャーを呼んでくれと語る。
そこにマリソルから電話が鳴りお礼の言葉を言われるが
ピーターは今それどころではないとして二人の話はかみ合
わなかった。ペリの件を聞いただろう?として殺されたの
だと言うとマリソルは初耳で驚く。

テレビを見るジャンヴィエーブにロージーは息子のミゲル
(Alejandro Vera)を見ていて欲しいと頼む。スペンスに今
こそ会いたいからだと。テレビは見せないでというと彼女
はスペンスが犯人みたいだなんて言わないと口を滑らせる。
そんな中社長・ピーターの会見を見たジャンヴィエーブは
ピーターは3人目の元夫だと語る。

■Impression

どのキャラクターも対峙する問題、対決する相手がハッキリ
していて、分かり易い作り。その対決の構図の中でそれぞれ
に怪しい人物が一人くらい紛れ込んでいる。どの人物が本性
を現すのか。そして怪しいだけで実際には肩すかしに終わる
のかなど気が抜けないところがある。

みんながみんな都合の良いように演じていたり、自分の良い
ように他人を操って生きて居る。
正常な人もそうでない人も紙一重って感じ。
ただ悪い事をしていると自覚しているかしていないかの差
っていうのが有るのだろう。

こんなに面白いドラマだけど人が亡くなってこそのドラマ
という所も有るので少々残酷。
ロスに住んでいるセレブな主人とメイドの構図の間に障壁
みたいな隔たりがないっていうのも不思議なんだけど、
その分シーズン1の頃の様にメイド同士で結託するという構図
はあんまり見かけなくなった感じもするかな。
一応メイド同士の集まりで報告会みたいな形は残っているの
だけどね。

少し前まで使用人と言えば中国人とか東南アジアなどの移民
が多いとされていたけど、土地柄なのかやはりラテン系を
絡ませている。原作がラテンドラマなのでその辺は仕方がない
のかも知れないが・・

■ペリの死を巡る争い

第1容疑者として浮上したのはスペンス。
いつもこの人はハズレ役を引いて可哀想なんだけど、
一連の事件に関わっていそうなのは、ベンとジェシーとスペ
ンスだ。

相変わらず刑事たちが使えない(笑)
モリス (Judd Lormand)とショー (April Parker Jones)という
二人の刑事が出て来たけど、証言録取を取るだけでスペンス
の当日の足取りなどしようともしていない。

スペンスが容疑者として不利な条件としては、

・アルコール依存症歴がある。
・パーティーの場で激しく口論していた。
・その時のスペンスのペリへの怒りは激情型で殺意を感じさせる。
・子供のタッカーを巡って親権争いをしていた過去。

・スペンスのアリバイを捜せ!?

ロージーが孤軍奮闘してアリバイを探す。
【ペリが殺害された時刻は午前1時から3時。】
留守電に相当メッセージが入っていたけどそれがアリバイに
ならないのかな。今の携帯なら発信源の特定が可能だからね。

一応車に乗れない程に泥酔していて鍵はジェシーが取り上げた
とされた。

泥酔していたことから何処かで飲んでいたことは明らかだが
歩いていくしか方法が無い。
そこで歩いて行ける範囲のアルコールを飲める場所を探して
回る。するとシナモンというダンサーがスペンスを見たと
語っていた。ただ本当かどうかは分からない。ベンと共謀して
いる可能性も有る。

・怪しい影

ペリ様を殺したのはやはりベンなのか。
ベンはマネージャーだとしているけどスペンスは断酒会に
於けるパートナーだと語っていた。しかし今回の展開を見れば
明らかに彼がスペンスを心理的に操っており、これだけ効果的
だと洗脳している感じにしか見えない。

ペリの名声からすれば金を持っているのは当然のこと。
その金を狙って擦り寄ってくる人物は多い。
ただペリには敵が多いような行動をしていた事実もあるので
何処かで他人の地雷を踏むような行動をしていたのか。

ジェシーも全く否定出来ないけど、今後これ以外に第三者が
絡んでこないとも限らないので取りあえずは静観してみよう。

■ピーターを巡る争い

これはマリソルとまさかのジャンヴィエーブが対立の構図に
なる。ピーターはジャンヴィエーブの3人目の元旦那だった
という・・
マリソルと仲が良いことを知ったジャンヴィエーブは彼女に
友達だと認識させた上で、【友達の暗黙のルール】を押しつけ
ようとした。

しかしジャンヴィエーブって元々は何をしている人なのでした
っけ??
ずっと金持ちの男性にたかって生きて居る人なのか。
カルメンを品良くした感じの人なのかなぁ。

世間知らずっぷりは相当のもので、10歳のミゲルを教育と称
して運転させたり、床掃除をさせたり・・

・ジャンヴィエーブは何歳なのか?

彼女の母親のヴェルマはS2-9とS2-10に出て来たことが
あったけど、80歳を越えていた。
ヴェルマは酷い母親でその母から育ったことも有って少々
世間知らずなところが出来てしまったのか。
彼女の母親もプールで真っ裸で居たことがあったけど、
今回のジャンヴィエーブもまた裸での登場。

今回のドラマの中でジャンヴィエーブはピーターとの結婚の
写真を見ながら「ピーターが20代後半の時に私は40代前半だ
った」
と語る。
今彼は50歳になっているとしているが、ジャンヴィエーヴは
永遠の40代らしい。そんな話を10歳の子にしているのだから
笑える。海外サイトなどを見るとジャンヴィエーヴは1953年
生まれとなっているので思った程年ではない?

・マリソルとピーターは良い感じ?

ピーターはPHTスタジオ社長で元ジャンヴィエーブの3番目の
夫。
ただピーターはマリソルの小説を読んでいないのに映画化に
ゴーサインを出してペリの死と共に取り下げを行おうとして
いた。マリソルはショックを受けて居たが次に逢うときまでに
本を熟読しマリソルが二人の関係を諦めようとしていることに
対してこれまでの君はファイターだったとして「君とは何か
ありそうなのでそれを突き止めたい」と言われる。

■パエウル家の攻防

ここの問題は相変わらずだね。
エイドリアンはカルメンの秘密を握っていて、ダニエラは
エイドリアンの秘密(歩ける事実)を握ってしまった。

またカルメンとダニエラとの間でもちょっとした攻防がある。
カルメンとしては、自分の夢の為に娘を捨てたと思われたく
なくてここに居残って欲しくない。しかしやはりダニエラは
カルメンの娘。血を引いていて歌手の夢があるとしてロスへと
やってきた。

エイドリアンはダニエラに知られた事で雇うことでこの屋敷
に留まることを認められる。
カルメンもエイドリアンを強請れない立場になってしまった。
「この緊張感がたまらん」(Adrian)

カルメンの凄い所は既にメイドとしては期待されていない。
しかし床磨きをしている姿を見てエヴリンは思わず
「11時なのに昼寝無し?」(Evelyn)
と語る。ただしそれを行っていたのはダニエラだったけど。

エヴリンは元々主人はラテン系のメイドに弱いとして浮気
をさせて車イスでの同情心・非情さを以て打ち消して離婚
しようと考える。ダニエラには音楽プロデューサを紹介する
ことを条件でエイドリアンを誘惑させた。
しかしダニエラとエイドリアンが近づく中で体の関係以上に
凄い映像が撮れた。それは車イスから立っている映像。

レストランでそのことを暴露しようとしたエヴリンだけど
エイドリアンは弱者の振りをして彼女が無理矢理車イスから
引き下ろすように見えるよう工作。

それを見て居たゲイルは一見するとエヴリンの友達だけど
どう見えるだろうか?このゲイルはS3の頃から出て居るキャラ
だからエヴリンに対する恨みも何処かにあるんじゃないか?

・会計士のスティーヴン

既に離婚のことも考えて財産分与に於ける駆け引きが始まって
いるのだろうか?

■ゾイラとカイル

ゾイラは自分は家の主と偽りカイルと逢うようになる。
カイルとポロに誘われ、思わず大好きだと語ったゾイラ。
その帰りには改めて家に呼ばれるとそこに居たのはなんと
カイルの母のフランシス。
この母子は自分たちがおかしいと思われていることを前提に
してその裏を掻こうとしている。

フランシスはゾイラに対して何度も流産してやって授かった
子だとして同情をひいた。
カイルもまたゾイラが変な目で見て居るだろうことを先手
にとって会話していた。

■その他

・「デスパレートな妻たち」より

今回のデスパのゲストはS7に登場した人形店の女性
ミス・シャーロット役のStephanie Faracyだった。
このドラマではカイルの母・フランシス役。相当子離れ出来て
いないようで怖すぎる。

別サイトに飛びます。
https://itawind.web.fc2.com/kaigai/despa/despa7_11.htm
https://itawind.web.fc2.com/kaigai/despa/despa7_12.htm

・毒舌のカルメンが凄い

「やったとしても無理ない。ペリって嫌な女。」
ロージーが落ち込んでいるのに、カルメンは慰めることも
なく「スペンスは酔うと人を殺すような人だった」とか、
彼怯えていたでしょ?「電気椅子送りになるのが怖くて?」
とか

そしてダニエラもまたカルメンの血を引いている。
「旦那さんに体の関係を迫られたらどうしていたのか?」
「私ならば断っていた」
「だから今でもメイドなのよ」

ゾイラのことも煽っていたよね。
「良い年して母親と住んでいるなんて殺人鬼よ」
「孝行息子かも」
「それかあんたに襲いかかり皮を剥ぐ」

■Used songs

■Cast

マリソル・スワレス (Ana Ortiz) スタッポード家のメイド
ロージー・ファルタ (Dania Ramirez) ウェストモア家のメイド、子供が
カルメン・ルナ (Roselyn Sanchez) 歌手志望、アレハンドロのメイド
ゾイラ・ディアズ (Judy Reyes) ゾイラのメイド、ヴァレンティナの母
エヴリン・パウエル (Rebecca Wisocky) 意地の悪い妻
エイドリアン・パウエル (Tom Irwin) 浮気性の夫

ジャンヴィエーブ・デラトゥア (Susan Lucci) 母、精神不安
スペンス・ウエストモア (Grant Show) 夫、ソープオペラ賞の男優

ジェシー・モーガン (Nathan Owens) 男性メイド
ダニエラ・マルカド (Sol Rodriguez) ホセフィーナの娘
ピーター・ハドソン (James Denton) 映画製作会社社長
ゲイル・フレミング (Julie Claire) インテリアデザイナー
ベン (Carlos Ponce) ペリのマネージャー、実は依存症相談役
フランシス (Stephanie Faracy) カイルの母
カイル (Ryan McPartlin) ゾイラが働くファッション業界の主の隣人
ミゲル・ファルタ (Alejandro Vera) 10歳、ロージーの息子
モリス (Judd Lormand) 捜査官
ショー (April Parker Jones) 捜査官
(Nicholas Barrera) 配達人
(Kimberly Battista) ホステス
(Marisol Correa) “Osteria & Ivy” 客
スティーヴン・デッカー (Larry Herring) 会計士
シナモン (Maria Legarda) バーのダンサー

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