コールドケース2 ~真実の扉~ 第4話 執行

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コールドケース2 ~真実の扉~
(2018年10月期・WOWOW)

音楽:村松崇継
制作:蓮見宗一郎、天野佑亮、安井謙、磯本淳、垣内あづさ
プロデューサー: 岡野真紀子、近見哲平
プロデューサー補:五十嵐理、椛澤節子
原作: 『コールドケース 迷宮事件簿』

https://www.wowow.co.jp/dramaw/coldcase2/intro/

第4話 執行

監督/波多野貴文 脚本/野木萌葱
Created by LIZ W.GARCIA、CRAIG TURK

■【ストーリー】

・1997年6月29日

ドアマーク引っ越し便を使って村野家は引っ越しする。
長男の和之は父親のカメラを持ちだし業者の仕事ぶりを撮影
する。和之は業者の二人共に前科者なのかと問う。父親が
アルコール依存症の為に身体を崩し現在治療入院中だった。
その為か和之はやや我が儘に成長していた。その発言を受けて
すぐに母親の葉子はそんな事は言ってはダメだと止める。
業者で前科のある荻原敦志が部屋まで荷物を運んでいると
弟の晴之はまた兄と同じ部屋なのかとして嫌がる。元の家が
良いとするが・・・父さんは帰るのか?酒の病気ですぐ治療
をしなければ死んでしまうのだという。その事は母の前では
言うなよと和之は告げる。母さんの前では笑えという兄に
対して弟は笑っていないのは兄ちゃんだよと指摘される。
その後その兄弟は包丁で刺されて殺される。刑務官は引っ
越し業者の男・荻原敦志を逮捕する。

・現在、神奈川県警
立川は新聞の記事を見たか?という。百合は見たよというと
中島明の件でしょと。どう思ったか?身内の不祥事だと。
上は中島が自殺をどう見て居るのか?本木は頭を抱えている
と語る。捜査の手に怯えて自殺したとされるが、どちらに
せよまた県警が叩かれるからなと本木。金子は権力を笠に着る
ようなヤツだという。昔は捜査を共にしていたことも有った
こと。ワルの道に誘われることは無かったのかと立川は
突っ込む。
そんな中金子の元には寺山刑務官から今度逢おうとする電話
が鳴る。

・バーで金子と寺山は逢う。
今年の春に戻ったとし教育担当になったという。現在は
死刑囚担当だという刑務官の寺山。荻原敦志の消息を聞か
され、彼からは荻原が言っていた事を伝えられる。
「手紙を捜してくれと。アンタならその意味を分かってくれる
筈だ」と言っていたと。20年前のヤマだという金子。
しかしそれは警察の都合で当時者には通用しない。俺だって
当時者だとし、忘れるなとし荻原は死刑囚だと語る。

・倉庫
過去の資料を読みあさる金子の元に百合がやってくる。
1997年潮見台サクラ団地で起きた兄弟殺しの件。
13歳と8歳の兄弟が自宅で殺されていた事件。一人の容疑者
である荻原敦志だった。看護師の母は夜勤を終えて帰宅した
のが午前1時。「その時玄関から走り去る荻原を見た」と
いう証言。そして職質を受けて居ること。手足に血が付いて
いるので任意に同行し、血液は被害者のものだった。更に
現場に落ちていた凶器の包丁からも荻原の指紋が見つかった
こと。2001年死刑が確定して東京拘置所に収監されている
という。再審請求をするのか?死刑判決の事件に手は出せない
わという百合。金子は一人でやるので見逃してくれと語る。

■【感想】

4話目はシーズン3第20話「死刑囚」

https://itawind.web.fc2.com/kaigai/coldcase/coldcase.htm

大義の為に決して小さくはないが一人の命を犠牲にするという
組織の論理。
警察のシステム自体を揺るがすことに繋がる為に死刑執行
したものの名誉を回復することに異議を唱える。
後に名誉を回復したところで一体何になるのか。
人は生きて居てこそのものだ。特に彼のように家族・親戚
が居ない人となるとその回復の意味合いもまた薄れていく。
一人の命を軽視するのは共産主義的な思想ですよ。

ドラマ好きの人ならばすぐに犯人はピンとくる。
橋本じゅんさんが出た瞬間に「きみ犯人じゃないよね」と
いう流れを感じる威圧感。

この人は前科のあるものを雇っていた。
前科者が反論しづらいことを利用していたからだった。
外面は良かったが家庭内のことはなかなか見えづらい。
家庭内では虐待、引っ越し屋として経営者として前科者を
雇っては力の誇示を目的とし自己満足を得る。しかし家庭内
ではそうも行かない。

弱いモノを従わせることで優位性を誇示して自分の存在を
確認している。
当初はアルコール中毒で施設に入っている西田尚美さん演じ
る女性・村野葉子が弱っていることを知ってそれで近づいた
のかと思ったが、この人はダイレクトで子供に向かっていた
様子。

色々と流れの中にヒントの言葉も有り、そもそも西田と荻原
がケンカしていたとしても子供を殺すという百合の言葉に
何故当時の捜査官が疑問に感じなかったのか。

当時の捜査官が凶悪事件に対する犯罪検挙率を挙げたい意図
が有ったのかも知れないけど、言葉を誘導してまで無罪の
男を逮捕する意味は無い。もちろん葉子は自分に心を開かなか
った子供が荻原によって心を開いたことに嫉妬心を覚えていた
にしても看護師という立場の人間が人の命を軽視するという
流れは考えづらい。
一度動いてしまった死刑制度という名のオートマティズム的
システムを止めることが出来ずそれに反論出来るものも
居ないということのリスクを感じるところ。

前科者だけで再犯を疑ってしまうというのもまた日本人の
中には多く感じている思いだろうけど、初犯に於いてどんな
ことをしたのか説明もなく、性犯罪者のように再犯性の高い
犯罪に比べてどうだったのか。
冒頭で少年とアルコール依存について話していたので、
荻原という人物もまた酒を飲み過ぎて何か過ちを犯していた
のかなぁ。

■参考

石川百合 = リリー・ラッシュ
高木信次郎 = スコッティ・ヴァレンズ
立川大輔 = ニック・ヴェラ
金子徹 = ウィル・ジェフリーズ
本木 秀俊 = ジョン・スティルマン

■【使用された曲】

猿岩石「白い雲のように」
中谷美紀 with 坂本龍一「砂の果実」
斉藤和義「歌うたいのバラッド」
B’z「Calling」

【出演者】

石川 百合 …… 吉田羊 (40歳、警部 中隊長)
高木 信次郎 …… 永山絢斗 (31歳、巡査部長)
立川 大輔 …… 滝藤賢一 (39歳、主任。警部補)
金子 徹 …… 光石研 (54歳、主任。警部補)
本木 秀俊 …… 三浦友和 (58歳、警視。課長代理)

荻原敦志 …… 吉岡秀隆 (死刑囚)
村野葉子 …… 西田尚美 (被害者の母)
井内 …… 利重剛 (県警刑事部長)
戸川 …… 橋本じゅん (引っ越し屋の社長)
寺山 …… 佐藤浩市 (刑務官)
村野和之 …… 大西利空 (長男、13歳、1997年殺害される)
村野晴之 …… 山口祐輝 (次男、8歳、1997年殺害される)
中島明 …… 大西信満 (自殺した刑事)
戸川 …… 町田エリー (娘)
中島 …… 野々村のん (妻)
松島正芳

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