第19話 国外捜査 Beyond Borders
脚本/Erica Messer
監督/Glenn Kershaw
【STORY】
カリブの宝石、バルバトスへようこそ。
アメリカの隣国で有るバルバトスの空港では観光客を
歓迎するアナウンスが流れる。サリヴァン家は春休みの
家族旅行に来ていた。母親のコリーン(Bonnie Somerville)
は10歳になる息子のニック(Andrew&Jakob Miller)から
荷物を持ってと言われ、14歳の娘アリソン
(Gatlin Kate James)からはwi-fiが通じないと愚痴を
聞かされる。ホテルに行けばつながるわと語るが、
アリソンは祖母パット (Judith McConnell)に「着いた」
とするメールを知らせたいという。せっかく旅行に来た
のだからスマホは没収すると言われると、お母さんも
使わずに済ませられるのかと問われ痛い所を突かれる。
しかしコリーンはアレルギー性の頭痛持ち。それを感じて
アリソンも深くは追求しなかった。父親のグレッグ
(Tom Everett Scott)は、家族サービスする気満々で
ニックにも施設の良さを説明する。イルカにも会える
んでしょ?というとコリーンは明日の朝10時の予約だと
いう。空港で荷物を受け取るとシャトルバスに乗ろう
とするが最後のバスは22時だったためにちょうど目の前
から過ぎ去っていく。タクシーに乗るしか無いというが
この荷物の量からして二台に分かれなければならず、
この時間に二台別々に乗るのは嫌だと語る。グレッグ
は近くのバンにホテルまでの輸送を頼むと45分かかるので
45ドルだと言われ契約成立。荷物を乗せてホテルへと
向かう。
運転手のジェリー・ティドウェル (Darri Ingolfsson)は
気さくな感じでクーラーボックスの水を勧める。
水分は感染症予防にもなるという。何処から来たのか?
と問うジェリーにワシントンD.Cからだというグレッグ。
行ったことは有りますかと問われジェリーは子供の頃に
行ったとし博物館などにいったという。ここにも楽しい
所は沢山有りますよと。会話しているとグレッグは寝て
しまう。コリーンは水を飲みながらこの人は何処でも寝て
しまう人だから・・と語るも、子供たちも寝ていることに
不自然さを感じる。グレッグに声をかけても全く反応せず
すぐにおかしいと気がつくが彼女もまた睡魔が訪れる。
何処に行く気なのか・・下ろしてと叫ぶが・・
発砲練習をするジャック・ギャレット (Gary Sinise)の
元にメールがなる。FBI行動分析課(BAU)のセクション
チーフであるマテオ・クルーズ (Esai Morales)からだった。
「アルバの犯人だ」と聞いて急いで射撃訓練を止めて
集合場所へ。
クルーズによると8時間前にバルバドスで家族が失踪した
という。ジャックは空港で?子供は居るのか?など問うと
10歳と14歳だという。またアイツかとジャックは憤る。
ロッシとホッチはバルバトスで事件が発生したとの知らせ
を受ける。国外事件はジャック・ギャレットらの担当だろう
とするがホッチはクルーズからの要請だという。
ロッシとジャックは久しぶりの再開に、会うならもっと
楽しい状況で会いたかったなと告げる。概要は?とホッチ。
リリー・ランバート (Anna Gunn)は面接をしていた。
最後に聞くがあなかがアスデミーでの成績以外であなた方
がウチのチームに選ばれた理由は分かるか?と問うと
シャーロット・ケラー (Sara Montez)は国際法の知識か?と。
何よりも論文だというリリー。課題は「世界観が変わった
瞬間について」、そこに現れていた正義に対する情熱を
買ったのだというリ・じゃあ対誘拐戦略について考えを
送って時間はそこからだと語る。
リリーのアシスタントのアリシャ・ポーン(Maritza Cabrera)
はジャックから5分後に集合するそうですと連絡に来る。
バルバドスの家族の誘拐。現地の法令集を調べるように
告げるが既にポーンは整えていた。他にもカリブの裁判所
が修正を出していないかチェックをしてというと、ポーン
はリリーに大使から電話が来ている事を告げる。
大使と電話している中、マット・シモンズ (Daniel Henney)
から割り込みの電話が入った為にリリーは大使を待たせて
電話に出る。マットは家を出たばかりなので20分で到着する
とのこと。ジャックに本気を出せと言ってくれという。
ホッチとロッシにはクルーズから連絡が行っていること。
BAUの他のメンバーも来るのか?とジャック。リリーはさっき
大使と話したとし、この犯人は国内外で取り逃がしている
ので同じ失敗はもう許されないという。
昨年の4月アイザックス一家がフロリダで殺され、その1年後
にエヴァレット家がアルバで殺されたというクルーズ。
どちらも拉致から発見まで24時間。全員首を絞められて
遺体ず捨てられていたのはへんぴな場所だという。
リリーはおそらくエヴァレットが最初の被害者。その根拠
として直接手がけているからだという。個人的な恨みが
あると見ていた。フロリダの時もその線で捜査したが
手がかりはなしだとホッチ。ジャックは今回はまた国外
だとし動機から見直そうと語る。何にしても狙われている
のは休暇中のアメリカ人家族。そして8時間前にバルバドス
でサリヴァン一家が浚われたという。
モーガンは海外・国外、そしてまた海外。一貫している
のか?と。リードは4月って時期にも意味がありそうだという
。
リリーは彼にとっての狩猟シーズン。前2件も春休みだった
こと。ケイトはイチ家族を誘拐するのはハードルが高い
が平然とやっているという。ロッシはレスクが高いほど冷静
になる「ソシオパスの典型」だと語る。JJは被害者は長旅
の疲れで隙が有ったこと。犯人も警戒心を抱かせない所が
あるんだろうとモーガン。グループは国内外両チーム共同
で捜査だとして当たってくれと。今までのパターンだと夜明
けまでに殺されるというクルーズ。
ホッチはケイトとリードはフェアバンクス郡のサリヴァン家
に行って過去に被害者との接点を探してくれという。旅行
前から狙われていたのかどうかも知りたいという。残りは
バルバドスへ。ガルシアはモンティ(Tyler James Williams)
は手伝ってもらいますか?と問うとこっちに向かっている
という。シモンズとは空港で合流だとジャック。
ロッシに対してジャックはどっちの飛行機で行くかと問うと
コインで決めようというロッシ。
●バルバドス / Barbados
・ブリッジタウン・アメリカ大使館
■Incident
カリブ諸島のバルバドスで親子4人・サリヴァン一家が
誘拐される。アメリカ人一家が誘拐された事件は
これで3件目となり、前2件は誘拐後24時間以内に殺害さ
れていた。海外での事件ではジャック率いる国際捜査班
が担当していることもあるが、国内でもこの犯人による
ものだとされる事件が発生されたことで行動分析課に
よる合同捜査が開始される。
■Impression
今回はスピンオフ「クリミナル・マインド 国際捜査班」
のお披露目的エピソード。
この感想を書いている令和元年にはスピンオフは
シーズン2で終わりを告げている状態ですけど・・
本家も終わりっぽいのでそろそろドラマの脚本的にも
ワンパターンの限界さに達したのでしょうかね。
このシーズン10はRating的には高いけどこのシーズンを
境に一気に下降し最終シーズン14は惨憺たるものだった。
海外まで捜査に乗り込んでいく形。
そして今回は実質的に2チームいる訳で、通常7人で構成
していたドラマも大人数となるとシナリオ上それぞれの
キャラクターに見せ場を作るだけでも難しいことになる。
今回はダイブ、ホッチとジャックとロッシの活躍が目立
った感じ。それ以外の情報収集などは国内居残り組、
技術班、そしてマットなどが行っていた。
BAUの専用機は意外とメンバーが乗れる人数はギリギリ
だった気がするんだけど(ロッシに大型機を買って!!
とおねだりしていた事が有るような・・・で結局買った
みたいな設定が有ったような(笑))、国際捜査班の
方はより移動が多いからなのか少し大きいという設定
なのか。
勿論海外サイトを少し覗けば撮影シーンが掲載されて
いるけど実際に飛行しながら撮影している訳では無く
着陸した状況下で飛行機を借りて撮影したり、時にセット
を使って撮影している。
ちなみに今回はどっちの飛行機で行くかロッシvsジャック
のジャンケン対決だったけどジャックが勝利したみたい。
冒頭で被害者のサリヴァン一家は二台に別れてタクシー
に乗るのを拒んだのと同じように、FBIでも一台の飛行機
で現地へと向かう。
・クリミナル・マインド 国際捜査班
原題:Criminal Minds:Beyond Borders
・ジャック・ギャレット
・リリー・ランバート
・マット・シモンズ
・ラス・モンゴメリー “モンティ”
が、今回国際捜査班(IRT)側として登場した。
これ以外にも冒頭ではリリーから3人の捜査官が指導を
受けて居たし、アシスタントとしてアリーシャ・ポーン
という方もいる。アリーシャ・ポーン演じた
Maritza Cabreraはクリマイのオフショットでロッシと
ジャックのそれぞれとツーショット写真など撮って
かなりオフ活動は頑張ったみたいだ。
マットは「ブリーダーだ」と言われているように女性との
関係が激しいのか、それとも子供が多いことを言って
いるのか。3歳を筆頭に4人の子が居て一番下の子は双子と
されていた。
ただスピンオフ版ではジャック、マット、モンティ以外に
・メイ・ジャーヴィス (Annie Funke)・・元検視官
・クララ・シーガー (Alana de la Garza)・・文化人類学者
既にジャックとロッシは旧知の仲って感じだし、
モンティは技術分析官だけ有ってガルシアとも顔見知り。
マットは元軍人という設定なのでその繋がりから情報を
得るシーンも有った。
■被害者
・ティドウェル家
2004年にティドウェル家が旅行中のホテルで惨殺。
父親のサミュエルはアメリカ人と再婚し継母とその2人の
子供たちを愛したが息子ジェリーは愛さず虐待した。
この家族が元々の殺人鬼を製造してしまった家族。
よく分からないのだけどサミュエルとジェリーとは実の
親子なのか?
ジェリーはオランダ出身だったしその辺の繋がりはよく
分からない。叔父がバルバドスに居たので一緒に住んで
いたみたいだけど、1年前に亡くなり、それが殺害の引き
金になったようだ。
・エヴァレット一家
2013年、アイザックス家殺害から1年前にアルバで殺害
された事件。FBIはこの事件を「アルバの犯人」と称して
類似する事件として処理していくことになる。
・アイザックス一家
2014年4月に、フロリダで殺害された一家。
・サリヴァン一家
フェアファックス郡にはサリヴァン家がある。
旅行前から狙われていたのかどうかを調べる為に
リードとケイトがアメリカ居残り組となってしまった(笑)
サリヴァン家は警報装置か機能していて気づかれずに
入るのは無理だとされた。
■プロファイル
・犯人は20代前半から半ばの白人男性(H)
・個人的執着が強い。だからその様にアルバの時外した。
綿密な準備の元一人でやっている(Jack)
・彼が本当に殺したいのは自分の家族(H)
・崩壊した家族を被害者に投影している(M)
・犯人はまず一番力の強い父親を隔離し優位に立つ(H)
・自信を持つことで被害者を安心させ殺せると思っている(Lily)
・海外で犯罪を犯す人間は適応能力が高い。社会的・文化的に(Matt)
・当然知能も高いから益々危険だ(Jack)
・父は家族が死ぬのを見せられた後最後に殺される(Lily)
・犯人は虐待か育児放棄で孤独と怒りを抱えている。幼い
頃の傷が未だに癒えない(RO)
・そしてその怒り故に狙った家族を殺さずには居られない(H)
■捜査のポイント
ポイントとなったのはプロファイルよりも物証だった
よな。
・殺しは拉致から24時間以内
(誘拐事件多し。先週も誘拐事件だった。)
・全員首を絞められて遺体は辺鄙な場所に捨てられる。
(余程の憎しみが有ったのだろう)
・エヴァレットは直接手をかけて殺されている。
(一番恨みのある人物ではないかとされたが実際には違った)
・一家全員を誘拐する難しい方法論
(1人を拉致するならともかく複数人を誘拐するのは難しい)
・どの遺体からも胃の中から薬物が検出。ロヒプノール
という2、3時間で代謝されてしまうので分かりづらい。
(どのようにして飲ませているのか?)
・革製の道具で殴り首を絞めている。ベルトだろうと。
・車のナンバープレートは盗まれたもの。複数ある。
(何処で盗んだものなのか?)
・防犯カメラ映像
(空港内には当然複数のカメラがある)
・アルバとバルバドスの両方を訪れたアメリカ人を捜せ
ば良い。
・捜査の難解な部分
大抵似た様なターゲットを選ぶならば相手の身辺調査を
して狙いを付けるハズ。それなのにアメリカに滞在して
いない。
バルバドスにはサービス業の半分が出稼ぎで大使館にも
届け出を出していない。
■プロファイル発表後の捜査
プロファイルの時にフィッツが質問していたけど一人で
一家全員を拉致して殺せるか?ということ。共犯者の可能
性について尋ねていたけど、全て準備は一人でしている
ことを告げていた。
・ナンバープレート
何処で盗まれているのか。
モンティとガルシアが調べた結果、盗みやすい場所は
スクラップ場だが、レンタカーのナンバーが多く、
レンタカー以外の狙われやすいターゲットは何かを
考える。
・被害者の共通性
一件目のアルバの被害者の胃の中からは淡水
二件目のフロリダの被害者の胃の中からは淡水と塩水が
混ざっている。JJはエバーグレーズ湿地帯は淡水ので
海水が入り交じる場所は何処かと考えフロリダ湾だと
考える。
・港町が疑われる
拉致した場所(オーランド空港)、遺棄した場所など少々
フロリダの事件では北に南に忙しい。遺棄するのにそん
なリスクを追うかどうか。
ジャックは船を使っているのではないかと見破る。
■クローズド
犯人は船に乗っている。マリーナ情報はマットが軍隊
繋がりで情報収集。
船は人目のない公海にいるハズ。バルバドスの管轄では
ない場所。船籍のある国の法律が適用される為に
取締が緩い場所だろうと考える。
空港近くに産業用マリーナがあり、そこにはジェリーの
車が駐まっていた。カップホルダーにはロヒプノールも
有ったし、キーも置きっぱなしになっている。エンジン
をかけてタンクを調べるとエネルギーは満タン。誘拐した
日に燃料を入れていること。交通監視カメラや修理工場
のカメラ映像を送るとされる。
また突然のようにオレンジと青の帽子のことが気になって
いたジャック。国旗にその色が入っている国かも知れない
ということでパスポートの発給国との関連を調べる。
防犯カメラ映像を見てジャックが気がつく。
自分が失敗したというアクションを取る際に自分のオデコ
を叩いて「馬鹿野郎」とするリアクションを取るのが
オランダ人だという。
以上の結果絞り込んでいくとティドウェル家が浮かび
上がった。
15歳の息子ジェリーが家族を殺害。虐待した父親はアメ
リカ人の継母と結婚してその子たちは可愛がっている。
4月9日は父親の誕生日。
叔父と暮らしていたが2年前に死亡し船を使った漁業を
しているのか。23m級の船を調べる。船舶識別装置は切ら
れているので衛星などで調べた結果発見する。
ソシオパスの終わり方は大抵決まっている。
このドラマでは自殺することが多いとされるけれど、
結局アリソンが上手く逃げ回っているウチに時間稼ぎ
になり捜査官達が彼らの船に乗り込んだ。
海に放り出されたニック少年も先に流された救命船に
乗り込んで助かっていた。目覚めた時にガバっと出て来た
らそれは「13人の金曜日」だぞ。
■その他
・国際班の食事は豪華
色んな国の料理が運ばれて来ていたのでロッシはいつでも
捜査協力に呼んでくれと語っていた。
・ナタリー・ホロウェイの事件
10年前の5月に起きた事件。グァン・デル。スルートは
証拠不十分で釈放され、その5年後の同じ日にペルーで
女性殺害していた。5年間野放しにしたことで殺人欲求
が高まったという。
・それぞれの事情
ジャックはカレンと結婚しているようで2人の子供がいる。
そのウチライアンはアカデミーに入ったとしていたね。
リリーとホッチが一緒に運転手の聞き込みをしている時に
私生活の話に及んでいた。ホッチは子供と旅行に行けて
いないこと。リリーは兄がいて事件に巻き込まれている
様だ。
「始めて海外に行くアメリカ人の典型。まさか自分が犯罪
に巻き込まれることはないと思い込んでいる。」
2、3枚の楽しそうにしている絵はがきが届いただけだとし
その葉書を分析していることを語っていた。仲良くなった
女性やロッククライミング仲間が兄に濡れ衣を着せたらし
いと。ホッチが手伝えることがあれば・・とするとリリー
は一度分析して欲しいと頼んでいた。
■MUSIC
・Criminal Minds Theme
Composed by Marc Fantini and Steffan Fantini
・Sleep Peacefully by Lily Kershaw
■CAST
デビッド・ロッシ (Joe Mantegna) BAU創設に携わったベテラン
アーロン・ホッチナー (Thomas Gibson) リーダー
デレク・モーガン (Shemar Moore) 爆弾処理が得意
スペンサー・リード (Matthew Gray Gubler) ドクター
ペネロープ・ガルシア (Kirsten Vangsness) 解析
ジェニファー・ジャロウ (A.J. Cook) BAU
ケイト・キャラハン (Jennifer Love Hewitt) S10新加入、大学教授
ジャック・ギャレット (Gary Sinise) 国際捜査班
リリー・ランバート (Anna Gunn) 国際捜査班
マット・シモンズ (Daniel Henney) 国際捜査班
ラス・モンゴメリー (Tyler James Williams) 国際捜査班”モ
ンティ”
グレッグ・サリヴァン (Tom Everett Scott) 父親
コリーン・サリヴァン (Bonnie Somerville) 母親
アリソン・サリヴァン (Gatlin Kate James) 娘・14歳
ジョー・サリヴァン (Newell Alexander) グレッグの父
パット・サリヴァン (Judith McConnell) グレッグの母
ニック・サリヴァン (Andrew Miller) 息子・10歳
ニック・サリヴァン (Jakob Miller)
ジェリー・ティドウェル (Darri Ingolfsson) オランダ系
若い頃のジェリー・ティドウェル (Dylan Garza) 虐待被害
サミュエル・ティドウェル (Shawn Kyles) 父親
Mrs.ティドウェル (Jami Platt) 継母、妹弟の二人が居る
フィッツ (Sterling K. Brown) 現地大使館警備官
マテオ・クルーズ (Esai Morales) セクションチーフ
(Lu Louis) ドライバー、逮捕するがコカイン所持
アリシャ・ポーン (Maritza Cabrera) アシスタント
シャーロット・ケラー (Sara Montez) 実習生
(Cydney Hansen) アイザックス家の被害者・長女
(Isaiah Shinn) 旅行者