第13話 7つの理由 Seven Reasons
監督/Mike Listo
脚本/David Shore
David Hoselton
【STORY】
33号室から出たショーンはリアが住んでいた34号室のドア
のノックしていくが既に引っ越していた為に返信はない。
また朝食の為に何時もの場所に行くがそこにアーロンの姿
も無かった。
●聖ボナべントゥラ病院
救急車に運ばれてコール・カーペンター (Art Kitching)
が運ばれてくる。息子のペイトン(Keoni Rebeiro)は
母親のテッサ(Chelah Horsdal)に連絡が遅くなったとして
語る。テッサはあなたの責任ではないという。ずっとゲイ
リーとゲームをしてていたから気がつかなかったという
ペイトン。きっと大丈夫よと。
リム医師は「脳出血」だと告げ「CTで脳動脈瘤破裂」を
確認したこと。そして「クリッピング」で出血を止めると
語る。テッサによると6年前も倒れて”ジルチアゼム”を
飲んでいると語る。クレアは心配な顔をしているペイトン
にお父さんのことは任せてと告げる。
・一方マーカスはジャレッドとショーンを助手のレジデン
トとして対応させる。患者はナージャ・モディ
(Hina Abdullah) 28歳。料理中に事故が起きて「左手に
熱傷」だと語る。するとショーンは僕とジャレッドへの
罰ですか?と問う。これはあまり興味深いケースじゃない
という。マーカスは教訓(1)として、外科部長に面と向か
って言うなとし外科部長と仕事をするのが一種の罰だなん
てと語る。メレンデス先生は怒っている・・ジャレッドが
汚い手を使い復職したからだと。そして僕に対しても
怒っているとし2日休んだからだと。
・ナージャの手を診る。
コンロの上は熱いことを忘れていて馬鹿みたいだという
彼女。処置はどうやるか?とマーカスはショーンに問うと
「I度からII度の熱傷には保存的治療。患部を綺麗に洗浄
し壊死組織は除去してフィルム剤の創部を覆う」と語る。
マーカスはヤケドの跡は殆ど残らないことを語る。
すると突然彼女は「息が出来ない」と言う。
「酸素吸入」と「十二誘導」「ポータブル胸部レントゲン」
の準備を指示するマーカスだが・・ショーンはバイタルは
安定しているとして計器を指す。どういうことだ?という
マーカス。これは興味深いですとショーン。
・リムは「くも膜下出血」の吸引、動脈瘤を露出させる
という。クレアは見つけた時ショックだったでしょうね
と子供を心配する。リムはそんな風に死にたいという。
クレアはもし父親が死ねばあの子にとってはトラウマだ
という。リケは愛して居ればこそだとし死んでも誰も悲し
む人が居ない・・そんな空っぽの待合室は悲しすぎると
いう。何が見えるか?というと、クレアは「前交通動脈に
膨隆が見える」というと、リムは破裂した動脈瘤が血流を
妨げているという。11mmのクリップを用意してと。
クレアはリムに”結婚はしています?”と尋ねる。以前はね
と。向こうは私より見る目が無かったという。そういえば
コイル医師は異動になったという。クレアはあいつが消えて
嬉しいと語る。出来れば小児医療に金を回して欲しかった
というリムの発言にどういうことかと思うが、なんと
彼は昇進したのだという。
・心電図で冠不全じゃない事が確認出来た。
嘘じゃないというと、ナージャは仮病ではないという。
肺に酷い炎症が認められたとし煙を吸った可能性はある
かと問うジャレッド。ナージャは多分吸って油に火が
回ったからという。ジャレッドは気管支鏡で検査するので
口からカメラを入れて損傷状態を調べて検討するという。
麻酔を使うので苦しくないとし必要な検査ですと語る。
ナージャは検査は構わないが”治療以外では手を触れない
で”と語る。
「今のは絶対におかしい」というショーン。触れ合いを
禁じる宗教はあるという。馬鹿げていると思うが・・。
正当な理由が無い限り他人に触れるべきじゃない・・
というとショーンは理解は出来るという。ただ彼女は
「油に火が回ったから」って・・最初は「コンロの上が
熱いことを忘れていた」と言ったこと。火が付いていれば
熱い。忘れる訳が無いという。胸が痛くなったから説明
不足になっただけだろうとジャレッド。
・クレアはアキオのオフィスへ行く。
コイルを解雇しないなんてと文句を言うクレア。
話に食い違いがある。私はあなたを信じるが証明出来ない
限りは処分は難しいことを語るアオキ。病院の方針として
は常に女性の訴えだけを信じることは出来ないこと。それ
を聴くとクレアは長いこと男の言い分だけが通って来たの
に・・とクレア。ジャレッドの暴力によってこっちの立場
が悪くなったからこれが精一杯だという。コイルをスタッフ
や患者との接触に少ない部署にしたという。地域奉仕で
苦労の多い仕事だという。コイルはいずれ辞める。そして
別の病院で働く。それ以外あなたに良い考えがあるなら
いつか聴かせてとアオキ。
■Impression
今回の展開を見るとなんだかレジデントの反撃なのか
って感じも受けたし、また女性被害者が至る所で男性に
虐げられている現状を目の当たりにさせられたり、マイ
ノリティの様な人たちへの偏見による様々なパターンを
見せられた。
人の感情、他人の気持ちや内情というのはなかなか目に
は見えないものだとつくづく感じさせる。
そもそも人は都合の良いように解釈してしまうところが
あるし、他人に厳しく自分に甘い。
そして他人への防御策としてのことなのか、やたらと
嘘をついて不都合なことを覆い被せてしまう。
医者も人の子で様々な感情によって支配されている状態
で、患者や病気と対峙していく際に目を曇らせてしまえば
途端に患者が亡くなることさえある。だからこそ万全な
体制が必要なのに医者と来たら何処でもそうなのか大抵
忙しい。
一人立ちしたいと思っていたショーンにとっては予想外
に人が離れてしまうところが大きかった様で、自分の思惑
とはかなりかけ離れてしまった。
人生のレールは僅かな掛け違いでとんでもない方向への
進んで行ってしまうものだ。
今回は色んなテーマが存在しすぎて一概には言えない。
「人はつく嘘」がテーマだと思うが、「何の為に嘘をつくのか」
というのが本質だ。その人となりに適応力が備わっているか
どうか試されるところも有り、男女の違いなんか
を指摘されるも結局人間なので共通するところも有ったり
するんだよね。
■興味深い幾つか
・人の判断を鈍らせる感情
至る所で色んな感情が渦巻いていた。
メレンデスはジャレッドが人種差別を利用して復職した
ことを怒っているし、ショーンに対しては無断で休んだ
ことに怒っている。クレアはコイルが異動させられた
ことにホッと一安心という感じだったけど、後に異動は
されたが昇給に有っている事実に怒りを覚える。
・恋愛に於ける感情
今回は面白いことに二人のレジデントが指導医的立場の
人に恋愛や結婚生活について尋ねていた。
ただレジデントとの間でそういう話になりますかね?
ショーンはメレンデスに対してジェシカと別れたので
その影響があるのではないかと問う。
今回のショーンは少々意地悪な所も有ったのだけど、
この恋愛ネタに関してはショーンはメレンデスに失恋は
どうすると癒えるのかを聴きたかったのではないかという
感じも受ける。
クレアはリム先生が結婚しているか尋ねた。
どうやら一度は結婚しその後に離婚しているようだ。
そして今回は患者の一人で脳出血の患者の家庭の事情にも
触れた。これはクレアのセクハラの流れにも連動していて
恋愛とは違うのかも知れない。
ただ残念なことにクレアにはコイルを有罪に導く証拠が
ない。アオキは緊急的に患者やスタッフと離れている
奉仕活動のような場所に追いやったが、それでも給料は
あがっている。
・新しい環境になること。それは一人になること
ショーンは自分から一人になりたい。アーロンからは自由
になりたいことを望んだ。その結果一人になった。
しかし彼が望んでいた形とは違うことが判明する。
チャンスが欲しいとするジャレッド同様にリカバリー出来
ない程の壊れ方ではない気がする。
ただし一人になるのは前にも語ったように一人で責任を
持つ事でもある。
今回メレンデスのミスに関して報告すべきかどうかを
アーロンに相談していたが、
「ショーンにどうべきかは自分で決めなさい。」(Aaron)
「君はもうこれから全て自分で決断する。そうしたいと
自分で言ったんだ」(Aaron)
冷たいぞ、アーロン!
・嘘付き (by 緒川たまき)
ジェシカとしては法務として規則でも有るので医療ミス
については聞き取りする必要が有る。
●ジェシカとメレンデスは互いに嘘をつく。
意地になっているのか。認めたくない事実があるのか。
言い合いしている時には揚げ足取りのような状況。
「君に捨てられたので患者を殺しそうになった?」(Neil)
「”捨てられた”という表現が同様しているように見える」(Jessica)
「気は散っていないしミスは犯していない」(Neil)
■患者
今回は2名の患者でした。
一人はDV夫・コール。一人はアラブ系の女性・ナージャ。
私はこのナージャの方が完全にDV被害者かと思って見て
いた。ただ突然の急変で物騒な話になったりしていき、
患者のナージャはマイノリティで偏見の辛さを知る
ショーンから偏見染みた指摘をされたことに憤ったりも
するし・・
ただ結果的に2人とも守るべき何かが存在していることだ。
宗教的なものだったり、暴行的なものだったり・・
・コール・カーペンター
担当医:オードリー・リム
助手:クレア
付き添い家族:テッサ(妻)、ペイトン(息子)
脳出血で運ばれて来た患者。CT検査でも脳動脈瘤が破裂。
6年前にも一度倒れて”ジルチアゼム”を飲んでいる。
くも膜下出血、血を吸引し動脈瘤を露出させるという。
幸い動脈瘤は地井さん動脈に有ったので脳の血流は回復
出来た。2、3日入院してフォローアップ検査を行い投薬
を調整していき原因を突き止めれば打つ手もある。
ただクレアによると術後の検査で脳底動脈に26mmの動脈瘤
が確認されている。リムは場所も大きさも破裂の可能性が
高い。クレアは遺伝的素因の可能性を指摘し自己免疫疾患
かも知れないという。
余談だけどこれはウチの母親とかなり類似している状況
かも。脳底動脈の動脈瘤だけは流石にどうにもならない。
脳動脈瘤は大きさも大きければ母の場合は動脈瘤に更に
瘤が出来るという珍しい状況で破裂率は一気に上がって
しまった。
●
血管内塞栓術の検討はした。
その方がリスクは低いがリム先生はあまりその手術を
したことがない。経験豊富な医師としては追い出したば
かりのコイルである。
リムはクレアに相談した。
「患者を第一に考えるべき」か「大義を優先すべきか」。
ここでまたコイルの力を利用すればセクハラを許すことに
も繋がってしまう。腕が良い医者は何をしても良いと言う
間違った信号を送る。
●告知
手術で動脈瘤の処置は可能。ただし脳に何らかの障害は
残る。軽度の視力障害、言語障害、重度の麻痺かも知れ
ない。手術はしなければ死ぬ。
しかし妻のテッサは手術の同意を拒否した。
以前脳出血した時に回復までは時間がかかり夫は苛立ち
苦しんでいたという。「夫は不自由になってまでは
生きたくないとハッキリいった」(Tessa)という。
拒否されたことでクレアは悩みショーンにも相談する。
血管内の塞栓術が良いというショーン。しかし本人が
望んでいない。奥さんは彼の意志だとしている。
その件でクレアは奥さんは自分の気持ちよりも旦那さんの
医師を優先していると考えて居たが、ショーンはそれは
嘘であることを語っていた。
「妻は夫を愛していない」(Shaun)
「もし誰かを愛してるならその人を死なせない為、
人は何でもする」(Shaun)
●クレアの説得
手術する必要性があり、妻には決定権がない。
でも普通意識が無い時には妻に決定権が移らないか?
リアはこのままだと法廷に持ち込むことになるということ
でテッサの同意書の説得を任せられる。クレアは自分が
セクハラされ無力で価値がないと思わされたことがある
と経験を語り、テッサが夫に暴行を受けて居るだろうこと
を指摘。ただテッサが守りたかったのは息子のペイトン。
ペイトンにとっては良い父親だ。それでもペイトンに
とっては真実よりも父親の良い思い出が有った方が良い
という。
二度目の説得。
テッサは息子に父親のいい思い出を残したいのでそのまま
死なせたいと思っている。ただし法廷に持ち込まれれば
全ての事実を知るハメになり結局その嘘は無駄に終わる。
更に虐待を受けて居るとしているが、実際には別の良い男
とくっつきたいのかも知れないと可能性は広がってしまう。
テッサに虐待されているのであれば離婚して新しい人生を
始めるべきことを語る。自分で思っているよりも強い人と。
・
造影剤を使い椎骨動脈で左にワイヤを入れていく。
そしてガイドワイヤーを抜いてプラチナコイルを挿入する。
ただ何故か血圧は上昇してしまう。トラブルは何も起きて
いない。破裂も出血も。ラベタロールを20mm投与して
取りあえず手術は中止。
カルシウム拮抗薬を6年飲んでいるとしていた。
・ナージャ・モディ
担当医:マーカス・アンドリュース
担当医:ニール・メレンデス
助手:ショーン、ジャレッド
調理中に事故による左手熱傷の患者。
1から2度の熱傷はヤケドは残らず壊疽した組織を取り除き
フィルム剤で創部を覆って直していく。
ただ話を聞いていただけなのに息が出来なくなる。
取りあえずマーカスが指示したのは酸素吸入と十二誘導、
そしてポータブル胸部レントゲン検査。
しかしバイタル計は正常値を指していたのでパニック発作かと思った。
心電図で冠不全ではないことが確認。
肺には酷い炎症が見られる。
「煙を吸った可能性」を指摘するとこの発言が後々問題
となる。
取りあえず気管支鏡で検査。口からカメラを入れて損傷
状態を調べることになる。
●
カメラを入れる。
喉頭を通り抜けてオクに入れ喉頭蓋や声帯も見られる。
更に気管分岐部へ到達し左肺の主気管支に入る。
細胞診用のブラシで調べる。炎症は酷いが煙の影響では
ない。粘膜生検をする。その為にもう少し先にカメラ
を入れたら【気管支壁が破れて出血した】。
オペをすることになる。
●
このシーンで二人のレジデントがまたメレンデスを煽る
煽る。本人たちには自覚が無いのだろうけど、ジャレッド
は病院を訴えたのはここに残りたい・・そしてメレンデス
から学びたいからだとし、ショーンは婚約者と別れてショッ
クですか?なんて発言を突然行う。先日これはショーンが
店に居た時に発砲事件が有った時の皮肉のような流れになっ
た。もうここからはショーンの質問攻めですよ(笑)
●【質問責めのショーン】
・僕にあの時は帰宅すべきだと言った。あなたも帰る
べきでは?
・愛する女性との破局からどのくらいで立ち直れるか。
・ジャレッドの意見に返事しないのは話をしたくない?
・今はジャレッドと同じでしょ。あなたもミスを犯した
・気管支壁を破ったショックですか?
●【オペ】
熱傷は油に火が回ったからなのか。別の原因があるのか。
感染症を最小限にする為に早い処置を優先しメレンデスは
話をしなかったという。糸の両端を切って鑷子で寄せる。
●オペ後
ナージャから話を聞いていると今度は胃が痛み出す。
オンダンセトロンを4mg。ジャレッドは「気道炎症」「腹痛」
「吐き気」があるとして「血液検査」と「腹部超音波」を
する。
メタノールが彼女の腹膜の原因。
メチルアルコールを飲んだのか。イスラム教徒なので
アルコールは飲まないのではないかとされるが、信者が
戒律を守るとは限らないとはメレンデス談。
他に考えられる事としては特定の腐食性の化学薬品に身体
がさらされて肝臓でメタノールが生成されたというケース
がある。腐食性の化学薬品を吸い込んだ肺に炎症を生じ
触れれば熱傷も生じるので全ては説明が付く。化学薬品は
硫ジメチル。主に製薬業界で使用。しかしナージャは学校
の教師で薬品には無関係。用途としては「水処理」、
「農薬」、「科学兵器」。前者2つは可能性がない。
となると教師でテロリストではないかという話になる。
●
治療で難しいのは、イスラム教徒故にアルコールが治療
で有っても使えない。メタノール治療を拒まれたという。
ホメピゾールを使えば良い。ショーンたちは思い切って
テロリストかどうかを尋ねる。
ただこの件ではジャレッドは色々と反対していた。
真実を知る前にテロリストのレッテルを貼られたら意味
がない。
「人種問題を利用するような人間が云うな」(Neil)
・
治療の効果でもうすぐ退院になる。あなたの症状は
硫酸ジメチルにさらされたことを指している。これは
科学兵器に使われるもの。それをショーンが言ったもの
だから偏見についてはショーンにも苦労した歴史がある
でしょうと言われる。会話している間に胸を痛くする。
不安の症状でも胸は痛くなるが、これは冠不全を起こして
いた。
・
彼女は心臓に熱傷があった。化学薬品のせいで体内に浸透
していた。ショーンはその説を唱える。薬品で気管支壁が
薄くなっていたのでメレンデスのミスではないという
ショーン。ジャレッドは冠不全の原因は細菌感染による
ものではないかという。難しいのは感染症か抗生物質を
投与し、炎症ならばステロイドを投与する必要が有る。
逆にすれば免疫系が抑制されて感染が増悪して死ぬ。
このパターンは「Dr.HOUSE」でも見た。結局広域抗生物質
で時間稼ぎしていた記憶が有るけど、ジャレッドは血圧の
数値が下がらないので途中からメレンデスが指示したの
とは逆の治療を行い始めた。ステロイドに変える・・
メチルプレドニゾロン40mm。
これはメレンデスの治療の選択のミスなだけで検査での
ミスはしていないという。
ショーンはメレンデスにジャレッドにお礼を言うべきだと
語りお礼させた。これはクレアとコイルにも言えるけど
「謝罪すべき」なんだよね。まぁ謝罪はしていたけど時
既に遅く、みんな医者がジャレッドのことを許さない方向
に勧めてしまっていた。
・患者を信じるべきか
ナージャの行動には不自然さが有った。
前提としてアラブ系という偏見があることは否定出来ない。
ショーンは「火に油が回ったから」と言っていたが最初は
「コンロの上が熱い事を忘れていた」と語っている。
火が付いているのを知って居れば熱いことを忘れる訳が
ないこと。
結局この流れは、彼の弟が製薬会社で働き、ナージャが
香水を作っていたことが判明する。バレたら弟が解雇さ
れてしまうという。
■etc.
・朝食
毎週月曜日のショーンは朝食はアーロンと食べていたが
そこに姿は無い。そこでショーンはクレアに頼んで食事
をすることにする。
ここでも色々と会話しているウチに「嘘だ何だ」という
話になる。ショーンは【嘘をつく理由は7つある】として
いた。
・3) 誰かを守る為につく嘘
・4) 愛する人の為に自分を犠牲にする嘘。
・6) 人は何かをさける為に嘘をつくことはある
「人は相手を読む時個人的偏見に左右されている。偏見
を排除すべきだと僕は思っている」(Shaun)
・利益相反
メレンデスの取り調べに関してはジェシカではなく
ゾーイ・サルター (Hayley Sales)が行うことになった。
「患者の気管内上皮に炎症が有ったが急性のもので粘膜
浮腫も認められた。私は余計な力は加えていない」
ただそこでジェシカは相当辛そうにしていたことを聞か
される。
・レズニックとは?
ジャレッドはメレンデスに和解して欲しい事を告げていた。
そして自分にもチャンスが欲しいこと。
ただ結局来年レジデントから昇格するのは3人。
コイルのレジデントだったレズニックという「嫌な女」
(Kalu談)をメレンデスが引き受けることになり競争は
激化しそうだ。レズニックは来週出るがFiona Gubelmann
が演じている。
・闘うクレア
アオキから、いつかその方法だか計画を聴かせて欲しい
と言っていたよね。彼女はコイルと仕事をしていた医療
従事者で辞めているものたちに接触。その中の一人が
最後に出て来たクリスティン(Sarah Troyer)だった。
・松の木の臭い
特に今回のナージャの香水にかけた訳では無いだろうけ
ど、ショーンはリアとドライブした時に嗅いだ松の木の
臭いのする木工細工を買って安心するようなことをして
いた。
■Used songs
・Broken by Patrick Watson
■Cast
Dr.ショーン・マーフィー (Freddie Highmore) 自閉症でサヴァン症候群
Dr.ニール・メレンデス (Nicholas Gonzalez) 外科の主治医
Dr.クレア・ブラウン (Antonia Thomas) 研修医
Dr.ジャレッド・カルー (Chuku Modu) 研修医
ジェシカ・プリストン (Beau Garrett) 院内弁護士
Dr.マーカス・アンドリュース (Hill Harper) 外科医の最高責任者
Dr.アーロン・グラスマン (Richard Schiff) 聖ボナべントゥラ病院の院長
アレグラ・アオキ (Tamlyn Tomita) 副院長、財団の責任者
リア・ディラロ (Paige Spara) 隣人
Dr.オードリー・リム (Christina Chang) 脳外科医
テッサ・カーペンター (Chelah Horsdal) 妻・母
ペイトン・カーペンター (Keoni Rebeiro) 息子
コール・カーペンター (Art Kitching) 脳出血、父
ナージャ・モディ (Hina Abdullah) 28歳、教師、左手熱傷
ケニー (Chris D’Elia) 34号室(ショーンは33号室)の住民
ゾーイ・サルター (Hayley Sales) 法務
クリスティン (Sarah Troyer) セクハラを受け異動した