THIS IS US S2 第6話 ハロウィーン The 20’s

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第6話 ハロウィーン The 20’s

脚本/Don Roos
監督/Regina King

【Previously on ..】

3つ子が生まれる予定だったが3人目の子(カイル)はダメ
だったとカタウスキー医師は語る。
しかしその時病院に捨てられていた子・ランダルは同じ日
に産まれたことも有ってレベッカは、私を押した・・見知
らぬ子の元へと語る。そして見知らぬ子は私の子になった
と。その子は私の生き甲斐になった・・あなたの事だとい
う・・その子は私の生き甲斐になった・・あなたのことだ
とレベッカはランダルに語る。ベスはウィリアムに対して
8年前(2008年)私は上の子を妊娠し、ランダルは会社の重役
を目指して私に苦労をかけないようにしていた。ある朝
バスルームにいるとランダルは叫んだ。周りの物が見えなく
なったと。ジャックはあの子たちは大丈夫だとして出来る
限り力を尽くすが最終的には子供がどうなるかは分からない
と告げる。

【STORY】

◆1990年
「ランダルのハロウィーン計画」

お菓子をもらって回る為に近所の地図を作るランダル。
「お化け屋敷」「ラーセンさんの家」。ジミーのママは
お菓子を配らないこたいだからそこは飛ばしてベイリーさん
家に移動する。レベッカは”Mr.King of TOP”としてランダル
にこれを着てみてと語る。ケヴィンは地図なんて要らない
とし近所で迷子になどならないという。効率的にお菓子を
集める為のものだという。ケイトは獣医のコスプレ衣装、
聴診器付き。しかしケイトは突然獣医はやっぱり嫌だと言い
出す。

ジャックが仕事から帰宅する。
彼は今からパパとカボチャのオバケを切り抜きたい人は?
と問う。ケイトはジャックに獣医ではなく「グリース」の
サンディになりたいとお強請り。レベッカに何とかならない
のかと問うと裁縫が今終わったばかりなのよと語る。しかし
素材が有ったことを告げる。ケヴィンは今年も葉巻を吹かす
放浪者なのかというとお気に入りの衣装。ジャックは
みんなにマイケル・ジョクソンのムーンウォークをして見せ
る。ランダルの今年の衣装なだけに喜ぶ。レベッカは
ジャックを呼び出すと「ケイトのことを辞めて」と語る。
「あなたはあの子の我が儘を全部聞いて上げている」と
いう彼女にただの仮装だろうという。子供が喜ぶならば良い
じゃないかと。なんとしてもケイトを悲しませたくないみ
たいねというとジャックは鼻で笑う。レベッカは気が立って
いた為に何のことなのかと問うと「ケイトを甘やかせている
と君が俺を責めるのが面白い。君もランダルに甘いから」と
反論する。今ケイトを甘やかせれば社会に出て困るんだと
いうレベッカ。高校、大学、20代はもっと大変で叶わない
ことばかりだという。20代の頃俺が望みを聞いていただろう
というジャック。レベッカは当時のことを覚えているの?
とジャックを疑う。

◆オバマ&バイデン 2008年
ベスは初産の準備の中、レベッカが235便でくることになる。
2時間後に荷物受取所にいる事を告げベスは義母に対して
助かると語る。ウチの母は風邪をひいたらしく来ないのだ
という。10月31日(金)には誘発分娩の日となっていた。

・カフェ
ピッツバーグヘラルド誌を読む男。
ケイトはその頃ウェイトレスの仕事に就いていた。
同僚のジャニーン(Christine Rodriguez)からはいつもの
客・スティーブ(Josh Braaten)が来ていることを言われる。
ケイトはスティーブに挨拶にいくと入れ立てのコーヒーを
カップに注ぐ。

・ヘアサロン / ロサンゼルス
ケヴィンはその頃バーバラ (Judy Kain)の洗髪をしていた。
夫人はもうすぐ仕事を任せてもらえるというが、ケヴィンは
自分はこの仕事ではなく役者の仕事をしているという。
俺がここにいるのは新しいドラマが始まるまでだとするが
去年も同じ事を言っていたと思うだろうねと語る。

・ランダル
ランダルは子供部屋の送風機の取り付けをしていた。
しかし何度やっても上手く行かない。

・ケイト
いつもよりも早いけど金曜日なのでツナサンドでしょ?
オニオンは多め、ポテトはカリカリだとスティーブに語る。
ケイトは厨房に引き下がろうとするがスティーブから
話そうと言われる。今夜サウスヒルズラウンジに行って
友達と飲む。君はキャンパスでパーティー?と問われると、
私は夜間学校に通っているのでパーティーもキャンパスも
ないという。

・ケヴィン
いつも俺は若いトム・クルーズみたいって言われると愚痴
っていると客から愚痴が多いとクレームが入る。

・ランダル
彼はベスにファンを壊してしまったと告げる。赤ちゃんの
部屋には要らないでしょというベス。今はそんな話は止め
ようとし今日は何か食べたのか?と問う。血糖値が低いと
気分も下がるからとベス。しかしランダルは別のことを
考えて居た。我が家は大きなチョコバーを配り妻が夫を
心配しない家にしないといけないとランダル。ベスは何も
心配はしていないから・・と。アレ(パニック障害/アタッ
ク)はもう2ヶ月前のことだしもう大丈夫だというベス。
ファンのことが頭から離れないのだというランダル。
きっと乗り越えられるとし妊婦のベスは語る。

■Impression

今回共通するのはハロウィーン(10月31日)という日を
共通に時代を超えてに起きた色んな人生の転機なり、当時
の性格から成長した未来のそれぞれのキャラクターの人生
の行く末が見て取れるエピソードだった。

ジャックのエピソードは1990年のハロウィーンでの出来事。
三人の子供たちのそれぞれの性格が見て取れて
ランダルは前回のキャンプ同様に計画性を重要視する
ような効率的ハロウィーンの過ごし方を描いてみせる。
そしてその18年後のハロウィーンの日、彼は冷静さを
見失い計画的人生が狂った時の様子を描いてみせるという
面白い構成の仕方だった。

三人の子供たちのエピソードは2008年のエピソードであり
ベスの家のカレンダーを見ると「誘発分娩の日」が
(10月31日・金曜日)となっていたので、それ以外の人も
それぞれの場所でハロウィーン間近の時を過ごしている
現在の様子が描かれた。

「親が子供に願うこと。」
当然ながら子供に苦労はさせたくない。
子供のためならば何でも願いを叶えたい心情が現れる。

ただそれとは同時に来たるべき将来に向けて悩んでも親
に我が儘が通る甘えの効く時代と厳しい大人になった時の
柔軟性のある人生観を持ってサバイバルのような世界を
生きて行かねばならないこと。

ジャックはケイトに甘く、レベッカはランダルに甘い態度
を見せている。先にその傾向を非難したのはレベッカだっ
たがジャックに言わせるとレベッカも同様のことをしてい
るというものだった。

この手のドラマに多いけど上手く出来ているのは子供が
産まれた時の心情・心境をレベッカが語るシーンに於いて
色々と重ね合わせて三つ子が産まれた時のことに感謝して
いるかと思えばランダルとベスの子(テス)が産まれた時の
ことに被せている。その為にどちらの子が生まれたことに
感謝しているのか分からないようになっている。子供が
産まれた喜びの涙とその喜びの中にジャックが居ないこと
への悲しみ。まさに複雑な思いで見ることになるでしょう。

■問題点のいくつか

・過去の過去の時代・1990年

子供の時代というのは親の庇護が有っての行動なので
何をしても許されてしまう。
子供時代に一番驚いたのはケイトの我が儘だったな。
既に衣装が出来上がった状態で、突然可愛くないから嫌だ
と言い出す。そして彼女はジャックならばその我が儘を
効いてくれると思って話しかけるのである。

ランダルはレベッカの特別視を受けて居たが、誰もが
寄りつかないラーセン家に立ち寄ってもらおうと考えて
計画の変更を告げる。しかし計画が狂ったのはランダル
ではなく寧ろレベッカの方で、お喋りが長いという
ラーセンはベラベラとランダルの出生の秘密を話してしま
う。こういう人は必ず居る、人生の罠。しかしいつかは
こういう日が来る。アドリブ性について解いていたが
まさにレベッカがそれに該当してしまった。

ケヴィンは一見すると我が儘だがこの時は本当に妹の
ケイト思いのところが有った。ケイトが好きなケヴィンと
二分するような人気・イケメンのビリー(仮装:タートルズ)
にお菓子をあげる取引をしてケイトとお化け屋敷にいって
手を繋ぐという契約をしていたようだった。

・過去の時代・2008年

・ケヴィンは高校時代にモテ放題だったのだろう。
本人は足を怪我して、更に大好きだった父親を失っている
のだけど、バイトをしながらハリウッドで仕事が勝手に
舞い込んでいると思っているらしい。何の演技の練習もせず
オーディションにも出ない。誰かがきっと俺様の格好良い
容姿を見つけて役者として使ってくれるのだろうと
思い上がっている。
ルームメイトのジーク(Charley Koontz)の方が先に
クリスチャン・ベール主演の映画をブレット監督が撮影する
ことになったのでそこでジークが合格した。
それを聞いて彼は友人のジークの役を奪おうとしてもの凄く
横柄な態度で黒人の監督に「セリフ読んであげても良いよ」
みたいな感じで接する。挫折はしてきているハズなのに
未だにモテ期だと思い込んでいる彼は監督からキツイ言葉
を受けた。しかしこれを機会に人生は変わっていく。

・ケイトはウェイトレスをしながら夜間学校に通っている
ようだった。そこでケイトのシフトの時には必ずかよって
くれている常連客のスティーブとの出会い。彼は不誠実と
言うわけでもないがやはり無責任な人物で遊び相手が
欲しかったのだろう。ケイトは途中で彼には妻がいることを
察していたがそれでも彼の遊びに付き合うことになった。
ロクな人生は送っていなかったが、ランダルとベスの出産
を聞いた際に家族が集まり、ケイトとケヴィンは近況を
語り合う。始めは良い調子で語っていたけど、実際には
今の生活が上手く行かないことを吐露していた。

・ランダルは子供が出来たことでパニック状態。
会社に通っていた時にもパニック障害/パニックアタックが
出て居たが、その後も妊娠を聞いた途端に二度目のパニック
アタック。
問題はベスの母は出産には手伝いにも来ない為にレベッカ
に来てもらい相談に乗ってもらうことになる。
ランダルは赤ちゃんの部屋につけるファンがなかなか上手く
つける事が出来ずに居る。

大したことではなくても時にその人にとっては大したこと
だというものも有る。パニック障害といえば私ですが(笑)
パニック障害って本当に大したことがないんですよ。
でも何かが自分の中で危険だと思い込むことで、身体は
防御態勢を整えてしまい勝手に身震いしてしまう。
過去には何でもなかった光景が一瞬にして恐怖の世界に
思えてしまい自分の中での恐怖心との葛藤が始まる。
他人には全く理解出来ない精神世界、脳で起きている
信号伝達の誤報の連発。

レベッカは心配性だけど口癖なのか「大丈夫」と語る。
特にランダルに対してはしっかとして強い子という子供の
時の印象が強いので大丈夫だと思っている。
しかしベスからは「あなたは居なかった」として一蹴され
てしまう。過去の彼とは違う。今の彼はどうなのか。
しかし人間の本質とはそんなに変わるものではない。

■人生の転機/出会い

何か人生の転機が起きるときには出会いがあり他人の価値
観によって変えられるということはよくあることだと思う。

・ケヴィンはブレットにガツンとキツイ言葉を言われた。

・ケイトはスティーブに思い切って飛び込んでみた。
ケイトは待つことに疲れたようで自分から思い切って
飛び込んでみた。

・ランダルはホームセンターのターバンの男性G・シン
(Ronobir Lahiri)との出会いがある。
昔のプロレスファンならば「タイガー・ジェット(G)・シン」
か?と思うか思わないかはともかく、カウンセリングのよう
にして語り合った言葉によって気分が晴れた。

「それまで細胞の塊がある時から突然夢を見始める。
もう人間だ。希望、幸せ、悲しみを抱えた”小さな宇宙”
だと思ったら怖くなった。僕には手に終えない。天井の
ファンさえ動かせないのだから・・」

ガルーダ・”お力になります”・シンさんからは、自分にも
5人の子供が居る。1人目が産まれる前まで不安だらけだった。
実際は赤ちゃんが全てを教えてくれる。産まれてくる赤ちゃ
んか見上げると自分が誰かを教えてくれる。

・レベッカ
彼女にも出会いがある。SNSのやり方をベスから教えてもら
い家族写真を共有することが出来る様になった。
するとそこで始めて8年ブリにミゲル・リバースからの
メッセージ
が届く。SNSの恐ろしさだよね。

■その他

・仮装

・ジャック&レベッカ
SONNY & Cher
昔ホームページを開いていた時にCherのことを
個人的に取り上げたことがある。シェールさんと
いうと大抵は歌手のイメージが強いと思うが私には
役者としてのイメージの方が強く、彼女が出るどの映画も
面白かった。ボノとは公私ともにパートナーだった。

・ケヴィン
葉巻の浮浪者

・ランダル
Michael Jackson、ジャックがムーンウォークをしていた。

・ケイト
「グリース.Grease」のSandy。何と言っても劇場版の
サンディを演じたのは自分の好きなOlivia Newton-John
だったりする。

・興味深い流れ

・この時始めて死産した子はカイルという名前の予定
だった。
・ランダルの最初の子は当初従業員の名前にしようと
したがファンの名前(Tessana)からとった。
・ケイトはこの時にはまだ昔の家を見に車で時々かよって
いる。(そこからは大人数の子供がお菓子をもらって出て
来ていた。赤い双子のアニーのような女の子も居たね。)
・レベッカはSNSで始めてミゲルと再会した。

■Used songs

・Beware by Bill Buchanan
・Nothing’s Ever Said by The Wilderness of Manitoba
・Alive & Crazy by Pierre Dubost
・I Got You Babe by Goldspot
・Jesus, Etc. by Bill Fay

■Cast

ジャック・ピアソン (Milo Ventimiglia) 再びアルコール
レベッカ・ピアソン (Mandy Moore) ジャックの妻、夫とケンカ
ランダル・ピアソン (Sterling K. Brown) 37歳、主夫
ケイト・ピアソン (Chrissy Metz) 37歳、ケヴィンの付き人から歌手へ
ケヴィン・ピアソン (Justin Hartley) 37歳、コメディドラマ俳優から脱皮
ベス・ピアソン (Susan Kelechi Watson) ランダルの妻
テス・ピアソン (Eris Baker) ランダルの娘・長女
アニー・ピアソン (Faithe Herman) ランダルの娘・次女
トビー・デーモン (Chris Sullivan) IT技術者、ケイトのフィアンセ
ウィリアム・ヒル (Ron Cephas Jones) 無職、62歳、ランダルの父

ソフィー (Alexandra Breckenridge) ケヴィンの元妻、医者

15歳のランダル (Niles Fitch)
15歳のケヴィン (Logan Shroyer)
15歳のケイト (Hannah Zeile)
15歳のソフィー (Amanda Leighton)
10歳のケイト (Mackenzie Hancsicsak)
10歳のケヴィン (Parker Bates)
10歳のランダル (Lonnie Chavis)
10歳のソフィー (Sophia Coto)

スティーブ・コラチェク (Josh Braaten) ケイトの不倫相手
ブレット (Jeremiah Birkett) 映画監督
ジーク (Charley Koontz) ケヴィンのルームメイト、役者
ガルーダ・シン (Ronobir Lahiri) ホームセンター店員
ジャニーン (Christine Rodriguez) ウェイトレス、ケイトと働く
バーバラ (Judy Kain) 洗髪
(Brandee Steger) 即興劇団俳優
(Tim Niverth) トリックオアトリート
ビリー・キャンベル (Matthew Price) ケイトとお化け屋敷に

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