女王ヴィクトリア2 愛に生きる Victoria 第2話 嫉妬という怪物 The Green-Eyed Monster

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第2話 嫉妬という怪物 The Green-Eyed Monster

脚本/Daisy Goodwin
監督/Lisa James Larsson

【STORY】

出産後の礼拝を済ませたヴィクトリアは公務に復帰。
その時【第一次アフガン戦争】の戦況が悪化。ヴィクト
リアは敗北が国民にもたらす影響を恐れる。ヴィクトリア
はトラファルガー号の就役式に出席し「私はこの国の軍隊
が世界一である事を知っている」と語り国民を鼓舞する。

アルバートは生まれた子ヴィッキーを手に抱く。
賢さは父親似ねというヴィクトリアに対して強さは母譲り
だろうと語る。子供を教育するのを楽しみにしている
二人。
「霧のロンドンを僕らの”子たち”の明るい光りで照らし
たい」
と語る。”子供たち”という言葉に反応したヴィクトリア。
この子供部屋を僕達の子供で一杯にしたいというアルバー
ト。今はヴィッキーで十分だという彼女。公文書に目を
通さないかという彼女に対してアルバートは【王立協会】
で数学者と遭う予定があるが、必要ならば残ろうかと
語る。ヴィクトリアは大丈夫だとして一人で机に向かう。

コーブルク公爵はアルバートに話が有るとして呼ぶ。
馬車の中で二人は会話する。イギリス国王生誕の地として
コーブルクは常に訪問客で耐えないが今は【巨人の間】を
見せることも出来ない。屋根の雨漏りでそれを直す資金
がないのだという。そんな父にアルバートは私は国王で
はないという。お前はコーブルク出身だというと自分の
生誕の地を恥じたくないだろうと。父が散財したいのが別
の事だったら恥じなくて済むのに・・と語る。

叔父のレオポルドはヴィクトリアの元へ。
公務第一なのは分かって居るがだからこそ将来について
話したいという。子供部屋が一杯になるのを私は心待ち
にしているという。お前はコーブルクの人間。家の家系
の女性陣は皆、子供を多くもうけていること。お前が皇太
子を産めば国の将来は安泰だと語る。

◆王立協会

アルバートは数学者のチャールズ・バベット
(Jo Stone-Fewings)、LADY エイダ・ラブレス
(Emerald Fennell)に遭う。そこには計算機が有り、人が
計算するよりも早く答えが出てくるというラブレス。
殿下にお見せしたかったという。試しに素数を求める
計算を機械にやらせて見せる。それを目にしたアルバート
はあまりに素晴らしいとして「この機械は詩のようなもの
天球の音楽」と称する。

◆イギリス・バッキンガム宮殿
「著名な経済学者マルサス師が述べたように抑制しなけれ
ば人口増加は幾何級数的になる」という公文書を目にする
ヴィクトリアは幾何って何なのかと呟くも夫には頼らない
と誓う。

スケレットはペンジに対してクリアリーさんに綺麗な
リネンを一枚もらえないかと語る。それを聞いたペンジは
俺が洗濯係に見えるのかと問うと根に持つタイプに見える
という。クリアリーは何処から来たのかというペンジに
対してチジックを卒業したという。しかしペンジは出身の
ことを聞いているというとアイルランドだという。宮殿に
ロザリオなんか持ち込むなとしカトリック信者に居場所
はないと語る。スケレットは居るのは意地悪なオヤジだけ
でしょと語る。

ヴィクトリアはピール首相、ドラモンドと共に国政につい
て語り合う。
私からスルタンに聖地の保護について手紙を書きましょう
かとピール首相に告げると殿下も同じ考えだったという。
そこにアルバートが戻ってくる。。
彼はチャールズ・バベッジの設計を見に王立協会に行って
来たので遅れたという。彼は興奮したようにあの機械で複雑
な計算が出来るとレディ・ラブレスが説明してくれたが
人間が設計したものとは思えないという。ヴィクトリアは
女性の数学者なのかと問うと、王立協会の中で一人だけだ
とし比類無き女性で、彼女の発明した機械の可能性は計り
知れないことを語る。いつか人の変わりに計算機が仕事を
するという。機械の開発を全面的に支援すべき・・この国の
未来には重要だというアルバート。ヴィクトリアはそれなら
ば「夜会」を開いてこの宮廷にその方を招きましょうとい
う。ピール首相は良い考えだと同調。国家が科学的活動に
興味を持っていることを示せる。他の分野の方も招けば
盛り上がるハズ。アルフレッド卿はバレエのマリー・
タリオーニを読んだらどうかと。科学者の選定もドラモン
ド助手にお願いする。

ピアノを弾くエルンストのことをウィレミーナは聞いてい
た。その視線に気がついたエルンストはショパンが好き
なのかと問う。月の光みたいな響きだというウィレミーナ。
しかしエルンストは「美しいがもの悲しい曲」と称する。
ウィレミーナはカントリーダンスの曲程度ならば弾ける
というと、いつかご一緒に連弾でもしましょうと言われる。
そこにバクルー公爵夫人がやってきて一体何をしているのか
とドヤされる。

■Impression

長期的な視点でイギリスを見て居るアルバートに対して
意外にも女王の枠に囚われすぎて了見の狭いヴィクトリア
の構図がある。
それも時代性を考えると仕方が無い部分は有る。
これまでの人生で殆ど彼女は城の中でしか生活していない
こと。そして女性の故にどうしても世継ぎを産む為の
立場ばかりを見られていること。
そして何よりもイギリスの上流社会は完全に保守層によっ
て支配されていて先進的に物をなかなか受け入れようとは
していない。
これまでの王位・支配者争いのことを考えれば、アルバート
に全権を奪われないかと心配する姿もあるのだろうし、
そうなってくると信頼出来るものが誰なのかということに
なってくる。

今回ヴィクトリアはそんな事情も有ってかなり彼女の中で
面倒な感情に支配されて周りくどいことをしてしまった。
いざアルバートが熱心に遭っている人物・レディ・ラブレス
などと面会して見れば彼女が考えて居たことの全ては杞憂
に終わるハズで、寧ろラブレスのような人物はヴィクトリア
にとっては手本にもなるし信頼出来る相手だ。
数学者に女性が堂々としているし、母親と数学者・発明家
としての一面さえも持っている。まさにこれはヴィクトリア
が目指す姿でもあり、またそういう社会になって欲しいと
願っているところがあるのではないか。

アルバートが子供を見て「霧のロンドンを僕らの子たちの
明るい光で照らしたい」という。その社会の実現こそ
目指すべきことだけどやはり女性としては出産は大変な
ものだからね。

つい先日産まれたばかりの印象しかないのにまた妊娠した
というのか?車イスに座っていた1話を見てしまうと2話で
また妊娠なんて正直不自然でしかなかった。

■色々と悩ませること

・男の世継ぎを求められる

これはまた仕方が無い部分もあるのだろうが、先日まで
放送していた「Reign / クイーン・メアリー」を見て居る
と男児が生まれた途端に女王としての立場を失い大変な
ことになるので面倒そうだった。子供が産まれるほどに
そういう後継者争いが身内で発生したら本末転倒だからね。

・コーブルク公爵

アルバートの父親は女性に弱く立場が高いというだけで
穀潰しのろくでなしである。その父親はコーブルクの施設
を直すという名目でアルバートに金の無心をしてきた。

「自分の生誕の地を恥じたくないだろう」

それよりバッキンガム宮殿で女性に声をかける方が恥ずか
しいと思うんだが。

・クリアリーとペンジ

アイルランド出身のカトリック教徒のクリアリー。
ロザリオを手にしていることをプロテスタントのペンジは
面白く思うハズもない。
意地悪オヤジと言われていた位なので大丈夫だと思うけど
ね。

・メル卿は何の病気?

久しぶりに登場したメル卿。
現在はプロケット・ホールに住んでいる。
既に重職についている訳では無いので宮殿の夜会「文化の
夕べ」
に呼ぶ意味は無いのではないかとされるが、ヴィク
トリアが招待した。現在の彼はランの花を温室で育て、
そして論文「聖クリュソストモス」を執筆している
ようだ。
ただ医者にかかっていて悪い血をヒルに吸わせる瀉血療法
が行われている。何の病気なのかは分からないけど・・
頭痛と左半身の脱力感を語っていたね。
史実で見るとこの療法で亡くなった人が今回登場していた
ね。5人も子供がいるみたいですが・・

最後にヴィクトリアに届いた手紙には「当面ロンドンに
伺えない」というものだった。

・ウィレミーナはエルンストに惚れる

バクルー公爵夫人にはお見通しって感じでしたが・・
凄い勢いで彼のピアノを凝視しつつ聞いていたので
何処かでアプローチがあるのかどうか。
最後にピアノを弾いていたのはなんとアルバートで連弾
していたのがエルンストだった。

・レオポルドはメル卿とヴィクトリアの関係を気にする

文通していることを知って居て随分と気にしているようだ。
「先日はバクルー公爵夫人の髪の毛は全部地毛かしら」
ということを手紙で聞かれたとのこと。
相談役としてはピール首相がいるハズだが、残念ながら
まだヴィクトリアはメル卿を慕っている。

■産業革命・近代化

・文化面

オルドリッジ(Ashley Zhangazha)が「オスロー」の演劇
を行う。ただバクルー公爵夫人は黒人が演じていたことに
世も末だと語る。

「品のない演劇。シェークスピアの作品は上流社会には
馴染まない」

・レディ・ラブレス

ラブレスの母も才女で「平行四辺形のプリンセス」と
呼ばれていたようだ。そして父親は自分が中心だと思って
いるバイロン卿だという。これを聞いてヴィクトリアとして
はラブレスに対してあまり良い印象が無かったのかも知れ
ないね。後に誤解だと分かるが・・

その彼女は解析エンジンの開発を行っている。
ヴィクトリアが数学に精通していない為に話を合わせている
姿が印象的だったか。

・話したい時に愛する人が居ない

妊娠したことを話したいのに、残念ながらアルバートは
統計学会の夕食会に出てしまった。
確か二度似た様なセリフが有ったけどアルバートは
ヴィクトリアに対して「それは命令か?」と語る光景がある。

衣装係はヴィクトリアの体型の変化には気がついている。
女性の当時のコルセットはぎゅうぎゅうにすることがある
から大変だね。

■王宮に現れた少年は?

これは一体誰なのだろうか?衣装室にやたらと現れていた
のでクリアリーが犯人にされて追い立てられてしまうの
かと思って心配した。

ユーレイ説が流れる中で、デイラを飲んだと言われて
今まで馬鹿にしていたペンジもちょっとイラっと来たか(笑)

■その他

・炭坑で働く10歳未満の児童の労働環境に関する調査委員会
(トーリー党員はホイッグ党の責任にしている)

・統計学会で毎年恒例の夕食会
(アルバートは後援者なのでスピーチを頼まれている)

・ランの温室
「ヴィーナスのハエ取り罠(Venus Flytrap)」が遭った。
残酷な草に何故愛の女神の名前がついているのか?とヴ
ィクトリアの疑問。単なるハエトリグサなんだけど、
睫毛のような葉の淵が女神の睫毛に見立てられているそう
だ。

・知識と知恵は違う

アルバートは有能で私が知らないことを沢山知って居る。
そんなヴィクトリアに対してメル卿が言った言葉。

・浮気しようとする男は数学の話で口説かない

でも数学好きなら数学で口説くのではないかと小一時間。

・結婚は見た目程楽じゃない

お前達夫婦はハーモニーを無くしている。でも音を一つ
変えるだけでハーモニーは復活する。その音を見つければ
良い。エルンストからの助言だった。

・結婚する前にキスした場所

あの頃は簡単だった。
ヴィクトリアは自分の嫉妬で見誤っていたことを認めて
謝罪していた。
今までケンジントンに閉じ込められていたので今度は子供
部屋に閉じ込められると思っていたようだ。

■Used songs

■Cast

アレクサンドリーナ・ヴィクトリア (Jenna Coleman) ハノーバー朝の第6代女王
アルバート王 (Tom Hughes) レオポルトの息子、弟
ルイーゼ・レーゼン (Daniela Holtz) 家庭教師から
ケント公妃 (Catherine Flemming) ヴィクトリアの母、ドイツ人
LADY エマ・ポートマン (Anna Wilson-Jones) 顔が広い夫人・女官
ハリエット (Margaret Clunie) サザーランド公爵夫人、ホイッグ党
ウェリントン公爵 (Peter Bowles) トーリー党員、ハノーバーの王様
Sirロバート・ピール (Nigel Lindsay) 首相、トーリー党員
ドラモンド (Leo Suter) ピール首相の秘書官
(Jasper Jacob) 宮内長官

カンバーランド公爵 (Peter Ivatts) ジョージ国王の弟
レオポルド王 (Alex Jennings) ベルギーの王様、ヴィクトリアの叔父
エルンスト王子 (David Oakes) 長男、アルバートの兄、ハノーファー
ジョーンズ (Tommy Rodger) 少年
チャールズ・バベット (Jo Stone-Fewings) 数学者
LADY エイダ・ラブレス (Emerald Fennell) 数学者、3人の子

ペンジ (Adrian Schiller) 王宮の使用人長
フランカテリ (Ferdinand Kingsley) 宮廷シェフ
スケレット(ナンシー) (Nell Hudson) 王宮の衣装係長
アーチボルド・ブロディ (Tommy Knight) 王宮の使用人
Lord アルフレッド・パジェット (Jordan Waller) 馬車でヴィクトリアに
バクルー公爵夫人 (Diana Rigg) 女官長
ウィレミーナ・コーク (Bebe Cave) バクルーの姪
ザクセン・コーブルク公爵 (Andrew Bicknell) エルンストの父
メルバーン卿 (Rufus Sewell) 引退した前首相
クリアリー (Tilly Steele) 衣装係助手
イラ・オルドリッジ (Ashley Zhangazha) 「オスロー」の演劇
ケント王妃 (Catherine Flemming)
(David Shaw Parker) 医者、ヒルを使う
ハンター (Michael Parkhouse) メルバーンの従者
マリー・タリオーニ バレエ
イオス 犬
ダッシュ 犬
バイロン卿

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