第16話 倫理 Prisoner’s Dilemma
監督/Laura Belsey
脚本/Joseph Sousa
【Story】
◆シカゴ総合病院
マギーはもうすぐ呼吸困難の子がやってくる事を語り
チョイ先生に頼む。エイプリルが出社してくるのを見て
マギーは安静にしていなければダメだというが、家に居る
と色々と考えてしまうので働いていた方が良いと本人は
語る。流産してからテイトともギクシャクしているのだと
いう。マギーは何か有ったら言ってよと語る。
・患者のブルーナ
救命士のコートニーが運んで来る。7歳女性、機内で息切れ
し意識消失。オヘア空港に緊急着陸。途中でアルブテロール1
とエピ1を投与。飽和度は90%前半。ブルーナ(Isabella
Blythe Suarez)は母を呼ぶ。母・ズウミーラ(Doris Morgado)
はスペイン語で語る。エイプリルは落ち着くように話してい
ることを他の医師に通訳する。ズウミーラは言葉は話せる
という。チョイ先生は「雑音」を聞き分け、肺鬱血かとし
胸部レントゲンをオーダーする。彼女たちはエクアドルから
来ていた。チョイは彼女にお嬢さんは薬やアルコールを
飲むかを尋ねるが当然否定する。
「息が十分に吸えずに生まれた時から唇が紫」だったと
いう。国の医者では治せないのでミネアポリスの心臓専門医
の所に行く途中だったと語る。
心不全を起こす。フロセミド5mm静注、血圧108-82、心拍110。
肺に問題が有るか、先天性疾患か・・心電図と心臓外科が
必要だとしてコナーを呼んでくれと語る。
・患者テレサ・エイゼン
【遷延(せんえん)性意識障害】。血尿が出て入所している
療養型医療施設からの依頼だった。ナタリーが担当する
ことになる。
25歳女性、バイタル、血算、生化、尿検査と培養と感受性
を。尿路感染かも知れないが超音波で腎臓結石からの
【水腎症】かどうかを調べるという。
彼女は自動車事故によって植物状態だった。
テレサを診察していると胃管に以上はなく、体温は38度1分
だというドリス。瞳孔反応はなし。
エコー検査では結石はなし。膀胱を見るという。
ナタリーはそれをみて気がつく。いつから植物状態なのか。
5年前だとすると、ナタリーは警察を呼んでとし、この人は
妊娠していると語る。
シカゴ・PDからリンジーがやってくる。
膣に外傷が有るから血尿が有ったこと。リンジーに無防備な
人が性的暴行されたことを伝える。テレサの施設の従業員を
全員調べて来客名簿と防犯カメラ映像で接触した人を調べる
という。しかしレイプキットは5日以内のDNAしか分からない。
リンジーによるとこの手の事件の犯人は定期的に事件を起こ
しているハズで、時に毎日かも知れないという。
シャロンはテレサの両親が来たことを語る。
父・デヴィッド(Guy Massey)、母・アンジェラ(Jenny Bacon)
がやってくると事情を聞く。すると憤った様子で犯人を必ず
捕まえて下さいと語る。
◆郡立精神科病院
アニタ・ベイカー (Cara Greene)医師は、研修にやってきた
医師の卵に病院を見せて回る。その中にはサラ・リースの
姿もいた。ここには18人の重い病人/精神疾患の患者が入院
しているという。ヘンリーは13歳から神経性食思不振症と
境界線パーソナリティ障害の治療をしている。イヴリン
(Micaiah Isaiah)は統合失調症で幻聴や妄想に悩まされてい
るという。そこで暴力性を抑制する為に新しい抗精神薬に
変えたという。入院期間は6週間から半年。
そんな中患者のトム(Andrew Brooks)はナンシー・リー
(Morgan Lily)に激高していた。ベイカーはそれを止める
中、ナンシーはサラの視線に気がついてあなたは誰なのか
と尋ねる。私はサラ・リース。シカゴ・メッドから来たのだ
という。私は「本当に出て行くべき」だという彼女。医者が
異常だと言うが違うからという。あの医者は最悪だとする
と私は異常という言葉は絶対に使わないというサラ。
◆シカゴ総合病院
コナーはペレイラの予後は良好だと語る。今朝はチェスト
チューブとAラインを外したこと。食事も出来ていた。
マーティはモルヒネは服用しているがそうだという。レイ
サムは他の診察は?と問うと、看護師のベスは、内科ICU2人
と大動脈弁1人、バイパス検討が1人だという。
レイサムは突然一つ質問だという。
『ユダヤ人の海賊は何と言うのか?』
「アホイヴェイ」だとし「やれやれ面倒だ」と語る。コナー
たちは微笑むと、ユダヤ人はユーモアがあるという。私は
コミュニケーションの機微が変わり初めて来たこと。
職場でのジョークにも深い意味があることも知ったという。
それは「仲間意識」であること。
■感想
今回のタイトルは囚人のジレンマ/Prisoner’s Dilemma。
海外ドラマの刑事ドラマを見ていれば必ず複数人の被疑者
に対して取引を持ちかける際に使われる心理的理論の一つ。
それだけにドラマに於いては決断を迫る際に複数人が
そこには居て、どちらを取るのかという選択をしなければ
ならない。その中には当然日本語のタイトルにもなっている
倫理感が存在していてそれに背くことになってもその決断
を支持していくのかどうか。
囚人のジレンマに於いて個人の利益が優先させるのか、
それとも協力するのかというのは重要なファクターであり、
この中ではレイサム先生がジョークの深い意味の一つと
して「仲間意識」という言葉を使っていたし、心理学・精神
学的な要素を持つサラとチャールズの間では、患者に
「協力者」と思われていると延べるシーンが有る。
そして一番倫理的に端的なエピソードとしては、チョイ先生
に向けられた嘘の供述を迫るシーンだ。
このチョイ先生の葛藤を見ていると同じ韓国系の俳優さん
が出て居る「メンタリスト」の大仏チョウさんがリグズビー
に頼まれて嘘の供述をするシーンが有ったことを思い出す。
「嘘は患者との信頼関係を崩すものだ」と先週のチャールズ
先生は語っていたけど、チョイ先生はこの前にも同様に
嘘を付かねばならないエピが有ったのである意味気の毒な
感じがしないでもない。
さてドラマでは相変わらず医者が患者に対して感情移入し
すぎるところが有って、今回はそれが上手くいったところ
も多かった。双極性障害という言葉も多かったけど、
人の生き死にの問題が一人の人の決断に掛かっていた所
も多く、まさに躁状態・鬱状態の如きものがありその境界線
の見極めがルールを通り越して倫理の問題へと繋がっている
ので何とも言い難いものがある。医者が傲慢になりすぎる
のも困るが逆に傲慢さを奪うと何とも言えない難しい事態
に発展してしまうんですよね。
■今回の患者
・ブルーナ・セスペラス
最初に運ばれて来た患者で、エクアドル出身。
機内で倒れてオヘア空港に緊急着陸し、救命士のコートニー
が連れて来る。元々心臓の病を患っていた為に、当初の対応
はチョイ先生やナタリー、クラークが行っていたが途中で
外科的処置が必要になるとコナーやレイサムに引き渡される。
心不全を起こしたのでフロセミド静注。
コナーはCT検査をすると、その結果【ファロー四微症】
という先天性疾患。すぐにでも外科的処置が必要。
・ズウミーラ
母・ズウミーラはショック。ただ元々それが必要なことは
分かって居たのではないのかな。チョイ先生の目の前で
彼女はふらついていたので診察しようとするが拒否。
食べていないし寝ていないのでこうなったと語るもチョイ
先生は彼女を信用していない感じ。
手術の書類を求めた際にも体調を悪くし様子が変だった。
チョイは診察の必要性を語るが、彼女は手洗いにいかせて
欲しいと頼む。
しかしトイレからなかなか出てこないというエイプリル。
G.C.M.C / Custodianな人が鍵を使ってトイレを開ける。
最初にエイプリルが入ったが彼女はコカイン入りの袋を
たっぷり気道内に詰め込んでいた。
エイプリルはトイレの水を流した後に「薬物中毒」「運び屋」
という言葉を使うが、その事実を何処で知ったのか。
それは後に1個とか2個のコカインの所持の問題で色々と
人生が変わってくるが、この時流したコカインの数は相当な
ものが有った。
内視鏡とケタミンを使ってクラークが取りだしていたけど
気道内に残っている袋は2つ。1つは取り出せたが2つ目は
取りだそうという際に破裂した。
・コカイン破裂したらどうするのか。
あれだけの量を一気に摂取しても大丈夫なのだろうか。
ラベタロール、エスモロールの点滴してニトロのスプレー
を使う。それでも心臓発作が発生したのでベルセド静注
してニトロを投入。それで一応意識は消失したが容体は安定。
・いざブルーナの手術へ
チーム・レイサムのメンツはいつも通り。
ただバルドヴィ先生がいることが多いんだけどね。
マーティ、コナー、ベス、ジャンキンス
鎮静剤を投与する際にブルーナがママに遭いたいという。
感情を取り戻しつつあるレイサムは気の効いた言葉で彼女
を手術への道に誘導した。
開胸手術。ファロー四微症という珍しい病気。
色々と手術手順を説明するレイサム先生。
開胸してバイパスを付けた後に右室流出路の狭窄の拡大を
行う。胸骨正中切開にて開胸。しかしその時から既にレイサム
の躊躇う行動が目に余る。そしていざ容体の変化には対応
出来なくなっていた。コナー先生の補助でなんとか助ける
事が出来た。
・残された問題
下で言及したけどズウミーラは手術台捻出の為に運び屋の
仕事をしていた。その場合警察(国土安全保障省やDEA)に
通報しなければならない。
エイプリルは一度罰を受けたとして心臓が止まったことを
例に出す。しかしチョイ先生もそのコカインが流通して
いたら複数の子供にも影響が及んでいたのかも知れない
ことを語る。その裁判の判決はシャロンの前で下される。
1個だけならば売る目的ではなかったとして許容範囲。
しかしそれ以上ならば通報。エイプリル、クラークは1個
だけだったというが、チョイ先生に聞き取り調査をした時に
はなかなか1個だとは言えない。結局嘘を付くことになるが
チョイ先生も二度と巻き込むなとご立腹だった。
・テレサ・エイゼン
自動車事故で元々は植物状態になり5年が経過している
25歳の女性の患者。遷延性意識障害と言うらしい。
今回は介護施設からの要請で症状は血尿とのこと。
ナタリーが尿路感染を疑い、結石/水腎症などの可能性を
見ていく。
エコー検査でそれらは全て否定されるが膀胱を見ている
際にナタリーが気がつく。なんと妊娠していた。
意識がない状態なので確実に誰かが病室に忍び込んで
彼女を性的暴行しているのは明らか。「シカゴP.D.」から
リンジーがやってきて事件性に対し必ず犯人を特定する
という。
その事を両親でもあるデヴィッドとアンジェラに告げる。
ナタリーはそんな両親の選択は中絶に決まっていると思っ
ているが、娘に起きたことの恐ろしさと同時にお腹で宿る
子供もまた娘の一部であることも事実である事を告げ
出産の可能性を考える。
ただ過去に似た様なケースを見た事が有るな。
事故で母胎は亡くなったけど脳死で赤ちゃんは生きている
というケース。
傷ついたのは脳だけだと思っている両親に対して、
「肺塞栓症」「敗血症」「腸閉塞」「呼吸不全」のリスク
がある事を告げる。ただ母親の方は今現在も娘が生きて
いるとは言いづらく出産で命を落とす方が幸いなのかも
知れない事を語る。
・別の施設を探す
両親は生むつもりで別の施設を探す。
ナタリーは正しい事とは言えないとするが、親は娘を無くし
そうな状況でもあるし、せめて孫でも欲しいと考えるのは
自然な感じがする。きっかけは最悪だったとしても・・
ただそんな状況の中で目が反応する。
先日のエピソードで脊椎をやられた患者が恋人を喜ばせる
為に反応を示すということは有ったけどね。マギーも目が
動くことは見ていた。
しかし彼女は「希望的感想」だとして一蹴する。
看護師としては何度も同様の患者を目にしていること。
脳のCTを念の為に撮ることになる。
・脳外科・エイブラムズ
テレサの退院の時は近づいている。そしてテレサの意志は
聞きようもないが両親の意向で娘の命は犠牲にしても
お腹の赤ちゃんは守ろうと考えて居る。それが正しいこと
なのか。この状況になってみないと誰にも分からない。
生まれて来ても父親を捜すのかどうか。
そもそも犯罪で出来た父親で子供が知ればショックを受ける。
そんな子供を愛せるのかどうか。
それにリンジーが捜査を始めている中で、結局出産を選んだ
場合にどう処理されるのかは気になる。
親権は父親の方に分が高くなりそうな気もするけど、この
手の場合は両親が勝つのかな。アメリカなら施設を相当額
で訴えそうだけどね。
テレサはナタリーが神経学的テストを行った時に反応が
遭ったことを告げるが普通に見れば脳死なのだろう。
ウィル先生も同様の診断だった。
しかし犯罪が元に遭ったことも有って、エイブラムズ先生
も親身になり、外傷性脳損傷の患者の睡眠覚醒のリズム
などを元に検査する。
すると意識は有り眼球も上下には動く。
「閉じ込め症候群」との事だけど、眼球をもう少し動かして
医師にアピールしていければ良かったのにね。
結局昏睡はしていない。事故で脳幹に衝撃が加わった為に
脳底動脈が閉塞。衝撃で身体は完全に麻痺し意識だけがある
状態・・・つまり「閉じ込め症候群」だった。
麻痺が筋肉の硬直の場合は運動療法で改善の見込みがある。
近赤外線入力装置で意思の疎通も図れる。
これまでの経緯をすべて知って居たテレサはどうこの世界に
生きる人たちを見守っていたのか・・
・ナンシー・リー
元々は郡立精神科病院に措置入院させられていた患者。
冒頭ではこの病院にサラが研修の為に訪れている。
色々と18人の重病人のことを見て回っていた。
その際トムという男の患者とケンカしていたのが彼女。
主治医のベイカー先生は「異常」という言葉を使うらしく
リース先生はそういう言葉は絶対に患者に使わないこと
を口にすると、やがて「ナンシーより緊急連絡」(c)CHASE H.Q
とばかりに彼女は突然運ばれてくる。
救命士のセザールが運んできた。
自殺未遂・・漂白剤と苛性ソーダとさび取り剤を飲んで
フッ化水素酸になっている。毒物科を呼んでNGチューブと
グルコーサンカルシウム、マグネシウムの点滴。心室の頻拍
には注意してと言うウィルだが、ナンシーはサラ先生を呼ん
で欲しいことを語る。
・ナンシーからの話
彼女は母親とケンカしてからずっと病院に入れられている。
ナンシーの話では母親がハンマーで襲ってきたから必死で
抵抗しただけだという。母親は双極性障害。
・チャールズ先生の疑問
ナンシーが何故サラに肩入れしているのか気になり尋ねる。
「君は何か遭いたいと思わせるような事を言ったのか?」
「異常という言葉は絶対に言わない言っただけ」
若い患者は誤解しやすい。メッセージを誤解して受け取られ
医者を協力者だと思われているという。
そもそもあの子は故意に毒性の強い薬品を飲んだ。
チャールズ先生はこういう患者は説得緑芽あり人を操る
のが上手いということ。「二度と自分を傷つけないと
思わせる」のが課題となった。
その後ウィル先生からのアドバイスで家庭環境を調べて
いくと、母親の証言が入院のきっかけであることが判明。
それにより複雑なことになる。
・主治医はベイカー
彼女のナンシーへの診断は「境界性パーソナリティ障害」
「双極性障害の発作」「手に負えないヒステリー」
「被害妄想」
・アドバイザー・ウィル
ナンシーは母親が嘘を付いていると語っていて自分は異常
ではなく母親が異常だと語っている。チャールズ先生は
この手の人は他人を操りやすいと言っているし、患者を
信用せずして信頼はされない。
ウィル先生に相談すると
「ボクはよく病歴を見直せと教える」
・ナンシーはどうなる?
ベイカーが迎えに来たので一応話はするが患者の主治医は
ベイカーで有って色々と意見できるのは彼女である。
「私には青年性心理学20年の経験がある。患者に遭った
ばかりの人にとやかく言われたくない」
経験は何にも増すけどそこには先入観という落とし穴が
無いこともない。
ナンシーは二度目の自殺未遂。今度はメスを使ったもので
ターニケットと止血鉗子を使ってすぐにそれを止める。
残念ながらチャールズ先生のアドバイス通りには行かなか
ったが、異議の申し立てをすることになる。
■その他
・気になること
・ウィーラー先生に問題が?
先日もそうだったがウィーラー先生がサラに密かに近づいて
いる。
「精神科もセラピーを受けるのか」。
先日のエピでまだダメージを抱えているのか。
会話している時にウィル先生が遮ってしまうところもまた
お約束で・・
・レイサム先生ジョーク
「ユダヤ人の海賊は何というか?」
「アホイヴェイ・・ヤレヤレ面倒だ」
・レイサム先生の言葉
ユダヤ教のことを前面に出していた。
マイモニデスというユダヤ教のラビの言葉を引用する。
「彼は言った、決断を誤る危険は躊躇する恐怖よりマシだ」
彼は暫く以前の冷静さを取り戻すまで病院には来ないのか
リハビリしていくみたいだ。そしてコナーに対してかつて
言った言葉を訂正する。
「フェローの第一候補は君じゃないと言った。何ヶ月か
共に働いて、外科医としても人としても君以上に優れた
人は居ないと感じている」
・お腹の中の子を失い傷心のエイプリル
弟のノアが色々と声を掛けて元気づけようとしているのだ
けどエイプリルは、そういう優しさに気がつきつつも現在
は自分の中にある感情に縛られていて少し時間が欲しいと
いう。エイプリルは彼女の肉体的な面でも安静にしている
べきことを告げていたが、色々と身体を動かしていた方が
良いとして語る。
マギーはみんなもエイプリルの気持ちを分かって居るので
何も言えずにいることを本人に伝えた。
そして最後はノアの言葉に耳を貸すようになる。
・チャールズ先生の言葉
「疾患と思春期の線引きが非常に難しい」
「見極め方は?」
「観光客がニューヨーカーに聞いた。”カーネギーホール
に行くには?”」
「努力」
・チャールズ先生の言葉2
「失望は人間ならば当然だ。病気じゃない」
「不運にも病気の母を持ち、聞く耳持たない精神科医に
運命を握られた。そう考えれば絶望も分かる。」
■使用された曲
・Live like you were dying by Tim Mcgraw
■出演者
シカゴ医療センターの救急外来
Dr.ウィル・ハルステッド (Nick Gehlfuss) 内科医。弟はシカゴ警察
エイプリル・セクストン (Yaya DaCosta) 看護師。ブラジル出身
Dr.ナタリー・マニング (Torrey DeVitto) 小児科医。救急外来研修中
サラ・リース (Rachel DiPillo) 医学部の4年生
Dr.コナー・ローズ (Colin Donnell) 外科医、父とは長年の確執
Dr.イーサン・チョイ (Brian Tee) 感染症の専門医。海軍の予備役
シャロン・グッドウィン (S. Epatha Merkerson) 管理部長
Dr.ダニエル・チャールズ (Oliver Platt) 精神科部長
マギー・ロックウッド (Marlyne Barrett) 主任看護師
Dr.イシドール・レイサム (Ato Essandoh) 医師・外科医
Dr.ニーナ・ショア (Patti Murin) 病理学
Dr.ジョーイ・トーマス (Peter Mark Kendall) 臨床検査技師
ジェフ・クラーク (Jeff Hephner) 新しい医学生、元消防士
ノア・セクストン (Roland Buck III) エイプリルの弟・看護師
Dr.ロビン・チャールズ (Mekia Cox) ダニエルの娘、感染症科
Dr.サム・エイブラムズ (Brennan Brown) 脳神経外科
Dr.ジェーソン・ウィーラー (Jurgen Hooper) 医者
Dr.マーティ・ピーターソン (Jeremy Shouldis) 麻酔医
Dr.レア・バルドヴィ (Shay Rose Aljadeff) 研修医
ドリス (Lorena Diaz) 看護師
ベス (Mia Park) オペ看護師
ディーナ (Amanda Marcheschi) 看護師
レア (Tonray Ho) 看護師・アジア系
コートニー (Courtney Rioux) 救命士
セザール (Cesar Jaime) 救命士
エリン・リンジー (Sophia Bush) シカゴP.D
ディーキンス (Arvin Jalandoon) 灌流技師
アンジェラ・エイゼン (Jenny Bacon) 母親
デヴッド・エイゼン (Guy Massey) 父親
テレサ・エイゼン (Becca Hurd) 25歳、患者
ズウミーラ・セスペラス (Doris Morgado) ブルーナの母
ブルーナ・セスペラス (Isabella Blythe Suarez) 7歳、患者
ナンシー・リー (Morgan Lily) 15歳、郡立病院に入院
Dr.アニタ・ベイカー (Cara Greene) 郡立病院・精神科医師
(Hal Kilgore) 用務員
トム (Andrew Brooks) 郡立病院に入院
イヴリン (Micaiah Isaiah) 郡立病院に患者
(Tony Comrie) 患者、髪の毛を剃る?
(Ashland Thomas) ED医者