NCIS ~ネイビー犯罪捜査班 11 第21話 正義の行方 Alleged

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第21話 正義の行方 Alleged
「aka.女性将校の試練」

監督/Arvin Brown
脚本/Scott Williams

【Story】

ミルトン(Scott Beehner)は車で運転しながらジョエルと
電話する。
「都会暮らし?恋しく何て無い。出勤時間が早くなった
事だけが欠点だが、タクシーや地下鉄では走らずに済む
し待ちは静か。野生動物もいる」として、今その写真を
メールすると言った直後人を轢いてタイヤで乗り上げてし
まう。

●NCIS

マクギーとトニーは出社するとビショップに挨拶する。
「調子はどうか?」とトニーは彼女に告げ手にしているもの
が何かを尋ねる。ビショップはただのサンドイッチで、
ベーコンエッグだという。食べるか?という彼女。
マクギーはそんな彼女に言っただろうとし僕らは「体内
クレンジング中だ」と。一週間水だけで過ごすこと。
そこにレモン、カイエンペッパ、メイプルシロップ入り
のドリンク。一日一回のサラダをたっぷり食べるという。
ビショップは二人で競争しているのかと問うが、マクギー
は正反対だという。マクギーは解放され今は独身。
それで体の中の毒素を排出している。それを聞いてトニー
は自分も力になると決めたのだという。別に解放ではなく
デライラは遠い国で素晴らしい仕事に就いたので有って、
これは新年を機にヘルシーな自分に生まれ変わりたいと
言ったのはトニーだとマクギー。新年って何ヶ月前の事
なのかとビショップ。今日がこれからの人生の初日だと
トニー。正しくは二日目・・二人なら続けられそうだ。
ピショップは目の前で食べても平気か?何なら何処かに行く
というが・・・

・ギブスが来る

全員で何処かに行くんだとしてやってきた彼。
チェサピークで将校が死んだと語る。

●チェサピークの現場

被害者はレスター・テイト少尉(23歳)、ソテリア号所属。
この近くのノーフォークに居たという。

ダッキーは死なせたのは車で轢いた彼ではなく、もう既に
死んで居たという。この顔面の擦過傷と手の打撲傷から
激しく殴り合ったと推察されるという。詳しくは解剖後に
分かるとのこと。
ジミーは二人にクレンジングは上手くいっているかを尋ね
る。君たちの合同プロジェクトだろうと。ギブスにその
意味を説明する。食事制限で体内を綺麗にするのは古来
より行われてきた健康法だ・・腸内洗浄という方法も有る
というダッキー。それも二人でやっているのか?とビショッ
プ。

ギブスは辺りの防犯カメラ映像は?と問うが、ビショップ
はこの通りにはないという。ギブスは彼女にトニーと共に
少尉とケンカした相手を聞き込みして目撃者を捜せと命じ
る。そしてマクギーはギブスから一緒に来いという。

●ソテリア号

ホリー・ファレル少尉 (Liz Holtan)がNCISのギブスとマク
ギーの対応に出る。副長に逢いたいというと、ちょうど
副長のルイス・ウェクスラー中佐 (Andrew Lukich)が通り
かかる。レスター・テイトについて尋ねていく。
レスターは明朝6時まで休暇を取っているというと、NCISは
死体で見つかったことを語る。チェサビークの路上でケンカ
した様ですと。レスターは兵士仲間のみんなと仲良くして
いるという中佐。トーマス・バーク少尉 (Titus Makin Jr.)
は無事なのか?テイトの親友で一週間二人で部屋を借りていた
という。バークは今朝の点呼に来なかったとし、今日は無断
欠勤扱いになっているとファレル。

●テイトとバークの宿泊アパート

住所を聞いてNCISメンバー全員でやってくる。
ビショップはギブスに聞き込みは空振りで何も見ていないと
いう。ドアを叩くと中から物音が聞こえる。ドアを蹴破り
中に入ると室内にはバークが居た。突然彼は「オレはやって
いない」
と語る。テストが殺害されたことを告げると、バーク
はオレが一緒にいれば良かったという。「シルバーリーフ」
という店(バー)にいたこと。この近所で彼とは別れたとし
アイツはあの店でまだ飲んでいたという。オレは24時に立ち
去ったと。

2分前の事を話そうとし、俺たちがなだれ込んだときに
「オレはやっていない」と言っただろうとし、テイトの死
は知らないのだろう?と。ビビって適当な言葉が出ただけで
本当にそれだけだという。ビショップとトニーでバーに行っ
て裏を取れと語る。バークに対して弁護士を呼びたいなら
好きにしろというギブス。

●BAR「シルバーリーフ」

店主のフレッド・ジョンソン (Adam Clark)から夕べのこと
を尋ねる。確かにバークは真夜中まで飲んでいて、彼の連れ
はもう少し後まで飲んでいたという。海軍だったのかという
フレッド。良い奴だったので追い出したくはなかったという。
連れの相手にはもう一人いた。女の事で殴り合いが始まり
仕方なく追いだしたという。確かAM 2時頃のことで、
「彼女がどうだこうだ」と言っているのが聞こえただけだと。
ここでは海軍か港の男か街の連中かは見分けが付かないとし
名前なんて気にしていないという。ケンカしていたのは・・

「小柄で黒っぽい髪の毛で20代だった」

というと、トニーは何か思い出したら連絡をくれと語る。

●検視官室

ギブスはダッキーとジミーの元にいく。
テイト少尉の血中アルコール濃度は0.11%。酔いつぶれる程
ではないが酩酊だろうと語る。死因は頭蓋骨の鱗状縫合に
加えられた鈍的外傷で傷つきやすい部位だという。犯人は
少尉の頭を掴んで繰り返し路面に打ち付けたのだろうと。
裏付けとして傷口にはアスファルトの欠片が有ったという
ジミー。アビーに分析してもらおうと語る。

■感想

いよいよ終盤の21話。
シーズン11は全て見ていますのでその内時間が有るときに
でもちょこちょこ更新して行こうかと思っているけど、なか
なか時間が取れず全てを書けずに済みません。
他のドラマの時にも言っているのになかなか実現せず。
もう少し簡潔にかけば良いのだけど、どうも性格のようで
書かずには居られない病らしいです(*_*;

最近はマクギーとトニーは仲良しだし、新しく入った
ビショップとの関係も仲が良い。ビショップが既に結婚して
いなければトニーとの関係が楽しいものになったのかなと
思ったけど・・ジヴァさんがね。
ビショップに至っては”新米”なので、もう少しNCISの伝統
によって色々と使いっ走りにされるかと思ったけど、
今日日そういう伝統は”男女差別”、”パワハラ”の名で一気
に出来なくなる傾向に有るのでドラマでも控えめになって
しまったのかなという気がしないでもない。

先日マクギーとは結婚するかどうかというところまで進んだ
デライラとの関係に於いては、彼女は爆破事件によって下半身
不随になってしまったものの、それでも仕事に於いては腐らず
出世の道をどん欲に求めた彼女は、マクギーとは遠距離の
関係になる。トニーにしてもマクギーにしても、それ以外の
全てのNCIS捜査官は結婚しても上手くいっていない
事を考えるとどうもね。
前シーズンだったかヴァンスさんの奥さんも被害に有った
し・・・

そういう意味も含めて二人は新年リフレッシュのような
体内クレンジングをして健康に励んでいる。

体は見えるところだけ綺麗にすれば良いのではなく
「内なるもの」にも目を向けなければならない。

そう言う意味では今回の敵は内なるものの中に潜んでいる
ということで相当限られてはいるものの、考えたくはない
が海軍同士でドラッグレイプ事件が発生していると考える
のが自然の流れとなる。

こういう暴行事件は被害者自身が勇気を出して名乗り出る
事が出来るのかどうかにかかっているが、ドラッグを
飲まされている上に下手に仲間たちを疑えば密室した状況
の中で相当精神的にも辛い状況が待ち受けているであろう
ことは想像に難くない。

今回はオーバーリアクション気味であまり知らない人との
コミュニケーションが苦手なアビーがそんな被害者たちの
心を解かしていくという流れが有り、なかなか興味深い
ところは有る。

この手の性犯罪を犯すものは繰り返し起こすというのは
「Criminal Minds」の受け売りかも知れないが、実際に
そういうものなのだろう。だからやはり前歴とか似た様な
状況下で起きた犯罪事件を調べていくというのが最短の道
ではなかろうかと。

■事件

郊外に住む男性が電話しながら車で走行中に人を轢く。
亡くなったのはレスター・テイト少尉だったが、検視の
結果車に轢かれる前に既に亡くなっていたもので、道に
倒れていたところを踏んだ格好だった。

テイト少尉の前日までの行動を調べていくウチに、彼は
下船して休暇を楽しんで居た。仲間6人と下船しており、
そのウチの一人、トーマス・バーク少尉は同じ部屋を
取っていることが分かる。

バーク少尉から話を聞くが、何かを知って居そうな感じ
だが話そうとしない。ただシルバーリーフという店で
二人は別れているという事から店主のフレッドに聞いた
所、他に連れが居て女性関係で揉めているような感じで
有ったことを知る。その女性が誰だったのか。そして
ケンカしたその男性は誰なのかを探っていく。

■事件の捜査

・フレッドの証言

言い争っていた人・・「20代で小柄、黒っぽい髪の毛の男」

答え:エディ
フレッドが後にトニーたちが店に居る際に、該当する男が
来たことを告げた。

エディは前歴が多い。
武装強盗、酩酊、治安紊乱行為。
そもそもキーウェストには行っていないとのこと。
追い出されはしたがその後は二人共背中を見せ合って行った
という。

・検視室

・被害者のテイトのアルコール濃度は0.11%。
・頭蓋骨の鱗状縫合に加えられた鈍的外傷が死因
・傷口にアスファルト

・モーリーン・キャボット捜査官

NCIS的には最初の登場。同じくNCISで働いている女性で
部署はFSV (ファミリー&セクシャルバイオレンス)を扱って
いるみたいだ。
ギブスとは一応顔を合わせたことがある。

「今もあのシボレーに乗っているのか?」
とはギブス談。

演じているのはKelli Williams。
代表作は・・
FOXの「The Practice/ボストン弁護士ファイル」
でしょうかね。あのドラマのスピンオフが「Boston Legal」
な訳で、Lindsay Doleという役を演じていた。
私としては「Lie to Me」のDr. Gillian Foster役かな
という気もしますがとにかく綺麗な女優さん。

キャボットなんて名前を聞くと「LAW & ORDER」の女性検事補
を思い出すよね。

現在兵士による性的暴行の撲滅に力を入れているとかで
テイトが情報ダイヤルに電話していたことから、テイトの
知り合いが襲われ、そしてあのバーで話していた男性が
犯人ではないかと疑う。性的暴行に加えて、テイトを殺害し
たのもまたその男ではないかと。

・ホリー・ファレル

ドラッグレイプの被害者。
当初は否定していたがテイトにだけは話したことをついに
認める。ただこういう被害なので表沙汰にしたくないのは
もちろんのこと、色んな弊害があることを考えて黙って居た
様子。一度は認めたけど認めなかったりして気持ちの入れ
替わりは激しくなるのも仕方が無い。
ドラッグが使われて居たとしたなら薬の効き目は大体72時間。
ドラッグの特定が必要だが残念ながら既にその時間は過ぎて
いる。

ただファレルとしてはテイトに話したものの、それが口外
されることになったこともまた色々と不信感に繋がっている
ところもあるのかな。

バークの第一印象は怪しかったけど、自分はバーの店主の
フレッドが怪しいと踏んでいた。

■終盤

・艦内の兵士たちに話を聞く

外に出たメンバーから話を聞くことになる。

バーク少尉、グレコ、アレクサンダー、フォックス。

グレコたちは携帯で写真を取ってアリバイがする
そこには5人が映っていた。

・アビーの活躍

アビーはファレルに告発・証言することを約束させた。

更にファレルはキーウェストのレイプ検査担当官に話して
証拠品を取ってもらっていた。DNAは出ないことから
犯人は避妊具をつけて居たこと。ドラッグはケタミンの成分
が検出されている。馬の鎮静剤・・スペシャルKと呼ばれる
デートレイプドラッグ。

・テイトの死因の修正

正確には即死ではなく硬膜外血腫で死亡。
脳から出血していたもので進み方が遅いので暫くは
普通に歩いていたという。素手のパンチで硬膜外血腫は
難しい。しかしテイトの傷口にはアスファルトが付着して
居た。アルファルトの原料、歴青砂とタールの他、
微量だが植物油、そしてじゃがいもとパン半分と玉葱が
含まれている。それは揚げ物の油。

結果テイトを殺害していたのは全く意図せずに死なせて
しまった店長フレッドだった。外につまみ出した時に
ゴミ箱に当たって転んだことが原因。

■クローズド

アビーはダメ元で海軍関係者とケタミンの接点を探る。

すると3年前にサンディエゴ基地所属の将校が地元の民間
クリニックに行っていることが判明。モニカ・キング大尉
(Chastity Dotson)。
彼女から話を聞くと3年前当時肩を怪我してパンサー号に
乗っていた時の事。同僚と一緒に将校用のクラブに行き
ワインを少し飲んだだけでフラフラ。黒い人影が現れて
のし掛かられたという。一日待ってから上官に言ったが
名前も分からず取り合ってもらえなかったという。当時の
上官はランディという人物で現在は大佐だという。

パンサー号とソテリア号の双方に乗っている人物を
探すと該当者は一人・ウェクスラー中佐だった。

全く同じ手口で襲われた女性は9人だった。
中佐のことをモーリーンが殴った。

・懸念される事

フレッドが意図しなくても結果的に
テイトを死なせていたこと。
またファレルは告発したことで仲間たちも調査が入ってしま
ったことだ。そして何よりも女性将校たちの心の問題もある。

■その他

・ビショップ

意外と無神経なのか、それとも逆イジメなのか。
トニーとマクギーがダイエットっぽい体洗浄をしている
のに彼女はパクパクと食べている。一応トニーたちに許可
は取っていたけどね。

ただ食事の際に昼から何も無いとしてトニーの好きそうな
ものを注文して食べている光景が有り、トニーは軽く10回は
間食していただろうことを告げていた。

・トニーは何歳くらいに見える?

レストランでビショップと会話している際に男から声を
かけられた。

「パパさん娘さんと一曲歌っても良いか?」

ビショップからは「二人共ルックスには全然問題が無いのだ
からクレンジングなんてやめたらどうか」
と言われたばかり
だったのでショックだろう。

・マクギーの抜け駆け

結局トニーだけが真剣に体内クレンジングをしていた様だ。
既に何日も前からマクギーはサラミを食べている。

マクギーの奢りで、
ステーキ、ほうれん草のクリーム煮、フライドポテトを
食べに行くことになった。ビショップも一緒。

■Used songs

・NCIS Theme by Numeriklab
・Moosemilk Blues by Corey Harris
・On The Road To Charlie Parker by Anders Osborne

■Cast

リロイ・ジェスロ・ギブス (Mark Harmon) 主任
アンソニー・ディノッゾ (Michael Weatherly) “トニー”
ジヴァ・ダヴィード (Cote de Pablo) 元モサド、NCIS
アビゲイル・シュート (Pauley Perrette) “アビー”分析・解析
ドナルド・マラード (David McCallum) “ダッキー” 検視
ティモシー・マクギー (Sean Murray) コンピュータ
ジミー・パーマー (Brian Dietzen) ダッキーの助手、検視
レオン・ヴァンス (Rocky Carroll) NCIS局長
エレノア(エリー)・ビショップ (Emily Wickersham) NSAより

モーリーン・キャボット (Kelli Williams) NCIS捜査官
ホリー・ファレル (Liz Holtan) 少尉、ソテリア号・乗艦
トーマス・バーク (Titus Makin Jr.) 少尉、テイトの親友
フレッド・ジョンソン (Adam Clark) バーテンダー
ルイス・ウェクスラー (Andrew Lukich) 中佐・副長
マイケル・フォックス (Justin Prentice) 船員4
エディ・パッチ (Mike Foy) 武装強盗、治安紊乱行為の前科
Lt.モニカ・キング (Chastity Dotson) 大尉、3年前サンディエゴ基地で
ミルトン (Scott Beehner) 郊外で仕事。冒頭で少尉を轢く
ジョン・アレクサンダー (Miles Gaston Villanueva) 船員3
クラレンス・ダニエルズ (Anthony Tyler Quinn) ソテリア号・艦長
ウィリアム・グレコ (Burt Grinstead) 船員2
(Joseph Whipp) 老人、ダンス
(Thomas Ignatius) U.S.S. Soteria Crewman
ルーカス・テイト (Derek McEntire)
ブリーナ・パルマー (Michelle Pierce) ジミーの彼女
レスター・テイト 少尉 23歳・ソテリア号所属

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