アストリッドとラファエル2 第5話 魔女の儀式 Circé

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アストリッドとラファエル2 文書係の事件録
(Astrid et Raphaëlle) 2021 , FRANCE

制作/FRANCE TÉLÉVISIONS、JLA PRODUCTIONS
、Be-FILMS
、RTBF (Télévision belge)
原作/
制作/Alexandre de Seguins、Laurent Burtin
プロデュース/Jean-Luc Azoulay、Jean-Sébastien Bouilloux

https://www.nhk.jp/p/astridetraphaelle2/ts/3LZ776G9GZ/

第5話 魔女の儀式 Circé

脚本/Laurent Burtin
Mathieu Pichard-Rivalan
監督/Éric Le Roux

【STORY】

■タッシーニ区域の森

雷鳴が轟く夜の森。
フードを被った人物は、横たわっている女性の服の
上から液体をかけるとそこに火をつける。勢いよく
燃え盛るものの大雨が降っていた。
雨が上がり見回りに来る二人の男性。
二人共夕べの雷雨のことを話す中、一方の男性・
ジャン・クリストフは目の前に焦げた女性の遺体を
発見。すぐに無線で連絡し、応援を求める。

■現場へ

ラファエルとアストリッドは現場に着くまでの間
会話する。ラファエルは明日の夜に空港に迎えに
行くという。息子のテオ (Timi-Joy Marbot)
留学先から帰省する。

「私のベイビーに遭いたい」
「15歳はもう赤ちゃんじゃありません」
「赤ちゃんはアイルランドに留学はしません」
「私には赤ちゃんよ。必死にしがみ付いてくる小さい
体の感覚は忘れない。強い絆。あなたの母もきっと
同じだ」

しかしラファエルは気が付く。
その発言がアストリッドにとって無神経なもので
あること。すぐに謝罪するがアストリッドは当時
の記憶は無く赤ちゃんは誰もが同じであると告げる。

・フルニエに聞く

現場を調べていた監察医のフルニエに現状の報告を
受ける。
被害者は30代の女性、白人、金髪。
体は焼けているが顔は無傷。髪に飾り、ビーズや
鳥の羽根、そして毛がついているという。

魔除けなのか。弔いの儀式なのか。
遺体の周りの草は円形に焼かれていた

またここで亡くなったものではなく死後に運んだ
ものであること。

「炎の輪」「髪」「魔除け」「火葬」

今まで同じような事件は起きているのか?
ラファエルはアストリッドに尋ねる。
彼女は同じテーマの資料が幾つか思い浮かぶとし
「魔術関係のもの」だという。

体のあちこちが黒焦げなのに顔だけ無傷なのは不思議
な現象ではないか?
フルニエによると不思議でも何でもなく夕べの豪雨で
火が消えただけだという。脂肪の多い部分が先に燃え
るものだった。

フルニエは遺体の手を退けると分かりにくくはあるが
腹部に帝王切開の跡があるという。それはとても雑な
仕事で死の直前に出産しているとのこと。

■パリ警察署 / commissariat de Police

署に戻るラファエルに対してアルチュールは彼女に
コーヒーを渡す。市内の産婦人科全てに被害者の
写真付きのメールを送って調査中であること。
その中で一人似ている患者がいたとする返信が有った
こと。
名前はセシル・メニャン。予定日は一か月後。
暫く病院に顔は見せず産んだかどうかし知らない
という。

“殺人”と”新生児の失踪”だとしてラファエルは検事局
に行ってくるという。そして誘拐情報を出すとの事。

■検事局

ラファエルはフォレスト検事に誘拐情報(ALERTE
En Levement , 2021/1/11)を出してもらう様に
説得する。
出産直後の女性が死んで犯人の狙いが赤ちゃんかも
知れないこと。ラファエルがパニックになっている
為に検事は冷静になる様求める。
しかしラファエルは子供の母であり冷静にはなれない
事を語る。

検事は申請を受理して情報を出す。

「ボワシー・サン・レジェ(BOISSY SAINT-LEGER)付近
で新生児が居なくなりました。心当たりの方は情報
提供を・・」

■パリ警察署 / commissariat de Police

ニコラは被害者(セシル)邸に赤ちゃんは居なく、
出産の痕跡も無かったこと。ただベッドに半透明の
液体が残っていた。「羊水」だ。そして恐らく
破水して慌てて家を出たのだろうこと。科学捜査部
が分析しているという。被害者のスマホは見つかって
居ない。アルチュールによるとSNSも全くやっていない
としこれはマジで幽霊かも知れないと脅す。
古いノートPCだけが残されているが殆ど使った形跡
がない。

アストリッドは資料局でセシル・メニャンの資料を
見つけたとのこと。
彼女は過激なフェミニストの活動家と見なされて
これまで警察に繰り返し勾留されていた。

2018年ポントワーズで控訴院のモラン裁判官を
襲撃して逮捕されたこと。
ニコラはその事件を覚えていてボナグリアを無罪に
した裁判官の事かと言う。ボナグリアは性的暴行と
殺人で有罪になり、控訴していた。
セシルはその時抗議団体「キルケ」に入り活動をして
いた。「キルケ」は魔力で人間の男たちを豚に変えた
ギリシャ神話の魔女のことだという。キルケは女性
だけで構成される団体。「女性解放」「動物愛護」
を訴えている。
彼女たちの中には避難所に身を寄せている人も多く
その場所は「サンクチュアリ(聖域)」と呼ばれていた。

サンクチュアリ(聖域)は2006年に設立。
創設者はオクサナ・アントネンコ (Louisy Joseph)。
場所はヴァル・ド・マルヌ県/Val-de-Marneの
ボワ・デ・ダム/Bois-des-Damesだというアルチュー
ル。それって遺体発見・現場近くだというラファエル。

■サンクチュアリ / Val-de-Marne

アルチュールは敷地内に入ると一部始終録画して
いく。

「どうか魔女の生贄を発見しませんように」

アルチュールはラファエルが怖がるのを見て楽しむ。

一方アストリッドは”私有地”と書いてあるので
立ち入り禁止である事を告げるが、ラファエルは
私が許可するので大丈夫という。

アルチュールはラファエルに尋ねる。
「本気で魔女が怖いのではないか?」

返答する間もなく目の前の道にヤギの姿がある。

「ヤギは悪魔崇拝の象徴だ」
とアルチュール。

アストリッドはそのヤギに近づくとゆっくりと触れる。

するとそこに女性ヴィオレット
(Céline Martin Sisteron)がやってくる。彼女は
ヤギを見つけてくれたことに感謝する。

「ふつうは知らない人だと逃げるか襲い掛かるので
触らせるなんて珍しい」。

脱走の対策はしているが魔力があるのね・・
ルシファー(ヤギの名前)。それを聞いたアルチュール
は悪魔の名前だと語る。

【感想】

パリ郊外の私有地の森の中で女性・セシル・メニャン
の遺体が発見される。まるで儀式でもされたように
して燃やされていた焼死体だが、検視した結果、
被害者は帝王切開により赤ちゃんを妊娠し取り出さ
れたような跡が有ったことや、焼死が直接の死因では
なく、死後にここに運ばれていたことが分かる。
調べていく内にセシルは抗議団体「キルケ」に入って
活動していたことや、女性解放と動物愛護を唱えて
女性の避難所・聖域/サンクチュアリを提供している
オクサナ・アントネンコという人物の元に身を寄せて
いた事が分かる。

犯人像を絞るのは幾つかの段階や色んな要素の組み
合わせがあるので難しいものがあり、その中に悪魔崇拝
とか共同体みたいなネタが含まれることで、より
遠回りするような流れとなる。
大抵はこの手の共同体の実態を掴む為に被害者
を装い潜入捜査していく流れが多い気がする・・が、
このドラマに於いてはそれが全く無かった。

容疑者・被害者たちの過去の行動の履歴・遍歴
を調べていく内に容疑者を絞り、各々奇怪な行動に
対して科学的に照らし合わせて特定しえり分けていく。

現代の人の思想は多種に渡っており一概には言え
ないけれど、一部はフェミニストを名乗るエゴイスト
の言動が目立つようになって来ているようにも思える。

主張が通らないならばでっち上げれば良い。
暴力には暴力で対抗して主張を知らせる必要がある。
これでは信用されるはずもないのだが、法で裁かれ
ないようなケースの場合はどうすれば人の心は平穏
さを取り戻すことが出来るのか。

このドラマの中でも大義の為に犠牲になるものが
存在し、彼らが唱える主義・主張に於いては相当
矛盾が生じている。

ドラマの中では個人主義と集団主義、そしてその
中に存在する利己主義とフェミニズムと言ったもの
たちによって構成され、個人的思想の共有はまるで
宗教のそれにあたる。
その中には理想の為の犠牲を強いられるものなどが
居て、カオスな世界のような状況に一部陥っている。

詳しく無いのだが、宗教によっては婚前前の妊娠
であったり、他人の子を出産する(代理出産)とか
堕胎させることを許さないものたちも居るかと思う
けど、何が正しいケースなのかは一つ一つ違うもの
が有るのでなんても言えない。

子供を持ちたくないのに子供が出来てしまうという
ケースは勿論有るけれど、人は子供や出来る過程・
行為を神聖化する割にその後の扱いがぞんざいなものが
有るような印象もある。

このドラマの中の妊娠したケースは代理出産という
難しいもので、かつてのパートナーだった同性の女性
にとっては複雑なものが有ったのは確かであるが
その人の意思はこの中では不要なもののように思う。

またこのシーズンになってからパートナーの関係や親と
子供の関係に言及されることが目立つように
なっているが、一方的に感情のベクトルが向けられる
中で、その関係を続けて行けるかどうかも気になる
ところ。

基本的にはアストリッドのような自閉症の人に
色んなケースをぶつけて柔軟な対応を見せられるのか
どうか、それとも融通の利かないルールに沿った言動
を取るのかで、そのリアクションに思わず期待する
ものが有るが、彼女にとって悪魔崇拝やら悪魔、
魔力、儀式の存在は果たしてどのように映っているの
か。

アストリッドの思考・思想はある意味生きたルール
ブックと化しているのだけど、そのルールの基準と
なるべきものって何なのだろうか。

■事件・捜査に関して

●殺人事件

被害者:セシル・メニャン
場所:タッシーニ区域、
ボクシー・サン・レジェ付近にあるサンクチュアリ内
の森の中。

気になる事:遺体は何らかの儀式をしたような跡。
気になる事:被害者は妊婦だった
(近くの産科医で身元が分かる。)
気になる事:帝王切開で赤ちゃんは取り去られる
(誰の赤ちゃんなのか?)

・セシルの過去

2018年ポントワーズで控訴院のモラン裁判官を襲撃。
性的暴行と殺人を犯したボナグリアを無罪にした為。

抗議団体「キルケ」に所属して活動。
※キルケは魔力で人間の男たちを豚に変えたギリシャ
神話の魔女

●事件のキーマン

・オクサナ・アントネンコ

2006年女性の為に「サンクチュアリ」を創立。
それはヴァル・ド・マルヌ県、ボク・デ・ダムにあり、
遺体が発見された森の私有地も彼らが持っている
共同体の敷地である。

ヴィオレットという女性を含めて多くの女性が住む。
ヤギを飼っていて「ルシファー(悪魔)」の名前が
ついている。

・「サンクチュアリ」

建物内には蛇が飼われて居たり、壁に飾られている
絵画は、ゴヤの絵でタイトルは『魔女の夜宴』。

サンクチュアリが設立した経緯とこの施設に住む
女性たちの過去を知るとキルケが生まれる環境は
ごく自然な流れ。しかしオクサナにとってはそれは
暴力的なものではないという認識が有る。

人生を取り戻す場所として健全な場所・健全な運営が
行われているのかどうか。

・魔女

オクサナの価値観では魔女はポジティヴな存在。
男に悪魔扱いされ迫害され火炙りにされた。
家父長制に於ける男の支配に拒絶した。

魔女という言葉があるのに何故か魔男という言葉は
あまり聞かないところがあるのも世の中男性社会なの
かも知れない。

・ソニア

霧の魔女(fogwitch)というSNSサイト。
「月の満ち欠けの周期と共に生きる」

soniathewitch(魔女ソニア)というハンドル名で
参加している。
彼女のSNSにはセシルと共に写っている画像が有り
「私たちはカップル」と書かれた4か月前のものが
掲載されているのを知る。

●現場の証拠とねつ造

セシルが持っていた古いパソコンの中に動画データ
が入っていた。ファイル名にはキルケのキャッチ
フレーズだとされる「豚を裁け」という文字。

動画にはロラン・ラランディエにセシルが襲われる
ような内容だった。映像は半年前に撮影されたもの。

ラランディエ医師はその時ポール・ロワイヤル産科医
で働いていて専門は不妊治療。

アルチュールは盗撮の映像からしてセシルが被害者
というよりもラランディエ医師を計画的に陥れる
ことが目的ではないかと考える。

そもそもこの段階で動画が都合よく編集されたもの
だとは分からなかったのだろうか?

こういう動画の場合、事実とは関係なくネットで
拡散されれば、女性が被害者、男性が加害者
に見えてしまう。

またラランディエのオフィス内には豚が放たれていた。

「人間の男たちは魔女のキルケに豚に変えられた」

そういえばサンクチュアリを訪れた際に、飲み物を
出されてアストリッド以外は飲まなかったけど、
ああいう所で出されたものを口にするのは勇気がいる
な。

●取調室

ラランディエは無罪を主張し、ビデオで起きている事
も同意の元で行われたものだとしていた。

「キルケの活動家を調べた方が良い」

その後突然ラランディエはアナフィラキシーショック
で倒れる。
発作を起こす直前の彼の目は恐怖で凍り付いて
いたという。
発作を起こしたのはソニアの名を口にした直後。

ラファエルは「呪い」を口にし、アストリッドは
冷静にこれまでに起きた奇妙な出来事は全て科学的
に説明が出来たとして動じない。

ソニアは元助産師だということもこのあたりで判明
する。

●科学捜査

・鑑定結果

被害者はお粗末な帝王切開で出産した直後だった。
死因は高所からの落下による損傷。
死後に火がつけられた。

胎盤の結果、母子のDNAが一致しない。
(妊娠4か月の受診・検診の際に父親は同席しない)
代理母だと判明。
父親は国外に居ると言っていた。

ラランディエの発作はクロゴケグモに噛まれたもの。

サンクチュアリで飼育ケースが有った。

■事件終盤

ラランディエの診察室に豚が置かれていた際に
防犯カメラにはサンクチュアリのバンが近くの街頭
に置かれていて、動物運搬用の箱が運び出される
映像が写っている。

●二人の人物を同時に聴取

元産婦人科のソニアとサンクチュアリの所長・オクサナ
を同時に取り調べすることになる。共犯しているならば
この場合、どちらかが裏切る為に警察側が工作
したりするけど、このドラマの中では無かった。

ソニアを取り調べるのはなんとアストリッド。

オクサナを聴取するラファエル。

驚くべきことにソニアは聴取するアストリッドを
対して洗脳しようとしていく。

「警察はあなたの障害を利用している」
「違う。私は障碍者雇用枠の6%には該当しない」
「私には素質が有る。”適任”です」

「私は妊娠したら中絶すべきだと思っている。腫瘍と
えんじで削除すべき」

●抑圧された社会

2018年ポントワーズでのこと
モラン裁判官を襲撃し起訴された。
人材紹介会社の経営者を3時間に渡り訃報に監禁した。
2019年にも事件を起こしている。

オクサナの主張では、

「一度でも考えたことがあるか?抑圧する社会と戦う
人の気持ち」
「虐げられて来た女性たちが他の人たちを同じ目に
合わせられて覚悟を決めて極端な行動に出ただけ。
何処がいけないのか?」
「キルケの女たちはみんな活動家で人殺しではない」

●投了

セシルが海外にいった記録を調べて代理母の件を
調べる。ギリシャに8か月前に渡っている事。
飛行機を手配したのはフルール・アニー・ドゥロルム
という人物。1985年4月5日(37歳)。

フルールとセシルは高校時代に親友だった。
偶然の再会。
そしてフルールは「子宮内膜症」「体外受精」
「ホルモン注射」「痛みによるストレス」などを
話している内に彼女は代理出産を了承してもらった。

赤ちゃんが奪われたことや、赤ちゃんの泣き声が
誰にも聞かれない場所。1km周辺に修道院がある。

フレデリックを率いて調べると、この場で出産し
この場で彼女が落下した形跡が有る。

しかしその修道院の中に赤ちゃんは居ない。
周囲を探すと、ヒッピーな4人が居る。
以前に使用していた空き家が近くにある。

セシルは一度は施設から出て行ったが戻って来た
際には破水していた。セシルは代理出産を請け負って
居たが赤ちゃんを欲しがっていた。
みんなにばれないようにソニアが修道院でお産を
手伝うが難産だった。
シーツを取りに行って戻った時には赤ちゃんは居なか
った。フルールは赤ちゃんを受け取ろうとする中
セシルは残念ながら窓から自分で転落してしまった
様子。

ソニアはセシルの事をあの世に行けるように古代の
神の儀式で見送っただけだという。

・誤算の連続

ドラマでは計画通りに人生はいかない。

遺体が燃えきれずに大雨で残ったのは偶然なのか。
彼女が代理出産するに至るフルールとの再会は偶然
なのか。
人との出会いの妙というものを感じたし、その
出会いを通して人の人生は変わっていったり、同様に
して価値観も変わるものがあることが提示される。

生物学上では親子で遭っても法律上は認められない。
まさにこのドラマの中で過去に起きた事件のことを
皮肉っているかのようでもあるし、またアストリッド
とマチルドの関係にも似たようなところがあるんだ
なと思うと複雑な気持ちにさせる。

しかし最後にテツオとアストリッドがベンチに
座っていたということは期待が持てるものだったのか。

■その他

●ラファエルの息子の消息と検事との関係

ラファエルの息子のテオが帰省することになった
けれど、冒頭では空港まで迎えにいくような事を
語っていたのに、彼女は検事と裸でベッドで寝て
おり、インターホンの音で気が付いた。

海外ドラマあるあるなのは、服を階段からベッド
に通じる道に投げ捨てるような格好になっている
為、朝はそれを回収していく(笑)

テオと検事の初顔合わせ。

●社会力向上クラブ

人は魔術の話になると理性を失うのはなぜなのか
というテーマで会話になった。

ウィリアムが語っていた。
「忘れないで、「違い」というのは一つの概念だ。
場所が変われば見方も変わるし完全に主観的な概念
だ。」
「フランスの社会で受け入れられることは難しい」

アリスは初恋の人が魔女だったと告白。
また彼女の地元では未だに病人扱いされる。

マックスは元々はアメリカに住んでいて先住民族
のシャイアン族。
出身地では生まれ持った「違い」というのは有利にも
なるとし、アメリカ先住民は世界的には有利な環境
にあることを語る。
しかし自閉症の人たちが魔女呼ばわりされる国も
ある。

「人はよく分からないものを魔術と呼んで片付けよう
とする傾向が有る。」

アリス・・初恋の人は魔女だった。

●ラファエルの口癖です

最近アストリッドもジョークを言う様になってきた。

「クソっ」「ムカツク」「マジで」

というのはラファエルのいつもの口癖だとか。
それをアストリッドも使う。

・アストラエル

取調室では協力したとは思えないけど、それぞれに
情報は引き出した感じかな。
その際「アストラエル」という言葉を語る。

「仲がいいから私たちの関係を勘違いしている
人もいる。」
「ラファエルにはフォレスト検事という恋人がいる。」
「だよね、バン!」
「バン 2回。」

●水曜日は買い物の日

テツオが店員として出ている日がアストリッドの
買い物の日となる。アストリッドもテツオに好意
を寄せたからこその買い物日の変更だとは思って
いるが、テツオから買い物以外でも遭って欲しい
と遠回しのデートに誘ったことでアストリッドも
戸惑う。

「買い物以外の時間をあなたと一緒に過ごしたい」
「買い物以外に何をするのか?」
「ただ一緒にいるだけでも・・・」

●ラファエルと検事

まぁ検事がクソっぽい役だろうことは想像していた
けど、今回がまた男性の女性に対する扱いを考える
とそのクソっぷりが倍増した印象もある。

【SOUNDTRACKS】

・The Angel by DeLaurentis

【出演】

アストリッド・ニールセン (Sara Mortensen) 犯罪資料局・文書係
ラファエル・コスタ (Lola Dewaere) 刑事・警視
ニコラ・ペラン (Benoît Michel) 刑事
カール・バシェール (Jean-Louis Garçon) 刑事・警視正
アンリ・フルニエ (Husky Kihal) 監察医
アルチュール・オンギャン (Meledeen Yacoubi) 警部補

ジュリアン・フレデリック (Julien Frédéric) 鑑識課
エステバン・アセギャ (Vincent VARINIER) 鑑識課
マティアス・フォレスト (Hubert Delattre) 検事
テツオ・タナカ (Kengo Saito) タナカの店

ウィリアム・トーマス (Jean Benoit Souilh) 社会力向上クラブ
マックス (Clément Lagouarde) 社会力向上クラブ
アリス (Lizzy Brynn) 社会力向上クラブ、メガネ女性
ブノワ (Clément Langlais) 社会力向上クラブ

テオ・コスタ (Timi-Joy Marbot) 15歳、息子
(Louisy Joseph) 14歳の時のアストリッド

ソニア・ヴュルコール (Louisy Joseph) 元産科医
オクサナ・アントネンコ (Louisy Joseph) 聖域創設者
ヴァイオレット (Céline Martin Sisteron) ヤギの世話
Dr.ロラン・ラランディエ (Céline Martin Sisteron) 産科医

フルール・アニー・ドゥロルム (Paméla Ravassard) 不妊

(Naël Malassagne) パンク女性、キャンプ?
(Punk garçon) パンク女性、キャンプ?
(Punk fille) 男性
(Michèle Clément)

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