アストリッドとラファエル3 Astrid et Raphaëlle 第4話 開かれた部屋 La chambre ouverte

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アストリッドとラファエル3 文書係の事件録
(Astrid et Raphaëlle) 2022 , FRANCE

制作/FRANCE TÉLÉVISIONS,JLA PRODUCTIONS,Be-FILMS、RTBF
原作/
制作/Alexandre de Seguins、Laurent Burtin
プロデュース/Jean-Luc Azoulay、Jean-Sébastien Bouilloux

https://www.nhk.jp/p/astridetraphaelle3/ts/39Z2PN93J4/

第4話 開かれた部屋 La chambre ouverte

脚本/Alexandre de Seguins
Laurent Burtin
監督/Chloé Micout

【STORY】

■エスペリト・サンと精神科病院 / Esperito Santo

グレゴリー・ドゥメゾン (Charly Fournier)は、
「死ぬ」という言葉を繰り返し施設内を徘徊する。
それを見つけた医師のフォアマン(Jérémie Covillaut)
は彼にここで何をしているのか尋ねると、
「ルベルが死ぬ」と語る。
フォアマンは念のためにルベルの隔離病棟の病室
を警備しているティエリ・ケラー (Karim Fatihi)
に無事かどうかの確認を求める。現在部屋の前に居る
が異常はないと返信するが、室内を確認して欲しい
と言われて鍵のロックの解除が出来ずにいた。
ドアをノックして無事かどうかの確認をするが中から
返信は無い。エレベーターでフォアマンがやって
くると、彼のマスターキーで開く為に本人が直接
患者のドアの前にやってきてロックを解除する。
すると中では拘束具から外れたベッドの上で亡くなっ
ていた。

・新聞

「病院で患者が事故死」

Mort accidentelle
DANS UN HOSPITAL PSYCHIATRIQUE

そのような見出しで掲載される。
刑務所の監獄内でその事実を知るアラン・ラマルク
(Stéphane Guillon)は密かに微笑む。

■犯罪資料局 /
Service de Documentation Criminelle

ラファエルとアストリッドが会話しているとアラン・
ラマルクから手紙が来たことを知らされる。
彼は推理小説作家でペンネームはエリック・エルネス
ト。ラファエルはアストリッドが彼の本を楽しんで
見ていることを知り、気を付ける様語る。

「小説は面白くても何人もの人をを殺している危険
な奴」
「犯罪者で有りながらも事故死なのに他殺だから
捜査しろなんてどういうつもりなのか。」

奴の手の内は見え見えであるこれは罠だというラファ
エル。
アストリッドはこの件を既に止められる前に調べて
いた。

3日前に病院で死んだのは患者のクラランス・ルベル。
2011年9月5日、彼は上司のダヴィド・ルリヴァージェ
をクッションで口を押さえて窒息死させていた。
当時鑑定した3人の精神科医は一致した見解だった。

「犯罪当時には精神疾患に起因する錯乱状態」

ルベルは刑事責任に問われず、エスペリト・サント
(ESPERITO SANTO)精神科病院に収容され、3日前に
病院内で「喉頭浮腫による窒息死」で死亡した。

しかし事故死だとするラマルクの根拠は何なのか。

ネリヴァージュの検視報告書にわるるとルベルに
殺された時、彼は藻掻きながら左手の親指を骨折した
と書かれている。記事にも同様に左手の親指を骨折
しているというアストリッド。

これはリベンジだと思うか?

あなたはよく「捜査に偶然は無い」と言っている
というアストリッド。しかしラファエルはまだ捜査も
していないし、こんな弱い根拠で事件性があると
認めてくれる検事は居ないので捜査は絶対に無理だ
と語る。ルベルは病院で亡くなったとしても名乗り出
る家族はまだ居ない。
アストリッドはそれならばまだルベルの遺体は法医学
研究所にあるとすると、フルニエに連絡するか?と
ラファエルは語る。

■法医学研究所 / Institut Medico-Legal

フルニエは遺体が収容されているのを探す。
彼は運が良いとして、もうすぐ焼かれる所だった
ことを語る。【解剖】は勝手には出来ないが、
【外表観察】も重要なステップで、過小評価されて
いるが見識ある法医学者はこの段階で事件性を
見抜ける場合が多いことを語る。

「左手の親指から調べて欲しい」というアストリッド。
被害者本人が藻掻きながら折ったと書かれている事。
フルニエは確かに折れているがこれは藻掻いた訳では
ないこと。丁度関節の所でボキっと外向きに折れて
いる。これは外部から力が加わったのかとラファエル。
その可能性は排除できないこと。

「死因は何か?」

窒息死で間違いないが喉頭浮腫はない。
唇の傷跡が有るのは自分で噛んだものなのか・・

被害者が顔面を何かで強く圧迫された場合によくみら
れるという。
フルニエは“鼻の中に羽根”を見つける。
羽根枕を押し付けて窒息死させたのだろうとし
これは他殺であると語る。

■エスペリト・サンと精神科病院 / Esperito Santo

ラファエルたちは病院に行くと、ルベルは死亡した
病室を見せてくれるよう求める。
そこは病院内でも“13セクター”にあること。
特に扱いが難しい患者を収容しているエリアだった。
病院内でこの場所だけ隔離されているとし、
出入口では荷物チェックをしてエリア中にはペンの
一本でも凶器になるので持ち込めないことを聞かされ
る。
ラファエルの持ち物が全て一時保管され、アストリッ
ドのものも中に入るには一時手放す必要があった。
看護師から提出を求められ躊躇するアストリッド。
ラファエルは自分が付いているとして彼女を説得。
過去の病院での出来事を思い出しパニックになりかけ
るが、ラファエルの言葉を信じる。

・隔離病棟 / 13セクター

中に入ると格子の鍵がかけられる。
患者エリサベト・キュディ (Dominique Frot)は、二人の
姿を見て誰なのかとフォアマン医師に尋ねる。

医師は殺人現場であるルベルに到着すると、発見時
の事を語る。ドアを開けた時には既に死んでいた。
部屋は常に監視していたし、殺人が起こるなどあり得
ないと語る。カードキーの履歴もあるというと、ラファ
エルはその記録を送ってくれと語る。

病室内でアストリッドは天井を見上げる。
犯行現場には手がかりがある筈だというラファエル。
監視していた人は誰なのか。
医師によるとティエリ・ケラー (Karim Fatihi)
いう勤続20年のベテランスタッフだという。

・ティエリから話を聞く

ルベルが殺された晩は夜勤で夜22時から翌朝4時まで
病室のドアの外で監視をしていて、その後部屋に入ろ
うとしたこと。しかし開けられるはずのカードキー
がこの時は使えず、エレベーターで降りてフォアマン
医師を呼びに行き一緒に戻って来たこと。彼の
カードキーならばどの病室も開けることが出来るもの
だった。その時以外は持ち場を離れていないし、
誰かが入れば見ているという。

「唯一の商人が何も見なかったと主張する時は単なる
証人かどうか疑うべきだ」

と言うラファエル。

しかしティエリは自分が疑われていると知り、

「私が殺した? 理由は? 馬鹿げている」
セクターのスタッフに聞けば分かることだとし、
ルベルは難しい患者であったが、私は上手くやって
きたのだという。

■犯罪資料局 /
Service de Documentation Criminelle

密室殺人の謎を解くカギは証人の信頼性に依存して
いる。この事件の問題は証人の信頼性に絶対の自信
を持つことが出来ないことだというアストリッド。
しかし看護師はシロで犯罪者タイプではなかった。
ラファエルはアストリッドに対して、事件解決まで
に何度もあの精神科病院に行くことになると思うか゜
辛いのであれば無理して同行することはない事を告
げる。
アストリッドは今朝の現場の病室を見た時に思考が
止まってしまったのはあの場所に居ると頭が混乱して
迷子になりそうになるからだという。病室と空間
が曖昧になり同じような壁が何処までも続く・・
まるで迷路に囚われたかの様な感覚を覚える。
しかしラファエルが一緒に居ればきっと自分を保つ
ことが出来るという。病院に言ったらあなたからは
離れない・・ずっと一緒だと約束するという。

「この件はラマルクに弄ばれてはいないか?」
「殺人だという事は当たったのは事実だ」
「しかし何故刑務所にいてそのことが分かったのか?」
「本人に直接聞きにいけば済むことだ」

■サンテ刑務所 / Centre Pénitentiaire
(Prison de la Sant)

刑務所に行くとラマルクに面会する。

【感想】

密室状態での殺人事件。
セキュリティが厳重な状況の中、建物内に居るものを
活かすことも殺すことも出来るのか。

「刑務所」と「重度の精神科病棟」
共通している要素と相反する要素が有り、この二つ
の流れが並行して描かれる。

一見すると精神科病院で事故死したとみられる患者の
クラランス・ルベル。
しかし事故死とするには幾つか不自然な事象と
状況証拠が見つかり、中でも【S1-6話】で逮捕した
ラマルクから送られて来た封筒の中身が気になるもの
として存在している。

S1-6
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=8021

この案件はそう簡単に事故死確定するものではなく
明らかに他殺なのに意外とあっさり火葬させられそう
になっていた。現場が病院故に他殺だとされることを
嫌ったのか。それとも精神疾患を患って居るので
捜査するに値しないと思ったのか。

テーマとして挙がってくるのが「迷路」だ。
「迷路」は、エリック・エルネスト名義で書いた
ラマルクのミステリー小説の一つで、アストリッド
がエルネスト名義で最初に読んだ本が「迷路」
だとされている。

迷路に該当するものは多数ある。
セキュリティやパズル/謎解き、更に視点を広げれば
人生そのものが迷路でもある。また人の思考回路は
迷路のようなものだし、色んなところに潜んでいる
迷路という名の迷い道がある。

アストリッドが語っていたのは、幼少期の経験から
閉鎖された病室での作業は頭が混乱して迷路に囚わ
れたような感覚を覚えるというものだった。

またドラマの中でも「先入観」はどうしても外せない
要素の一つだ。

セキュリティの厳重さを過信し、その先入観がある
からこそ、他殺を排除し事故死として処理しそうに
なる。
患者を担当していた人物は勤続20年のベテラン看護師
で完璧なアリバイが有る。
アストリッドが語るように、
「この密室殺人を解く鍵は証人の信頼性に依存される
ものがあるが、その信頼性が欠けている」
この病院・病棟で信頼できる人物は患者も含めて
正直居ない。

更に今回はアストリッドが自閉症だということを
勘案しても、天井を見上げる先にある迷路が
何を意味しているのか。

過去の経験が彼女の現在に於けるトラウマに近いよう
なものを形成していて、先日まで通っていた警察学校
に於ける学園生活と同様に、精神科病院や刑務所は
彼女にとって足を向けづらい場所となっている。
(これは勿論どんな人で有れ行きづらい場所であること
は確かである)

●謎

A)
刑務所に居るアラン・ラマルクが「遠隔地」で起きた
一連の事件の情報をある程度把握できる程に入手出来
ていたのは何故なのか。

B)
殺人事件の容疑者はこれだけ厳重な病棟にどのように
して気が付かれずに侵入できたのか。
内情を把握しているスタッフが明らかに怪しいものだと
思って観ていたけれど、逆にこれだけ怪しいオーラを
出してくると、あからさまなので無いなと思わせる。
それに病院スタッフに利益はない。口座の流れでも
調べて羽振りの良い金の使い方でも有れば簡単に
分かるけどね。

C)
刑務所に居たラマルクは映画「羊たちの沈黙」
(原題:The Silence of the Lambs / 1991年)
のレクター博士の様で有り、アストリッドは
Jodie Fosterが演じたクラリスのような立場だった。

遠隔地から他者を誘導できるだけの人心掌握術
に長けていること。「羊たちの沈黙」でもレクターに
直接一人で会いに行く姿があるが、ここでも
アストリッドはなんだかんだ言って色々と情報を
掴もうとして逆に利用される結果となる。

■事件・捜査に関して

●被害者

被害者 : クラランス・ルベル
発見場所 : エスペリト・サント精神科病院の病室内
死因 : 喉頭浮腫による窒息死
第一発見者 : 看護師ティエリ・ケラーと医師のエリ
ック・フォアマン。
備考 : 上司のダヴィド・ルリヴィージュをクッション
で窒息死させた(2011年9月5日)。
ダヴィドは殺された際に左手親指を骨折(藻掻き苦し
んだ時のもの)

●法医学研究所

ルベルの遺体は死後3日が経過していて、焼かれる
寸前だった。
外表観察によって調べると左手親指こそ折れてはいな
いが、関節の所から外向きに折れている。
唇の傷跡があり、顔面を何かで強く圧迫されており
鼻の中からは枕の羽根が付着し見つかる。
そこから他殺であることが分かる。

■密室の謎の解明

密室の謎はある程度の技術が必要なものだった。

このトリックは色んな推理小説で使い古されたもの
ではあるが、病棟自体が全く同じような構造であること
を利用して、3階と4階を同じように作った。

・「植物の鉢」が動かされていた。
・カードキーは3階では使えないもの
・壁に掛けられていた絵画は同じ絵
・エレベーターの制御盤を細工し4階を押すと3階に行く
・ネジが緩くて傷だらけ
・ボタンを一度押せば元通りの仕様に戻る。
・カードキーの履歴が入ったHDDを削除

・犯人は誰か

トリックが分かっても犯人は分からない。
ルベルに殺されたルリヴァージュの遺族かに思われて
いたが、彼らはアメリカに住んでいて、彼が殺された
後も帰国はしなかった。それは何故か。

出入口は厳重なので、誰も出られないし入れない。
誰も出ていない。今でも中に居る人物。

・ルベルの人物像

人を人とも思わず支配することに喜びを感じていた。
13セクターの患者の中でルベルと関わりのある人物
は居たのかどうか。

・13セクターの患者の情報

「真実と嘘の境界線」が極めて曖昧な患者が多い。

まるで社会力向上クラブでの話し合いのような形で
患者と話をする。

因みにこの時点で被疑者は40人居る。

患者には、

・エリザベト・キュディ
・リュシー・グラジアーニ
・赤毛の女性
・グレゴリー・ドゥメゾン
・黒人の男性

エリザベトは最初に13セクターに入った時に見かけた
患者の一人。
ルベルの死を喜んでいたのはリュシーと赤毛の女性。
リュシーはルベルに襲われかけたがティエリが
居た事で助かる。ベッドの下からシャルル=ピエー
ル・ボードレールが出版した詩集の【悪の華】の本が
見つかる。(ページの端が折れている)
グレゴリーは冒頭に出て来た患者で、自分が殺したと
語っている。(基本的にここに出て来た5人は皆自分が
殺したと語っている)

後々エリザベトがやってきて犯人はここの職員たちで
あると密告する。
この病院の本当の目的は人体実験をする場所で有り
それがバレるのを防ぐため。
エリザベトのカルテによると妄想性障害の傾向が有り
4度の入院。

グレゴリーは統合失調症を患って居る。
幼少期に父に監禁されていた事から、父の首を絞めて
殺害している。また2週間前にルベルを絞殺しようと
した。ルベルが父親に見えて叱る姿が在った為に絞殺
しようとした。ルベルから『父親の臭い』がした。

グレゴリーは更に暗号を解いた後のアストリッドの
流れで警察官たちが病院に行くと、今度はフォアマン
の首を絞めていた。
ルベルのTシャツとフォアマンの白衣には香水の臭いが
して同じものを使用している。

※一つの疑問が浮上する。

グレゴリーの行動習性を知ってフォアマン医師を
彼によって殺させる為に誘導したこと。

・情報の流れ

リュシーの部屋から見つかった本はページが幾つか
端が折られていた。
その本の目的はリュシーと密会する為の暗号だった。

「私が思っているのは君、今夜午前1時に君の部屋で
会おう」

これ以外にも書かれていた4語には、

「Elixir」「Ruineux」「Ici」「Criniere」

頭文字を取るとERICの名前で該当するのはフォアマン
医師だった。

またサイバー班がHDDから削除されたカードキーの
履歴を復旧させる。ルベルの遺体発見の2時間前に
部屋を開けたのはフォアマン医師のカード。

・死亡診断書 / certificat de décès
・出生証明書 / certificat de naissance

新たに浮上する人物。
ローランス・クトネルが自殺していた。

グレゴリーの項目でも一部記載したが、フォアマン医師
の事を誰かが恨み、グレゴリーを使って殺させようと
している。
リュシーに話を聞こうとするが、けいれん発作で
倒れる。

■捜査終了

アストリッドのストレスはマックス。
豆は全てを消費してしまった。

ローランス・クトネルはルリヴァージュの同僚。
2011年9月5日にルリヴァージュはルベルによって
殺された。クトネルは当時ルリヴァージュの愛人。
彼が死んで立ち直ることが出来ずに死を選んだ。
クトネルには娘が居た。
施設に入れられたその娘は里子に出されて、
里親の姓を名乗っている。名前はリュシー・グラジア
ーニ。しかし彼女は彼に認知されていない娘だった。

精神科病棟が出る患者の物語は壮絶なことが多い。
ルベルは父を殺害した。そのせいで母親は自殺した。
ルベルはリュシーの人生を壊した。

リュシーの精神疾患は演技だったのか。

皮肉にもルベル同様に特殊な環境で育った故に
本当に病んだものなのかも知れない。

■その他

●「1000の犯罪を熟知していたら1001件目の事件を
解決出来ない方がおかしい」

不可逆的な物言いだったけど、これを言ったのは
シャーロック・ホームズだとしたアストリッドに対し
て、それを否定し、アーサー・コナン・ドイル(著作者)
だとするエルネストの姿が在った。

●エルネストの虚栄心

登場人物は作者の投影、代弁者である。

この人はコナン・ドイルとシャーロック・ホームズの
関係を引き合いに出しては、自らの著書の中での
名探偵のエリック・エルネストと著者のアラン・ラマッ
クを同列に扱おうとする。

ドイルは主人公をセイヘンバッハの滝に落としたこと。
しかしドイルとラマックの違いは実在する人物を
殺したか否か。

●エリック・エルネスト/Erik ERNESTの著書

彼は152作の本を出版している。

「迷路」(LABYRINTHE)はエルネスト名義で書いた
13作目(13セクターを示唆したもの)
「旅する処刑台」(LE GIBET VOYAGEUR)
(ルリヴァージュ事件で捜査終了後に出版された)
(警察の捜査がてこずったのは愛人の存在に気が付か
なかった。写真には同僚の女性と親密だった)
「死に際の亀裂」(LA FRACTURE AU POINT MORT)
(被害者の指が骨折する)
「槍の穂先」(FER DE LANCE)
(犯人が精神疾患を装い服役を逃れる話)

・脱獄した彼は「開かれた部屋」(LA CHAMBRE
DUVERTE)を出版する。
ホームズとモリアーティの関係のようで最高傑作
が書けたと自画自賛している。

●アストリッドの回想

今回は2度、3度回想シーンが有る。
父のアンギュスはノラン医師からアストリッドに
本を与えるのは早いとして口論になる。
アストリッドの不安定な精神は本を読む事によって
刺激することになる為だ。

自閉症が病気なのかどうかも口論になる。
パニックを起こしている自閉症は病気だとする
医師にも父は病気ではないことを語る。

●アストリッドの幼少期

16歳の時に彼女は退学処分になった。
社会福祉センターに行き問題を起こしたことで
父から引き離されて精神科病院に行く事なる。
そこから現れた「迷路」。

【SOUNDTRACKS】

・Who Knows by Marion Black

【出演】

アストリッド・ニールセン (Sara Mortensen) 犯罪資料局・文書係
ラファエル・コスタ (Lola Dewaere) 刑事・警視
ニコラ・ペラン (Benoît Michel) 刑事
カール・バシェール (Jean-Louis Garçon) 刑事・警視正
アンリ・フルニエ (Husky Kihal) 監察医
アルチュール・オンギャン (Meledeen Yacoubi) 警部補

*ジュリアン・フレデリック (Julien Frédéric) 鑑識課
*マティアス・フォレスト (Hubert Delattre) 検事
*テツオ・タナカ (Kengo Saito) タナカ商店

*ウィリアム・トマ (Jean Benoit Souilh) 社会力向上クラブ
*マックス (Clément Lagouarde) 社会力向上クラブ
*アリス (Lizzy Brynn) 社会力向上クラブ、メガネ女性
*ブノワ (Clément Langlais) 社会力向上クラブ

16歳のアストリッド (Sylvie Filloux) 入院
アンギュス・ニールセン (Aliocha Itovich) 亡き父

アラン・ラマルク (Stéphane Guillon) 元小説家、サンテ刑務所
Dr.エリック・フォアマン (Jérémie Covillaut) 精神科病院
エリサベト・キュディ (Dominique Frot) 妄想性障害
ティエリ・ケラー (Karim Fatihi) 職員
リュシー・グラシアーニ (Catherine Zavlav) 患者・本
グレゴリー・ドゥメゾン (Charly Fournier) 統合省患者

クラランス・ルベル () 今回の被害者
ダヴィド・ルリヴァージュ () ルベルの上司、ルベルに殺される
ローランス・クトネル () ルリヴァージュの愛人、自殺

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