DOC あすへのカルテ2 DOC – NELLE TUE MANI 第14話 病名 Senza nome (Unnamed)

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DOC(ドック) あすへのカルテ2
(DOC – NELLE TUE MANI)
制作:2022年 イタリア
原作:Pierangelo Sapegno、Pierdante Piccioni

https://www.nhk.jp/p/doc-karte2/ts/LRPGKZ9NQY/

第14話 病名 Senza nome (Unnamed)

脚本/Francesco Arlanch、Viola Rispoli
監督/Giacomo Martelli

【STORY】

■ホテル

エレオノーラは娘のジュリアにセルジョと結婚する
に当たって証人を頼んだものの断られた。
セルジョは滞在を延ばしてもう一度頼んでみようと
するが、母のエレオノーラは娘の頑固さを知ってい
ることも有って絶対に無理だと語る。それでも親子。
いい年してのぼせあげているだけではない事は
きっと分かってくれるという。
そんな折、セルジョのスマホにはアレッサンドロから
の電話が鳴るが後でかけ直すとして切ってしまう。

「娘には散々迷惑をかけたので仕方がない。」
「私が銀行式を迎える頃には本気だと分かって
くれる。」
「結婚して再出発しましょう。」

そう語るエレオノーラだがセルジョの様子が変だと
いうことに気がつく。
彼は突然エレオノーラが誰なのか分からず自分の
名前さえも忘れてしまう。

■アンブロシアーノ総合病院

アンドレアはジュリアに今夜時間が取れないかと尋ね
る。医長になる最後の試験の練習を手伝ってほしいと
いう。ジュリアは研修医に頼めばいいと語るが、
アンドレアにとって彼を尊敬している人間では練習に
ならない事を告げる。
そんな会話を入り口のところでしているとリッカルド
が出勤してくる。彼は一言も視線を合わせず挨拶も
しないで通り過ぎる。

アンドレアは準備室にいるリッカルドの元にいく。
彼は二日間休みをもらっていた為に電話にも出ずに
いた。その事を指摘するとリッカルドは冷たくアン
ドレアをあしらう。
アンドレアはこの間リッカルドに言われてから考えた
事を告げる。しかしリッカルドはその考えがなんで
あれどうでも良いと語る。アンドレアは話し合いを
しようとするが、リッカルドは既に前提から医師に
対する失望感を露わにする。

「あなたもロレンツォ、クソみたいな内科もどうでも
良いんだ」

・テレーザがやってくる。

ジュリアからすぐに来てほしいと言われたことを報告。
彼女の母・エレオノーラのパートナーのセルジョが
入院したのだという。

●セルジョの病室

エレオノーラは何が有ったのかを語る。
今朝はいつもとかわりが無かったのに急に電池が切れた
みたいになり何も得覚えていない。自分の事さえも
覚えていない。
救急外来で簡易検査をしたところでは特に異常はなく
体温・血圧も正常だという。
ジュリアはセルジョに声をかけると、彼は混乱していて
話を聞き出すことは出来なかった。

「今は少し混乱しているが理由が分かればすぐによく
なる」

セルジョは突然言葉を発する。

「アル次第だよ。何でも彼が決める」

アルについて母親に尋ねると、何かは分からないという。

「何か薬を飲んでいますか?」というカロリーナの言葉
にジュリアは反応する。

「昔を懐かしんでドラッグに手を出した?再発でしょ
アルは売人のことよ」

「しかし頻脈や薬物乱用による症状が今のところは出て
いない」と指摘する

「複数の物質に耐性が有って症状で出ていないのかも」

薬物検査をする必要がある。
テデスキは理にかなっているとし再発したが隠して
いるのかも知れないことと指摘する。

エレオノーラは好きにすれば良いとし、薬物には
手を出していないで検査なんて時間の無駄だという。
ジュリアは結果が出たら話をしましょうと語る。

・退室するジュリア

追いかけるようにしてダミアーノが彼女の元に駆け寄
る。ダミアーノは彼女が身内の担当は何かと私情が
入るので僕が担当を変わろうかと提案する。
しかしジュリアは彼は母のデート相手ってだけで何の
感情もないという。それを聞いて何かあればいつでも
手伝うことを約束する。

・エリーザは電子カルテ化の仕事

テレーザは一人では難しいのでダミアーノに頼んだら
どうかと語る。保管されたカルテの更新は二人ならば
早く済む。アルバとカロリーナは忙しく、リッカルド
は見つからない。しかしエリーザは一人で大丈夫だと
語る。ダミアーノは会話を聞いていて午後で良ければ
時間をつくると語る。エリーザは無礼にも
「じゃあ午後で」
とだけ語ったので、「お礼はいいよ」と皮肉る。

テレーザはそんなダミアーノに対して注意するよう語る。

「これはガブリエルとやっていた作業だ」
「だから優しくしつつも優しくしすぎては駄目」
「つけ込んだら容赦はしないからね」

■病院に新たな患者

アリアンナ(Daisy Pieropan)は両親に連れられて
やってくる。父・フェデリコ (Oscar De Summa)
母・サラ (Sara Paganelli)

●屋上

リッカルドは病院の屋上で携帯でゲームをしていた。
それをアルバが見つけて声をかける。
電話をしてもリッカルドは一切でないことを指摘する
と「休憩中」だという。まだ病院に来たばかりで
何もしていないにもかからず彼の態度はおかしかった。
二日ぶりに来たと思ったらサボって一体何なのか。
アルバはリッカルドにあなたご指名の患者が来ている
ことを言いにきたのだというと、誰かに回してと
いう。

●医局

ダミアーノはアリアンナのカルテを見ていると、
ようやく“有名なボンヴェーニャ先生”だと語る。
君にしか診てほしくないそうだというと患者と対面
する。

アリアンナが挨拶すると彼はどうしたのかと問う。

私は何年も前から腰と背中と膝が痛む。そして
酷い頭痛もある。これまで大勢の医師に診てもらった
し検査も受けたが診断が付かないのだという。

リッカルドはそれでどうして僕を指名したのかと
問うと、先生をネットのSNSでフォローしている。
新型コロナの感染拡大の頃、病院で踊る動画を見た。
それから投稿を読んでいること。先生は特別であり
先生にとっては患者が一番だという。患者を治す
までは諦めない。
私はつい最近成人したのでもう小児科にはいけない。
ここに来たのは大人として初めての決断だという。

父のフェデリコは娘の好きにはさせたが、幻想を
与えないで欲しいという。過去にも検査した結果
病気が判明したと言われることが何度も有り、
その度に間違いだったと言われて娘は失望している
のだという。
ダミアーノはそれならどうすればいいというのかと
問うと、検査した後に痛みの原因は分からないと説明
して欲しいという。母のサラはそれでも希望を
もつが、夫婦は話し合った結果だとして父は語る。

「娘に分からせたい。あの子の病気に名前はない。
治療法もない」

ということを・・・

【感想】

医者は職業柄、患者と何処まで向き合うべきか
難しい。医者ではなく看護師がその役割を担うケース
もある。
内科医であるならば、よりその患者の人生や生活環境
に食い込んでくる。踏み込まなければ分からない
病気もあるからだ。

患者に関わる分だけ医者自身は自分の人生の貴重な
時間を削ってしまう。リッカルドが分かりやすい形
でこの数話の中で見せてきたものだ。

アンドレアは”記憶を失った”ことにより、人との
時間の大切さを知ることになった。

今回の主役の一人はジュリアだ。

興味深いのは、ジュリアの母の彼氏は記憶を失って
しまった。これはアンドレアと付き合っていた
ジュリアも同様に経験していることである。
経験を共有するには難しい相手が母と子であるなん
てなんとも悲しいことで。共有は今回の最後で
患者の一人に希望を与えるものとして出てくる
対照的な事象でもある。

医師の仕事を過度に解釈すると大変なことになる。

「病名が分からなくてもやらなくてはいけない」
「医者は何処まで患者の検査・治療をしなければ
ならないのか」

医学・医療の未来像を見失ったリッカルドにとって
は、痛みを知る貴重な医師の一人なだけに患者から
も信用される。患者は医師以上に未来像を描きにくい
存在だと思う。

治せないケースの患者が出ることに対して医者は
無力だと思っている。
逆に治せた時にはエンドルフィンに溢れて無敵な
存在であり空でも飛べるんじゃないかと思って
しまう。

カロリーナはリッカルドにあなたみたいな医者が
必要であることを解く。それは・・

「痛みを知っている医者」

喪失感が激しいリッカルドを立ち直らせるに必要
なものとは何か。リッカルドだけでなく今回の
二人の患者は現在の医療では決して治らない病気
に分類される。そんなものたちへの心のケアは
果たして可能なのか。可能であるならばそれはどう
するべきなのか。

先日からのテーマから考えると、絶大の信頼を
寄せていた相手の言動に失望したものたちが
相手の言葉に耳を傾けてくれるのかどうか。

「失敗の度に断食してたら僕なんかとっくに餓死
している」
「大事なのは何故この仕事をするかだ」

リッカルドはアンドレアにもらっていたヒーロー
の人形を手にしていたね。

・決して治らないものを背負った人

リッカルドの経験談は失望させたアリアンナにまた
命の息吹を与えるに十分なものだった。
彼は減圧症によって右足を失い義足であることは
ドラマを見ているならば周知の事実。

ダンス映像からは想像できないだろうとし、
義足の足を見せる。
「ヒロシ!」(片平なぎささんか)

「起きる価値はあるか。歩く価値はあるか。生きる価値
はあるか。」

答えは「ある」。

同じ病・同じ痛みを持つイヴァーノとアリアンナを
会わせて二人でこの病気に名前をつけた。

「ヌー症候群」

【患者】

■ セルジョ

ジュリアの母・エレオノーラと結婚しようとしている
男性。エレオノーラは過去薬物依存てジュリアに
散々迷惑をかけており、彼女は一人で生きてきたと
いう鉄の鎧のような意思を持っていて母親との関係に
修復の余地はないと考えている。
セルジョは良い緩衝材になりそうな印象も有った。

しかし皮肉なことに親も子供も記憶によって恋人を
失いそうな危機にあることではないか。

ジュリアは憧れのアンドレアとの関係を記憶を失う
までは持っていたし、母親も同様である。
カルマの問題ではないかとも思うところもあるけど
歳を取って平穏に暮らそうとしている人にはなる
べく苦痛は与えたくないね。

担当医 : 主治医はジュリア。
カロリーナとアンドレア。

備考 : 彼はアレッサンドロ(アル)という人物と
スマホでコンタクトを取っている?

●病気の進行

突然無気力になる。
記憶も失い自分の記憶も殆どない。

救急外来でやってくるが体温も血圧も正常。
薬物依存だったこともあるので再発ではないかと
いう意見も出たが、頻脈とか乱用による副作用は
まるで出ていない。耐性が出来ているのかを薬物
検査で調べる。

●検査結果

薬物の摂取はしていなかった。
しかしジュリアは最近摂取したものでなくても過去
に摂取した物質によって脳に影響を与えることも
ある。「健忘症」もその一つ。

●脳を調べる為にMRIを行う

ジュリアは無駄だとするがテデスキの命令で行う。
テデスキはジュリアを外そうとするが、アンドレア
がそれを止めた。

「彼を一番知っているのは彼女だ。」
「”アルを知るため”の助けになる」

●彼の枕元で本を読む母

セルジョはSF好きだ。

「その惑星はその恒星に対して同期回転をして
いた。」

それを聞いた後にアンドレアが彼女に質問する。

「アルはどうしている?」
「誰から聞いたのか」
「分かっていないな。アルは全てを支配している
んだ。駄目だ言ってはいけない。」
「話したらアルが何かバツを与えるのか?」

●アルの正体、セルジョの正体

冒頭ではジュリアがセルジョは売人だったことを
語っている。そこから想像するとアルは売人の元締め
みたいな人ではないかという印象を与えた

アルはリハビリ施設の職員であることが判明。
ただしまだ詳細までは分かっていない。

セルジョの家庭のことが何も分かっていない。
なにか辛いことが有り自己防衛の為に記憶が喪失
していることも考えるアンドレア。

ジュリアはアンドレアがアルについて考えていた
ところで何やら難しい臓器の話をしていた。
彼女は彼の最後の口頭試験の練習に付き合っていた
ので、

「下垂体の部位と接続
前葉、後葉、血管や神経線維で視床下部と接続。
腎臓は腎葉、皮質、髄液、腎錐体
それが腎乳頭、腎杯、腎盂へ」

アルは向精神薬のことなのか。
アルではなく「ハロペリドール」
彼は統合失調症を隠していてその薬の副作用が出た
のか。

因みに後に分かるがアルはアレッサンドロ。
金融アドバイザーで、相続用の口座が出来たと
報告してきていた。
ジュリアは母親が祖母から相続した遺産を狙う
結婚詐欺師だと考える。しかし実際には、
彼女に遺産を残そうとしていた人物だった。

●エレオノーラから話を聞く

夜の病院。
面会時間も終わる中、帰宅しようとしていたところで
アンドレアが呼び止める。
会話をすることになる。

・仕事中にジュリアとアンドレアはよく喧嘩していた
・二人が別れたことはジュリアの弟から聞いている

●MRI検査

アリアンナの検査とほぼ並行する形で行われた。
何かが映っている。
ウイルス性脳炎、血液培養とは違う。
狼瘡(ろうそう)の可能性もあるが、関節炎と皮疹がない。
残るは一つ、『腫瘍随伴症候群』
腫瘍の原発巣や転移巣から離れた場所で起きる
臓器機能障害。腫瘍の場所が分からないのが厄介で、
それが免疫系を混乱させる。
脳が自分の白血球から攻撃を受けて記憶を失って
しまったもの。

●CT検査の結果

肺に腫瘍(ステージ4)が有り手術は出来ない状況。
余命は4、5ヶ月。

ジュリアは上述したように母の金を奪おうとしていた
のではないかと考えていたが、彼は既に病気の事実
を知っていた(腕には採血の跡)。

そしてアルの意味はアーサー・C・クラーク原作、
スタンリー・キューブリック監督の
映画「2001年宇宙の旅」のHAL9000のこと。
HAL9000は宇宙船を操る人工知能だ。
主治医のことをそう呼んで恐怖心を和らげていた。
口座は寧ろ逆にエレオノーラの今後の為に残して
置いた遺産だった。

■ アリアンナ

リッカルドを指名してやってきた成人女性。
これまでに何度も病院で検査してきたけれど、
その原因が突き止めるまでには至らない。
患者のことに対して絶対に諦めないリッカルド先生
ならば突き止めてくれるのではないかという一縷の
希望を持って来院する。

家族構成 : 父・フェデリコ、母・サラ

担当医 : ダミアーノ、リッカルド、アルバ

●病気の進行

前提として病院に来る前には
腰と背中、膝、そして酷い頭痛を時々襲う。

既に病院にもかかっていてこの病院でも検査をする
必要があるのか。
リッカルドは検査をしても同じだとするが、アルバ
はウチで徹底的に検査すべきだと語る。成長して
何か変わったことがあるかも知れない。

ダミアーノからの提案で古い検査の場合は改めて検査
し直すことを提案する。

ただここで重要なのは患者に直接話すのではなく、
希望をもたせるような事は言わないこと。

リッカルドは冒頭から無気力だったが、仕事中にも
無気力にならざるを得ない事態に陥っている。
病名の分からない患者。

●検査結果

アルバからの報告によると、検査結果は以前に行った
ものと同じだった。

リッカルドはそれを受けてUDNIのことを口にする。
その中にアリアンナと同じ様な症状の患者がいること。

2人の共通点を考えてみると思い当たる病気にたどり着
く。

『乾癬(かんせん)性脊椎関節炎』。
(炎症性関節炎)

しかし何故MRIで椎体偶角に炎症性の病変が見つからな
かったのか

それについてもMRIの精度が不十分とか炎症が初期段階
だったのではないかと考えて「3テスラMRI」で検査する
ことにする。ダミアーノに報告すると了解を得る。

●検査前

「3テスラMRI」の検査前にアリアンナから検査の説明
と、何度も検査をしているのに再度検査することには
何か意味があると察したアリアンナから追求される。

「何か考えがあるからやるんでしょ」

普通の医者ならば検査が終わってからでないと推測
で病名を語ることはないだろう。それでもリッカルド
は上司や両親の言葉を無視して話してしまうという
失態を演じる。

もしも彼が言う『乾癬(かんせん)性脊椎関節炎』
であるならば抗リウマチ剤と生物学的製剤で治す
ことが可能だ。

「医学は日々進歩している」

●検査後

リッカルドは検査前にものすごい強烈なフラッグを
立ててしまった。実際には強力なMRIでも何も映って
いない。またしばらくして検査すれば見えてくる
のではないかと悪あがきするが、それは違う。

●検査結果を告げる。

リッカルドはかなりの自信が有ったので、違うとわか
った時の喪失感は相当なものだろう。
誰でもセカンドオピニオンで発覚することもあると
希望的観測を持ってしまうが大抵は変わらない。

私事だがウチの父は右目が相当な弱視なのだが
その原因は何箇所もの脳や眼科の中でも権威ある
病院/医師でも結果は同じで「分からない」だった。

「見捨てないよね?ボンヴェーニャ先生なんだから」
「ごめんね。君が思うような医者ではないんだ」

【その他】

●少し特殊な流れが2つ

1) エリーザのカルテ更新

これまでガブリエルと二人で行っていたみたいだが
彼が母国に立ち去り一人で行うことに鳴るエリーザ。
テレーザの仲介でダミアーノにも手伝ってもらうこと
になる。

整理するに辺り一人が診断書の名前を読み上げて
それを印刷。もう一人が病院のデータベースで
患者のカルテを探すことになる。

2) テデスキのカルテの調査

先日カルーソからは圧力をかけられていた。
テデスキの親も何か不都合の事実があるのだろうか。

テデスキはアニェーゼを呼び出すと病院側は弁護士
を用意し準備をしていること。
ロレンツォの不審な点を発見したという主張。

ロレンツォのカルテについて、最初に担当したのは
ジュリア、次はアンドレア、そして最後にアニェーゼ
が担当している。

当時の事情を考慮すれば手順に従う余裕がなく混乱
していたとするが、それ以外のカルテにはそういう
矛盾がなかったことを指摘される。

・カルーソも圧力をかける

先日の病院ハッキングの際に盗聴したデータが
謎の医療メーカーの男から知らされているカルーソ。

「不正行為が有ったと知って放っておけますか?」
「私ならば眠れない」

その彼から

・事務書類
・SPDカード
・ボンベの記録
・死亡診断書

を調べるように求められる。

●真実・心情を話させるのか

悲しみを話して共に勇気づける相手がいれば
立ち直ることも早いのではないか。その為には
程よい相手が必要だが、それがまた複雑な関係に
あるとなかなか吐露するのも難しいものだ。

・カロリーナ

カロリーナの過食の原因を無くすためには彼女の
決断が必要となる。
病院の中庭でカロリーナはアニェーゼとそのことに
ついて話した。ロレンツォの件ではテデスキに
知られる可能性があり、その前に真相を話す
べきではないか。

「永遠に秘密を抱えていたい?」
「心を病む。もう影響は出ている」

・エレオノーラとジュリア

二人は同じ痛みを背負っている。
愛するものを失いつつ有ること。

ジュリアはアンドレアから多くのことで助けを受け
た。母親との関係も少しずつではあるが歩み寄る
ことが出来そうだ。

そこでアンドレアはジュリアに勉強を手助けして
欲しいことを頼むも、彼女にはダミアーノが居る。
カロリーナが手伝ってくれるらしい。

・エリーザ

彼女はダミアーノの前でガブリエルが居なくなった
ことに寂しいことを口にした。
ただ彼女は彼にメールするかと思っていたけど、
画像を見るだけだったな。

●UDNI(未診断疾患登録簿)のデータ

名前の無い病気の患者が登録されていて病状や検査
が掲載されている。

●テレーザの影の役割

・守る人、守られる人

ダミアーノが必要以上にエリーザに関わってくる。
それを察した彼女は彼を問い詰める。

「テレーザから何か指令が出ている?」

「君の事を守ろうとしている・・ガブリエルの思い出
からね。」

・テレーザが運んだ資料

テデスキのオフィスにテレーザが資料を運んだ。
膨大な資料。
「事務書類」「備品の供給」「ボンベの記録」
「SPDカード」「死亡診断書」。
全てはカルーソに言われた当時のロレンツォ回りの
資料だ。

【SOUNDTRACK】

・Firestones by Tony Brubdo / Nico Brundo
・Breathe
・Nothing but you
・Kryptonite

・I’ll Find you in the dark
・Need you right now
・Changed at all

【CAST】

アンドレア・ファンティ (Luca Argentero) 元内科医長
ジュリア・ジョルダーノ (Matilde Gioli) 医師、アンドレアの恋人
アニェーゼ・ティベリ (Sara Lazzaro) 外科医、元アンドレアの妻
マルコ・サルドーニ (Raffaele Esposito) 内科医長、秘密を持つ

エンリコ・サンドリ (Giovanni Scifoni) 精神科医
ロレンツォ・ラッザリーニ (Gianmarco Saurino) 内科医
リッカルド・ボンヴェーニャ (Pierpaolo Spollon) 医師、アンドレア慕う
アルバ・パトリツィ (Silvia Mazzieri) 研修医
エリーザ・ルッソ (Simona Tabasco) 研修医
ガブリエル・キダーネ (Alberto Boubakar Malanchino) 研修医

テレーザ・マラルディ (Elisa Di Eusanio) 看護師
カロリーナ・ファンティ (Beatrice Grannò) アンドレアの娘
チェチーリア・テデスキ (Alice Arcuri) 感染症科
ウンベルト・カルーソ (Massimo Rigo) 事務長
*Dr.ルチーア・フェッラーリ (Giusy Buscemi) 心理士

*ゾエ (Virginia Bernardini) 看護師 il piccolo
*エドアルド・ヴァレンティ (Gaetano Bruno) 外科医
ダミアーノ・チェスコーニ (Marco Rossetti) 医者

*ダヴィデ (Simone Gandolfo) アニェーゼの現在の夫
*マッシモ・ジェンティーレ (Lorenzo Frediani) 元患者アジソン病
*マヌエル (Virgilio Mongelli) 里子
*コスタンツァ (Alessia Giangiuliani) 秘書

エレオノーラ (Daniela Scarlatti) ジュリアの母
セルジョ (Lorenzo Gioielli) エレオノーラと結婚する
サラ・ミラニ (Sara Paganelli) アリアンナの母
フェデリコ・ミラニ (Oscar De Summa) アリアンナの父
アリアンナ・ミラニ (Daisy Pieropan) 患者
イヴァーノ (Alessandro Tocco) 患者

コレッラ・レナート () 患者・カルテ
ベレッタ・アルベルト () キダーネが担当した患者
ダレーシュ () アンドレアが過去に誤診
アンナ () アンドレアが過去に誤診

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