キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 Castle8 第19話 スーパーヒーロー Dead Again

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キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 Castleシーズン8

http://dlife.disney.co.jp/program/drama/castle_s8.html

第19話 スーパーヒーロー Dead Again

脚本/Rob Hanning
監督/Bill Roe

【ストーリー】

・マスターズ家

ケーブルビル社のカスタマーズセンターに連絡する
アラン・マスターズ (Jonathan Silverman)は、ようやく窓口に
電話が繋がった為に (会員番号34697721)を告げ、こちらの要求を
語る。

「冒険チャンネルを契約したが映像が乱れてしまう」

カスタマーズセンターの女性は窓口が違うとして保留され、そして
電話が再び待ち受け状態になる。
繋がるまで45分も待っているのにまたしても・・
朝に飲んでいるサプリメントを水道水で飲もうとすると、
突然彼は泡を吹いて倒れる

・キャッスル家

ケイトがようやく目が覚めるとベッドの前でリックが彼女のこと
を見ていた。

「何なのか?」
「寝顔を見ていたんだ。不気味化?」
「いいえ、愛を感じる」
「寝ている時に時々撮影している」
「やっぱり不気味」

リックは今後のことについて語る。
生活環境をがらりと変えて生活しないかということ。
しかしケイトは現実的な警部や探偵の仕事が有るとして彼の発言を
理解できなかった。

ロクサットの件もある

というリック。

そこにケイトの携帯に連絡が入る。
殺人事件だとしても死体は待てるだろうとしてリックが彼女の
携帯を取り上げて話を続けようとする。

仮にロクサットを倒せたとしてその後はどうするのか?
君は一生警部でいるつもりはなく、無限にある可能性を追求する
だろう。普通になるんだ

あなたは一生普通とは無縁でしょ。

・マスターズ家 / 被害者邸

ラニが判明した被害者の状況を語る。
被害者はアラン・マスターズ。
瞳孔散大と口回りの変色から見ておそらく毒殺
解剖で改めて確認する。

通報してきたのはケーブルテレビのカスタマーズセンターの
スタッフ。

侵入経路は窓だろう。
隣人が昨夜8時に物音を聞いている。(Espo)

毒は水道の浄水器でシンク下のフィルターに仕込まれていた
被害者は安全衛生の監督官。

リックは自分は性格診断のプロなので現場の状況から察する
に、アランは夢想家だ。昼は地道に調査に励み、夜は空想の
世界に羽ばたき冒険を夢に見る。

しかしその時、突然死んだハズのアランが声をかけてくる。
「僕の部屋で何をしているのか?」

ラニはちゃんと死んだことを確認したと語る。

・心臓病学 / cardiology

ラニは心臓病学者のDr.レベッカ・エリンズ (Marin Hinkle)
相談する。現在はどう見ても生きている状態。

ラニは呼吸音も無くて瞳孔は散大していたことを告げる。

「死後硬直や死斑は?」
「死後一時間未満だった」

ケイトが合流すると、被害者が生きていたのかと問う。
ラニは自分が診た時には死んでいたのは間違いなく、私は
プロだと語る。
肝臓に温度計を刺していたのか。

今は検査中だが元気そう。
致死量のテトロドトキシンを飲んだのに・・・
略称はTTX。フグなどにある危険な神経毒だという。

死ななかった理由・原因はあなたの旦那さんが知っている
みたいだというエリンズ。

・病室

リックはアランと会話する。

「君は現在のラザロ。究極の問いに答えて欲しい」
「あの世には何が有ったのか」

興奮しているリックを止めるケイトはアランに謝罪する。

しかしリックの興味は尽きずに質問を続ける。

「白い光やトンネルは見たのか」

アランは自分が意識を失うまでに覚えているのは、電話中
に薬を飲んだこと。

「体外離脱はないのか?」
「敵は居る?」

「夢は大きいだろ?」
「何故知っているのか?日記を読んだのか?」

「仕事で怒らせた人は?」
「僕の下で働いていた男。デイヴ・バートン(Brian Scolaro)を
首にした。重大違反を注意のみで済ませていた」
「買収のうわさ。首にしたときメッセージが残っていた。」

脅迫したであろう録音データが残されていた。
しかし大げさなだけだ。

デイヴを呼んで事情を聴く。

■事件

アラン・マスターズが浄水器に仕込まれた毒を飲んで殺される。
自宅で横たわる彼は、瞳孔散大、口の周りに青っぽく変色した跡
が有りそれを裏付けていた。
しかし死んだと思われた彼だが、現場で突然起き出して
生き返った形になる。それには見立てをしたラニも驚く。
職場での人間関係を聞くと彼はかつて部下・デイヴを首にした
事が有った。彼らは安全衛生局の監察官であり、厳格さを
求める立場にあったが、デイヴは重大違反を注意しただけで
見逃そうとしたのでそれを行うと、彼から激しい脅迫が有った。

■感想

私はこのドラマを見る際に、タイトルまで見たら一度再生を
止めて展開の感想というか予想的なことを書くようにしている。

今回のドラマでは冒頭10分までの間で起きたいくつかの謎。
言葉では表せない事象に関連して、どう説明を付けていく
のか。

それぞれの人物が仕事をしていく上で何か重要なことが
起きる。重要な事とはここではミスした事に該当するが、
それを理由に人生の軌道の修正を図っていくのではないか、
人生の転機を促すものではないのかと思って見始めた。

この人生転換の話は。リックが朝に目覚めたケイトに対して
話した事が始まりだ。

「リスクある生活よりも平凡な生活」

その会話の意図は何だろうと思った際に、
この先起きるであろうロクサットの件に関連しリスクを
回避するためのものなのか。それともケイトとの関係が
より深くになるにつれて、彼女の職業的立場が二人の共有する
時間の制限へと繋がる焦燥感を刺激しているのか。
人生を平凡且つエンジョイする為に先日の最後のエピソード
に繋がる。リックはケイトにバイクをプレゼントしたが
自らも免許を取りそして一緒にツーリングできる状況に
なったこと。
ここで一息休憩を促す流れは、裏を返せばこのドラマの
打ち切りに対する脚本家たちのソフトランディング的な
流れによってもたらされたエンディングを想定したもの
にも思える。

ラニもまた被害者に対して一度は死亡の診断を下したのに
対して本人は生きていた。これは重大な彼女のミスでは
ないのか。ミスだとしても大事には至らなかったのは
幸いだが、一度ならず二度目、三度と起きてしまう。

被害者の人間関係の中でもそうした人生の転機を感じさせる
ものが有った。

リックは被害者が殺されそうになっても仕事に興じよう
としている意味が分からない。
「臨死を機会に人生を考え直せ、夢を追って楽しめ」
と言葉をかける。
人の人生を勝手に不幸せなものとして単調で孤独な人物
だと決めるリックは主張はどれだけ上から目線なのかと
不快に感じる。

■捜査

・容疑者・デイヴ

被害者から首を言い渡されたときにカッとしやすい彼は
幾つもの脅迫的文言を残している。その一つが、

「天井に足をくぎ付けにしバットで頭をぶったたく。」

彼はアランの事件が起きた際に家にいて、妻と義母が
一緒だったと語る。義母との関係も上手くいかずに
「いっそミキサーにかけて・・」と口走る。

因みにデイヴのアリバイの裏は取れる。

『アランの人物像』

・デイヴによると頑固で融通の利かない男。
大勢の怒りを買っていた。
・アランはすごくいいひとなのに気の毒。彼を嫌う人も
いるけど私は面白いと思う(Gwen)

・アランに違反を罰せられた会社は?

ザンチウン・ラボ(バイオ医薬品会社)に多額の罰金を科した
2日前に薬品漏れを起こした。薬品はLAH (無機化合物)

・2度殺される

ベッドに電熱線のようなものが巻き付けら有り、リック
との会話後に感電するよう細工されていることが判明する。
リックが廊下に出た後に起きたものだが、リックが殺される
可能性だって有った。

ラニの見立てで彼が死んだことが認められる。

リックはもっと注意を払っていれば起きなかったことだと
して自責の念を感じる。

そんなラニとリックが会話している際に二度目の復活。

「運、不運ではなく不死身だ」

「服毒や感電から生還する人はいるが一日に両方だ」
「私の腕が悪いか、彼が不死身か」

キャッスルは彼を「スーパーヒーロー」だと語り鳴りやまない。

・犯人の手がかりを探せ

ベッドの細工は環境保存の解除後のこと。
アランたちが戻る2時間の間に設置された。

一度目のTTXは規制があり扱っている業者は少ない。

「安全マン」
「キャプテン・クールは」

●ザンチウン・ラボ(バイオ医薬品会社)

フランク・パチェット所長が責任者。会社は赤字で罰金を免除して
もらおうとした。
アランが同行を求めるのはマーレティング部のグウェン (Kate Cobb)
に好意を持っている。

・フランク所長

会社は薬品漏れの作業中だった。
この2日はその作業の為に時間がなく殺害する暇もない。
しかし彼を見送った後に妙なことが起きている。
彼の車に近づくと誰かがいて、僕らが近づくと離れていった。

・マイク・リン(Kenzo Lee)

リックがラボを勝手に歩き回る際に、マイクから声をかけられる。
アランが生き続けられる薬がラボにあるか。

「放射性のクモ」「宇宙人の技術」「超戦士の薬(血清)」

マイクによるとこのラボにあるのは
「毛髪細胞の増殖を加速するもの」
「細胞再生を速めたもの」

・グウェン

アランに対して悪いイメージは持っていない。
リックに言われたデートに誘うが事件解決後に誘うと思っていた
彼は30分後の約束を取り付けてしまう。

●プラスチック工場

ヒューム (Patrick Labyorteaux)によるとアランに工場を閉鎖された。
車に近づいたのはアランと話したかっただけ。
しかし連行時にスーツケースとメキシコ行の航空券を取っている。

航空券を取ったのは次に狙われるのは自分だと思ったから。
狙っているのはマフィア。

「廃棄物処理」「有害廃棄物の処理契約を無理やり結ばれた」
手先だったデイヴを首にされてアランは目障りだった。

●ブルズアイ社 / 廃棄物業者

社長は不明。新興企業。

感電や毒を使う手口はマファアらしくない。

ブルズアイの社長はホレイショ・スペイト(Maurice Benard)だと判明。
大勢殺した容疑者。ライアンからは家からは決して出るなとし
ホレイショの写真がメールで送られてくる。

グウェンとデートしているアランとのレストランに彼が表れる。
グウェンは彼を見てアランとの関係を解消。

ホレイチョは取り引きを持ち掛ける。
「命の保証」vs「調査時の干渉の控え」

アランはその取引を断る。。
ホレイショは「ラッキー・ドラゴン」という薬を最近飲み始めて
いた。
「イチョウ葉は記憶力を高めて正しい判断をすることを助ける」

「命の保証」をするということは犯人の正体を知っている可能性が
有る。

●ラッキードラゴン薬局

テトロドトキシンを扱う店の一覧。
ホレイショが薬を入れた持っていたピルボックスにその名前が
有った。。
薬局の背後に中国マフィアの姿。
東洋医学ではTTXを使用する。

ただ中国マフィアとホレイショは抗争寸前。
両社の同盟をアランが邪魔した格好になっている?

ラッキー・ドラゴンの令状は出せない。
コーバー判事がそれを下した。
確証が必要。(これはヴィクラムがケイトに言われたことの
皮肉にも感じる)

・リックはアランと共にラッキードラゴンに抜き打ち調査と
称して尋ねる。フォン (Raymond Ma)という盲目の男性が居た。
そこには立ち入り禁止区域が有った。
貴重な製薬だがアメリカでは栽培が出来ない。

色々とそれらしいことを話したフォンだが裏口から不法な
薬を運び出そうとしていたところ。薬はヘロイン(合成)だった。

更に分析するとTTXも入っている。
TTXはシナプスを阻害する。少量だと薬が切れた後の痛み
を抑える作用が有る。
合成麻薬の件でホレイショと手を組んでいた。
アランは無機触媒LAHを何処かで調べたことがあるのではないか。

水素化リチウムアルミニウム。
ザンチウム・ラボの際に漏れた薬品。
合成ヘロインにLAHが使われたと分かれば・・
ラボの誰かが命を狙っている。
マイク・リンが発注書にサインしていた。

単独犯の筈はないのでラボ全体に捜索令状を取る。

マイクが犯人だと思っているが実際にはグウェン。
ホレイショは彼女の恋人で彼女に命じていた。

頭を至近距離の22口径で撃たれたのに死なない男。
三度目の死から復活。

■ロクサット

メインの流れが少しグダグダしていて緊迫感がない。

逆にピリっとした流れの一つとしてヴィクラムとケイト
が関わるロクサットの件がある。
ヴィクラムはロクサットがLAに着いた頃に空港カメラに
映っていた人物を捜索していたケイレブ・ブラウン
(Kristoffer Polaha)、偽名としてピーター・マキャフリー
の名前を使っている。現在運転手の探しているという
ヴィクラム。

・ケイレブの乗っていた車

ヴィクラムが調べるとブルックスが映っている。
リックのことをクモ攻めにした人物。
ケイレブとロクサットは繋がっているのか。
しかしケイレブは弁護士なので悪党と車に乗ることはある。
今、下手に動いてロクサットのことを聞けば皆殺しにされる
可能性がある。証拠が必要だ。

ケイレブが突然署にやってきてケイトに依頼人の件で力を
借りたいことを語る。依頼人はピーター・マキャフリー。
ピーターは執念深い女刑事の部下に捜査されていることを
知って、サイバートラップを仕掛けていた。
これ以上捜査すれば危険な目に合うと脅してくる。

「私の依頼人は抵抗不可能な相手に働かされている」

・ケイレブとは

平和部隊や環境保護庁で働き企業の腐敗と闘ってきた弁護士。
その信念を曲げたことにケイトは懸念を示す。
ケイトはそんな彼に共闘しないかと話を持ち掛ける。

ケイレブからは脅されるも彼が生き残るには彼女は我々に
協力を求めなければならないことを理解している。
リックは朝から怯えるがケイトは落ち着いていた。

ケイレブは約束の時間には来なかった。
しかし帰宅した際に彼は家の前でスコッチを飲んで
待っていた。

ロクサットの正体は知らない。
ブラッケンの相棒で彼が殺された後に携帯が届いたという。

「この携帯はアスター公園の北端のみで機能する」
「毎月第三月曜日の午前8時そこで指示を待て」

電話は加工した声で指示されて会話することはない。
解析・追跡してくれとして携帯を渡される。時間は60秒の
会話。

■その他

・無重力セックスは危険
・僕らは変化が必要だ。パリに移るとかネパールで宝探しとか。
サハラ砂漠で気球の旅とか

・元は普通の人間だった。スーパーヒーローは大抵最初は弱虫。

・スパイダーマンを咬まれる前に戻れないし、「アントマン」
は・・忘れたが君には勤めが有る。

・”大きな力には大きな責任が伴う”

・実験

「毒」「感電」は効果なし。
「刺傷」でも大丈夫なのか。
「念動力」でピアノを動かして。

後ろを向いたアランに何かをぶつける。
「スパイダーセンスを試した」

「テレパシー」を送るがダメ。

・テトロ・ドトキシン (TTX=Tetrodotoxin)

・肉体が死んだ後、脳は7分機能し続ける。シナプスの情報伝達
が徐々に止まる中、人生が走馬灯のように流れる。

・僕が不死身のヒーローだと思い込ませたせいで
イカロス同様太陽に近づきすぎた

■使用された曲

・Castle Theme Song
Written by Robert Duncan

■出演者

リチャード(リック)・キャッスル (Nathan Fillion) 作家
キャサリン(ケイト)・ベケット (Stana Katic) NY市警12分署殺人
**マーサ・ロジャーズ (Susan Sullivan) キャッスルの母親。女優
**アレクシス・キャッスル (Molly C. Quinn) キャッスルの一人娘
ハヴィエル・エスポジート (Jon Huertas) ベケットのチーム
ケヴィン・ライアン (Seamus Dever) ベケットのチーム
ラニ・パリッシュ (Tamala Jones) 検視官
**ヘイリー・シプトン (Toks Olagundoye) フリーのセキュリティ
ヴィクラム・シン (Sunkrish Bala) IT技術

アラン・マスターズ (Jonathan Silverman) 安全衛生の監督官、毒殺
ケイレブ・ブラウン (Kristoffer Polaha) ロクサットの件
グウェン・パーカー (Kate Cobb) ザンチウン・ラボのマーケティング
デヴィッド・バートン (Brian Scolaro) アランの部下
ホレイショ・スペイト (Maurice Benard) ブルズアイ社・社長
グレン・ヒューム (Patrick Labyorteaux) プラスチック会社
フォン (Raymond Ma) 「Lucky Dragon」の主人
(Sean Holland) 制服警官、リックとアラン会話時の警備
マイク・リン (Kenzo Lee) ザンチウン・ラボ、メガネ
フランク・パチェット (Elimu Nelson) ザンチウン・ラボ所長
Dr.レベッカ・エリンズ (Marin Hinkle) 心臓学

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