エージェント・オブ・シールド Agents of S.H.I.E.L.D. 第15話 ローレライの罠 Yes Men

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第15話 ローレライの罠 Yes Men

脚本/Shalisha Francis
監督/John Terlesky
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【前回までのあらすじ】
スカイを救ったのに何で喜ばないのかとしてメイはコールソン
に問う。コールソンはあの施設での治療室をこの目で見た。
スカイは私と同じように苦しむに違い無いと思ったという。
私はウォードと寝ているとメイはコールソンに語る。問題が
有れば辞めるというメイ。

【ストーリー】
“ロージーの店”。
ローレライは新婚カップルから男性のジミーを奪ってやってくる。
その場所にはバイカー集団、”Dogs of Hell”のメンバーのたまり
場。ローレライの姿を見た、ドウェインこと”ルースター”が
声を掛ける。私は彼の妻じゃない。花嫁から奪ったのという彼女
は安全な移動手段を確保する為だという。ルースターは身を隠し
たいのであればここは持ってこいだという。目の前でバイクが
走るのを見てローレライは一体どんな怪物なのかとして驚く。
1987年型のヘリテージ・ソフテイルだと言うとオレので良ければ
乗るかと問う。あなたはリーダーなのかと問うと、それを認める
ルースターに対して、”お前と仲間はこれから私の僕だ”と語る。
ジミーに対してこの男たちと行くわというと、ジミーは思いっきり
吹き飛ばす。お前の役割は終わったのだと。
あなた何者なのかと問うと、私を僕に紹介してと語る。

スカイは目覚めるとベッドから起きようとする。
するとすぐにシモンズがやってきて動いたらダメだと語る。なんで
私が目覚めたのが分かるのかとして尻にセンサーでも付いている
のかと問う。私の顔色だって良いしもう元気だとするが、あなたは
2発も撃たれて胃に穴が相手、人工呼吸器に繋がって居たのだという。
採血するというと、また血を採るのかとして干からびてしまうわ
というスカイ。シモンズ先生は厳しいと語ると、この患者は我が儘
でガンコで困るわというシモンズ。しかしスカイはそんなシモンズ
に感謝していると語る。みんなの力だとするが、スカイはあんたは
最高感謝賞に値するという。ウォードがやってくると大丈夫かと
スカイに声を掛ける。シモンズが釈放を延期したというと、また私
を悪い者にするとしてシモンズは怒る。酷い顔でしょというと、
鏡も見せてくれないんだという。マシな方だというウォードは死に
かけていた時によりも・・と。ホント良かったという。一人で
乗り込むなんて無謀だったとするが、ウォードは勇敢だと告げ、
お前のお陰でマイクが生きているのが分かったという。
エージェント・ギャレットによるとマイクはデスロックと呼ばれる
プロジェクトに関わっているという。確かに死人みたいな顔を
していたとし何かをされているという。助けたいというスカイだが
もう手遅れだとして、あいつは傍に居てお前を助けることもせず
見捨てたのだという。私が自分を守れなかったのも原因だとすると、
退院許可が下りたらまたトレーニングをして欲しいと告げ、もう
魔法の薬に頼りたくないという。

シモンズは採血することに流石にスカイも怪しみ始めたとフィッツ
に語る。GH325に関してまだ何もスカイの体内から見つからないと
いう。アンプルは一本しかなくて点滴に使ってしまったという。
フィッツは爆弾が仕掛けられている状態なので持ってこられなかった
のだとすると、フィッツを責めている訳では無いという。スカイの体
の中に残っているハズの薬が検出されないのだという。怪我は回復
しているが細胞レベルでの変化がないこと。血液サンプルを本部
に送って分析してもらおうとコールソンに提案したが内々に
処理しろと言われたという。しかし何で隠すのか。フィッツに
中で何を見たのかと問うと変なものばかりだったという。

コールソンは一人車に乗ってジャスパー・シットウェルと逢う。
長官の居場所はわからないというシットウェル。君は何処まで
特別扱いを望むのかとしてもう十分だろうという。お偉方が
姿を消した時には向こうから連絡が来るのを待つしか無いのだ
という。タヒチの件はどうだったのかと尋ねると、最悪だという
コールソン。

そんな中、メイは本部からの指令だとしてみんなを司令室に
呼ぶ。カリフォルニアとネバダの州境で巨大なエネルギーが
検出されたという。コールソンはどうしたのかというウォード
にメイは私用で出ているという。フォスター博士たちがニュー
メキシコとロンドンで観測したのと同じ数値が出ているという
フィッツはこれはアスガルド人が来る前兆だという。
メイは私たちが出迎えろとの命令だという。アスガルドは味方
だろうというフィッツに対してロキは違ったぞというウォード。

現場に車で向かう。エネルギーを追って現地へいく。
コールソンに何か聞いたかとしてスカイに薬を与えるのを禁止
したが、何故か言おうとはしないのだというメイ。
そんな中三倍のエネルギーが放出されているというフィッツ。
すると目の前にアスガルド人で出てくる。
姿を見ると名前はわからないがニューメキシコでソーと一緒に
戦っていた味方だという。
アスガルド人の女性の前にいくと、彼女は自分はシフだと告げ
貴方たちはシールドなのかと問う。地球に危険が迫っているの
だという。

シフをバスに乗せるとコールソンは彼女は戦士だとして紹介す
る。ソーと一緒に戦うのを見たとし、金属対の巨人によじ登って
諸刃の剣を突き立てた人だと。ただものではないという。
人捜しを手伝って欲しいとのことだった。
メイはコールソンが何か変だと語る。
シフはコールソンを見てあなたはロキの手で滅んだハズではない
のかとするが、不思議な技を使うのはロキだけじゃないという。
シールドもやるもんだろうと。
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クインらムカデ組織らが行っているサイバーテック社のデスロッ
クを追っていたスカイは単独で乗り込んだ末に、瀕死の重傷を
負う。スカイを助ける為にコールソンは自分が治療を受けたと
されるベセスダの外傷センターとストライテン博士を捜して回っ
た挙げ句に、実在しないものだと分かり、更なる捜索の末にたどり
着いたのは、ゲストハウスと呼ばれる場所。そこで謎の薬である
「GH325」を奪い取り、急いでスカイに投与すると一度は命を
失うが、回復する。コールソンは自分が苦しんで来たことを
考えるとその薬の投与に待ったを掛けようとするが時既に遅かった。
そんな状況の中、カリフォルニアとネバタの州境でもの凄い
エネルギー反応を検出。ニューメキシコとロンドンでフォスター
博士が観測したのと同じ数値で、アスガルド人が来る前触れを
意味しているものだろうとのことだった。現場に直行すると、
そこに居たのはアスガルド人でソーの幼馴染のシフだということ
が分かる。彼女はローレライという女性を追いかけていること
を告げ、600年前9つの世界を混乱に陥れて軍隊を持ち、様々な王国を
滅ぼした怪獣だという。彼女の声を聞いたものや彼女に触れられた
男性を思い通りに操るもので、彼女の声を封じる首輪をつける
必要が有るという。何世紀もこれをつけて牢獄に入っていたが
ダークエルフがアスガルドを襲った際に脱獄し、ロキの抜け道を
通って地球へ逃げて来たのだという。ビフロストが導いてくれた
あの辺りの何処かに居るハズだとするが・・・

劇場版「マイティ・ソー」シリーズのシフ役のJaimie Alexanderが
初登場。Jaimie Alexanderについては、
「BONES」S4-24の時に一度書いているのでそれを参照あれ。
http://itawind.web.fc2.com/kaigai/bones/bones424.htm
「カイルXY」のジェシー役の時のジェイミーさんって、なんだか
ロボットみたいで、一時期のマイケル・ジェクソンみたいなインパ
クト有る表情をしているなと思ったけど、アスガルド人の戦士として
マントを翻す姿を見ると格好良かったな。

宇宙人が出てくるとどうしても劇場版ネタも多くなるね。
度々アスガルド人がニューメキシコとかロンドンに現れたとする話
はこのドラマの中にも出てくることだけど、劇場版で出てきた
「フォスター博士」「ビフレスト」「オーディン」「ハルドー(haldor)」

「double-bladed sword」などのワードが出てきた。まぁ知らなくても
全然okだけど、この意味を知りたい人はマイティ・ソーシリーズを
見る他ない。

ドラマとして興味深かったのは、やはり二人のエイリアンが
地球にやってきたことか。
劇場版との兼ね合いからたまにはアスガルド人なり宇宙人が
出てこなければならないのだろうけど、なかなかドラマ界に映画
界での人たちを連れて来るというのは難しい事情も有るのだろうね。

そして何よりもコールソンとしては、お出汁にされているあの宇宙人
が誰なのかということを知りたいとの思いから、色々とシフに
対して宇宙人について尋ねる姿が有る。青い皮膚をした宇宙人は
誰なのか。事情を知らないシモンズとしては、そんな
宇宙人のだし汁から採ったエキスとは知らずに、「GH325」という
薬が実用化されれば大変な利益になるとして主張している姿が有る
し、メイは終始コールソンの顔色や態度を気にしていた印象が
有る。

ローレライは男性を声だけで魅了してしまうという恐ろしいキャラ
クターだった。会話しているだけで相手のペースに巻き込まれて
しまうということで、「羊たちの沈黙」のレクター先生も、相当
牢獄にいるのに警戒されて、もの凄い格好にされていたけど、
ローレライは会話するにも手に触れるにも男性が触れてしまうと
途端に操られることも有り厄介な相手だ。ドラマとして面白いのは
男性だけでなく女性もまたローレライの話術によって疑惑の種を
植え付けられること。
ウォードを虜にしたローレライは、彼が最も愛しているのは
あなたではないとして揺さぶりを掛けていたし、シフに対しても
「ひたすら命令に従うだけだから手に入らない」のだとして、
ソーにとって飼い犬みたいなものだとして、痛いところを突かれる
姿も有る。

ローレライによって操られたウォードは一体どこに逃げるのか。
メイは同じような性格をしているので、その傾向が分かるのでは
ないかとしていたけど、まさかバスが乗っ取られているとは
分からなかっただろうね。男性陣が操られてフィッツがシフを
閉じ込めてしまうのだから凄い状況だったけど、誰が操られて
いるのか分からない状況を見ると、映画「ヒドゥン」とか、
シチュエーションからして「エイリアン」みたいな状態になって
いたな。

ウォードが最も愛しているのは、誰なんだろうか。
やはりスカイなのか。
スカイが口を開く度にウィットな発言を飛び出すのが面白い所。
冒頭でのシモンズとのやりとりの中で、医者と患者役を演じる
二人の会話がとても面白かったな。

女性によって操られた男たちは、今回女性陣によって殴られる
シーンが多かった。メイはウォードを、フィッツはシモンズを
囮にしてコールソンから殴られていた。
一体どの段階で魅了されてしまったんだろうか。

そしてフューリー長官。一体何処に行っているんですかね。
実は映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」で居ない
んです・・・なんてことは無いのだろうけど(笑)

一度は死んで生き返ったコールソンはその後の影響などを気にして
腐っているけど、ポジティブシンキングのスカイの発言でかなり
勇気づけられたのではないか。こういうところを見ると人は一人で
は生きていけないし、落ち込んだ時に励ます仲間なり同じ境遇の
人って必要なんだろうな。
さてこれからフューリーたちが隠していることに追求していくのかな。

・ルースターの妻で「ロージーの店」のオーナー、エイミー

演じていたのはAlicia Lagano。ローレライによって奪われてしまう
という寂しい役割だったけど、Dlifeで先日まで放送していた
「クライアント・リスト」の中で、主人公の友人で同僚の・セリーナ
役として出演していた。

■使用された曲

・Agents of S.H.I.E.L.D. Theme Song
Written by Bear McCreary

■キーワード

フィル・コールソン (Clark Gregg) S.H.I.E.L.D.の捜査官
メリンダ・メイ (Ming-Na Wen) 捜査官、エースパイロットで兵器の専門家
グラント・ウォード (Brett Dalton) S.H.I.E.L.D.のブラックオプスの専門家
スカイ (Chloe Bennet) ハッカーグループ「ライジング・タイド」
レオ・フィッツ (Iain De Caestecker) 捜査官、兵器技術を専門
ジェマ・シモンズ (Elizabeth Henstridge) 捜査官、生命科学に精通

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ジミー・マッケンジー (Robert Belushi) デスパレーの新婚
ルースター (Dylan Bruno) ネバダのバイカー
ロージー (Alicia Lagano) エイミー、ルースターの妻。
— (Allan Graf) Trooper
— (Jenifer Neme) Female S.W.A.T

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