ワンス・アポン・ア・タイム Once Upon A Time シーズン3 第5話 正義の男 Good Form

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第5話 正義の男 Good Form

監督/Jon Amiel 脚本/Christine Boylan
Daniel T. Thomsen

【ストーリー】

森の中をニールをかごに入れたロストボーイたちはピーターの
指示通りに運んでいく。
ヘンリーの元にデヴィンという少年が現れる。ピーターが今ま
でずっと探していた子供とはお前のことかとして挑発してくる。
ヘンリーは槍でつついてくる彼に辞めてくれと語るが、こんな
ことだけで怒るのかとして、ピーターはこんなもんでは済まさ
ないという。ヘンリーは近くにあった棒を手にすると戦いに
付く。すると筋は良いとしてピーターが現れる。しかし本物
の剣の方が良いだろうという。ここはネバーランド。君は信じる
心を持った子で、君には何でも使えるのだとし、その為には
ただ信じれば良いという。目を閉じて本物の剣と信じろと語る
と、棒が本物の剣になる。ヘンリーはそれを使いデヴィンに
対して斬りつける。相手は防御する中、相手の棒がどんどん
短くなり、ついには彼の顔を傷つけてしまうヘンリー。
ヘンリーはそんなつもりではなかったとして謝罪するが、ピー
ターは、ヘンリーに対してロストボーイの一番良い事は何と
思うのかと問うと、誤らなくても良いということだという。
ヘンリーはみなの前で剣を掲げて”やったぁ”と叫ぶ。

エマたちは相変わらずニールが滞在していた洞窟を調べていた。
エマとフックは協力して布団を引き上げると、ニールが島にいる
日にちを数えていたらしい跡を見つける。メアリーはエマに対
してどうしたのかと問うと、ニールが途中で数えるのを辞めて
いるという。もっと長くいたハズ。ここで諦めたのだという。
レジーナは何でそんなことが分かるのかと問うと、エマは私も
同じ事をしていたという。養護施設を変わる度に日にちを数え
ては諦めたのだという。ヘンリーは分かっていないとしピーター
はあの子の刃棒を奪いたいのだという。レジーナは絵はがきでも
出して連絡するかと言うが、何か伝える方法を考えようと告げ、
助けに行くと伝わるサインを送るのだという。ロストボーイ
が探しているのを利用すれば良いというメアリー。
そんな中フックはエマに対して君が言った諦める気持ちが
分かるという。望みを失うこと。しかしエマはアンタはそう
やって私に近づこうとしているのだとして辞めてくれと語る。
デビッドはフックに対してエマはお前に惚れることはないとし、
お前は何と言っても卑怯な海賊だと語る。

— 昔 —
「王国の宝石号」(ジュエル・オブ・ザ・レルム)。
キリアン・ジョーンズ副船長は、リアム船長が現在国王から
の司令所を携え向かっているとし、到着次第出港できるよう
準備するのだと水兵たちに告げる。ラム酒を飲む船員を見て、
船乗りが酔うと、規律が乱れるとし、国王の船で規律が乱れる
ことは許されないのだと語る。
そんな中、リアム船長がやってくる。難しい任務を受けたが
副船長をお前に選んで正解だと語る。リアムはキリアンの実の
兄だった。兄弟の航海を記念して六分儀をプレゼントすると
リアムはキリアンに渡す。しかしこんな星の配置は見たことが
ないというキリアンは、目的地は何処なのかと問う。到着まで
は言うなと勅命を受けているとし、最高の任務だという。
王国に平和をもたらし、我々には栄光をもたらすもの。英雄に
なれるのだという。掌帆長に対して出航だと合図する。

— ネバーランド —
罠を作ってロストボーイを捕まえる計画だった。
しかしロストボーイがピーターを裏切るハズがないというフック。
ツルが足りないのでデビッドに取ってきてと頼むメアリー。
毒が回って体を動かすのが厳しいデビッドはフックを連れて
一緒に取りに行く。デビッドは相変わらず娘・エマには近づくな
とフックに釘を刺す。彼女は立派な大人で保護する必要など無い
というフック。あんたはどうせ一日で毒が回って亡くなるだろう
とすると、家族のために死ぬのだという。助かる方法があると
言ったら?というフックに、デビッドは即断で断る!と語る。
自分を助けるよりヘンリーを助けるのが先で、自分第一のフック
とは違うというデビッド。そんなフックはデビッドに対してあまり
人をバカにするなとして激怒する。命をかけてピーターと戦って
いるのだとすると、お前はそんな立派じゃないとし、エマの為
だろうと語る。どんなに頑張ってもエマは振り向かないと語る。
そんな中、デビッドは毒で倒れてしまう。
フックは思ったよりも悪い状態だとして傷を見せろと語る。
もうすぐ心臓に達するとして家族に別れを言うべきだという。
しかしデビッドはまたヘンリーを救う望みがあるのだとして死ぬ
わけにはいかないことを口にする。

そんな中デビッドは何か軍のバッジを見つける。ジョーンズと
書かれているもの。それはオレの船長の兄のものだという。昔
この島に一緒に航海してきた際、これがついたカバンをピーター
との戦いで亡くしたのだという。ジョリー・ロジャー号を壊した
嵐のお陰でで落ちてきたのだろうと。「死人の頂」から落ちた
ものだという。バッジが無事ならば兄のカバンもあるかも知れず
その中には六分儀が入っているという。それが見つかればニール
の星の地図が読めてこの島から出られると語る。
——————————————————–

■今回のシナリオの構成

1) フックが海賊になるまでのエピソード (回想)
2) エマたちとヘンリーの連絡方法の模索
3) デビッドの死の回避の為に・・・

■誰か助けてくれ・・

傍若無人なピーターの姿に対して少しでも彼に同情するだけの
過去が有ったり、愛嬌の一つでも有ればまだ感情移入も出来そう
だけど、この子が出てくるだけで不快指数がもの凄い(笑)

自分はどうもヘンリーも苦手なキャラクターで、カワイイなと
思うときも有るけど、大抵は子供だからといって正論ばかり
言っても駄目なものはダメだと思うところがある。
子供はわがままを言うものだから・・という理由だけでヘンリー
に感情移入も出来ないし、なんだか感情の置き所が難しいドラマ
になっているな。

■信用を得る為に・・・

フックのこれまでの態度を見れば、なかなか信用出来ないのも
分かる。長いものに巻かれて、強い者にくっついていく様な
印象しかない。

しかしフックの過去を見ると、当初は国王・王国のために仕える
従順な水兵だったことが描かれて、兄思いの優しい人物だった。
フックもまた例外なく、このドラマの誰もが抱えている
「身内の死」に対する怒りの矛先を求めている様な人物像が
そこにはある。そんな怒りを解いてくれそうな人物がエマなの
か。

エマを狙っていることは明らかで、エマの父親であるデビッド
がフックに対して敵対心を持っているところが笑えるかな。
同じ様な年なんだけどね。

そういえばフックの兄・リアムの姿が初めて現れた。
僅か一話の登場とは寂しいけれど、兄と弟の性格の違いを
見せられて、至るところで「信じる・信じない」の綱引きが
行われていた。

またフックとデビッドの信頼関係も徐々に近づいている感じ
はする。デビッドには双子の兄がいたこと。フックにもまた兄
がいたことで、互いの中に見る亡き兄の存在が皮肉にも性格
が似ているということで、一緒に行動していくウチに信頼を
築いていく。

■ネバーランドを抜け出す為の一つの可能性

今回過去のフック&リアムが、王国の宝石号に乗って六分儀
を使ってペガサスの羽根を織り込んだ帆を使って飛んできた。
そして脱出する際にもそう難しくない感じに出て行く姿が
有ったけど、これはピーターが容認したということなのだろうか?

■フックの変わりよう

上述したフックが海賊になる流れだけど、突然汚い手(ドリーム
シェードの毒)を使う国王に反旗を翻すのは良いとしても、
海賊になることが正義で、誇り高き盗人だ!と主張するという
のはなんか違う気がする(笑)

■チョコレートで騙されるな

古典的な方法(網)でロストボーイを捕まえた一行。
なんとかロストボーイのデヴィンを使ってヘンリーに助けに来た
ことを知らせたい意図が有るが、人の心というのはなかなか
敵対するものに対して振れてこないところが有るね。
警戒心を持つのは当然だけど、レジーナがチョコレートを出して
それを与えて伝言を頼もうとする。

ピーターは怪物だとして訴えるが、デヴィンの顔を傷つけた
のはヘンリーだと知り、盲信している母親たちにとっては
信じられない事実なのだろう。

結局子供を操るにはレジーナの案である、心臓をえぐり取って
従わせるしかない訳で、エマはヘンリーを助ける為ならば
なんでもすると誓ったけれど、メアリーとしてはここでも
正義や倫理観の壁が存在する様だ。

その後交信することに成功したが、ヘンリーもまたみんなが
助けに来たことに対して、「信用できない」状況が暫く
続いていた。
「あんたを助けるコブラ作戦だ」としたことで、信じるに至る
ようになった。

その後、レジーナとエマとメアリーの女子トークが面白かったね。

「闇に引きずり込まれるのは簡単だから・・」(メアリー)
「私がやったのよ。エマじゃない。その為の私でしょ、汚れ
仕事は・・」とレジーナ。

デビッドが代償の代わりに解毒して帰還したことに対して、
メアリーに必要以上にキスする姿。

「別に困る訳じゃないけど・・」(メアリー)
「私は困る」(エマ)
「また眠りの呪いでも・・」(レジーナ)

■本当のことが言えないデビッド

かつてヘンリーがエマを不審がる理由の中に、「本当のことを
話さなかったことで失望した」ことが有り、暫くエマとは口を
聞かないような状況だった。

デビッドもまたずっと心配をかけないようにして、秘密にして
いたドリームシェードの毒。治ったのは地域限定のネバーランド
内でのこと。ネバーランドから出て行く流れと同時に、デビッド
の解毒の流れもまた気になるものとして存在していきそうだ。

■エマとフックのキス

フックめ!!なんてうらやましいヤツなんだ。
ハグまでにしておきなさいって感じだったけど、まさかキスす
るとは思わなかった。フックは無精ひげが伸びているのでキス
しても痛そうだ(+_+

■ニールともう一人

誰か捕まって吊されている人が居たね。
先週の流れから見て居ない人は、ティンカーベルかゴールド
だけど、ゴールドが捕まるとも思えないし、どうなんだろう。
でもゴールドが捕まることで色々と複雑な状況になることも
確かで、ヘンリーがゴールドを破滅させるという予言を考える
とゴールドだったりするのか?

■出演者

メアリー・マーガレット・ブランチャード (Ginnifer Goodwin) 白雪姫
エマ・スワン (Jennifer Morrison) ヘンリー母、メアリーの娘
レジーナ・ミルズ (Lana Parrilla) 悪い女王、コーラの娘
デビッド・ノーラン (Josh Dallas) チャーミング王子、メアリーの彼
ヘンリー・ミルズ (Jared Gilmore) エマの息子。レジーナの養子
Mr.ゴールド (Robert Carlyle) ルンペルシュティルツキン、質屋
キリアン・ジョーンズ (Colin O’Donoghue) フック船長

ベル・フレンチ (Emilie de Ravin) レイシー
ニール・キャシディ (Michael Raymond-James) ベルファイア
— (Robbie Kay) ピーターパン
フェリックス (Parker Croft) ロストボーイ
リアム・ジョーンズ (Bernard Curry) 船長、キリアンの兄
デヴィン (Skyler Gisondo) ロストボーイ
— (Jordan Schartner) Sailor
— (Taylor Boggan) Lost Boy Sentry

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