ザ・ラストシップ The LAST SHIP シーズン2 第2話 理想を求めて Fight the Ship

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第2話 理想を求めて Fight the Ship

脚本/Hank Steinberg
Steven Kane
監督/Jack Bender

【前回までのあらすじ】

ネイサン・ジェームズ号はグランダーソン議員ら新世界/AVOCETの
ものたちに制圧されるがウィルス株は隠していた為に発見は避けられ
た。町では発電所の制圧にトム率いる海兵隊たちが成功する。
自警団のトールバルトと出会いトムは作戦に手を貸して欲しいとし
一緒に彼女を倒そうと語る。本部ではアリーシャと議員の母・グラン
ダーソンの対立があり、彼女はレイチェルの懐柔を図る。
市内への病人の治療薬の投与を許されるがすぐに注射のワクチンは
無くなり無力感に苛まれる。カーラが妊娠していることを知られ、
彼女の胎児の幹細胞からワクチンを作る為にハマダ博士は手術する
為にネイサンジェームズ号からカーラを引き連れてくる。

【ストーリー】

カーラが連れて来られて胎児からワクチンを作ろうとしていること
をテックスは聞いてレイチェルに話す。そんな事が出来るのかと問うと
出来るとし、それが出来たらカーラやネイサン・ジェームズ号の
クルーは用無しにされるという。

その頃施設の地下室から爆破して潜入を図ろうとしていたトムと
トールバルトたち。タイミングを見計らいそろそろ停電を起こして
踏み込もうということになる。発電所で待機していたダニーに無線で
指示しそろそろ停電させてくれと語る。カーラに注射されるところ
だったが、停電によって手術室も電源が落ちて施設全体が停電に
なる。議員はバスケスに対して発電所で何か遭ったのかとして無線で
連絡を取ると、無線に出たのはダニーであり、この停電は永久に続く
と語る。復旧したければ這いつくばってケツにキスでもしろという。
それを聞いた議員は警備を固めるよう告げ発電所になるべく多くの
警備員を送るよう告げ、発電所を取り戻すのだという。その
タイミングでアリーシャは母親の元から逃げると、部下に娘を
捕まえてと指示する。警備員は全員外へと出て行った。
トールバルトに出番だとし、爆破して吹き飛ばせという。
出来た穴から施設内へと侵入していく。

カーラはナースより手かせを外してもらうと、タイミングを見てハマダ
博士の胸に注射を挿して殺す。そんなカーラの元にテックスとレイチェ
ルが助けにやってくる。

ネイサン・ジェームズ号を制圧・指揮を執っていたノリスは、ヘリコプ
ターを一機とボート二艘を陸に戻して施設を守るよう告げる。

副官のマイクは上手いこと抜け出す。ミラーとオコーナーとクルーズ
も武器庫へと向かう。警備が全員かり出された為に見張りが居なくな
った中三人はチャンスとばかりに武器庫で武器を調達しに行く。

食堂に捕らわれていた海兵隊たち。
ベーコンはガーネットに対して少佐は時期を待てと言ったが今がその時
出来ないかとして、ナイフで後ろ手にはめられている結束バンドを
切っていく。そのナイフを次々とバンドを切断するために仲間達に
回していく。

施設内に入り込んだトムとトールバルトの仲間達。
議員のオフィスは最上階だとして、君らは東棟から、我々は西棟から
いくというトム。トールバルトに死ぬなよと声を掛ける。

マイクは通信室に到達すると艦内の監視モニタの電源を入れる。
全体を見回す中で武器庫に仲間の海兵隊員三名が入り込んでいる
のを見かける。

トムはバークに対して5名を引き連れて東棟を押さえてラボを確保する
よう告げる。後で上で落ち合おうと語る。

議員の下には施設内の警備が破られたとしてビル内で発砲音がしている
事を語る。ハマダ博士の死亡も確認され妊婦とレイチェル博士が
消えたことを語る。私の娘は?と問うと見つからないと告げられ、娘を
見つけて出入り口を封鎖するよう命じる。

テックスはレイチェルとカーラを連れて非常口のある屋上のエアコンの
室外機の向こうから出ようとしていた。しかし既に出口は警備が回って
居た為に作戦変更だという。

ダニーはついに発電所に来た警備員たちと交戦モードに入る。

マイクは武器庫の三人が廊下に出た為に電気を付けたり消したりして
合図を送る。三人は通信室に誰か味方が居る事を告げると監視カメラ
で見て居るのだろうという。そこでオコーナーは手を使ってこれから
食堂を暗視装置を使って制圧するのでタイミングよく電気を消してくれ
とメッセージを送る。

■感想

いよいよ大逆転の始まりが描かれるのかなってエピでしたけど、
いざ計画が実行されればそこはやはり軍人と所詮は一介の警察官とか
警備員って感じでしたね。作戦はあっという間に計画通りに動いて、
任務完了。ただマイクと最後にやり合ったノリス捜査官はもの凄い
強烈な方で、あのマイクを相手にしても体格でも力でも見劣りせず、
一歩も譲らない程の肉弾戦を見せていたのが驚きでした。
最後に斧でグッサリでしたけど、マイクもガラスに頭をたたきつけ
られて居たそうだった。

取りあえずボルチモアでの”新世界”の壊滅には成功したけど、この
まんま滞在するのではなく、ノーフォークに帰還するのでしょうか。
出来ればこの施設内でワクチンの大量生産した方が良いのではないのか
って気がするんだけど・・ノーフォークに戻ったからと言って安全
とは限らないんだしね。でも派手に発電所を壊したので無理でしょうか。

そういう意味ではネイサンジェームズ号内でも銃撃戦がありましたが
あまり派手に計器を壊すとヤバイだろうみたいな心配が有りました。

■ネイサン・ジェームズ号

マイクが通信室にいく。状況を把握する為とはいえ、自らは動かずに
静観していた感じがしてなんだか狡いなって感じだったけど、やはり
司令塔でコントロールすべき人物は必要なのかな。
マイクのリアクションが今回のドラマを物語っていて、次々と部下達
が制圧していく姿にその都度雄叫びを上げていたのか良かったな(笑)

食堂室に閉じ込められていた兵士達。ベーコンが少佐に対して今こそ
反撃するタイミングではないかという意思表示をして、取りあえず
ナイフで結束バンドを切断していた。この後、3人(オコーナー、クルー
ズ、ミラー)とマイクが以心伝心で上手く制圧の為の作戦行動を取って
見事に制圧出来たけど、この攻撃が無ければどうしようとしていたの
かな。寧ろ食堂内部の人間とも連絡、連携が取れていないと下手すれば
味方の間にも死人が出ていたかも。

やはりこの戦艦内でもっとも活躍したのは例のトリオ(オコーナー、
クルーズ、ミラー)だった。この三人に個人的勲章を与えても良いのでは
ないか。少なくとも前回は甲板から飛び降りていたオコーナーが
今回も甲板でヘリコプターからの激しい攻撃を受けた際に、勇気を
出して対空機関銃で墜落させた流れは、相当神がかっていた感じがする
な。

■地上班

人を燃料にする為病気の人を集めて殺すオリンピアの破壊、そして
その人を燃料にして特権階級の一部の人の為の利用する発電所の制圧。
上手いタイミングでその発電所からの電力供給を止めて、特権意識の
ある議員率いる施設では、急いで発電所の制圧に人員を集める。
これがまた単純な海軍としての陽動作戦であることに気がつかない
時点で終わっていたな。

地下で暮らす自警団のトールバルトらと共に上手いこと施設に潜り込
んだのは良いんだけど、発電所はグリーン一人で持ちこたえさせよう
とさせようとするところはちょっと厳しいのではないかと。

いよいよ追いつめられた際に、ジーターが助けに向かうことになる。

ジーターはそれ以前にトムの家族の安全確保のために動いていて、
サムの為に抗生物質を手に入れていたけれど、その過程で知り合った
少女が密告人であり隠れ家にしていた場所が見つかってしまった。
ジーターとトムの父で元軍人のジェドが大活躍を見せた。

トールバルトは元警察官仲間のジミーとは早撃ちマックの如く打ち勝って
いたけれど、いざ議員の前では彼を裁こうとした際に、警備のもの
がやってきて、あっさりと打たれてしまった。
トールバルトはもう少し活躍するのかと思っていたけど、ここで役割
は終わりなのか・・

議員が逃走する部下たちに対して

「戦わずにみんな逃げている」
とした際に、部下の警護官たちは
「撃ち合いに巻き込まれるのが怖いんだ。」
としていたけど、
「少々の犠牲が何だというのか。トムの思うつぼにはまるだけだ」
ということで無理強いしていた感じ。

そんな経緯も有って、最後の降伏の場では部下もトムに対して攻撃
してこなかったのかな。

■その他

このドラマ・アジア系は悪役か?

ハマダ博士とかその象徴だけど、施設内で逃走する際に、海軍の軍服
を来た人物を信用するなという館内放送が議員から流れた際には、
アジアンっぽい教師が、アリーシャに対してこの人は怪しいとして
避難誘導させる彼女を追いつめた。

その後グロリアによってもみ合いになり腹部を撃たれてしまうことに
なったけど、流石にメインキャラはなかなか殺さないというコンセプト
は有るのだろうか。

グランダーソン議員の過ち

恐らく途中までは正しい行動だったのだろう。
ただトムが語るようにワクチンが出来た後にもこの体制を維持しようと
したこと。その結果、娘のアリーシャが犠牲になることで彼女に対する
罰になるかと思ったら、議員は自殺するしアリーシャは罪悪感を持ちつつ
生き延びた感じだった。

ワンポイントで活躍

ジーター先任曹長は、ダニーが撃たれそうになるところを助けていた。
テックスはレイチェルとカーラを助けた後に、入り口のガードを
殺害して市民達を自由に逃がした。
でも正直この建物内に居た方が得策ではないのかな。町の外に出てこの
人たちは何をしようとする?

敵と味方が分からない

海兵隊は制服を着ているので分かるけど、地下の自警団のメンバーは
海兵隊と顔を合わせた途端に撃たれる可能性っていうのもあるのでは
ないか。その辺はドラマだけど、全員顔を覚えている訳ではないし、
いざ対面したら思わず敵だと認識して撃ち殺しそう。

ラスト

カーラとダニーの再会。
そしてトムの一族は母親こそ亡くしたけれど、みんな助けて乗船させた。
この辺艦長の特権か。最後はトムも髭を剃ってさっぱり。

気になるのはやはりクインシーを亡くした妻と娘がずっと悲しんでいた
こと。

■使用された曲

・The Last Ship Opening Theme
Written by James S. Levine & Jim Dooley
・The Last Ship End Credits Theme
Written by James S. Levine & Jim Dooley
・To The River by Down Like Silver

■出演者

トム・チャンドラー (Eric Dane) 中佐(艦長) (CO CDR)
レイチェル・スコット (Rhona Mitra) 博士、CDC/鳥類ウイルス学者
マイク・スラッタリー (Adam Baldwin) 中佐(副長)
ラス・ジーター (Charles Parnell) 先任曹長 (CMC)
テックス・ノーラン (John Pyper-Ferguson) グアンタナモ・刑務官
ダニー・グリーン (Travis Van Winkle) 大尉、海軍山岳戦闘ユニット
カーラ・フォスター (Marissa Neitling) 大尉、戦闘指揮所(CIC)
アリーシャ・グランダーソン (Christina Elmore) 大尉、通信士官(CIC)
Lt.カールトン・バーク (Jocko Sims) 黒人
Lt.アンディ・チャン (Andy T. Tran) エンジニア、エンジンを直す
ジョン・”ゲーター”・メヒア (Michael Curran-Dorsano) 通信士(CIC)
ウィル・メイソン (Chris Sheffield) 通信士(CIC)、少尉
ドック・リオス (Maximiliano Hernandez) 医療、兵曹

エイミー・グランダーソン (Alfre Woodard) 内閣防衛政策協議会副議長
クルス (Ness Bautista) 機関士
トールバルト (Titus Welliver) 自警団
Lt.ピート・ノリス (Derk Cheetwood) メリーランド州警察・警部補
オコーナー (Paul James) 機関士、ガスタービン、黒人
ケリー・トフェット (Alice Coulthard) 妻
エバ・トフェット (Jade Pettyjohn) 娘
アシュリー・チャンドラー (Grace Kaufman) 娘
サム・チャンドラー (Aidan Sussman) 息子
ジェド・チャンドラー (Bill Smitrovich) トムの父、元軍人
アンドレア・ガーネット (Fay Masterson) 少佐、機関室長
ミラー (Kevin Michael Martin) 兵士、気弱
ベアトリス (Hope Olaide Wilson) ジャマイカ人
— (Kevin Sheridan)
— (Justin Alston) Inside Man
— (Erik Aude) Avocet Worker
— (Nicole J. Butler) Medic / カーラを助けるナース
— (Ricardo Chacon) グランダーソンのガード
— (Kiff VandenHeuvel) グランダーソンのガード
— (Tahlena Chikami) Teenaged Girl / 密告
カール・ニシオカ (Ben Cho) 海兵隊員
Dr.ハマダ (Marcus Choi) AVOCET施設の研究員
— (Jennifer Del Rosario) 教師
マローン (Josh Drennen)
— (Kevin Foster) Avocet Guard
Lt.ランドー (Maggie Henry) メリーランド州警察・警部補
ベイカー (Jamison Haase) TAO
バーニー・コウリー (Amen Igbinosun) “ベーコン”、厨房スタッフ
マクレガー (Nathan Sutton) トールバルトの仲間、自警団
— (Corie Vickers) Civilian
— (Tade Adepoyibi) Woman on Line
ジミー (Dave Coennen) 警察官、トールバルトと鉢合わせして射殺
— (Armond Edward Dorsey) Maryland State Trooper
ギリアム (Alexander Michael Helisek) Navy Officer

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