メンタリスト The Mentalist シーズン2 第11話 バラ色のメガネ Rose-Colored Glasses

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第11話 バラ色のメガネ Rose-Colored Glasses

脚本/Leonard Dick
監督/Dan Lerner

【ストーリー】

ヴァンペルトとリグズビーは仕事が終わるとオフィスでお疲れとして
ハグしていると、そこにリズが来た為に急いで離れる。
リズはランチョ・ローザで2人の男女が殺されて保安官から応援要請が
来たという。リズはリグズビーと現場に行こうとするが、ヴァンペルト
はリズに対してもっと現場に連れて行ってくれると行ってくれたこと
があるとして自分を連れて行って欲しい事を告げると、リグズビーが
変わりにオフィスに残して一緒に出かける。

カリフォルニア州・ランチョ・ローザ。
パトリックは何が起きたのかと問うとヴァンペルトは2人とも車の
中で胸を2発撃たれているという。キズが新しいので殺されたのは
ここ数時間のことだろうとのこと。リズは免許証から被害者は
セルビー・ヴィッカーズ(33歳)と妻のジャナ(31歳)。地元在住で、
発見者は10代カップルだという。ここはデートスポットとして有名な
場所で強盗犯も知っていたようだとし、保安官もそう見て居るという。
ヴァンペルトはいちゃつく年ですかねというと、パトリックはそう
いうことに年齢が関係有るのかと問う。するとヴァンペルトは女性の
服は乱れていないと語ると、パトリックは良いところに目を付けたと
語る。女性のドレスから白い物が出ているというパトリック。確認
してもらうと800ドルの値札がついていた。
「ははーん」というと、レズはそれは役立つ「ははーん」か、
ムカツク「ははーん」かと尋ねる。高価なドレスって事は何処かに
行って見栄を張りたかったのだろうこと。華やかな場所で滅多に行け
ない場所。誰が来るか不安なので酒を飲んでいたのだろうという。
こういう小さな町ではそういう場所は親戚か昔なじみが集う場所だ
という。ヴァンペルトは結婚式とか誕生会かと問うが、プレゼントが
無いだろうという。保安官に対してこの地区の高校は?と尋ねる
パトリック。

ランチョ・ローザ高校、1995年同窓会。
同窓会に出席していたグラントはリズとパトリックがやってくると、
リズのことをステファニーと間違い今でも好きなんだとしてキスして
くる。
高校時代って人生の華だというパトリック。
同窓会運営委員で在校生のテスは受付でパトリックたちに
“ゴー、トロス!”と語り、名前を書いて名札と同窓会冊子を渡してくれ
る。
セルビーとジャナは今夜来る予定かと尋ねると、二人とも明日のバー
ベキューとダンスパーティーも参加するという。2人と知っている人
と話したいというと、運営委員長のウィラ・ブロックと話して欲しい
という。パトリックはテスに対して、リズは95年卒業生に見える程
若いと思っていた?と尋ねると、21歳以上の人はみんな同じに見える
からと語る。パトリックは逃げ方が上手だと語る。

ウィラから話を聞く。
セルビーが殺されたことを語ると、彼が同窓会に来るだけで驚きだ
という。5年目も10年目も来なかったからだという。彼は退学に
なったので卒業していないのだという。セルビーは酷いことをした
のだというのは、L.J.コルドヴァだった。3年生の時、デ・スーザ副校長
に見つかって退学になったが、同級生のデレク・ローガンっていう精神
的に不安定な子がいて、そのデレクをセルビーが女子更衣室に連れて
行き裸にしてパンツを顔に被せて写真を撮り学校中に貼ったのだという。
L.Jは俺はスポーツ万能でセルビーは凡人だったとし、卒業後には
引っ越しして今はニューポートビーチに居るので彼のことは知らない
という。ウィラは彼について知っていることはないかと問うと、私は
シカゴのトークショウの司会をやっていて、一日二本撮っていること。
もうすぐ全国放送になるが忙しくて家族の近況も知らないのだという。
デレクは何処に居るのかと尋ねると、ヤツは来ていないだろうという。

そんな中ゲイブ・ナイランドがやってくる。久しぶりと声を掛ける中
渋滞で5時間かかったとし間に合わないところだったという。
ゲイブはサンディエゴ郡の地方検事をしていること。カリフォルニア州
の副知事候補だろうとしてL.Jは俺が票を集めてやると語る。
セルビーが遺体で発見されたことを語ると、15年ぶりに聞いた名前だ
という。犯人はと尋ねると、あなたは来たばかりなのにデレクが来て
いないのを知っているでしょと語る。デレクはセルビーにいじめられた
後に学校を辞めて自殺したらしいことを聞いたという。L.Jはカジノの
ディーラーをしていると聞いたという。運営委員長に聞いて見れば
良いという。

ランチョ・ローザ、セルビーとジャナのアパート。
チョウとヴァンペルトが室内を調べる。特に何も見つからないが技術班
に調べてもらおうという。ヴァンペルトは請求書ばかりで貯金も
僅かだという。しかしヴァンペルトは良い暮らしはしていなくても
ちゃんと家庭があるので幸せだったハズだという。リグズビーは
ヴァンペルトに電話するとセルビーの近親者である母がランチョ・ローザ
に住んでいるのでメールしたことを語る。
チョウはヴァンペルトに留守電を聞いてくれと語る。そこには
「いつまでも逃げられないぞ。金を返さないなら考えがある」という
脅しだった。

■概要

・カリフォルニア州のランチョ・ローザという小さな町のデートスポ
ットで、中年の男女が正装した姿で殺されて発見される。
殺されたのはセルビー・ヴィッカーズと、その妻のジャナ。
・パトリックはすぐに近くの高校で同窓会があるであろうことを
つかみ同窓会(1995年卒業生)に行って事情を探ろうと考える。
・話を聞くとセルビーは正確には高校を退学している人物で、学生
時代にデレク・ローガンという同級生をイジメた罪で退学させられて
いたことを知る。
・果たしてこの中に殺害した人物がいるのか。

■感想

同窓会というと愛憎渦巻くところも有ったりするし、何よりも昔の
自分よりも成長したところを見せたいが為に、今の自分を必要以上
に見せたくなるのが心情だ。
昔いじめられたものにとっては復讐する場でも有るし、パトリック
が語るように「人の本質は年を取っても変わらない」というように
して、イジメをしているヤツは今でもイジメをしているのだから
どうしようもない。

ドラマの中では如何にも容疑者だと言わんばかりに登場する嫌な
性格をしているのが、運営委員長のウィラと、フィルを
“カエル男”だとしていじめていたコルドヴァとグラント。
そして殺されたセルビーがイジメっ子だったとするならば、復讐
された可能性は否定出来ないところ。

果たしてどんなものが含まれているのか。

■同窓会潜入

パトリックはヒッピー暮らしをしていたので高校には行っていない
んだね。先週のエピソードで詐欺師の父親と一緒に暮らす光景が
有ったので、ちょうど大切な時期を生活の為とは言え人を騙すこと
に費やしていたという事情が存在する。

相手を怒らせることで本音を引き出すのが目的なのかも知れないけど、
パトリックの発言はリズも懸念しているように、下手すれば問題に
なるところで発言しているところがあるよな。

入口で出欠簿を管理していた同窓会運営委員長のテスに対して、
パトリックがリズを見てホントに95年卒業見えたの?と質問する姿が
有ったけど、リズってそんな年ですかね。

Robin Tunney(リズ役) -> 1972年6月19日、シカゴ出身
Gonzalo Menendez(L.J役) -> 1971年11月8日、マイアミ出身
Kathleen Rose Perkins(ウィラ役) -> 1974年11月15日、ミシガン出身
Kevin Sussman(フィル役) -> 1970年12月4日、ニューヨーク出身

意外と溶け込んでいたよ。

それにしてもいきなりリズの唇を奪ったグラント。ゆるさん(笑)

■狙われたのはセルビーなのか、それともジャナなのか

今回のポイントはその辺に有ったのかも知れない。
留守電に入っていた金の返済を求める電話は脅しではないかとされて
いた。
ジャナとセルビー。
ジャナはポーランド出身。二人は二ヶ月前に出会いとんとん拍子で結婚
したという。

借金は何のために発生していたのか。
ジャナの経歴がいかにもアレだったので、マフィアの人身売買が何か
関係しているのかとさえ思うものだった。

■容疑者

・テレンス・パダリ

セルビーに脅迫電話をしていた男。
元々ジャナはテレンスがネットサービスで出会った人物だけど、
ジャナはセルビーに惚れてしまい別れることに。
その為に業者に支払った金と慰謝料として、2万5千ドル + 5千ドルを
要求していた。

・ナイランドのアリバイのウソ

前日には既に来ていたのに当日に来たようなことを装っていた。
話を聞きにいくとナイランドの部屋には高校生のテスが居て、
関係を持っているのかと思われた。
しかし彼女は高校時代に一歳下の女性と付き合って卒業前に生まれた
子だということで、隠れて逢っていた事を語る。政治家としては
そんな事実がバレると流石に不味そうだ。

・セルビーに殺されたデレクの関係者

デレク・ローガン。一文字変わるとデレク・モーガン。
「クリミナル・マインド」の武闘派な男。イジメたら100倍返し
にされていたことだろう。
しかしデレクは本当に可哀想で、いじめたセルビーは人気取りの為
とはいえ、一人の人生を終わりにした罪は消えることは無い。
そしてそんな彼を誘導していたのは、やはり学校で人気者だった
ウィラだった。

■リグズビーがいじめられっ子のデレクの無念を晴らす?

意外と同窓会なんていい加減なもので、情報は錯綜して、デレクが
生きて居るとしたり、死んでいるとしたり・・
名前を聞くまで分からなかったけど、リグズビーがデレクと称して
名乗り出て、普段はパトリックが行うような反応を見るテストを
していた。
案の定復讐に来たという彼に恐れを成して逃げるものが現れる。
問題は逃げようとした人物を捕まえたところで、デレクをいじめた
証拠は有るのか。そして何よりもセルビー夫婦を殺した証拠がある
のかどうかだよね。

■その他

・リズの学生時代は?

パトリックがリズのことをプロファイルしていた。
リズは人は変わると主張。パトリックは本質は変わらないとしていた。

リズは高校時代の私とは別人だという。
「成功のために胃潰瘍になるまで自分を追い込んで、自分より劣る年上
は容赦しない。そして仲良くしたがる女性や付き合いたがる男は遠ざ
ける。その一方で常に疑問に思っている。ホントはどうしたいのか
って。」

「楽器演奏していただろう?」
「クラリネット?」
「全然違う」

■使用された曲

・Gonna Make You Sweat (Everybody Dance Now) by C.C. Music Factory
・Here Comes the Hotstepper by Ini Kamoze
・More Than Words by Extreme

■出演者

パトリック・ジェーン (Simon Baker) 犯罪コンサルタント、CBI
テレサ・リズボン (Robin Tunney) CBIの捜査チーム・上級捜査官
キンブル・チョウ (Tim Kang) CBI捜査官・元軍人
ウェイン・リグズビー (Owain Yeoman) 放火事件のエキスパート
グレース・ヴァンペルト (Amanda Righetti) CBIの新人捜査官

ジョセフ・デ・スーザ (Carmen Argenziano) ランチョローザ高校副校長
ケイ・ヴィッカース (Debra Christofferson) セルビーの母
セルビー・ヴィッカーズ (Christopher McFarland) 33歳、印刷所勤務
ジャナ・ヴィッカーズ (Izabella G. Rayner) 31歳、ポーランド出身
L.J.コルドヴァ (Gonzalo Menendez) スポーツクラブ経営
ウィラ・ブロック (Kathleen Rose Perkins) ローカル局、運営委員長
ゲイブ・ナンランド (Michael Rodrick) サンディエゴ郡地方検事
テレンス・バダリ (Gregory Sporleder) 元ジャナの婚約者
フィル・レッドモンド (Kevin Sussman) “カエル男”、いじめられ
グラント (Paul Ambrus) コルドヴァとイジメ
スチュ・マカルパイン (Scott Caudill) 植毛、上げ底靴
テス (Abbie Cobb) 同窓会運営委員、ゲイブの娘
— (Vanessa Motta) 売春婦 / スチュの同伴
— (Joseph O’Brien) Reunion Attendee

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