第11話(90) テディの選択 Teddy’s Choice
脚本/Jim Gerkin 監督/Bob Koherr
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水曜日はテディの誕生日だとしてみんなが集うキッチンで話を
する。ケーキやアイスでお祝いしようというエイミー。
毎年プレゼント選びで悩むというPJに対して、テディはそれな
らギフト券で良いよという。父・ボブはもう18歳なのかと呟く
と、国や文化によっては親のスネかじりを辞める年だとして
プレゼントを贈るのを拒もうとする。PJもゲイブもボブに対して
20ドルちょうだいと告げると、ギフト券を買ってくるという。
テディは楽しみが無くなるので私の前でプレゼント・金額の話
は止めてと告げつつも、出来れば30ドルにしてと語る。
チャーリーは私もお金が欲しいと告げると、エイミーはチャーリー
が大きくなったことを改めて実感する。
テディの元にはボブの虫退治屋で働く新人のボーがやってくる。
ハグしようとするがテディは拒む。それを知りボーはスカンク
の臭いがまだする?と告げると、それもあるけど実はまだ父親に
は付き合っていることを話していないのだという。ボーはいつ
話すのかと問うと、オレは世界中の人に話したい気分だという。
田舎に居たら今頃は給水塔にテディの名前を彫っているところ
だという。それは大事だというテディ。何時パパに話すのかと
言われると、パパの部下とは付き合ったことが無いので機嫌の
良さそうな時に話すという。しかしその時ボブは電話の相手に
対して激高する姿が有り、テディは今は辞めた方が良さそうだと
語る。
ゲイブとエイミーは言い争いながらボブの元にやってくる。
エイミーはボブに対してゲイブに言い聞かせて欲しいと告げる。
ゲイブはママの言う事も聞かないのにパパの言う事なんて聞く
と思うのかと告げる。話を聞くとゲイブが一緒に買い物に来るの
を拒んでいるのだという。ママと買い物に行くのは恥ずかしい
からだとし、買い物に行くならばパパに連れて行ってもらうと
いう。ボブは嬉しそうにするが、”調子づかないで”と告げると
ママよりもマシだというだけだというゲイブ。
ウェインライトアカデミー/美食クリエイト専門学校。
PJはウィニーたちとシェフになるべく学校に通っていた。
シェフのバイロンは何時にもまして機嫌が悪かった。
話を聞くとこの学校が買収された事を告げ、略称もWACKO(ウワ、
ビックリ)からSICKO(サァビックリ)に変わるのだという。
テディはシカゴに行ったスペンサーとパソコンのネットで画像
chatしていた。誕生日の当日にはウチでケーキを食べて土曜日
の夜にはアイビーがサプライズパーティーを開いてくれるの
だという。なんでサプライズなのに知っているのかと問うと、
一緒にその日勉強しようと言った後に笑っていたからだという。
それよりもスペンサーに言う事があるとして、新たに付き合い
始めたボーのことを話そうとするが、そこにボブがやってくる。
ボブとスペンサーはネット越しに挨拶する。スペンサーに対して
ボブはオレがいつもお尻を掻いていたのを覚えて居るか?と
問うと、それはもう見られなくなる光景だとして、医者で
尻用のクリームをもらってきたのだという。
エイミーはチャーリーにランチを食べようとして呼ぶと、
チャーリーは大きな石を持ってくる。テディへのプレゼントだと
して、テディは石を持っていなかったと語る。エイミーはネックレス
でも作ってあげたらどうかとして、ヒモにマカロニを入れてラメ
を散りばせれば喜ぶという。しかしそれって大変そうだという
チャーリー。エイミーはチャーリーに予め言っておくと母の日
へのプレゼント、私は石を持っているからねと言い聞かせる。
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■テディ18歳の誕生日
現実のテディ役を演じているBridgit Mendlerさんは
1992年12月18日で2015年現在22歳。
このエピソードがアメリカで放送されたのが2013年8月11日で
20歳の時のもの。
テディへのプレゼントを巡り、チャーリーが石をプレゼントした
のが可愛い。キッチンで石をプレゼントするとエイミーに語って
いたけど、最後に本当に石を箱に入れてプレゼントする姿(笑)
せめて色でも塗ってあげてって感じ。
ゲイブは父から20ドル受け取り、15ドル分のギフト券。
多分PJも同様にギフト券を送ったのかな。そのシーンはなかった。
それ以外の人のプレゼントシーンも同様になかった。
ギフトを受け取った時のテディが、「ウソ!ギフト券のプレゼントな
の!?」と語るのに対して、”白々しいウソ(リアクション)はヤメなさい”
とママから言われていた。アイビーもサプライズパーティーを企画
しているとしていたけど、結局テディは見破っている訳だし、
事実を知っているのに知らないフリするというのは大変だね。
テディの問題は今彼がボー、元彼のスペンサーが誕生日に同時にテディ
の家にやってきたこと。
スペンサーは父親・ボブとはPCのチャット画面を通じて結構やり
とりシーンが有るし、ボーはボブの部下。
ボーはスペンサーが持って来た花束に対して小さいと語り、
スペンサーはボーに対して安い花束だとして意地の張り合いを
していた。しかしスペンサーもテディとは別れたのに、未だに
引きずっている様子。
ボーと付き合っていることに関して、父親に言えずにいる中で、
この鉢合わせシーンを通して結局話すことになった。ボーに対して
5時間の説教をしたとかなんとか言っていたね。
ラストではスペンサーが改めて告白。
選ぶのはテディだとして、テディはボーにもこの事実を伝えた。
ボーは優しいのでテディの選択を尊重することを語る。
■ゲイブを巡るエイミーとボブ
ゲイブからの愛情、ゲイブからの視線を気にしている二人。
ボブは特に子供から必要とされることに対して喜びを覚えて居る感じ。
一緒に買い物にいくならば母親ではなく父親だとしたゲイブの
言葉を聞いて喜ぶボブの健気さ(笑)
“調子づかないで!”というゲイブのセリフは二度に渡って描かれた。
一度目は上述したように買い物に行くならば父だとした時、
二度目はパパがシャツを選んでくれたもので、それをゲイブも
認めた時に発したもの。
レジで支払いの時、店員からクールでセンスの良いパパだと誉めら
れたとのこと。ただボブがついたウソだったみたいだけど。
残念ながらその服が女性ものだったという。
学校ではケリーからそれを指摘され、バカにされて逃げる姿。
ボタンが左側についていること。通りかかった女性がゲイブと
同じシャツを着ていた。これはシャツではなくブラウスだと
言われるも、父親は「人がどう思うかなんて気にするな」と語る。
自分が一番ゲイブ(子供達)の視線を気にしているんだけどね。
それならば父さんも女性もののシャツを着ても気にしないのか
と言われ、オレならば気にしないと言ったものだから、結局
ゲイブに買いに行かされ24時間着ることを約束させられていた。
■PJのエピソード
PJはチキンのクイッキー大を出た後、今は料理学校に通っている
のね。S4-2でもこの学校に通うシーンが有ったね。
学校が買収され、無作為に選んだ生徒から教師に対する評価を
つける様親会社から言われた様で、バイロンシェフはPJがそれに
該当するということで、途中から態度を変えていた。
ウィニーはPJに対して、シェフはPJが提出する評価を気にしている
のでおべっかを使っていると指摘。試しに母親の作ったキッシュを
持っていくと「豊かな風味」と表現していたことで、その指摘が
本当だと分かる。シェフには厳しいままで居て欲しいということで
今までのシェフが良いと主張していた。
テディ・ダンカン (Bridgit Mendler) 長女
PJ・ダンカン (Jason Dolley) 長男、バンド
ガブリエル・ダンカン(通称:ゲイブ)(Bradley Steven Perry)次男
シャーロット・ダンカン(通称:チャーリー)(Mia Talerico) 次女
エイミー・ダンカン (Leigh-Allyn Baker) 母、看護師
ロバート・ダンカン(通称:ボブ)(Eric Allan Kramer) 父・害虫除去業社
トビー・ダンカン (Logan Moreau) 三男
ボー・ランドリー (Luke Benward) ボブの虫退治屋さん従業員
ケリー (Tiffany Espensen) ゲイブの中学の同級生
スペンサー・ウォルシュ (Shane Harper) テディの元彼
ウィニー (Marieve Herington) 料理学校生徒
バイロン・ウェインライト (Jonathan Ryland) 料理学校・シェフ