ダメージ Damages シーズン4 第5話 標的はエレン We’ll Just Have to Find Another Way to Cut the Balls Off of This Thing

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第5話 標的はエレン We’ll Just Have to Find Another Way to Cut the Balls Off of This Thing

脚本/Nancy Fichman、Jennifer Hoppe
監督/David S. Tuttman
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【前回までのあらすじ】
セラピーは裁判命令だとしてパティはエレンにボールドウィン
医師の元に通っていることを語る。オーウェンはボアマンに
対してハイスター社の損害賠償訴訟について現状を尋ねる。
ボアマンはエリクソンに対してハイスター社の任務を知って居
る人はいるのか尋ねる。はんはエリクソンはクリス以外に
いないとし隠していることは何もないという。しかし証人と
して現れたのはナシーム・マルワトだった。最後の任務で3人が
亡くなった。目的は何だったのかとしてエレンとパティはマルワト
から話を聞くとテロリスト捕獲作戦だった事を告げる。しかし
そんな大がかりな作戦ならばハイスター社単独では無理だろうと
語る。そんな中マルトワは最後の任務の時にいたアメリカ人が
私をつけてきたと語る。パティはハーンドンにエレンの為に
ハイスター社を調べて欲しいと語る。その結果、ハイスター社は
CIAとテロ捕獲計画を実行していたことを掴む。

【ストーリー】
タクシー運転手はエレンをホテルまで運ぶ。エレンは荷物を取って
くるのでこのまま待っていて欲しいと語る。するとタクシー運転手
の前には銃を持ったボアマンが現れ、帽子とタクシーを貸せと要求
する。1千ドル渡すと1時間後にタクシーを返すと語る。エレンと
マルワトがタクシーに乗る中、突然警察はそのタクシーを取り囲む。
ハートリーはパティがやとった警護の人間であることを告げると
一緒にきて欲しいと語る。エレンはマルワトに安全な人だと説明
する。

マルワトはハントリーたちと共に事務所へと連れてこられる。
身の安全の為にあらゆる策を講じるという。一体相手は何者なのか。
分からないというマルワトに対してハントリーに特徴を知らせる
様語る。マルワトは国に帰りたい事を告げるが、すぐに終わるよう
ならば証言はしても良いと語る。

ボアマンはエリクソンに電話する中、パティはエレンに対して
ハーンドンが入手してくれた資料を渡す。機密情報だとし、ハイスター
社がCIAの任務を引き受けていた事を語る。「ダストデビル」だ
とすると、エレンは何故私に彼は見せてくれなかったのかと疑問
に感じる。多分まずは私に見せたかったのだろうとし心配して、
エレンには手に負えないものだと思ったのだろうことを語る。
エレンは情報を入手したらすぐに知らせて欲しいと語る。しかし
パティは電話では話せないことで、盗聴器で全ての通信手段に
問題がないか調べてもらい問題ないと分かるまでは携帯電話と
パソコンは使うなと語る。ダストデビルと言えばDDだというエレン。
クリスのメダルの裏にもDDと書かれていたという。彼の証言とこの
裏付け書類が有ればエレンの勝ちだという。これから申し立て
の準備をして、ダストデビルに関する提出をハイスターに求める
とのこと。そして宣誓証言の準備をすると。

エリクソン側の弁護士ジャック・ショーはエリクソンに対して
新しい証人が出たというのはどういうことなのかと問う。訴訟の
根拠はリックの証言だけだったハズだろうとすると、彼がアフガニ
スタンから送った可能性もあるという。CIAの連絡係からの情報
だという。これはCIAの作戦だったこと。ダストデビル作戦は
かなり前から行われていた事を語る。
CIAの友人がウチの契約更新を請け合ってくれたので信頼は裏切れない
ことをエリクソンは語る。
国の安全保障に関わる機密情報であり非常な高度な機密だと語る。
ジャックは全ての書類を見せてくれと要求する。

ボアマンは金髪の女性を目にする。

パティはキャサリンの熱が凄いことになっているとしてワイズマン
医師に相談する。インフルエンザも流行しているし、検査結果
では問題は無さそうだけど一応血液検査をするという。それまで
に家政婦には水分補給をするよう言ってくれと告げられる。しかし
今シッターが居ない事を告げると、ワイズラーは付き添い看護し
を紹介する事を告げる。検査の結果は明日の午後に出るだろう
と語る。子供とは病気をするものだとして慰められる。

ボアマンはエレンの行動を把握する為にずっと尾行し、バスに
乗る時間などを掴んでいた。
ボアマンは爆弾製造の男と逢うと計画を練る。
作りは粗雑なものがいいとし、古い爆弾で点火装置を作って欲しい
という。まるで北アフリカ時代のことのようだなと言われると、
ボアマンはチキチキガールを思い出すなとして笑う。

パティとエレンはマルワトに対して宣誓供述の練習をする。
弁護士は罠を仕掛けるものだとして、相手はあなたを混乱させよう
としているので、自分のペースで答えるのが大切だと語る。
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パティはハーントンに頼んでハイスター社のことを調べてもらう
と、その結果ハイスターはCIAと結託し、アフガニスタンで
テロリスト捕獲作戦・「ダストデビル」を行っていた事を知る。
マルワトの宣誓証言とこの裏付け書類が有ればエレンは裁判で
勝利出来るという。
そんな動きを知ったエリクソンはボアマンに対して対応を急がせる。
ボアマンに精通するオーウェンは一体どうなっているのかと
して彼を責め、エリクソンもまた現在国土安保省のトレントに
一連の件での協力を求めていく。

ドラマに共通するテーマは、「病気」と「DNA」って感じだったかな。
キャサリンの件での病気に於いてもDNAとか病気は欠かせないものが
有ったし、今回はボアマンでさえも風邪で引いて体調を悪くしていた。
ボアマンの足がこれで鈍るかなと思うとある程度安心出来る部分も
有ったけど、冒頭からエレンや証人のことを殺そうとして付け狙って
いる辺りの流れは実に不気味だった。

ボアマンのような目的の為には人の命を殺す事に躊躇わない人物
がいると恐いところが有るな。
しかしそんなボアマンに女性の影が有ったことと、彼も人の子と
ばかりにインフルエンザにかかるという辺りがまだ何とも言えない
ところ。
彼がそんな病気にかかっている状況の中で、エレン殺害の任務を
しようとしていたことを考えると、DNAが検出されることは容易
なのではないかと思わせるところも有ったけど、ドラマとしては
意外な方向に転がった感じだった。

最近のドラマに於ける金をかけたスリリングで派手な演出も悪く
ないのだけど、このドラマのように地味ながらも命の危険性を
感じさせて、展開が二転三転していく内容も悪くは無いかな。

またなんといっても今回は、「宗教」色の強い内容だった。
人はいざという時に何を頼るものなのか。
パティは裁判所命令で強制的にカウセリングに通わされている訳
だけど、徐々に彼女の怒りの中から現在の心理状況を掴んでいっ
たり、発言の裏に有る彼女の中の宗教観に於ける両親との関係性
などを見ると、パティという人物をイマイチ度掘り下げていく様
で興味深いところに繋がって居る。

怒りは時に別の感情を隠すことがある。
恐怖・悲しみ・痛み・・・。あなたの問題は怒りの制御だとし、
それを認めるべきことを説かれていた。
ただ待つしかない自分の無力さ。そんな無力さに人は宗教に救いを
求めること。しかし無力で父の言いなりだったパティの最も嫌い
な人物だった母親が宗教に頼っていたことで、それもなかなか叶わ
ないというところも有る。
看護師の女性がキャサリンに対して祈ることに、パティは辞めて
欲しい事を告げ、またパティの逆鱗に触れて辞めさせられるのだろ
うかと思ったけど、十字架のネックレスがかけられていることを
見てどう感じたのか。

エレンと対峙することになるハイスター側の弁護士はジャック・ショー。
パティによると、ブッシュ政権時代にアシュクロフトに雇われて
司法省にいた人物でエリクソンとは政治思想が同じだという。

今の立場的にはハイスターに不利で、トレントに対して情報開示を
すれば第二のアブグレイブの責めを負うとされていた。
国防総省が手を貸して、エレンに送った50箱に渡る関連資料は
殆ど黒い線が入って分からない様にさせられ、更には宣誓証言する
ハズだった、マルトワが爆弾事件の容疑者となってしまった。
ただエレンが乗っていたバスにーを破壊するハズもないしね。
キーマンとされるのは、やはりクリスとなるのか。

そしてキャサリンが1/36の確率で白血病だという。
父親からの骨髄移植が必要となっていくのか。
「×」印がまた色んな意味で目立つ形で出てきたけれど、ボウマン
がつけていた赤い印は彼女のメッセージを出したものだったのだろう
か?

・When I Am Through With You by The VLA

パティ・ヒューズ (Glenn Close) 弁護士
エレン・パーソンズ (Rose Byrne) 検事

ジェリー・ボウマン (Dylan Baker) ハイスター警備会社
ハワード・T.エリックソン (John Goodman) ハイスター警備会社CEO
クリス・サンチェス (Chris Messina) ハイスターの元兵士、エレンの同級生
アンソニー・カーター (Derek Webster) ハイスター警備

ヴィクター・ハントリー (Tom Noonan) 元捜査官、探偵を依頼
マイケル・ヒューズ (Zachary Booth) パティの息子
キャサリン・ヒューズ (Kiley Liddell) パティの息子・マイケルの娘
キャサリン・ヒューズ (Brooke Liddell)
6歳のエリクソン (Stephen McGahan) 4男
9歳のエリクソン (Drew Beasley) 3男
13歳のエリクソン (Jesse Dean Montana) 次男・ジェイク
16歳のエリクソン (Brandon Thane Wilson) 長男

ボードウィン (Fisher Stevens) Therapist
ワイズラー (Laila Robins) 医師
ジャック・ショー (David Pittu) エリクソン側弁護士
エンジェル・オウローロ (Adriane Lenox) 看護師、ベビーシッター
— (Ato Essandoh) Bomb Tech
ナジーム・マーワット (Usman Ally) ザファーの息子・人質
マギー・ホアン (Li Jun Li) パティの秘書
— (Rochelle Bostrom) Attractive Woman / ボアマンの女
— (Jordan Lage) D.O.D. Official
ジョン・ロセッティ (Frank Pando) FBI捜査官
— (Marissa Matrone) Chief Technician
— (Adrian Bethea) Man in Suit
— (Debargo Sanyal) Lab Tech
— (John Di Benedetto) Cab Driver
— (Michael Devine) NYPD Officer
— (Tony Kost) Security
— (Clayton Sauer) FBI Agent

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