クワンティコ/FBIアカデミーの真実 Quantico 第4話 射殺命令 Kill

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第4話 射殺命令 Kill

脚本/Cherien Dabis
監督/Rachel Morrison

【ストーリー】

「マイケルズはオレの娘だとしてシータと争う。シータは出て行って
と語ると、マイケルズは彼女に真実を言え!と語る。そんな争いをして
いるアレックスは母親が襲われていると見て銃を手にする」

そんな夢を見て目が覚める。ジェフ・マイケルズと書かれた身分証を
見て居た。
アレックスは早朝からトレーニングに出る。リアムは研修生たちの
宿舎にいくとみんなのドアを叩いて10分後に射撃の試験をするぞと
言って回る。

アレックスは部屋に戻るとシェルビーは何事なのかと尋ねる。
夜明け前に射撃試験をするんだってよと語る。シェルビーはクタクタ
だとしアレックスだって夜遅くまでファイルを読んでいたでしょと。
レイナはニマが居ないことを知り心配しているので電話してとメール
する。
ライアンはアレックスに声を掛けると、ファイルを読むのは辛かった
だろうと語る。父が無責任なヤツではなくヒーローだと知って・・。
私は答えを探していたがこれで区切りが付いたのでスッキリしていると
語る。

●AM 6:00射撃練習場。
指導員は研修生たちに射撃訓練をする。次は23mの距離、15秒で発射数
は5発。立射3発、膝射2発よと言われる。レイナに対して引き金をもっ
と早くと指導される。レイナは朝の祈りが出来ずに身体が慣れていない
から時間の感覚が麻痺するというと、サイモンは何故?と問い一ヶ月前
からずっとこうだったと語る。

ナタリーはシェルビーに対して誰かさんは腕をあげたねとしトップガン
マンは私かシェルビーかと思っていたという。シェルビーはアレックス
は”不死身の怪物”だとし、授業がない時には図書館のプールやジムに
行っているという。青い炎ってヤツかというナタリーは新人は最初は
張り切るがゴール前に燃え尽きてしまうのだという。

— 9ヶ月後 —
グランドセントラル駅が爆破されてから24時間が経過したこと。
ニューヨーク・リバーデール。第一容疑者のFBI捜査官アレックスの
行方は未だに分かっていないが公開された写真が逮捕に繋がることを
とアナウンサーは語る。

そんなテレビを見ながらアレックスは研修生たちの写真やファイルに
目を通しているとサイモンが朝食を持ってくる。私たちと同期の研修生
全員の情報を探ったこと。ポール・ウィンタースはイランへ派遣され
ていること。グレアム・ネルソンの奥さんの兄弟はチェチェンの過激派
だという。イライアスは弁護士時代FBIと戦い、何人もの犯罪者を
無罪にしているという。
サイモンに対してアレックスは爆弾に詳しい専門家を探してと語る。
このワイヤーだけが手がかりだという。元イスラエル国防軍で今メリー
ランドに知り合いが居るというサイモン。その人ならば出所が分かる
のかと。
サイモンの元にクレイトンから電話が鳴るとサイモンは仕事の電話だ
として席を外す。クレイトンによると緊急出動部隊が行くまで引き留め
ておけという。サイモンは情報を引き出せるのでもう少し時間が欲しい
と頼むが既に部隊は向かっているとし到着1分前に合図するという。

— 現在 / アカデミー —
ミランダはレイナに声を掛ける。ニマはどうしたのかと問うとレイナ
はインフルエンザで休んでいるという。様子を見に行くというミランダ
だが平気だと語る。ストレスならば言ってくれというミランダは
一ヶ月目の新人はホームシックで訓練に影響が出る時期だという。あなた
ら2人で1役の重圧があるでしょうとするとニマは大丈夫だと語る。

ブースの元にリアムがやってくるともう家に帰れるぞと語る。
任務が終わったという。何か有りそうだとしてブースが尋ねると、アレ
ックスはFBIに不適格と判断されたので監視は必要がないという。
自主退学するよう仕向けてくれという。何故かとして彼女は優秀
であることを告げるが、リアムは優れた兵士は質問を返さないとし、
命令に従うのみだと語る。オレも上からの命令を伝えているだけだと
いう。アレックスは同期で一番やる気満々であり、辞めさせるならそっち
で何とかしてくれというブース。そもそもどうやって辞めさせるのか。
リアムは父の件で分かるだろうとし思った以上に繊細だとしてそこを
突けと語る。

●AM:9:00 人質救出ケース特別講義
講師のレイは人質救出は本質的に心理戦だと語る。暴力的な対立の中
でも落ち着き混乱の中に飛び込み明確・冷静な判断が必要だという。
一瞬の判断が人命を左右すること。「時には大義の為に苦しい決断も
必要だ」というのはミランダだった。FBIきってのエリート、人質救出
チームの任務の体験をしてもらうとし、極度の緊張状態に置かれた時、
本来の弱点を克服し、正しい判断を瞬時に下せるかを見ると
いう。

— 9ヶ月前 —
ナタリーは反中絶団体セーブ・アメリカ、ソブリン市民、イスラミック
ステートが犯行声明を出していると語る。逆に犯行を否定しているのは
と問うブースに対して勿論アレックスだという。ナタリーは貴方を撃って
置き去りにした人をまだ信じているのかと問う。ナタリーは深読みして
るなら朝6時にアパートに居たのを問い詰めているという。説明に行った
んだとし、俺たちのことを知られたからだという。止せばよかったと。

そんな中リアムは動きが有ったとして部長(クレイトン)がアレックス
の居場所を突き止め部隊が向かっているという。
「クレイトンより配備完了」とメールがサイモンにも届いていた。
サイモンはアレックスが出て行こうとするのを知り、むやみに危険に
飛び込むなとして、ボクも危険はかかっているのだという。
「ブースよりバレているぞ」「彼女を逃がせ!」とサイモンにメールが
届く。しかしブースはサイモンに「部長の命令か?信じていたのに」と
いうメールが届く。アレックスはサイモンにどういうことなのかと問う
と今すぐにオーレンから遭っても良いと連絡が来たので急ごうと語る。

●AM:11:00 ワーガンズ・アレイ
●ブルックリン・ウィリアムバーグ

■概要

・テロリスト犯はアレックスだとしてFBIも世論も既成事実化していく。
アレックスはミランダの助けから始まり、ブースとサイモンが助けて
くれる。サイモンはクレイトンからの指令を受けて動いていたが、
ブースからアレックスを逃がせと言われる。

・一方アカデミー時代には人質救出ケースの訓練が行われて、その実践
体験が行われる。誰よりも練習熱心のアレックスは気がつくと射撃の
腕で1、2位を競っていたシェルビーやナタリーを抜くほどの功績を
あげていた。しかし実践での射撃はまた訓練とは違うということで、
本番さながらの人質救出作戦でアレックスは果たして力を見せることが
出来るのか。

■感想

取りあえず色々と謎だと思う部分が語られることが多くなって来ている
けど、こういうドラマの特質から考えると、語られていることが本当
のことなのかは本人の口から語られることだけなので、裏打ちがとれる
までは、何処までその言葉が信頼にたるものかは分からない。何よりも
シーズン1は全22話構成だと考えると、この段階で一定の解決を見せる
かと言われるとちょっと厳しい。

少しずつ人間関係に於いては収束してきている部分は有るけれど、
物語からするとまだまだ一癖も二癖も有るのかな。

なんだかこのドラマに共通するものとして、FBIアカデミーと称して
本当にこの段階からテロリストじゃなくても別の思惑の元で研修生
たちを使っている教官たちが多い事。

今回はミランダとアミン姉妹の存在/関係が明らかになったけど、
先日刑務所で面会した子供はやっぱりミランダの子で、高校を爆破しよう
として形跡が有り、その流れを阻止したこと。その背景には息子に
悪を揺動するような組織がいて、洗脳するかのようにして若者の
競争心や虚栄心など巧みに誘導して操ったのかなと思わせる。
その組織を壊滅させる為に双子を利用するみたいだけど、そんな事実
が判明しているのであれば、他の捜査官に頼めないのか。

そしてリアムとブースの流れは相変わらず、シカゴでの一件を何か
隠す為に行動しているのか、それともマイケルズが何かを掴んでいる
かも知れないのでその娘を狙っているのではないかと思わせる。

■4週目の課題

今回は人質救出ケースの特別講義だった。
正直大したことを教えてくれていない気がするのだけど、見えない所
で毎日同じこと/基礎練習の反復行動を行っているのかな。
とりわけ今回は射撃訓練はしていたし、前回の分析官とのコラボレート
を考えると、それを組み合わせて人質救出の為に行動を起こせという
ところだろうか。

スタンドプレイが目立つアレックス。
そんな彼女を見てリアムはもうすぐ繊細な彼女は父親の件で辞める
だろうことを予測していたけど、それを止めたのはブースだった。

狙撃の腕ではナタリーよりもシェルビーが上だということを示された
し、サイモンが実践では俊敏な動きをしていた。ミランダ辺りが
サイモンだかブースの動きを見て経験者だわとしていたけどね。

一番自信を喪失していたのはニマに逃げられたレイナ。
しかしそんな彼女を救ったのはケイレブであり、彼女からは
「がさつで無礼で不真面目な子供じゃないときのあなたは役に立つ」
と言われていた。

■テロ直後の世界

アレックスはサイモンと行動を共にし、取りあえずアレックスの頼み
の綱は爆弾に使用されたワイヤーだけ。ただサイモンはFBIの部長の
クレイトンとつながりが有り、ブースはリアムとはまだ繋がりが有って、
チーム同士でちょっとした対立の構図が有りそうだった。

ブースはサイモンを信用してアレックスを任せたが、サイモンはクレイ
トンによって操られている事を知る。それでもブースは信用していた
のに・・というメールを送って、なんとかサイモンにアレックスを
助けるように頼んでいた。

この二人はブルックリンに行くとサイモンが知っているというオーレン
というヘブライ語を使う怪しい男と遭っていた。
ヘブライ語での会話に関して、サイモンはアレックスが何も分かってい
ないと思っていそうだけど、実は理解しているのではないかな。

「駅の爆破を聞いた時、不安になった。あの話の後で・・・」
「ボクが関わっていると思ったのか?関わっていたらここに来ない
だろう」と。
「重要なのはワイヤーのプラスチック塗料だ。高品質で追跡出来る。
軍事用に作っているのは一社だけ。会社名はマクレガー・ワイアット」

シェルビーの会社だった。

シェルビーの一族の会社は航空関係だとしていたが、実は色々なビジネス
を手がけている。『会社のトップは誰だと思う?』とアレックスは
侵入したシェルビーの部屋でサイモンと会話していたけど、誰なんです
かね。

そしてシェルビーの登場。
シェルビーはサイモンやブースと組んでいた感じだけど、果たして
何の目的で、誰の命令で動いていたのかな。

最後はクレイトンがアレックスに無条件射殺命令を出した。
相当焦っているようだ。
リアムとブースのシカゴの事件に関しては関係しているのかな。

※シェルビーによると・・

爆弾は7個、戦略的間隔で地下の階に配置。深すぎて遠隔操作じゃ起爆
するのは無理。爆発には2ブロック以内からスイッチの必要が有る。

シェルビーはやたらと爆弾なんかも詳しかった。一族のワイヤーが使わ
れていた理由をアレックスが尋ねるが、話す義務はないとして一蹴。

■各キャラクター

・アレックスとシェルビー

アレックスとシェルビー。まだアカデミー時代は仲が良かったな。
シェルビーはアレックスが父親と何か遭ったのは知っていたけど、
ブースから思わず彼女が父親を殺してしまったことを聞いていた。

一方シェルビーが朝と夜に電話している相手に関して、シェルビー
は腹違いの姉と連絡を取っている事を語っていた。両親が健在の頃には
知らない存在だったとしていたけど、今では唯一の肉親だという。

9ヶ月後の世界でアレックスがサイモンに対して『シェルビーの秘密』
の秘密のことを語り、サイモンがクワンティコを去った後に知ったと
して何かが出るハズだと考えていた。軍需企業をしているので何か
関係しているのだろうか。

アレックスとシェルビー、当時もケンカしていた。友達じゃないとして
いたアレックスだけど、今までに友達が居たことがないとも言っていた。

シェルビーが真実を話したかどうかはともかく、「ウソ当てゲーム」と
称して

1) 私はオバマに投票した。
2) あなたに時々イラッと来る事がある
3) 例の電話の相手は母の違う姉

・サイモンとイライアス

この二人完全ににらみ合いが続いているな。
しかしそもそも現代の世界で語っていたけどイライアスは元々弁護士
なのか?サイモンのことは初の公認ゲイ会計士とかジョークで言って
いたけどね。

アカデミーではサイモンの方が今の所完全に不利な状況だった。
人質救出策戦時にサイモンは挑発されてイライアスにポロっとパレス
チナ農業センターの活動で何ヶ月もガザ地区の危険地帯に居たので
怖くないとしていたけど、イライアスは当然それが事実かどうかを
調べる。
「君は愛国者?」(YES)
「ユダヤ人?」(YES)
「ホントにゲイ?」(NO)

と尋ねていた。(答えは括弧内)

ゲイの肩書きもだて眼鏡にいつも入れるばかりで飲まないコーヒーと
同じなのか。
本物と言えるのは密かにニマを見つめる目だけだ。

イライアスが最も嫌がっているのは、内部の敵であり、何年も掛けて国を
欺く連中だとしていた。警告を見逃すことへの警戒心を語る。
結局サイモンが首になったのって、この流れから派生しているのかな。

・ニマ/レイナ

ようやくこの二人がミランダによって何故雇われる形でアカデミーに
居るのかが語られた。
正直ミランダの個人的な事情って感じもするけど、ミランダの息子が
ネットで知り合った連中が、息子の怒りを利用して先導したのだという。
過激派で影響力があること。そのことで息子は孝行襲撃を計画していた
ようで、狙っていたのは連邦議会の議員の子たちだったこと。
仮釈放が近づく中でミランダ自身はそれを望んでいない。
煽った連中がこの国の土壌に根を広げていること。組織に中から潜入
して中から腐らせることをしたいみたいだ。
しかしその為に二人が居ないと行けない理由って何だろう。

ニマの方がFBIになることに積極的。もしも辞めると考えているなら
今頃ミシガンに戻っているハズだと指摘されていた。

案外アレックスが犯人に仕立てられてしまっているのはミランダが
憎んでいるこの過激派によるものなのかなとも思える。そしてアレックス
を助けているチーム・ミランダの面々はその事実を知って活動していた
人物たちではないか。

FBIの中にそれを先導している人物がいて、アカデミーにいた人物は
あくまで実行犯ってだけなのかも。

■使用された曲

・Canyon Moon by Andrew McMahon In the Wilderness
・Break the Rules by Charli XCX
・Father Father by Laura Mvula
・Maps for the Getaway by Andrew McMahon In the Wilderness

■出演者

アレックス・パリッシュ (Priyanka Chopra) FBI研修生、父が捜査官
リアム・オコナー (Josh Hopkins) FBI特別捜査官・指導、シカゴで問題?
ライアン・ブース (Jake McLaughlin) リアムの部下、潜入
ミランダ・ショウ (Aunjanue Ellis) FBIアカデミー研修部次長
シェルビー・ワイアット (Johanna Braddy) FBI研修生、911で両親を亡くす
ニマ・アミン/レイナ (Yasmine Al Massri) FBI研修生、双子
ケイレブ・ハース (Graham Rogers) FBI研修生、父がFBIの偉い人
ナタリー・ヴァスケス (Anabelle Acosta) FBI研修生、元刑事
サイモン・アッシャー (Tate Ellington) FBI研修生、ゲイ?
イライアス・ハーパー (Rick Cosnett) FBI研修生、分析官

クレイトン・ハース (Mark Pellegrino) FBI部長
シータ・パリッシュ (Anna Khaja) アレックスの母
マイケル・パリッシュ (Johnathon Schaech) アレックスの父、元FBI??
オーレン (Yair Ben-Dor) サイモンに精通する爆弾の専門家
— (Julianne Jain) Field Counselor
レイ・マクギニス (Kwasi Songui) 教官
— (Chrystee Pharris)

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