ワンス・アポン・ア・タイム Once Upon A Time シーズン4 第22話 悪役たちのハッピーエンド Operation Mongoose: Part 1

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第22話 悪役たちのハッピーエンド Operation Mongoose: Part 1

監督/ Romeo Tirone 脚本/Adam Horowitz
Edward Kitsis

【前回までのあらすじ】

ゴールドは死にかけていた。レジーナは闇の王は死なないがルンペル
は死ぬと語る。レジーナは本の作者を捜し出して頼むとし、ハッピー
エンドにしてもらうと。いよいよ悪役が勝つときが来たとゴールド。

【ストーリー】

1966年12月。
鎧に身を包んだものが馬に乗って走る。「武功の騎士(Knight of Valor)」
カラー作品。テレビ店でセールスの仕事をしていたアイザックは
カラーテレビを見に来た夫婦の対応をする。夫はカラーテレビなんて
必要かというが、アイザックは何故古いもので我慢するのか?と問うと
世界をそのまま見たくはありませんかと問う。現実は複雑なもので
人間関係もまた複雑だということ。世界は白と黒で割り切れるものでは
ないという。ゼニス・マニセイユ・カラーテレビなら複雑な世界そのもの
を家庭で見られますと。主人はカチカチは?というと、そこに上司が
現れ遠隔操作機ですねとしてそれを渡す。客のタトゥーを見て上司は
レンジャー部隊だったのかと問うと、第25歩兵師団だという。君も
そうなのかと問われると、私は第187歩兵連隊A中隊だと語る。そちらの
噂を聞いたが真の英雄だということ。暫く好きに使って下さいというと
リモコンを渡して席を外す。
上司はアイザックに対して何をしているのかとし現実を語るなんて、
向かいのデパートに送り込むようなものだという。作家になりたいと
いうので雇ったのだとし、人に話をするのが上手いかと思ったこと。
君がプロになれない理由が分かったとし、人が聞きたがる話が出来ない
んだという。
そんな中アイザックは彼宛に手紙が届いていることを知る。
スター出版からのもので、”すぐにでもお遭いしたい”(1966/12/15)
というものだった。

アイザックはスター出版へいく。
オフィスには社員は一人もなく、室内もガランとしていた。
奥にデスクが有ると突然老人が語りかけてくる。君が誰か知っている
という魔法使いの弟子。我々の組織は一般の出版社とは少々勝手が
違うという。テーブルに並べられた5本のペンを見せられると、
一本を選んでくれという。アイザックはボクは電子ライタータイプだと
語るがそれでも一本選ぶよう言われる。万年筆をもらうなんて13歳の
時の誕生日以来だという。これはテストだとし君がどういう書き手なの
かを見るという。一番ピンと来るものは?一本を選んで触れると何か
電気が走るような感じがするアイザック。これは証だとし君が我々の
次の作者になるのだという。君の前の作者は最近亡くなったのだと
いう。何の作者なのかと問うが一言では言えないという。これから旅
はどうかと問われるとアイザックはニューヨークから出た事はないと
いう。知っているとし今後は旅することになるという魔法使いの弟子。
テレビを売る仕事は今日で終わりで、これからは全ての国に於いて
最も重要な仕事をするのだという。魔法使いの弟子はそこにドコデモ
ドアのような扉を出すと、君にも見えるかと尋ねる。見えているという
ことは君が信じていること・・魔法を。運命を探しに行く旅に出発だ
と語る。

— 現在・ストーリーブルック —
レジーナたちは本を探していたが全て白紙ばかりだった。作者が書いて
いることはどの本にも書いてないというレジーナ。ロビンは落ち着くよう
告げるが作者とゴールドのせいで明日目覚めたら私は蛙かも知れない
のだという。フックは闇の王はオレにはもっと酷いことを考えるハズ
だという。デビッドは止めるまでだとしその為のものを探すのだと語る。
そんな中そこにはオーガストが突然やってる。
オーガストに対して作者のことは知らないのだろうと問うとエマは
作者を知っている人のことを知っている様だと語る。奴に力を与えたのは
魔法使いの弟子でオーガストがプーケットに住んでいる時に出会った
という。彼からこの本のことを教わり勉強しろと言われたという。この
町に居るのかと問うと、まだ見つかって居ないがこういう男だとして
似顔絵を作る。フックは遭ったことが有るとし何処に居るかも知っている
という。オレが閉じ込めたんだというフック。エマはゴールドに操られて
いたし、ブルー(修道院長)が出してくれると語る。闇の王の短剣が無く
ても出来るのかと問うと、魔法使いの弟子の持ち物が有れば出来るという。
フックはブルーにホウキを渡す。それを使いブルーは呪文をかけると
魔法使いの弟子が出てくる。弟子は無駄にしている時間はないとして
アイザックが勝手に力を使っていること。早く物事を元に戻さなければ
ならないという。その為にはまた本に閉じ込める必要が有り、事実を
曲げられないようにするという。道具は扉の絵に書いたページと鍵だ
という。彼を再び扉の中に閉じ込めて君らは二度とあの男をページの
外に出してはならないという。ページはヘンリーの部屋に有るという。
ゴールドもそのページを探しているハズだという。

ゴールドはアイザックに対してまだ君は近くに居るのかと問う。
アイザックはしっかりしろと告げまだ心臓を止めてはダメだと語る。
すぐに治るというと、何故助けるのかとゴールドは問う。君はペンを
手に入れたのだから私は必要ないハズだという。僕らは似ているとし
お互いに幸せを追いかけてきたという。あなたは力を手に入れ闇の王
になったが一度も満足出来なかったその気持ちはよく分かるのだという。
他人の幸せが花開くのを見る度に自分が欠けたものを痛感するという。
だが今こそ世界をひっくり返すときで、悪役がハッピーエンドを迎える
のだというアイザック。君はそれで何を手に入れるのか?城か宝か
権力か?。魔法の森で手に入れるつもりはないとし赤痢が流行して
平均寿命が40歳の国だという。ボクはトイレ完備の世界が良いという。
あなたはあなたの世界に戻すがボクはコッチに残るという。

■概要

・1966年12月ニューヨークで作家を目指していたアイザックが有るとき
スター出版の人間から不思議な話を持ちかけられて、そこから”作者”と
しての人生を歩むことになる。
・ストーリーブルックでは何とかして自らのハッピーエンドを掴みたい
と思う人たちが作者とゴールドと争奪戦のような形で、行動を起こす。
・作者を止める為には、魔法使いの弟子を助けること。かつてフックが
ゴールドによって命じられて封じ込めた格好だったが、ブルーの助けも
有って助けることに成功する。なんとかして新しい物語を書き終わる前
に作者をまた絵の中に閉じ込めたいと感じるが・・・作者は悪役が
ハッピーエンドになる物語を書き終えようとしていた。

■感想

いよいよシーズン4の最終話の前後編の前半編。

アイザックが作者として選ばれた時の当時の事(1966年)が描かれ、
彼は新しい世界を想像したがっていたけど、本来の作者の目的って
かつて魔法使いの弟子が言っていたけど、出来事を自分で想像する
物語を書くものではなく起きた事実を記していくっていうのが役目で
はないのかな。

なんだかこれだけ身勝手なことをしまくっているのに、魔法使いの
力が及ばないなんてことが有っても良いのかって気がするし、
ヘンリーにしてもアイザックにしても魔法の世界で生まれた人物では
なく、この世の世界の人物だということで、この世界に取り残される
のかと思ったけど、きっちりヘンリーがアイザックを閉じ込めていた
時の扉の鍵を使って別の世界に行っていた。

それが意味するところは一体何なのか。

■ついに物語が完成

作者が物語を書き終えた後にヘンリーだけが一人ストーリーブルックに
取り残されていた。町中に人が居るのを探して回るけど、エマさんの
ビートル車とか、ティンカーベルの風車とか地味にくるくる回っている
けど人は居ない。

ヘンリーは車を運転してClaretter’sというファミレスでウェイトレス
に話を聞くけど、写真を見せて人捜しをしていることを語ると早速警察
に連絡されるところがなんとも言えない。

しかしそのレストランに並べられていたのはアイザックが書いたとされる
“ヒーローと悪役(Heroes and Villains)”がベストセラーになっている
事実を知る。
ニューヨークでは出版記念のツアーを行っているようで、
昔車のセールス時代に上司から言われたことをネタにしていた。
「人が聞きたがる話が出来ない」こと。
みんな必ずヒーローが勝ち、成功する物語にはウンザリしている。
だから白雪姫やチャーミング王子が落ちぶれる話を聞いたのだと。
現代の読者への新しい解釈。もし悪役が勝利したら世界はどうなるのか。

熱狂的にレジーナファンという女性からバッジをもらった。
この女性がまた何気に美人過ぎる(笑)
そのバッジがまたアイザックに不利に働いていく?

■今まで作者は人が聞きたがる話が出来なかった?

これまでの物語構成は悪役は不幸せになり、ヒーローはある程度成功
する物語だった。
何処までが成功と言えるのか分からないけど、白雪一家はデビッド
と再会し、エマとの和解、人間関係も良好に進んでいる。

ただし悪役だとされるレジーナはロビンと関係は上手く行かず、
ゴールドに至っては死の淵にいるという現実が有る。
何処までが悪役なのかの線引きが相変わらず分からないがこの二人が
悪役として物語を主導してきたのは確かな様だ。

この世界のような物語も基本的には作者が書いたものではなかったのか?

エマたちがこっちの世界に来たのが28年前のことだとしていた。
作者はそれよりも前の1966年12月15日付けで活動を開始しているという
ことが明らかにされ、これまでの物語は作者が描いてきたものではない
のか。
これまでは、魔法使いの弟子の言う通りの日記のように出来事を
記していたところが有ったけど、ここに来て急に旋回したということ
なのかな。

■おーい、マレフィセントやーい。

先週ドラゴン化したマレフィセントとその娘のリリーの姿が有ったり
したし、白雪が頭をぶつけて結構な重傷かに思われたけど、思いっきり
内容としてはリセットされてしまったのか?
クレジット的に見ると先週が最後だったみたいだけど・・リリーに
対して色々と教えるような物言いだったので一緒に暮らすことを
言い換えた表現だったのかな。

■作者が新たに描いた世界

設定を全く逆にした感じで、配役を少しいじったような感じの物語。
悪役がハッピーエンドの物語としていたけど、決して悪役がハッピー
エンドという形ではなく、寧ろキャラクターを入れ替えただけの様な
世界になっている。これまでレジーナが悪役だと知らない人から見れば
悪役がハッピーエンドのように感じない。本当に設定を変えたという
だけ。

レジーナが白雪のようにして、盗賊をしている中、ロビンと出会う物語。
この辺の流れを見ると、レジーナがロビンとキスする一枚の絵が出て
来たけど、この時の物語も想定して書いていたのかな。

ゴールドはやってくる鬼を倒していた。
過去ゴールドは鬼の戦いに於いて逃げるシーンが有ったし、闇の王に
なった時には魔法の取引を使って鬼を倒してベルの父親からベルを
もらいうけるというシーンが有ったよね。

そして何よりも白雪がパンチの効いたダークレジーナヘアをしていて、
チャーミングはあごで使われいる役割。レジーナによってチャーミング
の双子の兄で婚約者のジェームズを殺されたという設定で、レジーナ
のことを恨んでいる様だ。

■ヘンリーとアイザック

ヘンリーはレジーナを味方に付けるべくして、色々とこれまでの経緯
を説明して、なんとか思い出してもらおうと考える。「ママ」と言って
ずっとついて回るもレジーナは嫌がっていた。
しかし色々とヘンリーが本を読んで未来を見通すような行動を取った
為に、レジーナは混乱する。本は燃えさかる暖炉に捨ててしまったが
一ページだけヘンリーは抜き取っていた感じがする。
それがレジーナとロビンのシーンなのか。
「ボクの世界じゃマングース作戦と呼んでいたんだ」

アイザックはダーク白雪に取り入ることになる。
殺されそうになったけど、色々と自分が描いた世界故に知っている事実
を口にして、信用されようとしていた。
ただ不運にも「レジーナよ永遠に」バッジを持っていたことで、不法
侵入罪と反逆罪に問われそうになっていた。

■その他

・エマさん

孤島の牢獄に閉じ込められていた感じだね。
レジーナはそんな話を聞いたことがあるようなことを口にしていた。
ママのウソなら顔を見て分かるとしたヘンリーが口を割らせた格好
だった。このドラマ、閉じ込められたり幽閉される人が多いからなぁ。

・レジーナに希望を

ロビンに助けられたレジーナ。ロビンのことは顔は知らなかったけど、
存在だけは知っていたというのかな。
ロビンと酒場にいく。
ヘンリーからはロビンと酒場でキスすれば幸せになれるとされたことで
期待していたけど、ロビンはゼリーナと結婚式を控えて盗賊稼業から
足を洗おうとしていた。これってロビンがマリアンとやろうとしていた
ことがそのまんまゼリーナが演じている。マリアンはなき者にされた
様だ。

「新しい友と古いライバルだ」
「世界を捨てられると思ったことは?その人の目を見てたら分かる。
運命の人だと。」

・絵は誰が描く?

小説家と絵を描く人って違うよね。
昔は同じ人が絵を描いていたのかも知れないけど・・・
アイザックは小説を書くだけの人だけど、これまで絵は誰が描いていた
のかな。オーガストは結構似顔絵が上手かったし、弟子に会って勉強
しておくよう言われていたので、彼が物語に合わせて絵を描いていた
とか?

■使用された曲

・Heigh-Ho
Written by Frank Churchill and Larry Morey
・Jingle Bell Rock by Bobby Helms

■出演者

メアリー・マーガレット・ブランチャード (Ginnifer Goodwin) 悪白雪姫
エマ・スワン (Jennifer Morrison) ヘンリー母、メアリーの娘、救世主
レジーナ・ミルズ (Lana Parrilla) 悪い女王、コーラの娘
デビッド・ノーラン (Josh Dallas) チャーミング王子、メアリーの彼
ヘンリー・ミルズ (Jared Gilmore) エマの息子。レジーナの養子
Mr.ゴールド (Robert Carlyle) ルンペルシュティルツキン、質屋
キリアン・ジョーンズ (Colin O’Donoghue) フック船長

ベル・ゴールド (Emilie de Ravin) レイシー
ウィル・スカーレット (Michael Socha) ロビンの甥
アイザック・ヘラー (Patrick Fischler) 行商人 / 作者

オーガスト・W・ブース (Eion Bailey) ピノキオ
ゼリーナ (Rebecca Mader) レジーナの姉、西の悪い魔女
ロビン・フッド (Sean Maguire) 盗賊
修道院長 (Keegan Connor Tracy) ブルーフェアリー
— (Timothy Webber) The Apprentice / 魔法使いの弟子
— (Sean Campbell) Middle Aged Man / TVを購入に来る
— (Paralee Cook) Middle Aged Woman / TVを購入に来る
— (Sarah Hayward) 村人、鬼を退治してお礼がしたいという。
— (Mandie Vredegoor) Fan / レジーナファンだという。
— (Alison Wandzura) ホステス
ハンク (Ben Wilkinson) テレビ販売店の上司
— (Gerardo Barcala) Visitor
— (Celeste White Steele) Passerby

— (Mike Coleman) ハッピー
ウォルター (Faustino Di Bauda) スリーピー
— (David-Paul Grove) ドク
— (Jeffrey Kaiser) ドーピー
トム・クラーク (Gabe Khouth) スニージー 、雑貨店
— (Mig Macario) バッシュフル
リロイ (Lee Arenberg) グランピー、何でも屋

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