Major Crimes ~重大犯罪課 シーズン3 第12話 愛しすぎたツケ Party Foul

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第12話 愛しすぎたツケ Party Foul

脚本/Michael Alaimo
監督/Rick Wallace

【ストーリー】

チップ・オルソンの誕生日パーティーが自宅で盛大に行われる。
みんなチップの誕生日を祝う中、トビーとキーシャは氷が足りないと
すると、ガレージにあるので取りに行ってくれないかとチップは二人
に頼む。しかし暫くしても戻らず、突然ガレージの扉が開くと首元
から血を流して出てくるトビーと室内ではキーシャがハサミに刺されて
虫の息だった。

重犯課が捜査にやってくる。
サイクスは被害者はトビー・カミングス(19歳)、カリフォルニア大バー
クレー校の1年生。ケンダルは何度も刺されているとし致命傷は首の傷
の動脈が切れたことだという。犯人は彼とその恋人を刺して逃走して
いるが目撃者が居なかった。フリンは何人も周りには行き来している
のに何故だという。バズは血痕を踏んだのは少なくとも6人の靴跡からも
分かるという。ガレージはもっと多いという。サイクスはパーティー客
の殆どが21歳未満なので逃げたという。
タオはここの血はキーシャ・ペリーのもので第二の被害者だという。
サンチェスは二箇所刺されて重体で腹部にハサミが刺さったまま病院
に搬送されたとのこと。ケンダルは男が刺されたのは同じハサミだろう
とし確認はモラレスにと語る。
プロペンザはキーシャから証言を取るために運ばれたサザンメディカル
病院に行ったというタオ。

病院ではパトリス・ペリーにプロペンザは声を掛ける。
キーシャはまだオペ中だという。私はキーシャの祖母だというパトリス。
誰がこんなことをしたのかと問うと、それをお孫さんに聞ければと
思っているという。トビーは?と尋ねると、プロペンザはこれは先に家族
に言うことだとするが、パトリスはその反応で死亡したことを悟る。

シャロンはフリンに対して被害者の2人は恋人なのかと問うと、トビーの
携帯にも二人の写真があるとし、プリントアウトされた写真も沢山
有った。サンチェスは争いを見た人はいないと報告。シャロンは二人の
写真はどれも高校の時のものみたいだとして二人は大学生なのでしょと
問う。パーティーに来ていた殆どの人が高校卒業の同級生だというサン
チェス。キーシャはサンタモニカのシティーカレッジ、トビーはバーク
レーに通っていたというフリン。週末ロスに居た理由は?と問うとチッ
プ・オルソンの家が有るからだという。キーシャの親友の一人で自宅で
自分の誕生日のパーティーを開いていたとフリンは説明する。
チップの情報はと尋ねると、寝室からマリファナが詰まったジップロック
が2袋有り、現在は第一取調室で拘束中だというフリン。売人なのか?
と問うとそれは分からないが、先日エクスタシーを売り大学を退学にな
っているという。チップの両親は先週の木曜日からパームスプリングス
で休暇中とのこと。息子を拘束したと知らせたというフリン。
麻薬絡みでの事件とは思えないというシャロンに対して、二人を憎んで
いたものの衝動的犯行だというサンチェス。チップに聞けば分かるので
はないかと。

チップに話を聞くサンチェスとフリン。
しかしチップは既に取り調べ慣れしていて黙秘権があるのだろうと。
家で人が殺されたんだぞというが、令状はと問われ、有るさというサン
チェス。必要ならお前を今ここで逆さまに出来るとしポケットからは
一体何が落ちるのかとしてマリファナかという。チップは犯罪者扱い
するなら弁護士を呼ぶという。目撃者としてならば証言すると。二人は
友達だったのだと。その条件で聴取を行うことに。
2人を襲った人物に心当たりはあるかと問うと、ウェスリー・グラント
だという。高校の1年後輩だが中学3年の頃からキーシャにつきまとって
いたという。トビーがバークレーに行ってからストーカーが激しくなっ
たという。サイクスはウェスリーは今年2度逮捕されているとし飲酒
と暴行だという。2人が2階に行くのを見てウェスリーが怒り狂って
いたこと。その上力一杯飲んでいたので外に追いだしヤツに辞めて
置けと行ったら殴りかかってきたのだという。応戦して殴ったら逃げた
とのこと。まさかガレージに忍び込んでいるとは思わなかったという。

時刻10時33分の写真が有るとし確かにケンカしている光景が有った。
バズはタオに10時25分頃からの動画を探しますという。
ハサミに見覚えはないかと問うと知らないという。チップの証言の裏
を取るとのこと。

シャロンは動画をコピーしてプロペンザに送ってとし、キーシャの家族
がウェスリーのことを知っているかも知れないという。
プロペンザはパトリスのことを尋ねるとウェスリーのことは何とかしたい
と思っていたという。夫も警察官だったとしロングビーチの殺人課に
勤務していたという。ウェスリーの両親に電話やメールもしたが、
10代の子は思い込みが激しくキーシャが好きの一点張りだったという。
パトリスはプロペンザに対して孫から話を聞くのは良いが無理はさせない
でと語る。

キーシャに少しの時間だけ面会が許される。
プロペンザは彼女に犯人の顔は見たかと問うと、2人を刺したのは同じ
人物かと問う。キーシャはトビーのことを口にすると、パトリスは
トビーは助からなかったと勝手に話してしまう。その後キーシャは
口をつぐんでしまう。

■概要

盛大なパーティーで恋人関係に有ったトビーとキーシャがガレージ
の中でハサミで刺されて発見される。トビーは首の頸動脈を切られて
出血多量死。キーシャは腹部を刺されて重体だったが幸い病院に
運ばれ繰り返し手術した結果、大事には至らなかった。
現場に居たものたちに話を聞くが、誰も二人を刺した犯人を見て
おらず、現場検証をしていくことになる。

■感想

うーん、なんとも微妙。
加害者だった女性に対して三人もの男性が愛情を示していたけど、
それ程までに魅力が有る女性だったのと言われると正直謎なところが
有るし、10代故の狭い見識の元で一途にしか物事を見られない
ところが有ったのだろうけど、あんまり同情する要素がない。その背景
には親の愛情の希薄さ故のこととか色んな事情も含まれていそうだけ
ど・・その恋が成就しなければ相手を殺して自分も死ぬなんて、まるで
ウェスリーがストーカーだとされていた流れは、実はそんなストーカー
気質を一番備えていたのはキーシャの方だったというところは何とも
皮肉。若い頃から重い愛情で相手を縛ると相手も逃げていくよって
感じで、周りで誰かが恋愛に於ける機微な事情を示唆してあげられたら
良いのにね。

そんな事件が発生したのはチップの誕生日会。
両親も息子の誕生日など放っておいて夫婦で旅行。息子がドラッグで
問題を起こして精神的に未熟さを備えているのに目を離してしまうこと
の危うさと憤り感は感じる。とはいえもう20歳を過ぎた大人だという
ことも有るんだろうけど・・やはり甘やかせ過ぎるとこういうことが
起きてしまうのか。

祖母のパトリスは可哀想に見えるけど、実はかなりのところで司法妨害
をしていた。パトリスの方が実は孫離れ出来ていないで、彼女が
トビーを刺してキーシャに口封じさせているのかと思った。理由は
キーシャに近づく男を過剰に遠ざける為かと思ったけどね。
パトリスなら早い段階で犯人が孫であることに気がついていたハズだ
と指摘したのはプロペンザだった。
プロペンザが孫と会話する際に、意図してトビーが死んだ事を告げて
話をさせなかったり、容疑をウェスリーに向ける為に彼を病院に呼んだ
というところも警察に逮捕させる為としていたけど、キーシャが犯人
だと知っていたのであれば話は別だ。

最後の段階でも司法取引させる為にパトリスを説得しなければならない
ところなど、孫を守る為とはいえ、犯人だと知っても守ろうとする
ところはちょっと過剰過ぎるな。
キースの両親ではなく、トビーの両親でも出てくればまた違った目で
このドラマを見られたのかも知れないが、チップのミスリードを持たせ
る為にオルソン夫婦を出したものだから、殺意や死者に対して感情は
変な方向に流れてしまった印象が有るな。

しかしパトリスにしても血のつながりは有るけど母と子の関係ではなく
孫の存在であるし、毎回ドラマとしては意識しているであろうラスティ
とシャロンの間にだって血のつながりがある訳では無い。

■親が子供に示唆する必要性

あまり過度に親が関わる必要は無いけど、子供は経験が浅いので広い目
を持って物事や社会を見通すことが出来ない。
近視眼的なものに食いついてしまうのは若者らしいところだけど、
それが果たして子供にとっては良い事なのかどうか。判断出来る立場
の人が近くに居るのは大切なこと。

ラスティとキーシャの違いは、正しい道を示してくれる絶対的な存在が
有ったことだと思う。ADのジェフは「勉強よりも仕事の方が大事な時も
有る。将来の自分が何をしたいたか見つける為に・・」
としていたけど
それも間違いではないと思うけど、やはりシャロンが最後に語る言葉
の方が説得力は有ったな。

「居心地の良い場所から去ることは大きな変化に思えるがそれは違う。
進学を決めてやり遂げようとしている。大きな計画があれば多少
躓いても心は揺らがない。本当の意味での安定で有って変化ではない。」

キーシャにもそういうことを言ってくれる人が居れば良かったのにね。

■それでも人は変化を嫌う

人間なら居場所を見つけたり居心地の良さを感じれば誰でもそれを死守
したくてリスクを犯してでもそれを貫こうとするハズ。

今回はキーシャの証言が色々と重要になってくる案件だったし、
相変わらずホッブス検事の前で捜査官達が取り調べで嘘をついている
ところも有ったけど(特に本人が死ぬと思わせて証言を引き出すという
のは大丈夫なことなのか(笑))、ホッブスが気にしていたのは判事の前
でもキーシャが証言を変えないかどうかということだった。
サイクスは変化が嫌いな子だから証言は変えないと断言していたし
それには納得。

ただ寧ろ捜査官たちは、本当のことを知った際にキーシャが自殺して
しまうのではないかということ。監視費用は検事局でもつといっていた
けど、若い子の思い込みっていうのは本当に怖いことがあるからね。

■信頼関係に綱引き

信頼関係の綱引きでは幾つもの場面で面白いシーンが有った。
ジェフの件では裏で手を回して大学に戻らせたのはシャロンであり、
それを知れば当然ラスティとしては怒るとは思うけど、それでも怒らず
に受け入れたのはシャロンに対する信頼感があるからだろう。
映画「モンスター上司2」なんて作品を見に行くものたちを信頼出来ない
のは分かるけど(笑)

そして何よりも今回の信頼関係の主役として扱われたのはプロペンザ
だった。
プロペンザは被疑者の祖母のパトリスと24時間一緒になってキーシャ
の容体を心配してみて居たことも有って信頼関係をある程度は築いてい
た。しかしシャロンは最初にプロペンザからの情報を使って裏切ったの
はパトリスだということで、プロペンザに対して孫に証言させる為に
パトリスの許可を求めるように説得を求めることになる。
ただし当然ながら孫に有利になるような条件を付帯しないと協力しない
ということは明らかだった。心神耗弱と第二級殺人に出来るというホッ
ブスは、医療刑務所で治療を受けながら刑期を全うできることを告げる。

■その他

・通話記録、メール、GPS

これらの最先端の機器が発展したことで、犯罪としてはやりやすくなった
のか、それともやりにくくなったのだろうか?
ゴルフクラブはスコッティキャメロンのパターだということで、父親は
GPSをクラブケースにつけていた。
そして何よりも通話記録は事件の真相を解き明かすために重要な役割を
果たしている。ただ犯罪者同士が連絡を取り合うのに便利なのが携帯
電話だろうし、捜査官にとっては有利なものなのかな。

・プロペンザのコスプレ

ウェスリーを逮捕する際にプロペンザは医者の白衣を着てウェスリー
が逃げないように誘導させる流れが有った。サイクスとサンチェス
で取り押さえたけどね。妙に白衣が合っている。

・プロペンザの優しさ

プロペンザが何度も結婚するのが分かるような優しさに触れるシーン
もパトリスとの会話を通して感じるところがあった。
ステーキの店に誘うところは如何にもプロペンザだけど、年取っても
肉食べるのが好きなのかな。

■使用された曲

・Tonight’s the Night
Written by Richard Wolf and ‘Greg Lawson (IV)’

■出演者

シャロン・レイダー (Mary McDonnell) FIDから重犯課へ
ルイス・プロペンザ (G.W. Bailey) ベテラン
アンディ・フリン (Tony Denison) プロペンザの相棒
マイク・タオ (Michael Paul Chan) 分析力
フリオ・サンチェス (Raymond Cruz) ギャング捜査に強い
バズ・ワトソン (Phillip P. Keene) カメラ
エイミー・サイクス (Kearran Giovanni) 特捜班から異動
ラスティ・ベック (Graham Patrick Martin) 母親が失踪中
モラレス (Jonathan Del Arco) 鑑識
ラッセル・テイラー (Robert Gossett) 新本部長

ケンダル (Ransford Doherty) 検視官
アンドレア・ホッブス (Kathe Mazur) D.D.A.

パトリス・ペリー (Dawnn Lewis) キーシャの祖母、元ER看護師
キーシャ・ペリー (Tiffany Boone) ハサミが刺さって見つかる
チップ・オルソン (Spencer Daniels) 誕生日会、麻薬で大学は退学
ジェリー・オルソン (Patrick Cassidy) 父親
ジャネット・オルソン (Kim Johnston Ulrich) 母親、チップを甘やかせ
ウェスリー・グラント (Joey Pollari) キーシャを溺愛
トビー・カミングス (Craig Tate) キーシャの恋人、カリフォルニア大バー

クレー校
エバン (Miles Tagtmeyer)
— (Patricia Ashley) 女性
— (Keiko Elizabeth) 看護師
— (Holli Dean) パトリスと居る看護師
— (Michael Minyard) パーティー客
— (Shayne Pax) パーティー客
ジェフ・バリヤー

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