[N] キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 Castle シーズン8 第1話 狙われたベケット パート1 XY

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第1話 狙われたベケット パート1 XY

脚本/Terence Paul Winter
Alexi Hawley
監督/Rob Bowman

【ストーリー】

クラブでA.J(Daisy Betts)は独りで飲んでいると突然エージ
ェントの独りが前に逢ったことがあるだろうと彼女に問う。
今日は君の事を三度見たとし、朝はカフェ、昼はスポーツジム
そして夜はここでだと。何故つけ回すのか?こうしたかったと
してA.Jは彼の膝に乗ると突然ナイフで突き刺す。大動脈を
切ったのですぐに死ねる。私の目を見ながら逝ってねと。

ケイトは朝、鏡を見て真剣な顔を見せていた。
リックはケイトの元にやってくると彼女はまた髪の毛を燃や
したのかと問われる。後ろにあるのは何なのかと問われる。
「祝ベケット警部」と書かれたケーキに花火だった。
初日の気分はどうか?と問うと興奮と不安が入り交じっている
という。一緒に来てよとケイトはリックに言う。俺は行って
もうろうろするだけだろうというと、犬っぽいのでお座りは
得意でしょと。これは良い変化だよというリックは自分も
探偵事務所の改築をして金を借りたから探偵業で経費をあげ
ないといけないという。それよりもケーキをガッといってく
れと要求する。ケイトは緊張で食べられそうにないというが
ガッと行くんだと言われて手を突っ込むとそこから箱が出て
くる。そこにはリックが作ったブレスレットが入っていて
“永遠に・・”との刻印が彫られていた。
そんな中、ヴィクラム・シン (Sunkrish Bala)からケイトに
電話が鳴る。ケイトはセールスの電話だとごまかし規制すべ
きだとすると、君は週の上院議員になったら規制出来ていた
と語る。今日は会議が有るから行くとしてブレスレットを
つけていく。

・NYPD 12分署
エスポとライアンは居なくなったケイトの席を巡って争う。
エスポは俺の席だとするとライアンは「警察ジャンケン」で
勝負しようという。”ナイフ”と”銃”を出し合った二人。ナイフ
が銃に勝つハズ無いとしてエスポは俺の勝ちだと語る。
しかしライアンは配置転換の件で俺たちは情けないことを口に
する。みんなが昇進していること。ゲイツは警視正でケイトは
警部だとしていつになったら俺たちも昇進して給料が上がるの
か?と。ジェニーがまた妊娠したんだとしもう独り食べさせない
といけないという。エスポは金の心配よりもまずは子供が出来
たことを喜べよと語る。
そんな中ライアンに電話が鳴ると殺人事件の知らせだった。
これで残業代が出るとして不謹慎な喜びを見せる。

・キャッスル探偵社

キャッスルが改装したオフィスに入るとそこにはフランコ・
マンチーニ(Brad Lee Wind)という男がやってくる。女房の
浮気相手を捜してもらったというフランコは浮気相手が
打ちのシェフではなく弟で良かったという。兄弟は4人いる
がシェフは独りだと。良い仕事をしてくれた相棒によろしく
と語る。
なんてアレクシスが奥の部屋にいた。
探偵を手伝っても良いと言ったでしょと。改装は大成功だ
としてアレクシスは本棚のEdgar Allan Poeの本を引っ張ると
本棚が移動しプライベートルームのようなものが出てくる。
デスクは注文通りで最高だという。ところでアレクシスは
何でいるのか?と問うと内緒で探偵していたババのせいだと
いう。一ヶ月前にパパに頼まれて鍵を届けに来たのがきっかけ
で客が来たので私が引き受けて解決してあげたのだという。
その後も3件を解決したというと、4件も解決したなんてパパ
よりも多いという。大学はどうしたのか?と問うとちゃんと
やっているという彼女。パパのサインを偽造してインターン
で単位が取れるようにしたという。

そこにエスポから電話。
アレクシスは利益分配の相談をしたいという。
リックはエスポに新しい警部のことを尋ねる中、エスポは
君の奥さんが電話に出ないのだという。応援を呼ぶ許可が
欲しいのだという。現在ケイトは本部で会議中だというリッ
ク。

・現場へ/改装中のビル

タランティーノの映画みたいな現場だなと感想を述べる。
被害者はグレッグ・ミノソとジェイク・フィッツ、ダスティ
ン・チェンバース。全員同じ40口径を所持。工事の作業員じ
ゃないなとリック。分かって居ることは9時7分に銃声が聞こえ
てそれが数分続いたという。撃ち合いか?と問うと、ラニは
違うと否定し三人は斜め上から撃たれていること。角度は
45度くらいで撃った人間は上にいたのだろうと。上を見ると
薬莢/9mmが落ちていて撃った現場だとされた。ここから銃撃
して出口に急いだのか。犯人も下から打ち返したようで血が
流れ出ていた。するとリックはそこにケイトのブレスレット
が落ちていることに気がつく。ここにケイトは居たのだとし
撃ったのは彼女だと語る。

・12分署
ケイト警部のデスクを見つめるリック。
エスポはケイトの血液と一致したという。あんな大量の出血
だとするが、リックはケイトのことなので大丈夫だという。
三人を撃ったのはケイト。でもその後連絡がないってこと。
三人の仲間に拉致されたのかも知れないというと、死んだ
三人の素性を調べて仲間を捜し出さないといけないとリック。
エスポはそれが行き詰まっているのだという。IDは全部偽
で指紋のデータもないこと。ゲイトに聞いたがケイトは会議
は無かったという。ライアンは死んだ男がカード払いしネット
で短期アパートを借りているという。

・アパートに踏み込む
室内は売らされていた。室内に女性・ヘイリー・シプトン
(Toks Olagundoye)が居て逃走するがリックが捕まえる。エスポ

たちは銃を向けて腹ばいになれと語る。

■事件

ケイトは念願の警部に昇進し初めての仕事。
ゲイツも警視正になり、リックは改めてキャッスル探偵社
での仕事を再開させる。アレクシスがインターンとして
単位の為に手伝いたい事を告げる。
そんな中で殺人事件が発生。エスポによるとケイトと連絡が
取れなくなっているという。殺人現場にはケイトがいた
証拠が有りしかも負傷している可能性も有った。
連絡が取れないままケイトの消息を追いかけていると、
突然リックたちの前に治安が悪い「殺人ストリート」が
あるロンドン東部ハックニー生まれの女性と遭遇す
る。彼女の母親は20年の刑期で捕まって居た。その
彼女はリックに共同で捜査をしないかとし、自分はフリーで
セキュリティの仕事をしていて保険会社からの依頼を受けて
仕事をしている事を語る。

■感想

いよいよ始まりましたシーズン8。
シーズン9は撮られるのかどうか暫く情報が無かったけど
結局これがキャッスルシリーズの最終シーズン。
色々とギャラで揉めたりもしたみたいだし、まぁシーズン8
まで続けば良かったのではないかと。

シーズン7から8にかけてどのようにリックを警察の仕事に
関わらせていくのかということが課題の様になってしまった。
終盤ではリックも公認のような形にはなったけど、一時は
仕事はさせられないとして排除されていた時が有ったからね。
その時に設立した「キャッスル探偵社」を仕事の基盤にして
12分署とも関わっていくみたいだ。

シーズン7でリックは冒頭に拉致されて2ヶ月の間居なくなって
いる。結婚式の直前だったことも有って各所に与えた影響は
大きかったし、シーズン7の中で一応この件は解決して、
意外とくだらないオチで拉致されていたんだなって感じも
したんだけど、今回はいきなりケイトの失踪から始まる。

ケイトは昇進したというだけで別に特別な役職に就いている
訳でも無いんだけどね。警部になったらもうそう多くは
現場に赴くことも無くなるのではないかと思うところもあるん
だけどまるで潜入捜査官ばりに活動している。これは活動
しなければならないのか、必然的なのかどうかが明らかに
なっていない。

■新しいキャラクター

リックの仲間になるのかどうかは分からないけれど、
ヘイリー・シプトン (Toks Olagundoye)というイングランド人
が関わる事になる。フリーのセキュリティの仕事をしていて
今回は保険会社からの依頼を受けて社会保障番号を盗んだハッ
カーを探しに来たようだ。
この人物は果たして敵なのか味方なのか。
リックにとって有益なのか不利益なのか。
とにかく警察官との仕事とは一線を画して居るのでリスクは
ありそうだが・・・

・居なくなったキャラクター

トリー・エリス役のMaya Stojanが気がつくといなくなって
いる。シーズン5の終わりからシーズン7の最終話まで活躍
してくれたのにシラーっと居なくなってしまっているのは
残念。出来ればリックの探偵社で引き抜いて色々とやって
欲しかったけど・・・キャッスル探偵社は家庭内で回して
いくことになるのか。

■新たな巨悪との戦いなのか?

久しぶりに「ハック・ハック・・ドラッケン(c)Draconian/
Infogrames」とばかりにブラッケン元上院議員が登場。

ただし捕まえているので刑務所の囚人としての登場。
ケイトの母を殺した本人だけど刑務所で、彼が主犯だとしたら
どの程度の力を出せるのか。色んな悪人に手を貸していたと
いうだけ有ってブラッケンが裏で手を回している可能性は
無いこともないが、そうまでする必要性はあるとも思えない。

■ケイトを捜せ!?

上述したけどシーズン7のリックの失踪と対比させようと
してのシナリオなのか。タイトルが「XY」。そんなタイトル
を見ると「カイルXY」を思い出すけど・・

3名の遺体が見つかった現場にケイトの血。
そして血の付いた盗難車が23丁目のクリーニング店前に
置かれている。トイレに閉じ込められたという女性は特徴が
ケイトと一致。写真を見せると「この人です」と。
更にもう独りは男性であり、女性が男性に指示していたと
聞いて拉致された訳ではと考える。男性は20代後半でインド系
でヒゲ面。
男は目眩と頭痛で調子が悪そうだったとのこと。

・今朝のケイトの電話

字幕で見るとヴィクラムって出て来てしまいましたが・・
プリペイド携帯からのもので劇場で逢った筈だという。
そして3人を射殺。

・ヘイリーからの取引

警察には情報を話さないということを条件に協力し合うこと
になる。ヘイリーによると盗まれた社会保障番号は10万件。
私が追っているハッカーはそれを売る際に小さなグループに
分けて居るとのこと。買うのは主にマフィア、ドラックディ
ーラー、テロリスト。

・ID偽造と殺人・・そして倉庫へ

偽IDが使用される度に一応ヘイリーは分かるようだ。
一つが貸し倉庫で使われて居ると言う事で、調べに行くと
沢山の銃器が置かれていた。結局リックはヘイリーとの約束
を破って知らせることになるけどまぁこれだけの武器がある
なら知らせて正解だ。
倉庫には40口径の銃が入っていた。
更に調べていくと最新兵器がある。ピストン駆動サーマルス
コープに消音装置。相手はプロの殺し屋集団だろうと。

・アレクシスの活躍

クリーニング店で甘いものの痕跡を見たかどうかを尋ねて
いたが、ケイトと一緒にいる人物は糖尿病ではないかという
こと。インシュリンを何とかして手に入れる筈であり、
どのようにゲットするのか。
イタズラの通報がないかをアレクシスが尋ねに行く。
自らは調査官と称していった。
ランチ(Jamie Martz)という救命士/FDNYの男性から医療品の
中からインシュリンが二本無くなっていることを聞く。

・ケイトはタクシーに乗っている

タクシーの映像があり行き先は刑務所だった。
ということはやっぱりブラッケンが関係しているのか。

ブラッケンはウィンターキル刑務所に収監されている。
ブラッケンによるとケイトは16年間も母の事件に執着して
いたこと指摘し、リックの知らない一面が有ることを吹き込
んでいた。

■リックが捕まる、助けに来たのは?

外に出た時にA.Jによってリックは注射を打たれて携帯を
壊されて捕まる。ヘイリーとは刑務所前で分かれており
リックは独りだった。
「嵐の終わり」でストームが使った手を使いリックはクスリ
が効いている振りして逃げようとしていたが、あっさりと
ばれてしまった。A.Jと一緒にそこに居たのはブルックスとい
う男。

拷問されるが、その方法が毒蜘蛛?なんか生やさしい拷問だ。
A.Jは蜘蛛を嫌っていたみたいだけど・・
ケイトの居場所を聞きだそうとしていたがリックは当然
知らない。拷問しても知らないとしていることで敵も本当に
知らないと感じた様子。殺そうとするもリックは先日にも
使ったけど手首を縛る結束バンドを外すテクニックを使って
いた。

リックが逃げる際にケイトがやってきてA.Jのことを発砲して
いた。命中したように思われたけど当たっていなかったのか。

・ベイリーを疑うエスポたち

ベイリーを捕まえて再度話を聞く。司法妨害でライランスを
失うことになるぞと。
貸倉庫で女性と戦った際にベイリーの服に付着した物質を
調べていた。クレオソートとコールタール由来の地下鉄の
枕木が含まれている。そこには不純物がない為に保管所を
調べるべきだとライアンたちは考える。

・心配するアレクシス

リックが捕まったことも有るし、彼がケイトと同じような
スキルがある訳では無い。特に今回のようなシーンでは
正直リックの行動にはまるで説得がないシーンばかりだった。
アレクシスから昨年2ヶ月パパが居なかった時にどれだけ
心配したのかとしてきつく言われる。

■結論

今回は時間ギレで何も分からなかった。
当時のケイトの相棒のマコードや彼の同僚3人も昨日の自動車
事故で亡くなっているという。残る独りも夕べクラブで刺し
殺されたとのこと。A.Jに刺されていた人物だね。

A.Jを一度は捕まえるがあっさりと形成が逆転されて、
移送しようとする際にNYPDの12分署内で乱射していた。勿論
エスポがA.Jを撃ち殺したことで収まるが、ここまで警察署に
楯突いてくる組織なんて正直居るのかって感じがする。

■使用された曲

・Castle Theme Song
Written by Robert Duncan
・I Really Like You by Carly Rae Jepsen

■出演者

リチャード(リック)・キャッスル (Nathan Fillion) 作家、探偵
キャサリン(ケイト)・ベケット (Stana Katic) NY市警12分署殺人・警部
マーサ・ロジャーズ (Susan Sullivan) キャッスルの母親。女優
アレクシス・キャッスル (Molly C. Quinn) キャッスルの一人娘
ハヴィエル・エスポジート (Jon Huertas) ベケットのチーム
ケヴィン・ライアン (Seamus Dever) ベケットのチーム
ラニ・パリッシュ (Tamala Jones) 検視官

ヘイリー・シプトン (Toks Olagundoye) フリーのセキュリティ
ウィリアム・ブラッケン (Jack Coleman) 元上院議員
ヴィクラム・シン (Sunkrish Bala) 司法長官付き若手分析官
A.J (Daisy Betts) 殺し屋の女性
ブルックス (Coby Ryan McLaughlin) A.Jの仲間
(Alla Korot) 23丁目クリーニング店オーナー
(Jason Ambrose) 最後の忠実な部下
(Tim Fields) 男
(Jamie Martz) 救命士/FDNY
フランコ・マンチーニ (Brad Lee Wind) キャッスル探偵社が解決
(Jenna Osterlund) ウェイトレス
(Adam Zalt) Officer Langer
グレッグ・ミノソ …… 被害者
ジェイク・フィッツ …… 被害者
ダスティン・チェンバース …… 被害者
タイ・デイド …… 被害者
スーザン・エモリー …… 被害者
アリソン・ハイド 司法長官次官補
マコード …… ケイトの元相棒、被害者

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