アストリッドとラファエル4 Astrid et Raphaëlle 第3話 密猟者 30.000 pieds

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アストリッドとラファエル4 文書係の事件録
(Astrid et Raphaëlle) 2023 , FRANCE

制作/FRANCE TÉLÉVISIONS,JLA PRODUCTIONS,
Be-FILMS、RTBF (Télévision belge)

原作/
制作/Alexandre de Seguins、Laurent Burtin

https://www.nhk.jp/p/astridetraphaelle4/ts/P2J4XW64VM/

第3話 密猟者 30.000 pieds

脚本/Alexandre de Seguins
Laurent Burtin
監督/François Ryckelynck

【STORY】

■クロアチア/エアークロアチア AC331便

ラファエルは連続殺人犯を引き取りに行くために
クロアチアの空港で犯人のマルク・ノワゼ
(Jean-Baptiste Guegan)とそれを逮捕した憲兵隊
と搭乗する。
離陸するまでの間、ラファエルはアストリッドと
電話する。

「父親が裁判で出張だからその間、
テオ(Timi-Joy Marbot)はウチで暮らす」

電話口でラファエルが咳込んでいるのを聞いた
アストリッドは彼女がタバコを吸っていることを
指摘する。
ラファエルは連続殺人犯をクロアチアから移送する
ことやケピ帽(国家憲兵隊)が同行するのだとして
仕方がない事を告げる。
アストリッドはブルゴワン警視(Stomy Bugsy)
憲兵隊ですが、ケピ帽は被っていないし、科学捜査
の分野では優秀な人材だとして評価されていること
を告げる。

そしてアストリッドは何故あなたが落ち着かない
のかその理由を知っているという。
本当の原因は「飛行機恐怖症」だ。

客室乗務員や機長から離陸前にアナウンスがある。
非常口の説明やパリ到着は15時37分ほ予定している
こと。

憲兵隊ブルゴワンは客室乗務員である
ミリアム(Anne-Julie Proulx)に水を注いでもらう。
ラファエルがやってくるとブルゴワン警視は彼女に
ピーナッツを差し出すが、タバコの方が良いとして
断る。

離陸しようとする直前に被疑者のマルク・ノワゼ
(Jean-Baptiste Guegan)はトイレに行きたいことを
訴える。しかし現在彼らが乗る前方のトイレ
は故障中で、乗客たちが搭乗する席の奥にある
後方のトイレは多くの乗客の横を通って行くために
それは出来ないことを語る。2時間半でフランスに
到着するので我慢できるはずだと語る。
マルクはマスコミに話が有ったのでちょうど良いと
し、到着した際に俺のズボンが濡れていたら大騒ぎ
になるはずだという。

ラファエルは自分が連れて行くとして行こうとすると
ブルゴワンはボディチェックをしてからだという。

「妙な真似をすればそれこそ新聞の死亡欄に掲載
されるだろう」

とラファエルは警告する。

手錠をしたマルクが客室を通り過ぎる為に、客も
ざわめき。スマホでその様子を撮影する。

ブルゴワンがチェックした後にはダゲール警部
(Christel Wallois)がマルクの後ろに立ち同行する。

トイレに入れるがドアは開けたままでするよう告げる。
被疑者のプライバシーは無いのか・・

そんな会話を行われていが、既に離陸している飛行機
は気流の悪いところを通過するのでシートベルトの
着用を求める。その隙をついてマルクはトイレの
ドアを締めて閉じこもるが、ブルゴワンはドアを力づく
で開ける。するとトイレの中でマルクは血を流して
死んでいた。

■アストリッドの家

テツオが時間通りにやってくる。
彼は彼女に良いものを持ってきたとするが、アスト
リッドはかつても語ったようにプレゼントをもらう
のは好きではないことを語る。開封した際に正直な
反応が相手に不快にさせてしまうからだった。
テツオは柔軟に貸してあげる為に持ってきたとし
囲碁の碁盤と石を持ってくる。
タナカさんがよく打っていたもの。出来たら君と
打ってみたいというテツオ。しかしアストリッドに
とってはそれはパズルでなくゲームなので拒否する。
しかしテツオは気が変わることもあるとして期待
する。

テツオにお茶を入れていると、テツオはラファエル
からの連絡は有ったのかと尋ねる。

「時刻通りに離陸したなて、順調ならば
アドリア海の上空を通っている。ラファエルには
不安なはずです。」

■飛行機内

緊急着陸は出来なかった。パリまでこのまま飛行する
しかない。南部は暴風雨。乱気流の影響を避ける為に
高度をあげたせいだという。

ラファエルは地上に連絡は出来るのかとすると、
ミリアムからは回線は警視専用に切り替えさせたこと
を告げられる。
すぐにフランス警察署のバシェール警視正に機内で
問題が起きたことを報告する。

■パリ警察署 / commissariat de Police

ニコラ、ノラ、バシェール、そしてリモート対応の
アストリッドに”密猟者”が1万メートル上空で死んだ
ことが伝えられる。ノラは密猟者についての情報が
皆無だった。密猟者はマルク・ノワゼのことで
8人を殺害した連続殺人犯2016年9月から2018年の
2月までの間にそれだけの人物を殺害していた。
ノラは2017年の7月まで受験生だったことを告げると
その時犯人は7人目のモルガン・フィリップ下院議員
を殺害していたところだと聞かされる。儀式に則って
の殺害だというバシェール。

彼の殺害方法/儀式とは、

「腹部から下から上まで裂いて内臓を取り出し、手足
を縛る。猟師が獲物にするような行動」

6年以上追っていたが3週間前についに身元が特定され
たこと。これは“憲兵隊”の執念だという。

「ラファエルとケピ帽がやつをクロアチアから移送
していた」

というニコラ。アストリッドはケピ帽ではなく憲兵隊
のブルゴワン警視ですと訂正する。
10日前から逃亡していたとのこと。

「死因は何なのか?」

■法医学研究所 Médecin légiste

フルニエもリモートで飛行機上のラファエルからの
交信に答えていた。送られてくるマルクの死体動画。

・鼻腔と目から出血している。
・橈骨動脈に沿った斑状出血

しかし妙なものとして

・喉に出来た水疱のようなもの

フルニエは現場に居るラファエルに試しに指で摘んで
くれと語る。中から何かが出て来る光景を見て
「皮下気腫」だという。
彼は48時間前に逮捕された際に海に飛び込んで逃げよ
うとしている。ブルゴワンは減圧症を疑っている
のかと尋ねる。自分は研究所の出なので詳しいと
いうブルゴワン。しかし捕まえたのは陸上で有り
海では無いこと。こいつは一昨日潜水していたので
タンクから吸った空気が静脈に残っていた可能性が
ある。それに飛行機が急に高度を挙げた時、海で
急激に減圧されたのと同じ影響で出た筈。
空気が膨張して「パン!」となったのではないかとし
フルニエは他殺ではなく事故だと語る。
原因は「潜水」と「高度」だ。

ラファエルはアストリッドに意見を求める。

・「血液のシミ」が気になる

シャツに付着していたもので5番目のボタンの位置に
あるここの染みだけ他のものとは違って見えるのだ
という。その理由は分からないというアストリッド。

シャツを脱がすと注射痕みたいなものが見つかる。
アストリッドはラファエルはライターを出して欲しい
とし、その近くで火をつけて炎を被害者の口の上に
かざしてほしい事を告げる。すると一瞬火がボッと
音を立てて燃えるだった。

これは何か・・

「ノワゼが殺害された証拠です」

他殺だと分かる。

■パリ警察署 / commissariat de Police

・バシェール警視のオフィス

減圧症ではあるがダイビングと飛行機の関係を利用
し人為的に引き起こされたものだというアストリッド。
海で逮捕さけたことは大々的に報じられた・・潜水
しての逃亡を図ったのも巧妙な犯行だったという
ニコラ。

「何を注射されたのか?」
「多分水素だ。可燃性が高く密度が非常に低いガス」

その為に気圧と高度の変化にとても敏感。
乱気流で機体が急に押し上げられた為にガスは被害者
の血中で急速に膨張して志望した。

「殺人事件だが凶器は飛行機か」

【感想】

飛行機に被疑者が搭乗する際には乗客にはその事実
がどの時点で伝えられるものなのかは興味の示す
ところ。
機内スタッフは当然知らされているだろうが、他の
乗客にはどのタイミングで情報が与えられているの
だろうか。

被疑者がトイレを利用する為に客室を通る。
その際には多くのものたちによってスマホのレンズ
が向けられて最高の餌食・獲物にされてしまうと
いうのが皮肉だ。

●事件です

犯人は2年くらいの間に8人も殺害した男。

今回は飛行機内で起きた事件の捜査だ。
航空パニックアクション系のドラマというのは多い
けれど、今回はそれとは少し違う。連続殺人犯が
被害者として扱われる案件なので、ある意味では
安心して見ていられるけれど、その被疑者を殺害
した人物が機内にいるとすればそれはまた穏やかな
ものではない。

飛行機内/上空1万メートルで殺害された事件で
あれば、実質的に密室空間で起きた殺人事件のような
もので、ある意味では的が絞りやすい案件だ。
そこに居合わせている人物の全ての人に容疑の目
が向けられる。

■搭乗者にもいくつか分類される。

分類としては、
「乗客」「乗務員/機内スタッフ」「捜査関係者」

殺害する動機を考えた場合、
被疑者は過去に8人の人物を殺害しているので、
その被害者遺族が復讐を謀ったであろうことは
真っ先に思いつく。

上述したように乗客には被疑者が飛行機に搭乗
する情報がどれ程周知されているのかは重要な
ファクターの一つである。
何故なら被疑者を殺害するのにはある程度の
準備が必要であり、またある程度の専門的知識
が必要だったからである。

「中身が水素である注射を機内に持ち込むこと」
「その注射を打つタイミングをもてる人」
「水素が乱気流を避けて機体が急上昇すること
がある程度把握していたもの」

●乗客

この日、このエアークロアチアAC331便に搭乗した
乗客は【53人】
捜査官は急いで全員の身元を洗う。

乗客者名簿から少しずつ関係ない人物を除外していく。
ニコラは18人に絞る。通路側と最前列の乗客。
この位置にいる人物は被害者と接触が出来て注射
が出来る。
更にノラはこの飛行機が密猟者の移送に使われると
決定する前にチケットを予約した客は除外する

アストリッドは一人で資料を見る。
最前列に搭乗していた客の三人だとして名前を挙げる。

・エレーヌ・ハッスン (Magali Heu)
・マクシム・ルガール (Guillaume Toucas)
・ジュール・ビュルタン (Ronald Perret)

この三人が同時に飛行機を予約していた。

飛行機の上空で現在飛行している場所が国境とは
曖昧なところに有ることから「公海上に居るから曖昧」
だとしてフランスの法律が及ばないことを脅しに
利用して事情を語られる。
三人ともジャーナリスト。
ルガールは捜査担当の検事代理からこの便に乗る
ことを聞かされていた。

・マクシム・ルガール

マクシムは元々政治を専門に扱う雑誌の専任記者。
しかし突然辞職して事件記者として活動していた。

転身した時期と殆ど同じ時期に密猟者による事件
が一件発生している。被害者はモルガン・フィリッ
プス下院議員。
マクシムは下院議員の選挙での密着取材をしたり
ロングインタビューを受けている。
その中の一つ、雑誌には二人に共通する指輪の写真
が掲載されていた。

マクシムがミリアムに匿名のメールを送っている。
メールはクロアチアのドブロブニクのサイバーカフェ
からのもとで送信元の端末のIPを突き止める。

しかし毒入りのナッツの件を彼は否定していた。

更に新事実として下院議員を殺したのは密猟者では
ないこと。
しかし殺していないという証拠が必要だ。

アストリッドは7月だからだと語る。
狩猟がオフシーズンである7月に人は殺さない。
何故ならば狩猟が一種の儀式であり、狩猟では
獲物を犬に一部分け与える習わしがある

●乗務員

乗務員は72時間前には決まっていた。

これは密猟者が逮捕される前に決まってたので
該当から外れる。

が、しかし誰も乗客が注射を打ったところが見られ
ない。残る可能性はトイレに行く前のこと・・
つまり乗務員が疑われることになる。

・ミリアム・アルデュイ (Anne-Julie Proulx)

シフトの担当を無理やり変えてもらっていた客室
乗務員。
彼女は確かに色々と認めたものの、人を殺す為に
利用されるとは思っては居なかったという。
「トイレに張り紙をした」事と、「水に利尿剤を
入れる」ということを匿名との相手と連絡して行っ
た。お金に困っていた彼女はプリペイドで金を
受け取る。連絡の送信元の追跡はアプリで暗号化
されていたので不可能。
最後の連絡があったのは離陸の数分前で、そこには

「ノワゼはまだ飲んでいない。水を飲ませろ」

というメッセージ。送信者が機内に居たことを裏付
けるもの。

●「捜査関係者」

・ブルゴワン

ラファエルが客室乗務員から話を聞こうとして脅して
いる間に近くでピーナッツを食べたブルゴワンが倒れて
しまう。
しかし既にフランス空港に着陸していたときでも
有って、すぐに病院に運ばれて処置される。

ノワゼが狙われて、彼の座席に置かれていた
ナッツに毒が入っていた。

・3つの疑問

A) ノワゼの座席のナッツに毒を入れたもの
B) 空港でカードを使い利尿薬を買って来たもの
C) ファーストクラスのトイレに「故障中」の張り紙

これは既に上述した中に居る。

●幾つかの疑問

・上述したことにもつながるが、これは計画的に行わ
ないと成立しないし、確実に殺害することも出来
ない運任せのものである。

・注射を打ったタイミングがまるで分からない。
乗客が動画で被疑者がトイレまで行く間の撮影
してものが憲兵隊から送られてくる。

・被疑者はラファエルらとの会話の中である
ことを語っている。

「最後に密猟者と話した時に、記者に話したい事が
ある」

と言っていたこと。被疑者は何か殺人以外の別の事
を知っていて口封じの為ではないかとされる。

・更にアストリッドが被疑者の妹の元を訪ねた際に
マルクは彼女と電話した時に最後の言葉を告げる。

「真実は殺戮の中に・・」

・壊れていないトイレ

■終盤

証拠が必要だが、アストリッドにはそれが見つかる
であろう場所を知っていた。
マルクの妹・サラの自宅。
そこには狩猟で狩り取った鹿などの剥製が壁には
飾られている。

「真実は殺戮の中に」

殺戮を意味する「マサークル」という単語には他に
「鹿の頭部の剥製」という意味がある。
この家にはその鹿の頭部の剥製が多数ある。

科学捜査班の主任は見つけることが出来なかったが
鹿の毛は人毛として入れ替えられていた。

7人分のDNAが検出されるがモルガンの毛髪は出てこな
い。彼を殺したのは密猟者ではなかった。

・部外秘 / CONFIDENTIEL

2017年7月15日の日付がついた資料をアストリッドは
犯罪資料局で見つける。

模倣犯は捜査の内情を知る人物に限られる。
未公表の詳細まで再現していたから。
機内にいた三人の被疑者で三人とも捜査関係者。

注射を打ったのはボディチェックの時だった。

そしてそれをしたのがブルゴワン。
みんなにそれを知らせてブルゴワンに銃を突きつけ
逮捕する。
フィリップは他のホワイトカラーやエリート議員と
同じで現場の苦労を分からない人物。

時に捜査をする時には手を汚さなければならない時も
あるが、そんな時にフィリッフは調査委員会を立ち
上げてブルゴワンの部署を調べようとして、部署
そのものを潰そうとした。
憲兵隊は軍隊でもある。後ろめたい過去があるが、
部下が攻撃され、侮辱され降格されるのは許せなか
ったとのこと。

密猟者は好都合だったが、後に彼は逮捕されてその時
議員は殺していないと供述する。それを恐れて口封じ
に殺害した。

「怪物と狙ううちに自分が怪物になった。」

■守護天使

ラファエルはアストリッドのことを「守護天使」
と語った。アストリッドは自分の捜査が出過ぎた
真似をして一人で殺人犯マルクの妹のサラ・ノワゼ
(Claire Lamarre)の元を訪ねてしまう。

マレイユ = マルリ、イヴリーヌ県。

捜査って一人で行うのには無理がある。
フランスの警察にはバディシステムは無いのか。

何故そこに行ったのかを問われた際にアストリッドは

「非合理的な行動です。写真を見て直感的に・・何も
考えずに来て・・今気がついた」
「アストリッドの直感は正しいよ。脳の少し先を
行っているだけなの。来た理由がある筈」
「私は適任じゃありません」

アストリッドは不安になるが、後ろにはラファエルが
いるかのような感覚に満たされた。

■捜査官の私生活

今回互いの私生活はあまり描かれなかった。
主に恋愛事情が描かれ、ラファエルもアストリッド
も不確定要素となる子供の存在(テオ & ニルス)の
存在が有る。

ラファエルにとっては一緒に護衛・捜査担当をして
狭いエレーベーター内ではなく機内のトイレが
互いのパーソナルスペースを侵し、感情を良くして
いた。ラファエルはお色気モードの入った服を着て
いたけれど、ブルゴワンは整った顔してイケメン
な男性だった。

現実に戻ってニコラとの関係を模索しようという所
で肝心の彼はノラとの関係を近づけようとしている。
このタイミングの悪さ。
地上に戻ってきた際の捜査会議の後、ニコラが
耳にピアスを開ているのを知って褒めていたの
ですけどね。

ラファエルはアストリッドの事を「守護天使」
語っていた。海外ドラマ「私はラブ・リーガル」
を見ている人ならばルークの事を思い出す・・か?

●捜査中に月曜日の19時27分になった。

アストリッドにとってはラファエルの自宅で食事を
する日。しかしラファエルは他に行く場所が有った
のでアストリッドに一緒に来てもらう。
「寄り道」

行った場所は機内で一緒に行動したブルゴワンが
入院した病院。

アストリッドのことを見て、
「例の守護天使か」
「いいえ違います。私は彼女の友達で親友です」

そのアストリッドはラファエルとブルゴワンに態度
を見る。彼が彼女の手に触れるのを目にする。

後にラファエルの家でこの件で二人は会話する。

「彼と寝るつもりですか?くっついて「バン!」」

●テツオの件

ラファエルは随分とブルゴワンの件で突っ込まれた
のでアストリッドの恋愛話にも口出しする。

「囲碁は処理すべき情報が多すぎる。予測不能
私には無理です。」
「テツオはそういうところを感じて欲しいのかも。
彼の見えない部分をね」

「最初の一歩を踏み出してみて、あとはなんとかなる」

最後の一文は互いに似たような場面に於いて声を
掛け合っていた。

●テオが加わる

久しぶりに登場したテオ。
現在何をしているのかとかまるで分からない(笑)
冒頭で引き取られた父親側が仕事で不在のために
預かることになったと言っていたよね。

■その他

・フランスの喫煙

人口 6804万人。
喫煙者は国民の30%以上だと言われていて
年間7万5千人以上が喫煙が原因で死亡している。
現在はだいぶ喫煙は減少傾向にあるとは思うが、
それでも喫煙者は国際的に見ても多いのではないか。

・国家憲兵隊 Gendarmerie

フランス軍事省および内務省の管轄下にある
国家憲兵として、主として地方圏での警察活動を
担当する。

※wikipediaより

・飛行機を怖がるのは合理的ではない

あのラファエルが飛行機嫌いで恐怖を感じる。
殺人のそれとはまた違う恐怖があるのだろうが
あれだけ勇敢な姿を見せている彼女が恐怖を感じ
ているのは少し好感がもてるところかも。

アストリッドがラファエルを落ち着かせる為に語る
セリフ。

「飛行機で死ぬ確率は12億分の1。統計的には
エレベーターに乗る方が8倍危険だ。」

日本だと飛行機事故と比較されるのは大抵交通事故
だったりするんだよね。

・囲碁

中国発症で日本に伝わったボードゲーム。

・特徴的な非言語的なサイン

ラファエルとブルゴワンのやりとりを見ていた
アストリッドがそのような言葉を発する。

「ブルゴワンの前だと笑い方が違う。そして唇を
かみます。彼があなたの手に触った時に手を引っ込めず
さよならを言うためにこの様にかがみ込んで、こう
言いました。”立てるようになってから考えましょう”」

【SOUNDTRACKS】

・A Big Part Of A Big Sun by DeLAURENTIS
・Gloam by Leviticus Penner

【出演】

アストリッド・ニールセン (Sara Mortensen) 犯罪資料局・文書係
ラファエル・コスタ (Lola Dewaere) 刑事・警視
ニコラ・ペラン (Benoît Michel) 刑事
カール・バシェール (Jean-Louis Garçon) 刑事・警視正
アンリ・フルニエ (Husky Kihal) 監察医
ノラ・モンスール (Sophia Yamna) 警部補・デジタル

テツオ・タナカ (Kengo Saito) タナカ商店
テオ・コスタ (Timi-Joy Marbot) ラファエルの息子
ニルス・ラングレ (Handy Gedio) 7歳、アンヌの息子、アストリッドの異母弟
ジル (Laurent Lévy) 犯罪資料局

*ウィリアム・トマ (Jean Benoit Souilh) 社会力向上クラブ
*マックス (Clément Lagouarde) 社会力向上クラブ
*アリス (Lizzy Brynn) 社会力向上クラブ、メガネ女性
*ブノワ (Clément Langlais) 社会力向上クラブ

オリヴィエ・ブルゴワン (Stomy Bugsy) 憲兵隊・警視
マルク・ノワゼ (Jean-Baptiste Guegan) 連続殺人犯
サラ・ノワゼ (Claire Lamarre) マルクの妹
マクシム・ルガール (Guillaume Toucas) 記者・白髪
エレーヌ・ハッスン (Magali Heu) 雑誌記者・赤毛
オードリー・ダゲール (Christel Wallois) 憲兵隊警部
ミリアム・アルデュイ (Anne-Julie Proulx) 客室乗務員
(Éric Rolland) 機長/キャプテン
ジュール・ビュルタン (Ronald Perret) 雑誌記者・長身
(Florian Bernard) 警察科学者

モルガン・フィリップス 下院議員

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