アストリッドとラファエル Astrid et Raphaëlle 第4話 呪われた家 後編 Hantise 2

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アストリッドとラファエル 文書係の事件録
(Astrid et Raphaëlle) 2019 , FRANCE

制作/FRANCE TÉLÉVISIONS、JLA PRODUCTIONS
、Be-FILMS
、RTBF (Télévision belge)
原作/
制作/Alexandre de Seguins、Laurent Burtin
プロデュース/Jean-Luc Azoulay、Jean-Sébastien Bouilloux

https://www.nhk.jp/p/astridetraphaelle/ts/PG1M4JJQQV/

第4話 呪われた家 後編 Hantise 2

脚本/Alexandre de Seguins、Laurent Burtin
監督/Elsa Bennett、Hippolyte Dard

【STORY】

・Previously on ..

法廷で亡くなった弁護士・カーリシアンは【たこつぼ型
心筋症】という疾患で発症の誘因は激しい恐怖や極度
の喜び。ラファエルはカーリシアンを脅していたのは
マックス・リボーではないかとするが、そのリボーの
足取りは掴めずに居た。妻のキャロルによると連絡も
なく消えるような人じゃないという。
「お化け屋敷」「恐怖で死んだ男」「霊に取り憑かれた
女」。アストリッドは過去の家の地図の図面から地下室
に居る可能性を語る。クローゼットを壊して中に入ると
そこには縛られて亡くなったリボーの姿が有った。

■リボー家 / 幽霊屋敷

フロショ通りにある家。

ラファエルがクローゼットの壁に強引にタックルした
お陰で地下室への道が発見されるが、勢い余って
彼女は下まで転げ落ちる。脇腹を痛めて動けずに居る
中、アストリッドに対して同僚に電話をして欲しいこと
を告げる。地下室だからここからだと電波は入らない
からだった。
しかし自閉症のアストリッドは電話が苦手だった。
事前に準備をしないと難しいという。
それを知ったラファエルはそれならばニコラにメール
をして欲しいという。既読になるかも確認して・・と。
ラファエルは助けが来るまでの間、遺体のすぐ隣で
うずくまっていたが、突然ドアが開いたような音がする。

「誰か居るのか?」

するとメイドがランプを持って歩いているような幻影
を目にする。過去使用人だったコンスタンスなのか・・

■病院

ラファエルは気がつくとベッドの上に居た。
ニコラが大丈夫か声を賭ける。かけつけた際には気を
失っていたとのこと。テオはアストリッドから話を
聞いたがお化け屋敷に行ったことに関して、何かを
見たのか?と尋ねる。
ラファエルは先ほどまでの痛みがまるでない。

「鎮痛剤480mg投与されている」

というアストリッドは安静にするよう語る。
しかしラファエルはベッドから立ち上がり捜査を再開
するとのこと。

ニコラは署に戻る。
アストリッドはテオを学校に送るとする中、
アストリッドはフロショ通りの家にいくとのこと。
テオはそれを聞いて自分も行きたい事を告げるが
事件現場なのよと語る。

ラファエルはアストリッドに対して彼女が先ほど
救援の電話をかけている際に見た事を話す。使用人
を見たとし、お腹に火かき棒が突き刺さっていた事。
凄くリアルなものだったという。
複数の可能性があるとしてアストリッドは語り、
結論づけるのは早い事を告げる。的確に指摘したこと
もありラファエルは「鋭い切り口」と語る。
アストリッドは理解出来ず困っていると、比喩的表現
は苦手だと語る。

■リボー家 / 幽霊屋敷

二人の警察官が家の前で見張りをしている中、現場の
家の地下室へ向かう。
検視官のフルニエを探すがどこにも居ない。
メガネ鑑識の人(Christophe TEK)によると、既に
夕べやってきて遺体を持っていったという。
ラファエルはそこで始めて12時間も気を失っていた
事を知る。アストリッドは気を失っていると言っても
ほぼ寝ていましたと。

被害者がここで刺されたのは間違いない。
メガネ鑑識の人によると出血多量によって亡くなった
という。
血痕には3パターン有り「滴下」「飛沫」「擦過」。
一番多いのは滴下だとし、この壁の放射線状のものは
飛沫血痕であることを語る。メガネ鑑識は刺された血痕
とは違うとし、距離があることを語る。
直径と形状から判断して被害者は殴られたであろうと
推測出来るというアストリッド。
今回の件とは関係ない血ではないかとし、遺体には殴ら
れた跡は無かったこと。かなり前に付着したものだと
思うというメガネ鑑識。一応サンプルを取っておくよう
告げるラファエル。メガネ鑑識はもう一人の鑑識である
ステフにその仕事を任せ、自分は写真を撮ると語る。

ラファエルは細かい光が差してくる天井があることを
知り上に押すと、そこから家の裏口に出られる事が
分かる。犯人はこの入り口を知っていた人物だと呟く。

一方アストリッドは小麦粉の袋がある事を告げる。
最初の家の所有者はパン職人だったので100年以上前の
袋だろうという。しかしアストリッドはあまりに強烈
な臭いだとしてここには居られないという。
湿気や地下室の臭いではないのかというラファエルに
対して、アストリッドは刺激に敏感である事を告げ
これは地下室の臭いではないという。他にも刺激物と
言えば強い光、五月蠅い場所など・・
ラファエルは鑑識にサンプルを取っておくよう告げる。

ニコラは一階のクローゼットを調べていた。
これは地下室を降りる入り口を防ぐ為に作られたもの
ではないかという。しかしカモフラージュだとして
地下室の話をしたら夫人は驚いていたのだという。
ここに住んでいても存在さえ知らなかったのだと。
カーリシアンの車を爆破したのはリボーじゃない。
その頃地下室で彼はキッチンナイフで死にかけていた。
防御創もない。カーリシアンの死と関係があるのか
調べないと行けないという。鍵・・確かにあの組み木
パズルと同じだという。

窓から外を眺めるとリディ(Sarah HAXAIRE)が規制線
/ police nationale zone interdite の所でこちらを
向いているのに気がつく。
リディから話を聞くとリボー夫人の手紙を預かっていた
とのこと。
屋敷で働いて居たのかと問うと、親が1959年に管理人
になり私が引き継いだのだという。また死人が出たの
でしょ?というと、呪いは続くものなのねと語る。
ロール・ガナの事について尋ねる。
リディとガナは同年代ではないか・・知り合いだった
のか。小さい頃は仲が良かったが私は中退したが彼女
は高校に進学したので事件の時にはもう友達ではなか
ったという。ガナは年上の男たちと付き合っていて
よくあの地下室に屯していたと。

アストリッドがソワソワし出す。
話の途中だが私は犯罪資料局に戻らないといけない
とし今すぐにと語る。

■犯罪資料局 /
Service de Documentation Criminelle

アストリッドは資料を探しながら話し出す。

【ポン・サン・テスプリの事件】をご存じか?
1951年7人が死亡し、50人が精神科病院に運ばれた事件。
250人に症状が起きた・・しかもたった一つの村で。
被害者は同じパン屋でパンを購入していた。
そして結論としては中毒だとされたこと。
その村で精神疾患が蔓延した原因は菌によるもの。
その菌がライ麦粉に付着すると強烈な刺激臭を発する。
【麦角菌】と呼ばれるもみのだがそこからリゼルギン酸
ジエチルアミド(lysergic acid diethylamide)
生成される・・LSDね。
警視は強い向精神薬の影響を受けていたのだと説明が
つく。ロール・ガナは?あの場所はずっとたまり場だっ
たこと。大量にそれを吸っていた筈。彼女の犯行も
これまでの謎の行動も説明が付く。もしも幻覚剤による
フラッシュバックだったとすれば、今も影響を受けて
いる。幽霊でも呪いでも無く・・BADTRIPねとラファエ
ル。BADTRIPの意味が分からないアストリッドは
もし中枢神経系の不具合と関連する感覚の変化の事を
言っているのならば正しいですとし、警視はBADTRIP
状態たったと。

■法医学研究所 / INSTITUT MEDICO-LEGAL

キャロルにマックスの事を話す。
近くにいたなんて・・助けられたのに。
しかしラファエルは気づくのは無理で有ることを告げ
る。あの家は呪われていると言ったのに彼は信じなか
った。

『ご主人を殺したのは家じゃない。実在する人間です』

そんなキャロルの元に共同経営者であるディエゴ
(Kamel Isker)がやってくる。マックスは僕の父親同然
だった。奥様と会うのは初めてですが力になることを
約束する。

【感想】

自閉症スペクトラムであるアストリッドの個人的弱点
を提示しつつ、捜査上不安的要素を見せつけて、今後
の捜査に支障をきたさないかどうかを描く。
これは回想シーンにも見られたが、彼女が新しい職場
に就く際のお試し期間的状況だ。それだけ自閉症スペ
クトラムと社会性に於ける関係がまだまだ未知の所が
多いのだろう。
彼女の能力・スキルは最大限活かす事が出来れば、
毒にも薬にもならないものではなく、完全に最前線で
働く事も可能だ。

バディを奪われる寂しさなんかを感じているものたち
が居る。
ニコラはアストリッドによってラファエルの相棒を
奪われる寂しさを感じているようだし、アストリッド
が独り立ちしようとしている事に期待と不安を感じて
いる後見人のガイヤール局長。
彼女の事が誘因してたこつぼ型心筋症にならなければ
良いのだけれど・・元々疾患を患っていなければそれ
はないか。

アストリッドと局長の関係は「グッド・ドクター」
言うところのショーンとアーロンみたいな感じもする。

逆にアストリッドの厳格さによって視聴者にも補足説明
が提示されたり、同じ天才肌のテオとの関係に於いては
年齢差を越えて面白い関係を築いている。
テオも飛び級によってコミュニティから外されている
現実があるからある程度共有出来るところはあるのかも
知れない。

ドラマの感想をざっくり言うとイマイチな部分も多く
そこは削っても良いのでは無いかというシーンがある。
ラストの展開もテオが見たがっていた幽霊屋敷を見せ
たり、事件が解決した後にも、使用人の幽霊が未だに
彷徨っている事を臭わせる展開を見せたけれど、事件
が解決したらその時点で必要以上のことを描く必要は
ないんだよな。これは日本のドラマにも言える。

科学捜査などもあまり気が利いた展開ではない。
勿論アストリッドが先に解答を誘発する流れを作って
しまっているからだけど、言われなくても地下室の
血痕とか臭いの原因などは科学捜査班が割り出して
欲しい。
死因なんて現場でほぼ確定していたのに、解剖室で
わざわざ「出血多量」と再度確認する。

事件の流れの中で不可思議な部分があれば一番
ストレスがかかるのはアストリッドな筈なので、
不安と興味が入り交じる中、辞めたいと思う判明、
彼女の中のアドレナリンも全開なのではないのか。

・今回のドラマのテーマ

見ていると多く感じるのは「仲間」の存在かな。
仲間が居るか否か。
一人で何でも出来る人が居たとしてもそれは余程
山奥の一軒家で自給自足の生活をしている人だけで、
一人だと思っても間接的には誰かと繋がっている。

今回のドラマではアストリッドにとっての「仲間」
の存在が浮かび上がる。仲間になるには相互的に
「信頼」が必要だ。

残念ながら被害者・加害者たちにはこの仲間・信頼
が欠けていた。しかし責めてばかり居られないのは
パン屋の事情を理解していなかった事から端を発し
ていることだ。

■アストリッドに関すること

色々と彼女の口からは苦手な事が何かが語られた。

・電話が苦手。

予め伝えるべき内容をシナリオのようにして用意
しておかねばいけない。彼女にアドリブという言葉は
ない。これは一般の人にも多く居る。伝えるべき要点
をメモして置くこと。

・比喩的表現が苦手

やりとりの中で色々と怪訝な表情を見せたり、ラファ
エルやアストリッド本人が修正していたところがある。

「切り口」「超特急」

などの言葉はアストリッドにはダイレクトには伝わら
ない表現だったようだ。

・臭いが苦手

これは誰もがそうだと思う。
刺激に敏感だと語っていたが臭いの元までは分からな
い。袋の中に死体でも入っているのかと思った。

・ルーティンを守る

アストリッドが何処まで時間の誤差を許容出来るか
分からない。
先日のエピソードでは毎日座る席が決まっていたが、
今回の彼女は移動する際には必ずイヤーマフをして
いた。
更に話の途中でも行きたいと思ったところに行こう
とする。

・回想シーン

毎度の回想シーンがあるが、今回は、アストリッドが
この局で働くまでの事を描いた。
最初に父親が考えたのは娘に「自信」を持たせること。
刑事である父は、捜査資料を見せたり見られたりして
いた中で娘の才能に気がつく。そして父・アンギュス
刑事がガイヤール局長に娘をこの資料室で働かせて
欲しいことを頼む。
自分が居なくなった時のことを考えて居場所を作って
あげることにした。「適任」という言葉もここで何度か
発している。

・「私は適任」

ガイヤールはアストリッドの才能を認めながらも
代償の大きさの方が気になっている。
しかしアストリッドにとって凄いのは「不測の事態」
が起きたとしてもそれに対応したいと自ら考えて居る事
だ。

「自分を相手に合わせないといけなくなる。
それにはもの凄くエネルギーが要る」

■事件に関する推察

アストリッドが過去の事件を知っていたので、地下室
の流れから麻薬に繋がり、幽霊屋敷の件での解決には
短縮出来る流れが出来上がっている。
勿論主人公なのでこのスキルこそ彼女を際立たせる為
のものではある。
ただこの流れはある程度鑑識に任せても良いのでは
無いか。どんな菌でも組み合わせによっては危険な
物になり得るし、地下室が暫く監禁されるようにして
閉鎖された状態ならばカビなども含めてあまり衛生
状態はよくない筈だ。

麦角菌からリゼルギン酸ジエチルアミド(LSD)が生成
される。元々は向精神薬、循環・呼吸器用の薬として
開発されたが、人間の悪の心からLSDとして悪用され、
吸い込むと統合失調症のような幻聴や幻覚が見える
ようになるらしい。

私は過去の事件が絡んでくると大抵は「復讐」「報復」
的な流れがあるのではないかと感じてしまう。
しかもドラマの中で関わってくる事件の一つは議員が
関わるものである。

議員本人とは言わないが、その子供とか孫辺りが相当
馬鹿息子で、女性に性的な悪さをしてもみ消すなどの
ことをしたというドラマのシナリオは山程ある。
その為の復讐殺人かと思って居た。
ただ一番引っかかるのは車を爆破させること。
これにはそれなりの知識が必要だからね。

・血液サンプル

地下室の壁に付着していた血痕。
マックスのものとは無関係で、「30年ほど前」のもの。
ロール・ガナが家族を殺した時のものかに思われたが
それも否定される。
1995年11月9日に起きた事件だが事件現場は地下室で
はなかった。
また血液型はAB型マイナスであり、彼女の家族のもの
ではない。人口1%しか持たない珍しい型の血液。

■捜査手順

共通点は何か。
リボーとカーリシアンは同じ大学(パリ第2大学)。
ロール・ガナは高卒。大学が出発点だとして共通性を
探るが、ロールとの繋がりを何とかして見つけたい
ところ。

・記者の存在

この記者ってAlexandre ZAMBEAUXさんが演じている人
だよね。彼が記者で彼女が刑事だったのでやがて
結婚してテオを授かるものの、上手くはいかなかった
のか。刑事も記者もとにかく時間がない。

ラファエルから、この記者が最近カーリシアンとリボー
の事を取材していたことを指摘し共通点を聞き出そうと
する。
今回の議員が関係している件は相当な大物と人数が
関わっているらしい。
アメリカのドラマを見ていれば大抵は、大学には大なり
小なりSocietyのような協力し合う血の結束のような
組織がある。
こういう所で人脈を広げていくのだろうけど、逆に
秘密も共有していかねばならない。(今では変わって
いるかも知れないがエリートである程にその結束は
危険な分野にも及びそうだ)

二人共、90年代の法学部・エリート大学を卒業。
過激な極右の政治グループが存在していた。
学生組織「新生国家/Nation Nouvellf」
1994年9月に結成されて、1995年12月に解散した。
総勢21人。リストの中にはタルカン議員も含まれる。
弁護士のカーリシアンとの接点が見付かる。

・弱点を突く

ラファエルは議員を挑発してボロを出させようと
する。核心を突かれたら相手が動揺し、何かしら
行動を起こそうとするものだ。
議員が極右組織に所属していれば支持者や国民からの
心証は最悪だ。
議員は力があるので司法警察員として捜査している
ラファエルをひねり潰せる。しかし議員が学生組織に
属していたことが公表されれば議員では居られなくな
るかも知れない。

・ロールとリボーの繋がり

マックスたちは白人至上主義者でも有り、ロールとの
繋がりが分からないが、あることが判明する。
因みにロールは1974年生まれ。

教会の施設/パリ司教区に通っていた。
ロールの祖母は孫が取り憑かれたと思って居て悪魔
払いを呼んだ。ブイヨー神父。その神父が当時のロール
には責任能力が無いと証言している。

■古民家事件

テオがお化け屋敷探索と称して遊びに行ってしまった
ので一同冷や汗を感じた。カーリシアンやマックスの
事件がタルカン議員、またはそのフィクサーによる
犯行だった場合、テオも危険である。
しかし幸いにして単なる遊びだった。

そこで撮影してきた写真の壁にはアラビア語が書かれて
いる。

・ニコラ

以外にも思えるが彼は母方はレバノン人なのでアラビア
語を理解出来る。ただし彼の場合普通の言葉ではなく
北レバントという方言に属している。

そのニコラに壁に書かれているメッセージの意味を聞く。
最初は「愛のメッセージ」と書かれているとしていたが
「ジャバとロール」と書かれていた。

・ジャバ・エルメグスタ
(1971年4月13日生まれ)

チュニジア人であるジャバは1995年10月13日に居なく
なり、ロールがその失踪を通報している。
届け出の二日後、パリ-クレイル間を結ぶ線路沿いで
遺体で発見。列車にぶつかって亡くなったのではない
かとされるも、検視報告書は何処か怪しい。
血液型はABマイナス。

・ディエゴ

マックスの会社の共同経営者。
情報処理の学位を取り、ごく普通のアラブ人生徒と
して卒業するもマックスから見込まれる。
マックスを問い詰めると真実を語ったという。
マックスを殺害したのはタルカン。

■結末

タルカンはアリバイ工作をしていた。
ディエゴはタルカンの車の鍵に探知機を付けていた。
そして車に爆弾を仕掛けたのもディエゴによるもの
だが、彼は脅しの為に使った様だ。

【ロカールの原理】
犯人は現場に証拠を残す。そして持ち帰りもする。
証拠を残さなかった。指紋・髪の毛も落ちていなかっ
たが、現場のものを持ち帰ってしまう。
家宅捜索の際に服から硝酸カリウムが検出される。
地下室で見付かったのと同じもの。

・その後のネタ振り

・マチルド・ニールセン

ロール・ガナはディエゴ・アンサテの母親で
「エスペリト・サント」の施設で入院している。
何度か通う際にラファエルはシスター・マリアから
マチルドの存在を聞く。名前はニールセンだ。
この事実をアストリッドに話すのか。
秘密は信頼性を揺らぐ危ない要素ではあるぞ。

「お母さんの記憶はある?」
「父はただ出て行ったとだけ言った。」
「私の記憶に無いのは側頭葉がまだ発達する前の時期、
海馬が働かなかった。」
「長期記憶が保存されるのは脳のその場所です。海馬
が完成するのは3歳から5歳の頃です。」

■その他

・ポン・サン・テスプリ(pont-Saint-Esprit)の事件

これは実在している事件。検索すればすぐに出てくる
ので以下略って感じなのだが、フランスの小さな街で
村人が亡くなったことがある。原因はライ麦パンに
購入した毒物だったそうだが、300人以上の被害者を
出した。

・19世紀の使用人

ロールが家族を殺した際に取り憑いていた人。
使用人は少女時代はモルヴォン村で過ごして1889年に
パリに来る。両親はつましい農民。飼っていた家畜は
病気で全て死んだ。

・精神分析学・ユングの言葉

「幽霊は幻影ではなく人が作り出したものだ。」
「幽霊は喪失から生じる。我々を苦しめるのは欠如
や忘却、そして空虚感」

・紙の部屋

アストリッドが決して自分以外のものを入れない部屋
が犯罪資料局の中にある。
「ショムニ」の人が立ち寄らない部屋みたいなもの
だけど、そこに入れるのは信頼されたものだけ。
なんと後見人の局長も入ったことがない。
そこにラファエルが入れてもらえた。
ってここは行政機関とはいえ誰でも入れる場所だろうに。

・神出鬼没の女

ラファエルが自ら行っていた。亡くなった時には墓に
そのように刻んで欲しいと。

【SOUNDTRACKS】

【出演】

アストリッド・ニールセン (Sara Mortensen) 犯罪資料局・文書係
ラファエル・コスタ (Lola Dewaere) 刑事・警視
ニコラ・ペラン (Benoît Michel) 刑事
カール・バシェール (Jean-Louis Garçon) 刑事・警視正
アラン・ガイヤール (Geoffroy Thiébaut) 犯罪資料局・局長
アンリ・フルニエ (Husky Kihal) 監察医
アルチュール・オンギャン (Meledeen Yacoubi) 警部補
アンギュス・ニールセン (Aliocha Itovich) 父、警察官

ディエゴ・アンサテ (Kamel Isker) マックスの会社。マックスを父の様な人だと
テオ・コスタ・ルジェ (Timi-Joy Marbot) ラファエルの息子
16歳のアストリッド (Sylvie Filloux) 学校に通う

ラプラス (Laurent Lévy) 犯罪資料局
キャロル・リボー (Astrid Adverbe) マックスの妻
ロール・ガナ (Fanny Bastien) 1995年(当時18)家庭内殺人
リュドヴィク・カーリシアン (Alain Chapuis) 弁護士
ウィルフリード・タルカン (Renaud BOUCHERY) 議員
(Fédélé Papalia) 判事
シスター・マリア (Mama Prassinos) エスペリト・サント
リディ (Sarah HAXAIRE) リボー家の隣人
(Christophe TEK) 警察官・鑑識
エルサ・ベネット (Alexandre ZAMBEAUX) 記者?DIGENVEZ
シドニー (Méva ANDRIATSIFERANA) テオと共に屋敷に行く
(Ronan TRAOUROUDER) ゾンビ脱出ゲーム(最後)
(Elie AXAS) 検察官

マチルド・ニールセン (Elisabeth Mortensen) 母

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