アストリッドとラファエル5 文書係の事件録
(Astrid et Raphaëlle) 2025 , FRANCE
制作/Patrick FOUQUE – FTV – JLA
第3話 マンダラ Mandala
脚本/Céline Decoox、Hélène Hassoun
監督/Julien Seri
【STORY】
・リビヴィエール家
夫婦がベッドで寝ている。
夢の中では仏教の僧侶が苦しみ倒れる姿が映し出される。
夢に魘され、そして目が覚めるマキシム (Alexandre Riedel)。
マキシムの妻・オードリー(Laurence Huby)は夫に大丈夫か尋ねる。
また同じ夢を見た。おかしなりそうだ。
彼の家の写真盾には三人で写る写真がある。
■パリ警視庁
・バシェール警視正の元には客が来ていた。
出庁してくるラファエルに対してニコラは大丈夫か尋ねる。
先日の捜査の結果、妊娠していたラファエルのおなかの中の赤ちゃん
は流産していた。
ニコラは一度ちゃんと話した方が良いとするが、ラファエルは
もう話すことは無くなったのだからいいのではないかと語る。
「トラウマ」
を口にするとラファエルからは大袈裟だとされる。
アストリッドが出庁してくる。彼女も何処か元気がない。
ラファエルとノラはバシェールがオフィス内で興奮しているのか
気になる。
そこにバシェールはラファエルだけをオフィス内に呼ぶ。
アストリッドもついてくる。
マキシム・リヴィエールを二人に紹介する警視正。
警視正の親友。
殺人を目撃したとするが、自分の目で見たわけではないという
警視正の矛盾した言葉に、アストリッドは思わず、
「物を見る為の器官は目しかなく私の知る限りは自分の目でしか
見られない」
と語る。
「夢で見た」
「夢の中を捜査しろと?」
「もう何か月も毎晩同じ夢を見ているそうだ」
マキシムから直接説明がある。
「夢にしては克明に覚えている。仏教の僧侶がいる。赤紫色の袈裟
に坊主頭、頬に大きな傷痕。脇腹に血のシミが有りどんどん広がって
いく」
それを聞くとアストリッドは、
「その殺人事件は1986年5月20日に起きたものだ」
と語る。
「僕が生まれた日だ」
亡くなった僧侶の写真を見せると「この人だ」というマキシム。
チベットの僧侶ノルブ・ラマ。
1994年10月19日フランスに亡命。
パリ郊外のドルジェ寺院で暮らしていた。
1996年5月20日の早朝に寺院の近くで遺体発見。
薬物依存者が住み着く森。かなり物騒な場所だとニコラ。
その通り、依存者が薬物の過剰摂取で被害者の近くで死んでいた。
その人物は被害者の私物を所持。そして暴行罪の前科が有った
ので警察はラマ殺害の犯人だと結論付けた。
解剖報告書によると被害者は最初に鋭利なもので腹部を刺されて
いる。先が斜めのもの。しかし死因は重度の脳挫傷を起こした
こと。頭部を何度も繰り返し殴られた。
「夢では太陽みたいなものと古い船の舵みたいな緑色の輪も見た」
バシェールは一同を寺院に連れていき確認したいことがあると告げる。
■ドルジェ寺院
ニコラはアストリッドに話しかける。
「最近ラファエルと何か話したか?・・つまり流産してしまった事」
「知らされた時以来話題にしていない」
「月曜日のディナーはラファエルが中止した。理由は”不可抗力”。
私たちの規則に従ったもの」
ギャンツェ (Jacky Nercessian)はカールと再会するとその喜びを
伝える。
警視正はみんなに彼はギャンツェ・リンポチェ。寺院長を務めるラマ
だと紹介する。
「まんだらを見に来たのか? 今朝始めたところです」
今日は警察官として来た。図書館を拝見したいと頼む。
奥には金の仏像があり、その先では砂まんだらをしていた。
アート的価値もあるが彼らにとっては精神の修行だ。
完成したらすぐに壊す。
「諸行無常を心に刻み”こだわりを捨てる”ことを覚えるため」
「すべて計画通りにはいかないということだ」
「その受け入れは私には難しい」
りんの音がすると僧侶たちは立ち上がって何処かに行ってしまう。
「あのチベタンボウルは仏教徒には神聖なもので、この寺院では
一人一人自分が気に入ったボウルをじっくり選び、生涯大切に使う」
博識さに驚くラファエルに対して警視正は自分は仏教徒だと語る。
瞑想もする。部下にキレない為に・・
マキシムは、「あの輪を夢で見た」と語る。
「法輪」というもの。ギャンツェに普通は黄色ですよねと確認を
取る。私の知る限り緑色はこれ一つだ。
マキシムがここに来たのは初めて。
ペルー生まれでフランスには数年前に来た。この場所があるのも
知らなかった。
確認が必要。本当に夢でこの法輪を見たならノルブ・ラマはここで
殺されたのかも知れない。
・鑑識係
古くて薄くなっているが血痕が見つかる。
ここが犯罪現場の可能性は高い。
当時は薬物依存者の嫌疑があまりに明白で寺院の中までは調べなか
ったのだろうとのこと。
ラファエルは警視正に話しかける。
「「転生」という言葉を聞いた事が有るか?」(Bachert)
「死んだ後、魂がまた生まれ変わることでしょ?」(Raphaëlle)
「仏教では生まれ変わるだけじゃない。「サムサラ」「輪廻」とは
無限に生死を繰り返す。マキシムはノルブ・ラマが死んだ日に生ま
れている」(Bachert)
「まさかマキシムが被害者の生まれ変わりという事ですか?」(Raphaëlle)
「それで彼の夢の説明がつく・・という事にはならないが可能性は
否定できない」(Bachert)
アストリッドはこの道具からサンプルを採取してください。
先が尖って丸みがあり報告書の傷の描写と一致する。
ライトを照らすと確かに血痕が見える。
状況証拠の一致から殺人の凶器として使われたと思われる。
■犯罪資料局
アストリッドは資料室で過去の事件の資料を集めていると
そこにテツオがやってくる。ジルが通してくれた。
しかしアストリッドは時間がなく捜査部に資料のコピーをもって
いかねばならない事を語る。
「飛行機を予約した。明後日の東京行きだ。出発時刻は16時40分」(Tetsuo)
「では金曜後には囲碁の勝負はありません」(Astrid)
帰る前にさよならだけ言いたかった。
「さよならアストリッド」(Tetsuo)
彼女の目から涙が出る。
■パリ警視庁
このチャクプルは1994年からうちの寺院に有ったもの。
亡くなったリンパ・トゥルクから受け継いだというギャンツェ。
警視正はリンパ・トゥルクの画像写真を見せる。
チベットの偉大な指導者で中国に対する抵抗運動を率いた。
彼の生まれ変わりは残念ながらまだ見つかっていない。
死期を悟った高僧ラマは死後に転生したあとに自分が間違いなく
見つかるようにヒントを書き残す。
リンパ・トゥルクの場合
「激流と激流に挟まれた山の宝石箱の中」にいるという。
リルブ・ラマの事件の時寺院にいた僧侶のリストを持参して
もらっていた。
●リストの人物
●タンパ・ラマ (Emmanuel Dorand)に聞く
ロデン・ラマはチベット語しか話せないのか?
彼は生まれつき口がきけないが知恵が豊か。彼は亡くなったノルブ・ラマ
は温和な人で他社の為に大いに尽くしたと語っている。特に貧しい若者。
彼の影響で寺院に入った子もいた。トクメ・ラマ(Boun Sy Luangphinith)が
そうだ。
●トクメ・ラマ (Boun Sy Luangphinith)とロデン・ラマに聞く
ノルブ・ラマのお蔭で人生に意味を見出せた。施設では先が見えなかった。
今は私が若者たちに生きる希望を与えている。
・記録によるとネルソン・プラディエ(Perkins Lyautey)という若者が
ノルブ・ラマが死んだ直後に寺院を出ているが?
彼は厨房を手伝っていた。しかし悟りに全てを捧げるという生き方
が向いていなかった。
・当時の寺院長のナクチュ・リンポチェはノルブ・ラマ殺害後の5日間
寺院への立ち入りを禁じていた?
そうです。何の説明もなかった。
ロデン・ラマが一つ確認したいという。
ノルブ・ラマが殺されたのは寺院の中だと断定されたものなのか?
そうです。犯人はまずチャクプルで刺して頭を激しく繰り返し殴った。
その後捜査をかく乱するために遺体を外に運び出した。
ロデン・ラマが犯人は強い怒りを抱えていたに違いないと言っている。
あなたと同じように・・
ロデン・ラマは人の気持ちやオーラを感じ取れる。
あなたの怒りも・・
■感想
マキシム・リビヴィエールは連日、夢の中で人が苦しみ亡くなる
光景を見て、精神的な限界に来ていた。決まって亡くなるのは
仏教の僧侶で、マキシムは仏教徒でもなければ、僧侶との接点が
無いように思われた。しかし毎日見る夢が繰り返し睡眠を妨害して
いることも有り、友人のバシェール警視正に相談しに来る。
実際に目にした殺人事件ではないことも有って、バシェールは
ラファエルのチームに捜査を頼む。
このドラマが今回に限らずアジア文化を取り入れて構成している
ところは好感が持てる。
そして今回のドラマはフランスらしく、チベットを侵略して
同化政策を行っている中国のことを皮肉を込めて描いているところは
流石だなと思わせた。
事件捜査を取り仕切ることができたのはアストリッドによる功績
が大きい。マキシムの夢の内容を聞いただけで、その事件は実際に
起きたものであり、ノルブ・ラマという人物が殺されたことを
見破ったからだ。
しかしそれならそれで論理的に説明出来る事象なのか。
■仏教徒の価値観と能力
上にも書いたように刑事事件の捜査には論理的で現実的な
証拠が必要となってくる。それを探るのは刑事たちの仕事。
仏教徒の中には、数々の非論理的なことが幾つも存在している。
ドラマでは仏教の宗教観と現代のメンタルの世界の融合している
点が面白く描かれている。人の持つ感情や幻覚のような内面的な
ことを感じることが出来る僧侶のロデン。
そのロデンが今まで感情を吐き出すことのできなかったラファエル
や幻覚を見るようになったアストリッドに対して、ある種のオーラ
を感じ取っている。
特にラファエルの持つ感情は怒りに満ちたものであること。
なかなか他人に言えず、ニコラとの間でも会話の中でも話題に
出そうとはしていなかった。
感情は時に現実よりも後から感じることもある。
人の死に直面した時、大切な人と別れる時、その感情がその時には
自己防衛するかのようにして心の中だけで処理してしまうことが
あるだろう。しかしある時になって突然激流のように流れ出てくる
ものなのではないか。
そして彼らは輪廻転生などの概念を信じている。
人が亡くなれば別の形で現世に舞い戻る。
それは質量保存の法則の如く、一人亡くなれば一人新たな命が
芽生え始める。
■敬称問題
今回のドラマで難儀なところは、名称が分かりづらく、どの人物が
それに該当する人物だったか一瞬見失うところが有ることだ。
チベットでは、「リンポチェ」「トゥルク」「ラマ」という敬称が
使用される。おそらくそれ以上に分類されるものがあるのだろうが
ここでは略されている。
「リンポチェ」が、仏教論理を正確に実践し偉大な業績を残した
僧侶に与えられるたものの事で、ここでは主に仏教寺院の寺院
長に付けられている。
「トゥルク」は「化身ラマ」と言われ、過去の偉大な仏道修行者の
化身としてこの世に姿を現したとされるラマのことを指す。
もう一つは「ラマ」で、これも高僧のものだが主に師匠たる僧を
指す意味があるとのことで、まるで仏教徒ではない私には聞きなれ
ない敬称ばかりだ。
ダライ・ラマというのは日本人でもなじみある人物ではなかろうか。
このドラマでリンポチェが付いていたのは、
ナクチュ(当時の寺院長)、ギャンツェ(現寺院長)。
ラマが付いた僧はノルブ(夢)、タンパ、ロデン、トクメ。
そしてリンパというトゥルクの名称がついたものがいる。
■捜査の謎と鍵
● 第1の被害者ノルブ・ラマ
1994年10月19日フランスに亡命したノルブ。
死亡したのは1996年5月20日。
亡くなった人物のノルブ・ラマは3つの傷がある。
・頬についた傷
・鋭利なもので腹部を刺される
・重度の脳挫傷 (死因)
被害者は波風立てない僧侶。ダライラマのような平和主義者
そして貧しい若者たちに手を差し伸べているものたちが何故
人から恨まれなければならないのか。
寺院長のナクチュ・リンポチェはノルブ・ラマが殺された現場の部屋
に何か隠していたと思われる。
しかし唯一何を隠したか知っていたナクチェは既に亡くなっている。
プラディエが何かを知っている?
事件後に寺院を出た僧侶だ。
● 第2の被害者
ナクチェは当時の仏教寺院長だった。
以下のものが意味するものは一体何なのか。
・ナクチェはノルブの死後、5日間寺院の立ち入り禁止している。
・チベットから亡命した僧たちは「亡命申請」を出している。
中国から亡命した人物ノルブはそれを出していない。
しかしそれだけで犯人だと決めつけられない
中国のチベット弾圧に少なくとも抵抗した中国人も居た。
・フランスの村
1996年4月からノルブが亡くなるまでの2か月間にロデンと
ナクチュが【ブリアンソンの町】を訪ねている。
最後が5月14日。
【ブリアンソンの駅長】が覚えていた。紫の衣を来た二人の仏教僧
が何度か来たと。ロデンとナクチュの行き先は【ラ・グラーヴ村】。
そこで起きたことが何なのか。
● 第3の被害者
ロデンは捜査している最中に二階から落ちて亡くなる。
ロデンを殺した人物が犯人だろうこと。
自殺か他殺かに於いては遺体の周辺に落ちていた花びらによって
それらが分かるものだった。パンジーの花が背中側に付着して
いた。
■ 事件解決のカギ
ノルブは中国人で本名はミン・ナン。
亡命申請していなかったのはチベット人ではなく中国人だから。
仏教徒の高僧は生まれ変わるという輪廻転生の概念が有る。
村を訪ねていたのは高僧たちの生まれ変わりを探していたためで、
「激流と源流に挟まれた山の宝石箱の中」に居るとされる
転生した人物を探す。
ロデンとナクチュが村を訪ねラ・グラーヴでリンパの生まれ変わり
を見つけた。ラ・グラーヴ駅の観光用の宣伝文句は
「源流に挟まれた山の宝石箱」。
中国政府がチベットを制圧しようとしていた流れを生まれ変わり
の人物がいることで阻止できる。
中国政府のスパイは生まれ変わりの人物を殺そうとしていた為に
寺院で匿っていたというのが全てだった。
問題はそれが誰なのかということだけど、それは既に視聴者
にも分かっていることだろう。
28年前の告訴の資料、当時の写真が出てくる。
寺院で匿ってもらっていたが、裏切っていたものだと分かり
マキシムの母・オドレイ・リヴィオエールは逃げる際にノルブを
刺してしまった。しかし死因は違う。トドメを刺した人物が
いることを示すものだった。
■ 私生活
やはりドラマの中核を担うのはラファエルとアストリッドの私生活
だ。
ラファエルは悲しみをぶつける事が出来たし、アストリッドも
これまでには出来ない行動を起こす。
アストリッドは社会力向上クラブに行き【複雑部分発作】が起きる
ようになったことを話す。最後の発作は18歳の時だった。
ラファエルはアストリッドの家にいくと彼女は憔悴しているのを
見つける。発作が起きたことはウィリアムから聞いて知っている。
アストリッドはラファエルの腕の中で眠る。
逆にアストリッドもラファエルのことを心配する。
「あなたが元気でないといや」
「当然です。友達にはいつも元気でいて欲しいものです」
「ラファエルは豆を失いました。あなたの胚、子供です。
だから豆を補充する必要があります」
「テツオは今は拠り所以上の存在になりました。
もう匂いを嗅げません」
ニコラの方がテツオとアストリッドの間に起きている事情を
ラファエルよりも早く知っていた。テツオがニコラに相談した
からだけど、ラファエルはテツオがアストリッドを捨てた
と思い込む。しかし実際には彼に返事をしていないアストリッドが
この行方のボールを手にしている。
「正直どっちが捨てたかは微妙だ」
「彼はちゃんと愛していると言った。でもアストリッドは返事も
しない。そりゃ自信なくすよ」
「彼は彼女の気持ちを確かめたのか?」
・・
最後の展開になるが、テツオは自分の匂いのするマフラーを
彼女に渡して、アストリッドは碁石の一つをテツオに渡す。
物に込められた命。
他人にとってはただの物だが、持ち主はそれを大事なものとして
扱う。
ここで興味深いのは、パトカーのサイレンを利用してテツオが
出発するまでに間に合わせたこと。ルール・規則遵守のアストリッ
ドにとっては、また一つ彼女の中の価値観を揺るがしたのではないか。
・28年前の告訴の資料
ノラはそれを見ていて見つけたものがある。
オロール・バイユールの写真。告訴した母親。
それがオドレイ・リヴィオエール。警視正の友達の母親。
まるで同一人物だ。
中国が暗殺しようと探していた生まれ変わりの子はマキシム?
■その他
・「決して殺生をしてはならない」
(仏教の戒めの一つ)
パルナーブチーパター ヴェーラマニー シカーパダーム
サマディーヤミー。
・エティエンヌ・ロキュルト / トクメ・ラマ
如何にも前半から目立たぬ存在として登場していた。
やっぱりあなたでしたか。
・砂まんだらの日傘、チャクプル、チベタンボウル、ドルジェ
どれも仏教寺院にあるもの。
これらのものの流れを見ると犯人が殺害当時に何をしたのか分かる
つくりだが、正直アストリッドにしか分からないロジック。
砂まんだらの日傘は「人々をあらゆる害悪から守る力の象徴」
チャクプルはノルブを刺した凶器だが砂まんだらを書く時に
使用するもの。
チベタンボウルは仏教徒には神聖なもので、この寺院では
一人一人自分が気に入ったボウルをじっくり選び、生涯大切に使う。
ドルジェは法具の中にノルブ・ラマが生前使用していたもの。
しかしドルジェのものは他のものとは違う特別なものだった。
ドルジェの中には古銭が入っていた。
「中国の幸運のお守り」
・リンパ・トゥルクの生まれ変わり
・「あなた以外と囲碁をしたくありません」
テツオとアストリッドの最後の会話。
「あなにたの肌なら接触に耐えられます。瞳を見つめられます。
特に虹彩の瞳孔の縁のところの形が気に入っています。
黄金比の話が好きです。私たちが交わした476回のキスを正確に
覚えています。いい匂いがします。一連の状況証拠によると
私はあなたを愛しています」
「戻るよ。早く君と囲碁をしに、約束する」
マフラーと囲碁の交換。
■使用された曲
・Unnamed – Racoon Racoon
Producer: Léonard Bremond
Lyricist: Léa Courty
■出演者
アストリッド・ニールセン (Sara Mortensen) 犯罪資料局・文書係
ラファエル・コスタ (Lola Dewaere) 刑事・警視
ニコラ・ペラン (Benoît Michel) 刑事
カール・バシェール (Jean-Louis Garçon) 刑事・警視正
アンリ・フルニエ (Husky Kihal) 監察医
ノラ・モンスール (Sophia Yamna) 警部補・デジタル
テツオ・タナカ (Kengo Saito) タナカ商店
*アンヌ・ラングレ (Valérie Kaprisky) 警察学校・犯罪科学担当教官
*マチルド・ニールセン (Elisabeth Mortensen) 母
*テオ・コスタ (Timi-Joy Marbot) ラファエルの息子
*ニルス (Handy Gedio) 7歳、アンヌの息子、アストリッドの異母弟
ウィリアム・トマ (Jean Benoit Souilh) 社会力向上クラブ
*マックス (Clément Lagouarde) 社会力向上クラブ・長髪
*アリス (Lizzy Brynn) 社会力向上クラブ、メガネ女性
*ブノワ (Clément Langlais) 社会力向上クラブ
*アンジェル (Angèle Rohé) 社会力向上クラブ・若い
パトリシア (Julie Arnold) アストリッドの母
ギャンツェ・リンポチェ (Jacky Nercessian) ドルジェ寺院長を務めるラマ
サミ・ゴーメット (Dominique Engelhardt) 途中から社会力向上クラブに参加
マキシム・リビヴィエール (Alexandre Riedel) バシェールの親友、クレマン
オードリー・リビヴィエール (Laurence Huby) マキシムの妻
タンパ (Emmanuel Dorand) 僧侶
トクメ (Boun Sy Luangphinith) 僧侶
ネルソン・プラディエ (Perkins Lyautey) 寺院の厨房
(Elio Volpolini) 古い西洋の修道士
オドレイ・リビヴィエール () マキシムの母・眼鏡
ノルブ・ラマ () チベットの僧侶・フランスに亡命(’94)
リンパ・トゥルク () 僧侶
ナクチュ・リンポチェ () 当時の寺院長
ロデン・ラマ () 口は話せないが人の心が分かる。
オロール・バイユール () クレマンの父