S・セガール劇場 True Justice 第10話 沈黙の危機一髪 Brotherhood: Part 2

リンク広告 テスト




第10話 沈黙の危機一髪 Brotherhood: Part 2

監督/Wayne Rose 脚本/Steven Seagal、Joe Halpin
——————————————————–
ヤクザの一人・アキオを逮捕したラドナーとメイソンは、取り
調べ室で事情を聞く。ラドナーがイチロウの弟のカツオを殺し
ただろうことを指摘され、アキオはお前は相当ヤバいことにな
っていると語る。しかしラドナーは寧ろお前は今度仲間に会えば
ヤバイことになるとし、今の内に楽しめと語る。楽しいことは
そう長くは続かないぞというメイソン。お前らが襲撃した倉庫
はメキシコ系組織MSの倉庫であり、命を奪いヤクを奪った彼らの
報復は頭を切ってキング通りを転がされることを語る。
今ここから出せばお前は狙われるとし、これからお前を保護なし
で町に戻そうと思っていることを語る。しかしまるで動じる
こともないアキオの姿をサラとジュリエットは目にして、二人
では情報を引き出すのは無理だと感じる。ケインにそれを報告
するとケイン自らが取り調べを行う。
ケインは取引するにはアキオの条件は何なのかと問うと、
彼は日本にいる家族の命を助けること。日本から出国させて
守ってくれたら話すという。

問題はなぜヤクザとトンが組んだのかということだった。
アキオによると特別なものを日本以外に輸送したいこと。トンの
輸送網は世界中であり、輸送先は中東だという。仲介人は整備士だ
という。

ケインはメイソンと共に情報収拾の為に、昔から付き合いのある
マツダ家を尋ねていく。マツダは妻の家族と親しかったこと。
あの地域のことを把握していること。ケンジロウの所在が分かる
かも知れない事を語る。
マツダ倉庫へ。
ケインはマツダからヤクザの組織について聞きたい事を語る。
マツダは地下組織で格闘技場をしている所があるらしいことを
語るが場所は把握していないという。
ケインはそれを聞いて詳しく調べるという。

ケインはラドナーと共に情報屋のマイクに逢うという。アキオが
言っていた整備士の仲介屋とは俺の情報屋かも知れないことを
語る。ラドナーを連れてきたのは優秀だから連れてきたことを
告げ、対処出来ないことが起こったら助けるよう語る。悪党が
いるかもしれないのだという。ラドナーは援護が必要なほどなのか
と問う。

ケインはマイクの元にいく。
マイクは今朝もちゃんと保護観察官と面会した事を告げ、俺は
州刑務所に収監され犯罪は懲りたのだという。ここでギャングの
車を修理しそこで手に入れた情報をただあんたに流しているだけ
だという。
それならばここを捜索してもコカインや覚醒剤は出ないだろうな
と問うと、ここを調べるという。
そんな中ラドナーは怪しい人物が2人倉庫前に駐まったことを目に
する。
ケインはマイクの倉庫内で木箱の中にC-4爆弾らしきものを見つける。
これが本物ならばまた州刑務所だぞと言われる。
ラドナーはケインに対してチンピラが来た事を告げる。
室内に入ってきたチンピラの二人をあっさりと熨して逮捕する。

格闘技場TACTIX Gym。
ヤクザたちはC-4が押収されたとケンジロウに報告。
彼はトンのクアンには知らせるなと告げる。
そんな中、ケンジロウに対してカイの件は気の毒だったなと声を掛け
られる。1週間内に銃は出荷するのだろう?とし、リハーサルは
要らないという。これはイチロウの命令だったことだという。
儲けは10倍だぞというと、ケインが俺たちを見張っているので
C-4を出す前に何か対策が必要だと語る。しかしクアンは何も積んで
いない船を停泊しているのでブツを詰め込まないと困ると訴える。
——————————————————–

ケインの元には日本のヤクザと中国のトンが結託して、密輸を
しようとしていることが判明する。彼らの実体を明かすために
ラドナーとジュリエットが逮捕したアキオから事情を聞くと、
ヤクザが手にするC-4爆弾や銃器を、トンの輸送網を使って中東
に輸出する為に結託しており、その二つの組織を仲介したのは
整備士だという。整備士はケインの情報提供者・マイクの可能性
が有り、過去にマイクは州刑務所内で知り合い、話を通していた
ことが分かる。地元をよく知る日系のマツダからの情報では、
その手の商談が行われるのであれば、トンが経営しているという
格闘場が何処かにあるという話があるが、その場所をなかなか特定
出来ずにいた。そうしている間にもヤクザは南カリフォルニア
からの援軍・タカを連れて来て臨戦態勢を取る。

段々とこのドラマも飽きて来た(笑)
二話括りのエピソードなので基本的に一話の段階では解決しない
ことは明らかなものが有るのだけど、今回のエピソードはどう
見ても引き延ばした様な流れが有り、妙に間延びした流れが
有った。前回のエピソードのように、銀行立て籠もり事件のような
サイドストーリーがない辺りもまた短調に進んでしまったという
ところだろうか。

警察官も決して無傷ではないということを示すようにして、
留置場に収監されているイチロウから自供を聞きだそうとした
ラドナーに耳打ちするような態度を見せて殴るというイチロウの
小ずるさとか、かつて大失態を起こして臨時SIUからもハズされて
しまったゲイツが再び捜査に加わるも、彼の警察車両が手榴弾で
爆発されてしまい、ラドナーとメイソンがたまたま巡回に来たのか
も知れないけど、犯人を追いかける以上にゲイツを小馬鹿にする
方にドラマの視線が向けられてしまう辺りがちょっぴり場違いな
感じにも思える。でも必死なゲイツに対してあくびしていたメイ
ソンは笑えた。

古いヤクザと新しいヤクザの価値感の違いとか、日本のヤクザと
日系のヤクザの違いなんかをもう少し意図した流れでシナリオが
上手く描かれれば良かったのだけど、その辺の流れも曖昧なところ
が有った。その価値感の違いが最後になって、ビジネスとは違う
ところで動こうとしていたケンジロウの行動に有るのだろうけど、
寧ろヤクザの価値感からすれば、ケンジロウの様に身内を殺された
ことによる報復的行動の方が、古式なヤクザの形に思えてしまう。

ジュリエットとサラの二人で取り調べ室でマイクに迫る姿が有った。
こんなに女性に近づけるチャンスはもう二度と来ないわよとばかり
に色気で迫る流れにしても、やや効果的な演出だったのか分からず、
視聴者サービスシーンにもあんまりなっていないところは有った
かも。

携帯電話の電波を三角測量で場所を特定したり、「目には目を」
という怪しげなメッセージメモの指紋からケンジロウだと特定
していく流れとか、妙にヤスっぽい感じもしたし、日本色を
出そうとして必死なのか「サクラ!!」と書かれたトレーナーを
ケンジロウが羽織っている辺り、桜吹雪のタトゥーを意識しつつ
服にしたのかなと思うのだけど、やっぱり絵で見せる訳でもなく
「SAKURA」と書かれた服を着せるところとか、どういうことなんで
すか!と小一時間な所が有った。

タカというヤクザが合流。
トンだかヤクザだかなんだか最後は分からなかった(笑)

日本刀vs銃に対して、ケインの出番を演出するかのようにして
素手で対抗する。日本刀に対して銃は卑怯みたいな主張も
有ったけど「お前が言うか」みたいな突っ込み処も有ったし、
なんちゃってヤクザたちの変な信義を見せられるところは
笑い処なんでしょうけどね。

イライジャ・ケイン (Steven Seagal) SIU(特別捜査隊)の隊長
サラ・モントゴメリー (Sarah Lind) 東部から来た刑事、シアトル警察
ジュリエット・サンダース (Meghan Ory) シアトル警察特別捜査隊
ランドン・ラドナー (Warren Christie) シアトル警察特別捜査隊
アンドレ・メイソン (William ‘Big Sleeps’ Stewart) シアトル警察特別捜査隊

グレーブス (Adrian Hough) 保安官、ケインのボス
ジョーダン・スパークス (Elizabeth Thai) 鑑識
ブラッド・ゲイツ (Kyle Cassie) シアトル警察
ヒロ (Alex Mallari Jr.) ケインを崇拝、更生した男

イチロウ・タマブチ (Hiro Kanagawa) ヤクザのボス
ケンジロウ・タマブチ (Warren Takeuchi) イチロウの弟?
マイク (Vincent Gale) 情報屋
タカ (Kevan Ohtsji) ヤクザの仲間
クアン (Byron Lawson) トンの賭博場
アキオ (Sotaro) 冒頭で捕まる
— (Mari Takino) Kane’s Wife
ダウ (Surya Kellar) 副保安官
— (James Michalopolous) Fighter
— (Tommy Europe) Fighter
— (Kimberly Chiang) Fighter
— (Janene Carleton) Fighter
— (Ken Tran) Yakuza Thug
— (Fernando Chien) Yakuza Thug
— (Larry Lam) Yakuza Thug
— (Mike Ching) Japanese Thug
— (Paul Wu) Japanese Thug
— (Kasey Ryne Mazak) Japanese Thug

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336