LAW & ORDER : 性犯罪特捜班 (SVU) シーズン5 第13話 理解を超える謎 Hate

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第13話 理解を超える謎 Hate

脚本/Robert Nathan
監督/David Platt
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カップルは彼女が医大にいくことを語るとカイルは保険維持機
構(HMO)で働いても安月給だという。意義有る人生を送りたい
とすると、カイルは金が有ってこその人生だという。貴方とは
価値感が合わないとしてケンカになりそうになるが、目の前で
は突然女性が燃えながら助けを求める。カイルはスーツを使って
なんとか消化しようとするが・・・

エリオットとオリビアは現場に呼びだされる。
捜査官から現状を尋ねると、目撃者の話では火に包まれた女性
が出てきたのだという。レイプが有ったのかと尋ねると、
それを調べて欲しいとのこと。メリンダは裂かれた下着が有り、
焼かれる前に脱がされていること。DNAは遺体からは検出出来
そうにないという。下着から出てくれば良いというメリンダは
ちょっぴり風邪気味。
シパーによると被害者はパイプで殴られているようだとし、
近くには燃料油の臭いが漂うという。燃焼促進剤を使ったもの
だろうというエリオット。オリビアはここに落ちている雑誌は
配達の雑誌ではなくレシートから7時14分に購入されたものだ
という。殺された目撃者は7時40分。つまり近所で買われたもの
だという。売店を調べると語る。サイフは中身と一緒に焼けた
というシパー。しかし被害者を焼いたのは何かのメッセージ
なのかとエリオットとオリビアは語り合う。

検死官のメリンダは、異常な犯人である事を語る。
パイプの先に陰毛が付いていること。また子宮の細胞も付着して
いるという。金属パイプでレイプし、焼き殺す事件なんて初耳だと
いう。しかしブーツの下の皮膚は無事だったとして、それを見せる
とヘナタトゥーが有るという。染料とオイルで描くタトゥーで、
主にイスラム教徒の祝賀用だという。アフリカ、インド、中東で
行われているとのこと。

憎悪犯罪なのではないか?とオリビアはクレイゲンに話す。
それならば模倣犯が出るという。エリオットはインドでは不貞な
妻は焼き殺されると聞くという。オリビアはそんな時夫の家族も
手伝うらしいとのこと。
ホアンは今回も妻の浮気が原因かも知れないと語る。それならば
生きたまま焼く理由は何かと尋ねるとホアンは、魔女裁判や
ゴミ焼却と同じで邪悪で汚れたものの浄化だと思っているのだと
いう。火は情熱の意味も有るという。青年期の性的欲求のはけ口
かも知れないとのこと。犯人は母親と同居かも知れないという。
フィンとマンチは売店は判明したが店主はラリッているような
ヤツで購入者は分からないとのことだった。

イスラム系の夫が犯人とは限らないというクレイゲン。
しかしマンチは機体をゴルに当てて炎上させる連中だという。
ホアンはあれはあくまで過激派によるものだとするが、マンチ
はイスラム教徒でさえも中東の人間を警戒しているという。
差別は悪いが現実だとマンチは語る。

シパーは雑誌から指紋は検出出来なかったが、サイフの中身は
焼け焦げていたが一部燃えかすからラベルの一部が見えるという。
「ラン」と「リン」と書かれていた。ブランド名なのか。
小さな店でも独自のブランド名を製造元に頼むことがあるという
オリビア。彼女は想像だとし、ブルック「リン」だと語る。
するとエリオットは中東系が多い地域は?と問うとアト「ラン」
ティック街だと語る。タトゥーの聞き込みに行こうと告げる。

アトランティック街でタトゥー店をしているチャドウリーに
話を聞くと私はインド系だという。写真のタトゥーはエジプト
系でデザインが細かいという。ザラに話を聞くと私のデザイン
だという。ミラ・エルビシ(29歳)の友達の出産祝い用に書いた
ものだという。ザラはヘブライ語で女王だが、ミラも同じ意味
だという。ユダヤ系なのかと問うと、ザラも私もイスラム教徒
だと。方言にヘブライ語が混ざっているという。ミラの家族は
どうしているのかと問うと、夫と義母のジャズリンと暮らして
いて、二人はアラブ系の新聞を出版しているとのこと。新聞社
はすぐその角にあるという。

夫のエルシャニに話を聞く。
妻は昨夜から友達の家にいるという。エリオットは夫婦円満か
と尋ねるとそうだという。しかし妻の宿泊先も知らないのは
妙だという。しかも何故妻の事を尋ねてきたのか聞こうとも
していないという。妻が私のことを暴行で訴えたんだろう?と
問う。昨日の夜は何処に居たのかと問うと、母と遅くまでここ
で働いていたという。母はこの地域の顔役だという。妻は
夜独りで留守番をするのが嫌いなので友人宅に泊まるのだと
いう。足のタトゥーの写真を見せるとタトゥーとホクロは
妻のものだというが、何故こんなものを見せるのかと問うと、
昨夜殺害された事を告げる。火をつけられたのだとして心当たり
は有るかと尋ねるとないとのことだった。

12月2日(火)・エルビシ家
12月2日(火)・異宗教親睦会
12月3日(水)・タリクの弟の家
12月3日(水)・技術支援ユニット
12月4日(木)・ショーンの自宅
1月8日(木)・第74法廷
1月9日(金)・ライカーズ刑務所
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アラブ系の女性がレイプされ生きたまま焼かれた状態で発見さ
れる。遺体は燃えてしまった為に、証拠の多くは体からは
消え去っていたが、ブーツの下からヘナタトゥーと呼ばれる
もの、燃料油が燃焼促進剤として使用されていること、現場に
落ちていた鉄パイプで女性器に挿入していたことが分かる。
インドでは不貞の妻を焼き殺すという悪習が有るが、タトゥー
の形状からはイスラム教徒による祝賀用のものだと判明する。
またサイフの中から焼け残ったチラシからは、ブルックリンの
アトランティック街を示唆するものが入って居たことから、
タトゥーを入れた店のチラシではないかとして聞き込みを開始
する。

2004年1月13日に放送されたエピソード。

日本でも最近よく耳にするようになったヘイトクライム/憎悪犯罪
を扱ったもの。

前半の捜査部に於いては、2001年9月11日に起きたアメリカ同時
多発テロ事件に対するアメリカ人が如何にあの事件でイスラム教徒
に対する人種偏見と先入観が生まれてしまったのかということが盛り
込まれた感じのエピソードだけど、
後半の裁判部に於いては、世界中で激しい解析合戦が行われていた
ヒトゲノム計画が終了した2003年という事情を勘案し、犯罪の
素因の全てはDNAによって引き起こされるのではないかとする
主張をもって、弁護士は遺伝子異常を申し立てて、生物学的・
遺伝学的に憎しみを抑制出来ないが為の犯罪だとして、精神喪失に
よる無罪を求めて行くという複雑な流れが有った。
凶暴性を示す遺伝子があることは周知の事実で、「CSI:科学捜査班」
に於けるラングストン博士がそれと戦っている姿が有るし、
少なからず正式な遺伝子検査をしたものではないけど、父親が
暴力的だったことで子供が大人になった際に、自分も父親と同じように
なるのではないかとすることで悩んでいる「BONES」のブース捜査官
の例なども有る。

当時ヒトゲノムを解析することによって色々と学術的に遺伝子が
人の行動の全てを決めるみたいな主張がまかり通る気配が有ったけど、
今考えると、こんな主張で本当に陪審員を説得して無罪を勝ち取れる
ものが有るのかなという感じ。確かにこの犯人のショーンの異常性
は感じられるのだけど、犯罪を認識していて、善悪の区別も付いて
いることは明らか。遺伝子のせいにすれば、殺人の事実が無くなるのか?
という疑問もあるし、懸念している検事補やクレイゲンの全ての捜査に於ける
犯罪の立証が複雑で面倒なものになるということを言っていたけど、
ちょっとドラマは自分の理解の及ばないところで葛藤点が発生していた
気がする。
総動員でそれを否定していこうとする流れが有るけど、こういう
ちょっと狂信的な感じを法廷に持ち込む弁護士がいるところは如何
にもLAW & ORDERっぽさがあるな。

冒頭から検死官のメリンダが風邪を引いているのか鼻がぐずぐず
させているところが気になったのだけど(笑)、ドラマ内のスケジュール
を見ると12月という寒い時期に発生した事件だものね。
先週の事件(社交クラブ内で起きた)もレイプ事件でも異物を混入
させられてのことだったけど、レイプ事件でもその方法論によって
色んな性格が見て取れるものが有るんだなと改めて感じるところ。
前回の事件も12月から1月にかけての事件で今回も同様のスケジュール
での捜査だったけど、クリスマスや新年を跨いでいの捜査をしている
彼らにご苦労様と言いたいところ。
意外とこの時期での捜査は、LAW & ORDERファンにとっては、
それぞれのキャラクターのファッションチェックをするのが
ちょっとした楽しみな時期でも有る。

エリオットがアイルラント系/白人であるということを利用して
取調室に於いて犯人との共有意識を持たせて自白させようとする
流れが有るけど、ここの所、エリオットがそういうウソなのか
本音なのか分からないところで犯人に語りかけて、共有感を得る
シーンが見られる。
エリオットは6人兄弟で父親は警察官。家計は苦しいので海兵隊
を除隊後に夜間大学に通ったことを語る。
その際、ショーンは外国人によって仕事などを奪われているとして
いたけど、結果として見ると、奪われたのは仕事ではなく、父親
だった訳で、父親のついたウソがここまで憎悪を生むものとして
存在してしまうところがなんとも切ない限り。

逆にフィンとかオリビアはショーンにとっては敵扱いだけど、
あんまり人種に対する免役のない日本人から見ると、フィンって
アフリカ系なのか中南米系なのかよく分からないものが有るし
(本人はアフリカ系とは言っていたけど)、オリビアに至っては
レイプされて母親が妊娠された事情も有って父親がどんな人種
なのか分からないとする一面が語られた。
フィンは200年も経てば血が混じり人種の肌は同じ色になると語って
いたけれど、果たしてどうなることなのか。

マスコミには憎悪犯罪の事実は隠したいとしていたけれど、
どこからともなく情報が漏洩した時には、ケイシー検事補が
やってきてクレームをつけていく。
クレイゲンが寂しそうに「挨拶も抜きか?」としていたけど、
ノバクさんはまだまだSVUには溶け込んだ感じがしないな。

独りの被害者の時には当初、夫やその家族が疑われた。
妻に対するDVが有った事実は明らかだろうし、いい気味だとも言え
なくもない。
二人目の事件では弟は兄が殺されたのに意外と冷静な態度を
見せていたな。
目撃者の男がマスコミに話さない代わりに口止め料をくれと言った
際には捕まる姿が有ったけど、捜査妨害に取られてしまうものなの
かな。

拘置所で人を殺したことによって弁護側に有利に働く流れ辺りの
意図はイマイチよくわからないところだったけど、最終的には
因果応報的流れで、刑務所内で殺害されてしまった。

今回はホアンの役割も大きく、犯罪が起きる要因として、遺伝子説
だけでなく、環境や経験によるところが大きいとする、ある種この
手の葛藤に於いては定番な主張で対峙した格好だった。

エリオット・ステイブラー (Christopher Meloni) 刑事
オリビア・ベンソン (Mariska Hargitay) 刑事
ドナルド・クレイゲン (Dann Florek) 主任警部
ジョン・マンチ (Richard Belzer) 刑事
? (Steven Zirnkilton) Opening Announcer (voice)
アレクサンドラ・キャボット (Stephanie March) A.D.A 検事補
オダフィン・チュツォーラ (Ice-T) “フィン” 刑事
メリンダ・ワーナー (Tamara Tunie) 鑑識
ジョージ・ホアン (BD Wong) FBIにも精通する精神科医

ケイシー・ノバク (Diane Neal) A.D.A 検事補
ジュディス・シパー (Caren Browning) CSU Captain

ショーン・ウェブスター (Reynaldo Rosales) ドナヒュー暖房社
Dr.エミリー・ソーファー (Linda Emond) ミッドハドソン研究所神経生物学
エルシャニ・エルビジ (James Rana) 夫、新聞社勤務
ジョシュア・フェルドマン (Donnie Keshawarz) 異宗教親睦会
セス・ウェブスター (Matt Salinger) ショーンの父、湾岸戦争へ
エレノア・ウェブスター (Annie Chadwick) ショーンの母
マーク・セリマン (Tom O’Rourke) 判事
オリバー・ゲイツ (Barry Bostwick) ショーンの弁護士
ジャズリン・エルビジ (Lorraine Serabian) 母
アーメット・エルビジ (Sean Anthony Moran)
デビッド・シュワルツ (Peter Marx) エルビシ家の隣人
ジェームズ・アサド (Joshua Annex) タリクの弟
Mrs.チャドウリー (Anjali Bhimani) タトゥー、インド系
ザラ (Marjan Neshat) タトゥーデザイン、エジプト系
アマンダ (Amelia Champion) カイルの彼女
ジェイソン・ムラビー (Jeff Skowron) タリク殺害の目撃者
ドナヒュー (Carl Palmer) 暖房業社オーナー
バムフォード (Ian Bedford) 制服警官
ウィリス (Wass Stevens) Corrections Officer
カイル (David Shumbris) 冒頭で女性と揉めている

ミラ・エルビシ () 29歳、死亡
タリク・アサド () 27歳、長男、被害者

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