ニキータ / NIKITA シーズン3 第14話 選択 The Life We’ve Chosen

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第14話 選択 The Life We’ve Chosen

脚本/Albert Kim 監督/Brad Turner
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【ストーリー】
兵士たちは人を箱から取り出すと引きずって建物内に運び入れ
る。引きずられている人物はアマンダによって拉致された
アレックスだった。

バーコフはスイス警察の通信網にアクセスして一つ残らず傍受
するよう命じる。森の中でハイジがヨーデルを歌っているという
苦情座さえも聞き逃すなと。マイケルは拉致から8時間も経過
していることを考えれば国境を越えているのではないかという。
ニキータもスイス・チューリッヒではないことを語る。ショーン
はあの時、撤退戦略は立てなかったと告げる。しかしパトカー
に乗っていたハズのアレックスが何故アマンダに拉致されたのか
と疑問に感じる。ショーンは怒りを露わにするといつも犠牲になる
のはアレックスだと告げる。ライアンはアマンダはアレックスを
殺す気は無いとし、その気ならば既に遺体は見つかっているハズ
だという。今は出方を見るしかないだろうと。
そんな中、バーコフはアマンダ本人から連絡が入っていることを
語る。録画されたデータが再生されているだけだというバーコフ。
アマンダは「ニキータに元気か?」と問うと「スイスの旅は有意義
だったという。ターゲットは逃したがそれを遥香に凌ぐ収穫が
有った」として、逃走生活の醍醐味だという。アリを引き渡せば
アレックスを返すという。48時間以内だと告げ、難しいことでは
ないと語る。

ニキータたちは確かに難しい取引ではない事を告げるが、アリ自身
は私のブラックボックスのキーを狙っているのだろうという。政府
の不正の記録のデータがアマンダの手に渡っても良いのかと
とう。以前にも渡っているが公開されることはなかったというと、
アリはあれは私が公表することを阻止していたのだという。今データ
が渡れば生検は崩壊し、世界中で紛争が勃発すると。そしてディヴィ
ジョンは一瞬で消されるぞと語る。ニキータはそれは先のことであり
まずはアレックスを助けるのが第一だという。
ブラックボックスを解除するパスワードを渡せば良いのではないか
とするが、アリは厳密に言うとキーを握っているのではなく私自身
がキーなのだという。サブリミナルパスワードによって、セキュリティ
を解除するにはパソコン上でテレビゲームのような一連の作業を
追える必要が有るのだという。アマンダと同じ作業をして二人の
無意識のパターンを感知すると解除されるとのことだった。
ニキータはアリとアレックスを交換する事を告げるが、それでも
アリのことは連れ戻すという。アマンダの好きにはさせないとし
「アマンダを屈服させたい」のだという。ライアンもその会話を
聞いていた。

アマンダは交換場所を南オアチアに指定してくる。
2008年ロシア軍とグルジア軍が衝突し両者は未だに戦っていること。
西部劇の世界でウォッカとカルシニコフ版みたいだというバーコフ。
ニキータとショーンが行くよう告げると、ライアンはオーウェンも
連れて行かせろという。戦闘区域に二人だけでは少なすぎるという。
アリの脱会には必要だという。ただしアレックスの救出が最優先だ
と語る。

アレックスは目覚めるとベッドにいた。
ラリサという女性は心配は要られないと告げ、現在フェノバルビタ
ールを大量に投与されているのでこれまでの24時間は生理食塩水を
投与していたという。アマンダがアレックスの元へやってくると、
あなたを死なせはしないという。あなたとマトモに言葉を交わした
のは何年前なのかという。南オセチアにいるのは便宜性を考えてのこと
で、彼らは武器をホッしていて、私はそれを提供出来ること。
安全の引き替えに取引したのだという。拷問してニキータに映像を
送るつもりなのか?と問うと、アマンダはそんなことはしないとし
少し話をしようという。ディヴィジョンの近況はどうかと問う。
みんなあんたを捕まえようと張り切っているというアレックス。
ストレスが多いのではないかとし、政府にいつ焼き払われるのか
分からないからだという。ストレスはイチョウエキスや朝鮮人参
が利くという。マイケルとニキータは障害とどう向き合っている
のかと問うと、乗り越えられるとし、好きな人が髪の毛をカット
したくらいで別れるのかと問う。アリをどう捕まえたのかと問うと、
自分の方から来たとし、あんたから退かれたかったのでしょうと。
しかしアマンダはそんなアレックスに対して、あなたはニキータ
にとってはその他大勢の一人である事を語る。

そんな中、南オセチアに到着するチーム・ディヴィジョン。
アリの遺体(サーシャ叔父さん)を運ぶという名目でニキータ、
ショーン、オーウェンがトラックで棺を運ぶ手続きをする。
アリのことはテトロドトキシンで眠らせているが、10分以内に
目覚めさせないといけなかった。
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ニキータはディヴィジョンに助けを求めに来たアリからの頼み
で、アマンダが狙っているであろう自分の息子・ステファンの
安全を要求する。ステファンがスイスのジュネーブの学校に
偽名を使って通っていることを知り、なんとか彼を守るクリーグ
と共にステファンを守る事が出来たかに思われたが、撤退する
際に、アレックスがアマンダによって拉致されてしまう。
アマンダの行方が掴めずディヴィジョンとしても彼女から接触
を待つしかなかった。アマンダの目的がアリが持つブラックボッ
クスを解くための2つのウチの一つであることを考えれば、アレッ
クスを殺害することはないだろうと想定していた。そんな折り
アマンダから連絡が入り、アレックスとアリの交換を要求して
くる。場所は紛争地帯である南オセチアの地。ロシアとグルジア
が未だに衝突している地域が人と武器が溢れる危険な都市だった。
早速アレックスを取り戻す為にアリを連れてニキータ、ショーン、
そしてオーウェンで現地に向かう。

何げにシナリオは上手く設定してあるなという感じがする。

勿論未だにディヴィジョンが生存しているとか、アリが関係して
いて、そんな彼を利用しながらも助けようとしている事実が有る
とか、アマンダが意味不明なことに固執していて、それに
対してディヴィジョンという組織が振り回されている現状に
違和感は有るのだけど、ここに来て、アマンダの得意とする心理
コントロールを利用して、ニキータとアレックスの間で仲違い
するような種を仕込む辺りの流れが憎らしいほどによく出来ている。
ディヴィジョンとガチで戦えばアマンダ自身勝てないであろうこと
も感じて居るのだろうけど、内部崩壊をもたらすことが出来れば
自らリスクを冒すことなく倒す事が出来る訳だからね。

ニキータとアレックスの関係は一見すると良好な関係だけど、
相反する一面を持っていることも事実。ディヴィジョンがウディノフ
家を崩壊させた事実を見れば、かつてのアレックスがニキータに
反発心を抱いていたところも有ったけど、そんな感情がまた別の
角度から浮かび上がらせるというところがまた憎たらしいね。

そんな潜在的なニキータに対する不信の視線を引き出すところが
ドラマとしても面白いし、今回は味方だと思われるキャラクター
同士が立場上それぞれの仕事をする為に色んなところで葛藤が起きる
というところが上手く設定されている。
前回アレックスとニキータが二人で任務をした際に、アレックスが
久しぶりの二人の任務に心を弾ませていたシーンが有ったけど、
アレックスの弱点が一方的な片思いにあり、また出生からすれば
アレックスという人物が命令される一兵卒ではなくウディノフ帝国
の姫だという一面が有ることを考えると、アマンダが別の人格・
人生をもって一瞬にしてアレックスの人生の別シナリオを吹き込んだ
という辺りが上手く出来ていたのだろう。

何よりも二兎を追う者は一兎をも得られないということを体現する
かのようにして、南オセチアでのアレックス救出後の行動に
足並みが揃わず二手に分かれてしまったこと。

またディヴィジョン本部に於いてもアリの体内に埋められた殺人
チップの流れがライアンの単独で行われたもので、政府側の人間の
立場からすれば当然の行動だし、その事実を知り一度は相談もなく
決行したことに憤りを感じるマイケルだけど、アリが敵の手に渡る
と同時に殺害することで、ブラックボックスの流出を防ぐ為の
行動に取るというのは自然の流れだと思う。助けるべき価値のある
人物なのかどうか、これまでのディヴィジョンと対峙してきた
流れを通して見れば明らかに不要に思えるけど、ステファンと
関わった人ほどなかなかその決断も難しいところだろうね。

アリがやたらとオーウェンに対して敵対心を見せていたりした流れ
は、殺人チップの存在を知っていたからなのか、それともオーウェン
の過去に対して何か知っているのかなと思って見ていたけど、そう
ではなかった様子。またオーウェンは今回ショーンからも非難される
立場の人間で、完全にショーンの嫉妬心から始まった流れだけど、
ニキータとかアレックスとか人の彼女を取ろうとしているとして
自分の知らない彼女の姿を知る彼に嫌みな口を叩く姿が有る。

アレックスのことをまるでヒーローとか姫のような視線で眺めている
ラリサとその娘のアーニャ。本当にそんな視線でウディノフのこと
を見ていたのか分からない。アマンダのことなのでラリサという人物
にアレックスを持ち上げるように吹き込んでいた可能性も否定出来ない
し。

しかしまたしても激しい銃撃戦でしたね。
厳しい激戦地なので・・なんて毎回言われているけど、2人の
エージェントだけでも十分制圧出来そうなところがあるよな。

アマンダがアリを殺害する流れも違和感は有ったし、そんなアマンダ
を追いかけないニキータにも違和感は有ったな。
しかしアリは自分の選んだ道だとして死を受け入れていた。
他の人たちはそんな人生を受け入れることが出来るのか。

バーコフがニキータに内緒でライアンたちが殺人チップを入れた
件で知られたら相当マズイとしていたけど、電話がかかってきた
時のバーコフのリアクションとか憎めないよね。

■使用された曲

■検索用キーワード

ニキータ・ミアーズ (Maggie Q) 暗殺者
マイケル・ビショップ (Shane West) ニキータの仲間
アレックス・ウディノフ (Lyndsy Fonseca) ニキータと精通、組織員
シーモア・バーコフ (Aaron Stanford) IT関係、ニキータらと手を組む
ヘレン・コリンズ “アマンダ” (Melinda Clarke) ディヴィジョンのトップ
ショーン・ピアース (Dillon Casey) オーバーサイト
ソーニャ (Lyndie Greenwood) ディヴィジョンの分析官
ライアン・フレッチャー (Noah Bean) 元CIA

オーウェン・エリオット (Devon Sawa) 元ガーディアン
アマンダ (Melinda Clarke) 元ディヴィジョン
アリ・タサロフ (Peter Outerbridge) 元ゴーゴリ

ラリサ (Olga Fonda) 南オセチアで看護師
アナトリー・オスロフ (Ian Matthews) 元ゴーゴリ
ラシャ (Peter Pasyk)
— (Dmitry Kazak) Lieutenant
— (James Lafazanos) Corporal
— (Christopher Sawchyn) Supervisor
— (Wes Berger) Guard
— (Brianna Goldie) Division Tech Agent

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