ニキータ / NIKITA シーズン3 第17話 悲劇の足音 Masks

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第17話 悲劇の足音 Masks

脚本/Kamran Pasha 監督/Chris Peppe
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【前回までのあらすじ】
ライアンは反乱が起きた事を語る。ダナフォースの件をアレッ
クスがディヴィジョンのエージェントに暴露した時からこの事
を恐れていたと語る。私のせいなのかというアレックス。
300人の暗殺者に命が危ないと伝えたのだというショーン。
行動を起こすものが居ても不思議ではないという。
クリスとレイチェルは反乱の一員だったが、レイチェルを捕まえ
て話を聞く。レイチェルが首謀者だと言ったが嘘だろうとして
ライアンは問い詰めるが、アレックスがライアンに発砲して
重傷を負わせる。アレックスはレイチェルに対して、私を殴り
偽装する様告げる。ディヴィジョンが居る限りは人は殺される
というアレックスだった。

【ストーリー】
レイチェルは取り調べるマイケルたち。ライアンも全員に自由
を与えようと勤めていたのだという。マイケルもニキータも
以前のディヴィジョンとは違うとして加担者を教えるよう告げ
る。これ以上の犠牲者は出したくないのだという。オーウェン
はニキータが強硬を取れば良いとしアリには取った事を告げるが
レイチェルは仲間だとしてそれを止めるアレックス。レイチェル
は氷山の一角だということ。仲間が分かっても問題は解決しない
のだという。ショーンたちはアレックスも賛同しているのかと
問うと、理解は出来ると言っているだけだという。

ソーニャからの連絡で今入って居る速報を見て欲しいとのこと。
連絡ではシークレットサービス、ダンフォース、12時5分
死亡と書かれていた。
ニュースでも正式に取り上げられ、大統領補佐官をしていたエヴ
ァン・ダンフォース司令官がジョージタウンのレストランで倒れた
こと。死因は脳動脈瘤の破裂だという。バーコフやマイケルは
ディヴィジョンの常套手段だとし、これはアマンダの仕業だと
語る。ダンフォースは私たちを大統領から守ってくれていた存在
だという。アマンダに知られたのが不味かったとのこと。
ダンフォースが死ねばディヴィジョンも追い詰められるという。
オーウェンがダンフォースを監視していた為に、連絡を取って
様子を尋ねる。行きつけの店で昼飯を食べていたこと。いつも
同じ店の同じ席で食べていたという。アマンダの得意とすること
だとすると、オーウェンは監視で見過ごしたという。
アレックスとバーコフはダンフォースの部屋に忍び込んだ際に
いくつかの監視装置を仕込んできたことを語り、FBIに見つかって
しまうという。大統領はそれで勘づくだろうし、暗殺を疑うかも
知れないという。マイケルはオーウェンに対してダンフォースの
部屋を徹底的に証拠を消してくれと語る。ライアンに連絡が
来るハズだとすると、ニキータは真実を言う事を告げ、事故に
有ったが時期に完全に回復すると言おうと。それまでは司令官
はマイケルが執ってくれという。海兵隊出身ならば信用するだろう
とのこと。

オーウェンはダンフォースの自宅へ。
PM3:15。オーウェンはパソコンに触れるとそこには薬が塗っており
動けなくなってしまう。ニキータにはやられたことを告げる中、
オーウェンの前に現れたのはアマンダだった。ダンフォースの様に
殺しはしないとし、彼よりも価値が有るからだというアマンダ。
アマンダはオーウェンの脳に電気信号を流す。するとオーウェンは
サム・マシューズ時代のことを思い出す。兵士として活動していた
頃のことで、彼の目の前にはアトキンスという兵士がいた。
ニキータはオーウェンの元にやってくると、問題発生と言った後
貴方からの通信が途絶えたのだという。ヤツラは何処に行ったのか
という彼に対して、ニキータはダンフォースが死んだことを覚えて
いないのかと尋ねる。オレの名前はサム・マシューズだという彼は
第一特殊作戦部隊ブルタ分遣隊に所属していたとし、全てを思い出
したと語る。

ディヴィジョンの医者に診てもらうと、脳震盪で損傷した箇所
に再び納会路が繋がったらしい事を語る。誰かに襲われたのかと
問うと、発作が起きて倒れて頭を打ったと嘘を付く。部隊の連中
と作戦中に撃たれた事を語る。アマンダは何処に居るのかと問うと、
どうしてアマンダは貴方の記憶を消したのかと問うニキータ。
それは分からないとすると、アマンダは理由無きことはしない
という。どうしてロシで拉致したのかも依然として不明だった。

クリスら反乱軍はアレックスの元にやってくると、みんな尾行を心配
している事を語る。レイチェルはどうしたのかとし、いずれ全部
バレてしまうだろうこと。レイチェルが話さなくてもライアンの
意識が戻れば終わりだという。アレックスは私に任せてくれ
というと計画通り続ける事を語る。新しい人生を始める為の
IDと金を手にいれてここから出るのだという。問題は追跡装置であり
バーコフは配列を分散させたのでサーバーを一つ破壊しても装置
は止められないという。ソフトを破壊しないとダメなのか。
アレックスは私に任せるよう告げる。

ニキータはバーコフの元にいくと、バーコフは反乱軍の次の攻撃
の為に機能停止にならないようにしている事を語る。
今回のダンフォースの件ではアマンダが絡んでいる事を告げ、
サムのことを調べて欲しいと語る。デルフォースなサム隊員は
いないとするとアマンダが痕跡を消したのだろうとのこと。
それならば、レイ・クレイマー、エンリケ・モラレス、ダレン・ス
トーファーは居ないかとし、コソボで一緒だったという。ヤツラ
はヘロインを密輸していたのでオレが止めたのだという。そしたら
撃たれることになったとし、だから全員を殺したのだという。アマ
ンダの言っていた通りだったこと。3人はレク軍特殊部隊NATO平和
維持軍に加わりバルカン半島に駐留していること。1999年の
ことで、3人はヘリが墜落して全員死亡したことになっていると
いう。しかし一人、スコット・アトキンス伍長が生存している
とのこと。それを聞くとサムはスコッティーだとし、オレを庇って
くれた仲間だという。2005年に名誉除隊しているとし、ボルチモア
に住んでいる様だと語る。
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ディヴィジョンが政府の軍隊によって消滅させられそうになる
事件が発生するがなんとかダンフォースと取引してそれを阻止
するニキータたち。しかしディヴィジョン内部ではこの事実を
アレックスがみんなに伝えたことで300人居るエージェントたち
の間にも動揺が広がり、全員が暗殺者となりえることを知る。
クーデターを起こそうとしていた首謀者が誰なのか。レイチェル
がその人物として該当者だとされる中、実際にはアレックスが
首謀していて、ライアンに発砲して重傷を負わせたのも彼女だった。
そんな状況の中、ダンフォースが脳動脈瘤破裂で死亡する事態が
発生する。ずっと尾行していたオーウェンは特に問題のある
行動ではなくいつも通りの日課を過ごしていたとするが、恐らく
その日課を利用したアマンダによる殺害であろう事を告げる。
オーウェンに対してダンフォース家に仕掛けられた監視カメラなど
ディヴィジョンに関する痕跡を全て消滅させる様指示が出る中、
そのオーウェンもまたアマンダが予め仕掛けて置いた毒針によって
手足が動かない状態にされてしまう。そしてアマンダは脳にかつて
消されていたオーウェンの記憶を蘇らせる措置が執られてしまう。

まさに今の状況は混沌とかカオスという言葉がピッタリな状況に
なりつつ有るな。

状況設定は面白いのだけど、その方法論はちょっと作為的で安っぽい
感じがするし、アマンダが都合良く記憶を操作し過ぎるところが
ちょっとアレな感じもするのだけど、その方法論はともかくとして、
今の状況を面白く作り上げた感じはする。

結局最終的にはディヴィジョンにいた諜報員たちは処分して行かねば
ならないハズだし、そうなってくるとニキータたちが唱えていた
みんなを自由にするという約束や名目を守らなければならない状況
が来るので、そんな時に感情が邪魔して対処するのが難しいのだろう
けど、敵として処理してしまえば、よりいっそディヴィジョンの
廃業に向けて進めやすくなる気がする。ここに来て篩にかけるように
してディヴィジョン自体をコンパクトにしていくところが有るんじゃ
ないのかな。

ただ前回マイケルに対して手をくれた組織の存在とか、ディヴィジョン
にとっての敵だけでなくアメリカを襲うような敵の存在なんかも
見え隠れしている状況なので、全ての存在を消してしまうというのは
難しそうだ。
このドラマの中でも必要最低限の人物以外はここでスリム化させて
行くのかな。

結局ここで働いているエージェントというのはみんな人生をやり直す
という名目は与えられているけど、元々は悪い事をした人たちや、
曰く付きの人たちが集まっている訳で、レイチェルたちが起こす
行動というのも全く想像出来ない訳では無い。

オーウェンは元々デルタフォースの特殊部隊の軍人だけど、ヘロイン
を扱い金を儲けていた人物だった。アマンダが何時の日かこのこと
を想定して生かして置いたというのはちょっと出来過ぎな感じが
するけど、この過去の事実の全てが本当にオーウェンなのかどうか
ということは気になるかな。

アレックスに植え付けた記憶というのはとても上手い方法論で、
ラリサが登場した南オセチアでのエピソード(S3-14)の時には
自分はラリサは実在するけど、アマンダによって操られているサクラ
でアレックスの心理を誘導する為だけのキャラクターだと思っていた
ので驚きはない。時々アレックスの記憶が混濁していたシーンも
有ったので、脳に何かをされたであろうことも想定されていたこと
だし、その辺のアレックスの本来持っている立場的なものや、心理的
事情を呼び起こすのがとても上手く出来ていたのかなという感じがする。
アレックスが自分の無力さの責任を強大な力を持つニキータに
ぶつけるようにアマンダが上手くしむけていたこと。
アレックスの思想自体は悪くは無いのだけど、その方法論は
リスクが有り、やはりリーダーとしての資質に関してはまだまだ
青臭すぎて使えないというところだった。

オーウェンとマイケルは共に元軍人同士の対決ということも有って
なかなか迫力が有ったけど、マイケルは折角治してもらった腕を
また痛み付けられていたな。

そしてアマンダはオーウェンと取引しようとしていたけど、自らの
力を過信しすぎていたのか、オーウェンによって完全にその場を
掌握されていた。アマンダって戦闘能力的には弱いところが有るの
で、メデューサの如く相手の目を見ただけで操れるのであるならば
ともかく、そんな芸当がある訳でも無いので、白兵戦に持ち込まれた
ら以前のニキータとの交戦同様に弱い一面が有るんだよね。

ショーンがアレックスのことを見張っていたので、なんとかアレック
スの悪巧みには気が付いたけど、その後仕方なく味方として巻き込ま
れてしまった感じだし、アレックスでも想像していなかったレベッカ
らの指揮権の剥奪・クーデターによってディヴィジョンでの情勢図が
変わる中で、果たしてどう好転させていくのか。

■使用された曲

■検索用キーワード

ニキータ・ミアーズ (Maggie Q) 暗殺者
マイケル・ビショップ (Shane West) ニキータの仲間
アレックス・ウディノフ (Lyndsy Fonseca) ニキータと精通、組織員
シーモア・バーコフ (Aaron Stanford) IT関係、ニキータらと手を組む
ヘレン・コリンズ “アマンダ” (Melinda Clarke) ディヴィジョンのトップ
ショーン・ピアース (Dillon Casey) オーバーサイト
ソーニャ (Lyndie Greenwood) ディヴィジョンの分析官
ライアン・フレッチャー (Noah Bean) 元CIA

オーウェン・エリオット (Devon Sawa) 元ガーディアン

レイチェル (Jessica Camacho) ディヴィジョン
クリス (Chad Connell) ディヴィジョン
スコット・アトキンス (Evan Sabba) 兵士、生き残った
— (Shant Srabian) Division Doctor
— (Julian Lewis) Amanda Goon
— (Jee-Yun Lee) ENN News Anchor
— (Brianna Goldie) Division Tech Agent
ラリサ (Olga Fonda) アレックスが南オセチアで出会う女性

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