コールド・ケース ~真実の扉~ 第2話 記憶

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第2話 記憶
監督/波多野貴文 脚本/瀬々敬久
音楽/村松崇継
原作/Veena Cabreros Sud

【ストーリー】

2015年5月。
比嘉家の母・ひとみと娘の可奈。今日はママと一緒に寝よう
と娘に話す。大丈夫だとしてママは可奈と一緒だとし、アイツ
はもう来ないと語る。しかし玄関には何者かが来て、母と娘
は住んでいる部屋の窓から落下する。

1年後。
屋台で食事をする石川と高木と本木課長代理。
鶴見区の母子殺しの件のことを口にする。子の方は即死で母
は一命を取り留めた事件。
ケバブを食べる課長代理があまりにマスタードを入れる為に
変だと言われ、店員からもクレージーだと指摘される。
そんな中高木の元に女性・中山ちかが現れ忘れ物だとして
ハンカチを持ってきてくれる。今日は調子が良いから・・と
いうと石川は彼女なのかと問う。
本木に対してその事件がどうかしたのかと問うと捜査が動いた
のだという。意識不明の重体だった母親がついに目覚めたの
だという。

比嘉ひとみが入院している病院に行く石川と高木。
あなたと娘さんについて話が聞きたいことを語る。6歳の可奈
のこと。するとひとみは蝶々の姿で踊っている娘の姿を思い
浮かべ、更に娘の両腕にはアザがついている光景が脳裏をよ
ぎる。あの男が・・アイツが部屋に入ってきて可奈を殴るの
だという。前から知っている人なのか?事件の起きた夜よりも
前のことかと問うが、看護師に話を聞くと、記憶が断片的に
しか戻っていないようで・・娘の死についても覚えていなか
った。私は何を知っていなければならないのか・・

石川たちは署に戻ると報告する。
アザと蝶々の記憶は断片的で事件当日のことも覚えていない
という。記憶が失われているのは外傷性ではなく精神的なもの
のようだと。高木は警察に通報が有ったのは午後11時16分。
若い男の声で親子が倒れていると言ったが匿名での通報だった。
また目撃者の一人が南米系の人物が団地から飛び出していく
のを見たという。部屋の鍵はコワされて室内が荒らされた形跡
が有り、レコーダーが消えていたという。可奈にアザが有った
形跡はないとすると、本木は娘を殴る男性を捜せと語る。

鶴見区児童相談所。
三宅という職員に比嘉親子のことについて尋ねる。ひとみは
3年前に酒気帯びで逮捕されていてひとみの両親とも死別して
いること。観察指導はしていたことを語る。石川は彼女は
アルコール依存症なのかと尋ねる。それを否定する三宅は、
彼女は17歳で妊娠し男は消えたので一人で子育てをしていた
という。娘の腕にアザが有ったことはないかと尋ねるが、そん
なことがあれば母子を引き離していたと語る。

■感想

原作版ではS1-8「蝶々 Fly Away」のリメイク版。
http://itawind.web.fc2.com/kaigai/coldcase/coldcase108.htm

原作版を見たのが前のことになるので、私もドラマの主人公
ではないけど断片的な記憶しか残ってない。
自分の書いたホームページの文章によるとほぼストーリーは
そのまんまの形でなぞっている。

ただ残念だけど日本のドラマの場合コールドケースと呼べる
のかどうかという事件の扱い方で、一話の中でもこの事件の
一端が取り上げられていたので、現行の事件捜査をそのまんま
捜査の流れとして継続されたという意識しかない。

残念ながら原作版の良さを完全に打ち消してしまっているのは
前回にも言及したけど、その中でも事件当時の時代背景、音楽、
そして何よりも時間が経過したことを示す為に重要なファクト
の一つである、キャスティングの変化がまるでないこと。

髪型一つ変えれば事件当時と状況が変わっているみたいなやり
方はちょっと解せない。メイクやスタイリストが
見るところを見れば変わっていることが分かるのかも知れない
けど。
そして何よりもやはり音楽は外国の音楽ではなく日本の音楽を
使って欲しい。キャスティングが無理でも音楽は何としてでも
事件の背景に合う楽曲を選定して欲しかった。

ドラマでは強者が立場を利用して弱者たちを都合良く利用し
縛りつけるという事情が存在している。
虐待の問題、生活・貧困の問題、外国人労働者の問題など。
不幸な連鎖を断ち切る為に行った行動が全てだった。

被害者の記憶として断片的に思い出したのは、自分の幼少期に
起きた虐待だった。それを混在させた流れだったけど、
正直ネタがすぐに分かる。私が原作を見ているから分かるという
よりも流れが分かり過ぎるきらいがあるかな。

また石川家の事情だったり、高木が抱えている事情の一端なん
かも見られ、今回の事件と同期しているかのような形で、
浮かび上がってくるという流れはそれなりに良かったのではない
かと。

そしてそれぞれの事件解決に役立つアイテムの意味合いを
探っていくという流れも決して悪くは無いけど、どうしても
日本の場合、町並みが小綺麗すぎることも有るので、もう少し
スラム化したようなロケーションを用意しても良かったのでは
ないかと。

どうしても石川と高木は年齢差も階級差も有るのに、前から
知っていたような感じでの会話をみて居ると、なんだか
設定的に間違っている感じも受ける。
原作版ではリリーとスコッティは同一の視線に居られたから
こその良さが有ったんだよな。吉田さんは見た目は若いとは
思うけど、永山絢斗との絡みではやはり先輩・後輩目線で
見てしまうのでその辺はもう少し考えて欲しかったな。

■出演者

石川百合 …… 吉田羊 (警部中隊長)
高木信次郎 …… 永山絢斗 (巡査部長、相模署から栄転)
立川大輔 …… 滝藤賢一 (主任。警部補)
金子徹 …… 光石研 (主任。警部補)
本木秀俊 …… 三浦友和 (警視。課長代理。)

大江嗣久 …… 宮沢和史 (検事)
中山ちか …… 藤澤恵麻 ()
石川沙耶 …… 平田薫

渡辺コウジ、榎本薗郁也、伊藤あきこ、茅森優那

比嘉ひとみ …… 仲里依紗 (母子家庭、娘の可奈と落下)
幼少期のひとみ:信太真妃
三宅 …… 甲本雅裕 (鶴見区児童相談所職員)
木村アンヘル …… 渋川清彦 (小学校の用務員、”エンジェル”)
…… ユースケ・サンタマリア ()
比嘉盛昌 …… 大河内浩 (ひとみの父)
比嘉可奈 …… 比嘉可奈 (ひとみの娘)
室井 …… 松田沙紀 (ひとみの担任)
リカルド・モレノ ……
玉城美里 …… 飯島順子 (団地の人)
看護師 …… 森田亜紀

望田ムサシ、
折原りん、EMRULLAH S、城定愛美、関沢美紘

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