ワンス・アポン・ア・タイム Once Upon A Time シーズン2 第2話 町の境界線 We Are Both

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September 30, 2012
第2話 町の境界線 We Are Both

監督/Dean White 脚本/Jane Espenson
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ストーリーブルックの町全体にかけられていた魔法が解けて、
そこに住む住民たちはみんな過去の記憶を取り戻す。しかし
自分たちの居た世界に戻ることはなかった。
ゴールドは愛するベルがレジーナによって病棟に閉じ込められ
ていた事を知り、”闇の王が汝を召喚する”として、死に神で
あるクィシェンを呼び出す。退治する為には別の世界にそれを
追い出すしかないとして、マッドハッターの帽子を使って、
クィシェンを本の世界へと送り出す。しかしそれと同時にエマ
とメアリーもその世界に落ちてしまう。
ムーランはエマとメアリーの姿を見てオーロラ姫に対して、
フィリップ王子を殺したのは彼女たちであることを語る。

— 現在 —
白雪姫を助けるドワーフたちはリロイの音頭の元で集まると、
これは俺たちの任務だとして、ストーリーブルックの町の境界線
に集まり、この一線を越えるとどうなるかを試そうと語る。
俺たちは白雪姫を守る近衛兵であること。くじ引きで誰がその
線を越えるか決めるとスニージーが実行することに決まる。
スニージーは先に亀を見つけて突いてみないか?とするが、
リロイはそんなスニージーの背中を押し出す。するとスニージー
の体に異変が起きる。

その頃、町では魔法が解けた瞬間にまるでハリケーンでも起きた
ような状態でボロボロだった。
学校が避難所となり、行方不明者を探す為に該当者は掲示板に
探していることを示唆するチラシを貼っていく。ゼペット爺
さんはピノキオを探していた。
ルビーやアーチー、ホエールや修道院長たちが、被害に遭った
ものたちの手当をする中で、デビッド/チャーミング王子がやっ
てくると、市民たちはデビッドに対応を求める。しかし今の
ところデビッドは対応策が無い為、二時間後にみんなの前で今後
の計画を話すとしてその場を後にしてしまう。

デビッドはレジーナの元にいく。
レジーナは市民たちに対してこれまでしてきたことへの反撃を
恐れて家の中に閉じこもっていた。レジーナはそんな恐れはない
として否定するが、デビッドはレジーナが魔力を使えたのは
一瞬のことだという。そして彼はレジーナが今でも追い出されず
ここに居られるのはヘンリーのおかげで有る事を警告する。
デビッドはレジーナに対して帽子を突き出すと、これを何処で
手に入れたのかと問う。忘れたというレジーナは帽子よりも私の
息子の面倒をみなさいと語る。今までの親が散々だったからな
と嫌みを言うデビッドに対して、自分の娘をタンスに入れて
メイン州に送るような親に子育てで指図されたくないと語る。
必ず家族の居場所を突き止めるとしてデビッドは出て行く。
レジーナは力が戻れば、息子も私の元に戻るし、あなたも無事
では済まさせないというが、魔法がないと手に入らない息子なんて
いないも同じだろうと語る。

— 昔 —
ロシナンテを走らせるレジーナは森から抜けようとするが、
森の木によって行く手を阻まれる。そこにはレジーナの母・コーラ
がやってくると、コーラがした魔法についてどんな悪魔と契約
したのかと問う。これは障壁の呪文だという。お前をいるべき
場所に止める為に使ったのだとし、ここから出るには王子と一緒
でないと出られない事を語る。2日後にあなたは結婚して王女と
なるのだとし、それからは陛下と一緒ならば自由になれると語る。
レジーナは私はそんな人生は欲しくないと言うと、コーラは
貴方は力を手に入れるのが恐いだけだという。しかしレジーナは
力なんて欲しくないとし、自由が欲しいのだという。力こそ自由
なのだというコーラ。

— 現在 —
デビッドはヘンリーに対して修道院長はどこかと尋ねる。
そんなデビッドの元には次々と問題を解決して欲しいとする
民衆が詰め寄ってくる。
修道院長を見つけるとデビッドはエマのタンスを作った魔法の
木はまだここにもあるのかと問うと、それでエマやメアリーの
後を追えるかもしれない事を語る。しかし修道院長は例えそれが
有っても妖精の粉の導きがないと見つけられないという。
ヘンリーは必ず見つかると語る。
そんな中、ドワーフたちが血相を変えてやってくる。
町の境界線を越えたスニージーは町を一歩出た途端に前の記憶
を失ってしまったのだという。呪いがかかっていたころの自分に
戻ってしまうのだと知るのだった。
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町の呪いが解けたかに思われたが、それに対する弊害もまた
大きかった。町の人たちは動揺し未来を不安視する中、国を統治
する王子の導きを求めて近寄って来る。心の弱いデビッドとして
はその民衆の気持ちをなかなか受け止めることが出来ずにいる
が・・・

呪いは解けても魔法は解けていないという辺りがなんとも
詐欺みたいで小狡い感じだけど、今回は1話に比べても見所の多い
エピソードだった。

よく人がその道をいくことに躊躇する際に、他人が背中を押して
後押しすることはよくある事だけど、今回の「押す」はそれとは
また違い、邪魔ものだと思うものをこの世から追い出す為に
押し出そうとする流れが有る。

またそれとは正反対に自分自身を知るためには弱さも狡さも含めて
自分の全てを「受け入れる」ことがテーマとして存在しているの
だけど、消したい過去だけを見ないようにして生きるのではなく、
弱い自分を受け入れてこそ、自分自身のアイデンティティの確立が
あることを示すものが有った。

その人の持つ性格の二面性というものを現代の世界と過去の世界
という二つの世界として別物のようにして描かれているが、二つの
世界が一つのものとして繋がって居るように、上述した過去の自分を
否定することは出来ないことを端的に示すものがある。

世の中には、色んな壁が存在するけど、そういう壁というのが
象徴的に描かれているのがこのドラマの特徴だ。

家の内外に立ちふさがるドアとしての壁、町の外を行き来する際
に存在する記憶の壁。そして未来と現在を行き来する壁の存在
など、その壁を破ることの難しさが描かれる。

「押す」「受け入れる」というシーンは至る所で散見された。
その多くが邪魔者を押しのけて自分の世界から追い出そうとする
流れとして描かれており、押し出されたものはいずれも悪のような
存在として扱われている。
死に神であるクィ・シェンが最初に押し出されたものだったけど、
エマとメアリーに繋がり、そして最後はレジーナの母子関係を
通して母・コーラを押す姿が描かれた。

今回ドラマを面白くした要因の一つは、レジーナが現在に至る
までの悪い女王になる過程を描いたことがあげられるのだけど、
自分がなりたくないと思っていた人物になっていることが現代の
世界の中で描かれ、親子の葛藤として今度はその言葉がヘンリー
を通して自分自身に振り返ってくるところは絶妙だったね。
「力なんて欲しくない。私は自由が欲しい」としていたレジーナ
も、結局母親が語る様に力こそ自由だということを現代の世界で
体現しているのだから皮肉だけど、その母の意見を否定する
為にも、自分の自由意思でヘンリーを解放したという辺りは
レジーナへの変革を感じさせる。しかし魔法の本を捨てきれない
彼女もまた事実だろう。

チームドワーフは相変わらず面白い。
スニージーの記憶が無くなってしまう下りも面白かったし、
彼らのチャレンジする気概も今後も支えになると思う。

ルンペルとレジーナの出会いも描かれたけど、彼が言うにはまだまだ
昔の世界で出会っていることが語られているし、この世界は
現代の過去の世界だけでなく、更に昔の世界として繋がって居る
のかも。

ルンペルこと、現代社会に於けるゴールドもこの町を出ようと
していた一人だけど、境界線を越えるとどうなるかは彼にも
分からない事実として存在していたようだ。世界中の地図を手に
して未来を夢に見ていたけれど、デビッドとの間で「お互い邪魔しな
いと保証しよう」と約束を交わしつつも結局これからも関わって
いくことになりそうだ。町の境界線の前で佇むゴールドの姿は
象徴的に描かれ、彼もまたこの町によって縛られている一人である。
広義の意味で彼は世界を形成づける人物であり欠ける事の
出来ないピースの一つになっているところがあるんだろうね。
「LOST」のラストじゃないけど、島には全員が揃わないと駄目みたい
なところが有るのかも。

そしてなんといっても今回はデビッドが少し成長したこと。
人は苦境に遭い、そしてそれを乗り越えようとする毎に成長する
ものなんだろうなと思わせるけど、町の人たちの前でどんなスピーチ
をするべきかをどうかを「鏡の前」でオロオロし弱気になる彼の姿と
は対象的に、町を出て行こうとする町民たちを前にして、心から
思ったことを告げるシーンは象徴的だった。

「この線を越えれば人格が消える。私が君らを失い、愛するものが君
らを失う。君には自分を失う。ぼくだってここから出たいし嫌な記憶
を消したいが、嫌な記憶だって僕らの一部なんだ」と。

上述するように人々の二面性が二つの町の世界として描かれている
ところが面白いね。

最後に明らかに意図していたであろう、ヘンリーとデビッドが喫茶店
でコーラを飲む光景と、”コーラ繋がり”でエマとメアリーの前に現れる
レジーナの母・コーラの姿。
そしてヘンリーがゼペットにピノキオの居場所を知らせていたけど
冒頭でのピノキオは瞬きしている姿が有り、呪いが解けてまた動き出
したことが描かれている。その辺がどう影響するのか。
そして何よりもシーズン1では象徴的に描かれていた「鏡」の存在が
ここに来て改めてルンペルからの贈り物として描かれたね。

更にムーランが言っていた生き残った民のいる場所へと連れてこられた
エマとメアリー。何故悪人とされているのかどうかも気になるところ
だね。

ホエール先生、デビッドに修道女を誘っても良いの?みたいな声を
かけていたけど、相当女好きっぽいところがあるな。

・Charley’s Girl by Lou Reed

メアリー・マーガレット・ブランチャード (Ginnifer Goodwin) 白雪姫
エマ・スワン (Jennifer Morrison) ウソをついている人を見抜ける、ヘンリー母
レジーナ・ミルズ (Lana Parrilla) 悪い女王、ストーリーブルックの町長
デビッド・ノーラン (Josh Dallas) チャーミング王子、昏睡状態の患者
ヘンリー・ミルズ (Jared Gilmore) エマの息子。レジーナの養子
アーチー・ホッパー (Raphael Sbarge) ジミニー・クリケット(コオロギ)、カウンセラー
Mr.ゴールド (Robert Carlyle) ルンペルシュティルツキン、不気味な町の名士。質屋
グラニー (Beverley Elliott) 赤ずきんの祖母、ホテルと食堂を経営。孫のルビー
ルビー (Meghan Ory) 赤ずきん、食堂でウエイトレス
シドニー・グラス (Giancarlo Esposito) Magic Mirror 新聞社・編集長

Dr.ホエール (David Anders) 医師
ベル (Emilie de Ravin) 精神病棟に閉じ込められていた
マルコ (Tony Amendola) ゼペット爺さん
— (Sarah Bolger) オーロラ姫
— (Jamie Chung) ムーラン
— (Julian Morris) フィリップ王子
コーラ (Barbara Hershey) レジーナの母
若い頃の白雪姫 (Bailee Madison)
ヘンリー (Tony Perez) レジーナの父
ジェファーソン (Sebastian Stan) マッドハッター
修道院長 (Keegan Connor Tracy) ブルーフェアリー
— (Carolyn Adair) Nurse

七人の小人 (白雪姫を助けるドワーフ)
— (Mike Coleman) ハッピー
ウォルター (Faustino Di Bauda) スリーピー
— (David-Paul Grove) ドク
— (Jeffrey Kaiser) ドーピー
Mr.クラーク (Gabe Khouth) スニージー 、雑貨店
— (Mig Macario) バッシュフル
リロイ (Lee Arenberg) グランピー、何でも屋
— (Ken Kramer) ボシー

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