BONES 骨は語る シーズン12
http://dlife.disney.co.jp/program/drama/bones_s12.html
第9話 ゴルモゴンの元弟子 The Steal in the Wheels
脚本/Hilary Weisman Graham
Ted Peterson
監督/Robert Reed Altman
【これまでのストーリー】
・「転院する」事の意味を分かっているな(Booth)。
・「ボクはロビイストを殺していない。指示されたら
やるだろうと思ったから自白したが、ボクには人が殺せない
と夕べ分かった」(Zack)
・ザックが犯人じゃないってことを証明出来るかも知れない。
鍵はこの『刺し方』(Hodgins)
・この証拠は決定的なものだが・・出来すぎている(Cam)
・俺がねつ造したと思っているのか?という彼に対してカムは
疑いのある証拠は見られない事を告げると、ホッジンズはそれな
ら捨ててくれと語る。
【ストーリー】
・ブレナンがジェファソニアンにやってくる。
ホッジンズが居る事を知っていつもよりも早い出勤だと指摘する
が、彼は一晩中ザックの件で調査していた為に帰宅するのも忘れて
いた。アンジェラに怒られると心配する。審問は2週間後なんだと。
二人は言い合う
「こうなったのも君とカムは証拠を示す唯一の証拠を破棄したせいだ」
「疑いが有るものだったからよ」
「俺が証拠をねつ造すると本気で思うのか?」
「友達のためならばやる」
ザックの微生物特性にロビイストの遺体の何処にも残っていな
かっただろうと言うホッジンズだが、証拠が無いことが無実
の証明にはならないとし、それはあなたも分かっている筈だと
いう。
「少なくとも俺は努力している」
という彼の発言に、ブレナンは敏感に反応する。
「父が死んで私が仕事に集中出来ていないと言いたいのね」
ホッジンズは誤解を与える発言だったとしてそんなつもりでは
なかったというが・・ブレナンは自ら「全ての証拠を少なくとも
12回は調べ直した」事を告げ、残念だがザックの判決は覆らない
という。
遺体が運ばれてくるので仕事をしましょうと語るブレナン。
●ラボに遺体搬送
干し草に被害者の骨片・肉片が絡み込んでいて新しい血痕だった。
一体何が有ったのか。
干し草の梱包機を操作していた農家の人が遺体があるのに気が
つかず巻き込んでしまったのだという。遺体はバラバラに粉砕。
調査は莫大な手間がかかるので実習生を呼ぶようブレナンは
語る。カムは既に呼んだが現在まだ陽が昇る前の深夜だった。
睡眠が落ちると生産性が落ちる研究が出て居るとブレナン。
それなら呼ばない方が良いのか?というカムに対して、手伝いが
いるんだから早く呼んでとブレナン。
■FBI
オーブリーはブースにお客さんが来たことを語る。。
DR.ワイアット・ゴードン(ブース曰くゴードン・ゴードン)
(Stephen Fry)。ケーキ(プチフール)を持ってきてくれる彼。
ブースはイスから立ち上がり挨拶しようとするが、腰を痛めてい
て苦痛で顔がゆがむ。
「旧友の為なら駆けつけるさ。」
オーブリーは既に彼の話は聞いていた。
「素晴らしい精神科医で名コック」
ゴードンは先日ミシュランで星をもらえたのでこれからは「シェフ」
と呼んでくれとし、私は長い間精神分析はして居らず、狭い厨房で
働いて居るという。それでもやり方は覚えているでしょうとし、
ブースは助けが居るという。
「スイーツもあなたを信頼していた」
スイーツがザックを分析していた資料が沢山あるが無実を証
明出来るものがないか力を借りたい事を告げる。
オーブリーは彼が持ってきたケーキに目を奪われ、ゴードンも
ブースもそれに気がつくが、ブースは俺がもらったものだとして
意地悪を言う。
■ジェファソニアンの分析ラボ
後頭隆起の突出具合から見て『被害者は男性』だとブレナン。
頭蓋骨が半分しかないので被害者の身元の特定は時間がかかる
というアンジェラ。
ブレナンは再びカムに実習生を催促すると、現在ロドルフォ
(Ignacio Serricchio)が向かっているとの事。
ブレナンは彼が来るまでアンジェラに遺体回収を手伝ってと語る。
ホッジンズは、こういうのを見つけたら俺に教えてくれと彼女に
語る。
アスカリカ・ランブレコイデス/ascaris lumbricoidesを見せる。
カムは遺体内に寄生する回虫/parasitic roundwormだという。
アンジェラはマイケルと干し草用の荷車に乗る予定だったけど
辞めたと苦い顔をする。
そんな彼女にブレナンは、その虫は干し草に棲み着いている訳では
無く、死亡した後、体内から出て来たのだという。こういう回虫は
貧しい農村でよく見かける。虫は乾いているので5日か6日前程度。
体内から出て空腹だったのだろうと。カムは死亡日が推測で
きるわねと語る。
大腿骨の骨単位は大きいけれど点在している。
被害者は10代後半から20代前半だというブレナン。
農家の息子が酔っ払って畑で意識を失ったのかも知れない。
アンジェラはその場合、何故この『スキーマスクを被っていた』
のか尋ねる。この時期のバージニア北部は氷点下まで気温が下がる。
しかし寒いのが苦手なら干し草の上で寝るべきでは無い。
そこでアンジェラは干し草の中から『血まみれの拳銃』を見つける。
寒いからマスクを被っていたのでは無さそうだ。
■FBI
被害者が殺された州には隣接している3つの州で58件の強盗事件が
発生している。拳銃絡みの犯罪は19件。その内4件の犯人は捕まって
いる。ラボに送り容疑者を絞ってもらおうとブース。
オフィスに行くとゴードンが寛ぎながら資料に目を通す。
何か分かったかと尋ねるブース。
ゴードンはこの資料には・・
「全容が全く不透明の未解決事件。秘密結社が関わっていて食人の
儀式が出てくる。理解出来ない策略にハマった若くて聡明な法人類
学者」
以上の事が書かれているとし、謎の解明の努力をしていることを
語る。
■ジェファソニアン
・ロドルフォが来る。
アンジェラは大至急頭蓋骨の復元をする必要がある事を説明する。
20分で復元して欲しいとし、ブレナンがぶち切れそうな状態だと
いう彼女。先生が怒っているのは父親を失った悲しみのせいだと
いう。
・カムがやってくる。
身元が分かったのか尋ねる。検査の結果、ドラッグ、アルコールの
検出はなかったが、血液中から生理食塩水が検出されたというカム。
コンタクトの保存液なのか?
ロドルフォは赤血球を通常の2倍献血したのでは無いかと語る。
彼は自らもそれをやっているが4ヶ月ごとにしか出来ないと不満がる。
被害者の年齢と性別は分かっているので赤十字に問い合わせてみる
ことを語る。
■FBI
・ブレナンとオーブリー
被害者はダスティン・ドイル(22歳)、バージニア州コビントン
(Covington , Virginia)で一人暮らし。複数の前科が有る。
不法侵入breaking & entering (B and E)、ケチな窃盗 petty theft、
強盗 burglaryなど・・
ブレナンは前科があるので適切な捜査に値しないと思っている
のかとし、前科があるだけでその人の人間性まで決めつけるべき
ではないと敏感になる。オーブリーはお父さんの話をしていた訳
ではない事を告げる。
・ゴードン・ワイアットが来る
彼はブレナンに挨拶にやってくると、また会えて嬉しいとして
ハグする。ブレナンはゴードンがカートを引いてオフィスを
歩き回っていることに違和感を覚える。会議室が使える筈が、
オーブリーのダブルブッキングによって使えずにいるとのこと。
ブレナンは一体どういうことだとして、ゴードンは遠くから私たち
のことを手助けする為に来てくれたのに配慮に欠けることを告げる。
・アグネスから事情を聞く
ブレナンとオーブリーは被害者・ダスティンの母・アグネス
(Christina Carlisi)から話を聞くことになる。
■感想
何かを解き明かそうとしても、人が関わる限りは真実への道は困難を
極める。
犯人に対する感情。または外的要因によるもの。
今回の場合は身内を殺されたことによる精神的状況がそれだ。
限りなく感情を排除している実証主義者のブレナン博士も先日父親
が殺されたことによって捜査に支障を来してしまう。
現場でピリビリしたムードを一人作って如何にもストレスオーラを
発していた。
今回の被害者に関して二人からの証言が有る。
一人は被害者の母親で一人は銀行強盗に有った出納係のシャーリーン
だ。
母親は息子の悪口を言うハズもないし、何よりもパーキンソン病
故に証言すら怪しい状況だ。
シャーリーンは犯人の印象を聞かれた際には私には親切にしてくれ
たと言う始末。
骨の状況から時系列を割り出していく所が凄いけど、今回の捜査では
防犯カメラ映像などが大いに役に立った。犯罪者の足跡を辿ることが
やはり捜査の基本だ。
犯罪者の行動心理を読み解く力があるものたちならば、余計な道を
通らずに犯人にたどり着いた可能性もある。
また今回はなんと言ってもザックが関わっていたロビイスト殺害/
【ゴルモゴンの事件】についても事件の究明に関して動き始める。
彼は過去に自ら犯人だとして自白したものの、先日ホッジンズが彼に
会いに行った際にはそれを否定する発言をした。その言葉を聞いた
ホッジンズとしては2週間後に裁判が行われようとしている事からも
彼の無実を晴らすために新たな証拠を見つけ出そうとする。
そして今回は明らかに精神科医が必要な中、ワイアット・ゴードン
が登場する。
しかし彼自身はスウィーツ作り好きで高じて精神科医から転職して
いて、【James Beard Awardを受賞している】という設定だ。
ゴードン博士が登場するのは実に8年ぶり。
S2-E13、S2-E14、S2-E17、S4-E20、S5-E7に続いて6度目の登場。
最終シーズンなので顔出しさせたのかも知れないし、
行き詰まった際には別の角度から捜査を眺める人が必要なので、
そこで登場させたのがゴードンだったのかも知れない。
更に今回はサービスカット満載で、【Buck and Wanda】の潜入捜査
が行われる。潜入というよりも体験型捜査になっていて、
ブレナンにはない価値観を体感させることでストレスの解消に
一役買うことになる。
■法医学的捜査
●被害者情報
ダスティン・ドイル(22歳)、バージニア州コビントンで一人暮らし。
複数の前科有り。
パーキンソン病の母が居る。治療には月に5000から1万ドルが必要で
それを息子が払って居た。
●被害者の発見状況
・農場の干し草の梱包機でバラバラにされていたので、遺体の特定が
難しい状態。
・後頭隆起の突出具合から男性だと判断。
・大腿骨の骨単位から10代後半から20代前半だと判断。
・遺体の近くに『スキーマスク』が落ちていた。
・遺体の近くに血の付いた『銃』が落ちていた
・回虫/アスカリス・ランブリコイデス
・検査結果、ドラッグ、アルコールの検出は無い。生理食塩水検出。
・赤血球が通常の2倍
・第5頸椎の下縁、第6頸椎上縁に死亡時の剥離骨折(むち打ち)
(死亡する数時間前・・交通事故?)
・銃の薬室から銃弾が一発無くなり発砲されている。
・腹部大動脈に弾(375口径)が撃ち込まれているのを発見。
・腹部組織の状態と傷の角度から被害者は至近距離から撃たれて居る
・彼の右手に発射残渣がある。
・手首の靱帯が裂けている。(もみ合っている内に犯人は被害者の持つ
銃を向けた)
・被害者の手を調べると
ココナツオイル/coconut oil
アルガンオイル/argan oil
蜂蜜/honey
ローヤルラゼリー/royal jellyが検出される。高級ヘアーオイル?
・左の側頭骨に二本の傷。サイズが同じで平行に付いている。
凶器だろうし、そこには二つの間は1.2cmの隙間が空いている。
モンキーレンチが該当。
銃で撃たれたのはレンチで殴られる数時間前。
・左の膝蓋骨に骨挫傷。ムエタイの技にある膝蹴り。
レンチに付着する血は被害者のもので確定。
・左腕の上腕骨頭は剥離骨折している。左の上腕骨も同様。
腕を後ろに引っ張られて縛り付けられていた。防御創がないのも
縛られていた為。レイ以外にも共犯者は二人居る。
・中間楔状骨に六角形の粉砕骨折。ハイヒールのかかとで踏みつけ
た時のもの。
■FBIの捜査
基本的に捜査に於ける行動はオーブリーが担当。
先日の件でブースは体中を痛めている(特に腰)
捜査の一つのポイントは「共犯者捜し」という事になる。
●被害者の住所はバージニア州コビントン
・隣接する3つの州で58件の強盗事件。
その中で拳銃が使用された事件19件。4件は捕まっている。残り15件。
●強盗事件の防犯カメラ映像。
15件の事件では銃は使われていない。しかし自動車事故が絡んだ
ケースは1件有る。マスクもつけている。
(ベンズビル貯蓄貸し付け銀行/Bendsville Saveings & Loan)
・警察のドライブレコーダー
カーチェイスシーンが有り意図して2台目の車が追跡を妨害している
映像。(共犯者有り)
・銀行の駐車場の防犯カメラ
事件の数日前の映像が映っている。2、3日下見に来ていた。
車はダスティンのもの。支店長がカメラをチェックしていれば
判明していた筈。
・クレジットカードの記録
被害者は月に一度モーテルに泊まっていた証拠。
以下どの州でもダスティンが滞在している際に強盗事件が発生して
いる。
バージニア州・ペンフック(Penhook , VA)
メリーランド州・ビッティンガー (Bittinger , Maryland)
ノースカロライナ州モックスビル (Mocksville , North Carolina)
ブースはオーブリーにこれらのモーテルに滞在していた客を調べる
様に告げる。
●共犯者の車
部品を集めて作ったような車。カムはフランケンシュタインに例え
ていた。
ルドルフォによると車体はシボレー社製1973年型・カプリスクラ
シック。タイヤはオフロード用。バンパーは違う車のもの。
画像検索で1977年型のキャデラック、デヴィルクーペ。
demolition derbyに出場していたことが判明。
犯人と被害者は争っていて膝蹴りを食らっているので顔にはあざが
ある筈。
先にダスティンと相棒だったのがレイ・キンボール(Black Widow)
だと判明していたので彼を見ると確かにあざが出来ている。
・取り調べ
ダスティンとは争ったが強盗の事は知らなかった?
更にダスティンが既に亡くなっていることも知らない。
彼の態度から恐れた感じだが、急に権利を持ち出して弁護士が
来るまでだんまりを決めこむ。
オーブリーはなかなか口を割らせられないためにゴードンに助言を
求める。釈放し泳がして尾行すれば良いとのこと。
結果、ディクソンがそこに引っかかる。
被害者のダスティンは強盗した翌日に銀行に戻っている。
他の車を追いかけていること。
車はシャーリーンのものだった。
彼女は強盗に来るのを知って彼には4万ドルを渡し、自分の懐に
2万ドルを入れていた。
ダスティンは共犯者に殴られた後にシャーリーンの元にいく。
発砲は事故だった。
■ROYAL DINER
ブレナン&ブース、そしてグルメと化したゴードンが食事しながら
捜査の進捗状況などを語る。
「あなたたちが食べている食事は飽和脂肪が多すぎる。」
「そんなものを食べていると心臓病や脳卒中になる。」
クレジットカード使用記録の流れからモーテル客を調べ、その中に
demolition derby Competitorsの出場者。ブレナンはそれが何かを
知らない。
「潜入捜査で参加したらどうか」
とゴードンが語るもブースは、散々腰を痛めている訳だし、
ブレナンが興奮度MAXではっちゃけるのは目に見えている。
ブレナンは父親の件でピリピリしているし、元精神科医のゴードン
からの参加命令により行く事になる。
●バックとワンダ(buck & wanda)のコンビを復活
今回の二人の登場は無理矢理潜入した感じにしか見えない。
「大金持ち/Filthy Rich」のロゴの入った車。
HoomanTVのgold diggerみたい。こんなセンスが悪い車を使う所
がなんともいえない?
車体に77年型デビルクーペ。バンパーとドアは73年型カプリス。
車の持ち主はドーン(Jaime Bergman)。ブロンドで女性。
亡くなったダスティンの事を知っていてパーツを購入したことを
語る。ダスティンはレイ・キンボール(Ronnie Gene Blevins)と
組んでいた。
更にもう一人相棒がいる。レイが釈放され泳がされた際に電話
した相手。Big Bellyことディクソン(John Philbin)。
バック&ワンダの潜入捜査のエピソード一覧
S4 E12 潜入!サーカス団 Double Trouble in the Panhandle
https://itawind.web.fc2.com/kaigai/bones/bones412.htm
S6 E23 新しい絆 The Change in the Game
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=444
S8 E10 輝く骨の秘密 The Diamond in the Rough
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=1381
S11 E9 カウボーイ殺人事件 The Cowboy in the Contest
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=5111
S12 E9 ゴルモゴンの元弟子 The Steel in the Wheels
(今回のエピソード)
■ザックの件
ゴードン元博士からの助言。
ザックはロビーストを殺していない。殺したのは前の弟子だと言って
いるのだろう。ゴルモゴンがその弟子を殺してザックを弟子に
した。弟子はロビイストを殺したのと同じ夜に殺されている。
ザックの無実を証明するには”前任者の弟子”を見つけなければなら
ない。彼の遺体を調べれば何か出てくるかも知れない。
しかしその人物は10年前に殺されて何処に遺棄されたのかも分かって
いない。
・弟子の遺体は何処に遺棄されたのか?
ゴルゴモン自身の中に入る必要がある。
ホッジンズのオフィスとはいえラボ内で脂ぎったチキンをバケツ抱え
て食べるのは流石に不味くは無いのか。
ゴルモゴンにすれば弟子は期待外れだった。
遺体はD,Cにある筈。ザックの情報によればゴルモゴンが遺体を持って
出かけた後に数時間で戻ってきたと語っている。
フリーメイソンと同じでゴルモゴンは儀式が好き。
敬愛の念で埋めたのではなく裏切りを象徴するフリーメイソンの儀式
で埋めたのではないかというゴードン。
裏切りものなのでゴルモゴンは父亡き息子の遺骨には入れていない筈。
「アカシアの木 / the acacia tree」
魂の不滅を象徴するもの。しかしそれと同時にアカシアは食べられず
更には毒がある。有害とみなし見捨てた弟子を象徴する。
・アカシアの木を探せ!
アンジェラも協力してワシントンD.Cのマップを出す。
1792年当時の元々の境界線。
ポトマック川(Potomac)の西がヴァージニア州になる前のもの。
完璧に左右対称のダイヤ型。
D.Cを設計した建築家/Pierre L’Enfantはプリーメイソン。
菱形は彼らのシンボル。
フリーメイソンは西は太陽が沈んだ「終わった計画」を意味する。
・弟子を見つけたホッジンズ
フリーメイソンの棺の形と逆になったものだった。。
ラボでカムが居る中、棺を開けると中から遺体で出る。
左の袖口の血が付着している。ロビイストのものなのか!?
■その他
・フリーメイソン Freemasons
「まさかフリーメイソンに入会したのではなかろうね」
ゴードンがホッジンズに逢いに来た際に、部屋を見て発した言葉。
Good Lord!
・灰色の脳細胞
名探偵ポワロがよく語る台詞だ。
カーチェイス映像を見て閃きを感じたというゴードン。
「私の”灰色の脳細胞”(Little Gray Cells)が動き出した」
「名探偵ポワロ(Poirot)、聞かせて下さい」
「共犯者という言葉から弟子が浮かんだ」
「ゴルモゴンの弟子の事? Apprentice as in Gormogon」
ブースに至っては、
「ゴードンにはジェダイの様な”フォース”が有る」
・ロドルフォ
キューバから来た天才法医学者。彼はジェファソニアンでの研修も
終わり合格して博士号取得。正式なスタッフのユニフォームを受け
取る。しかしD.Cでの法人類学者の求人が少ない。去るときが来た。
実験着を着ると離れられなくなる。しかしブレナンがラボに
戻ってくる時には着ていたね。
彼はキューバ出身。
1959年以降キューバは輸入車を禁止しているので、彼にとっては
今回の共犯者が乗っていたシボレーの車が憧れだったようだ。
キューバは確かにクラシックカー天国で、日本でも何度かテレビで
放映したことがある。
・ベイクド・アラスカ baked Alaska
ゴードンがベンズビル警察のドライブレコーダーでのカーチェイス
映像を見ている時に発した言葉。
「こんなに興奮したのはベイクド・アラスカを作っている時に失敗
した時以来」
・申し分無い
「Swimmingly . Yeah.」
イギリス風の表現で全く収穫無しの意味との事。
・Randy Dee Hafen
In Memory of our Good Friend Randy Dee Hafen
July 20, 1988 – January 2,2017
ドラマの終わりにこのようなメッセージが出てきた。
このエピソードが放送されたのが2017年3月7日。
ドライバーだった方で、29歳、若くして亡くなった様です。
■使用された曲
・Bones Theme by The Crystal Method
・I Won’t Surrender by 1985
■出演者
テンペランス・ブレナン (Emily Deschanel) “ボーンズ”、法人類学者
シーリー・ブース (David Boreanaz) FBI捜査官
アンジェラ・モンテネグロ (Michaela Conlin) 骨格から似顔絵、PC技術
ジャック・ホッジンズ (T.J. Thyne) 知識が豊富、微粒子、昆虫
カミール・サローヤン (Tamara Taylor) スミソニアン責任者、組織検査
ジェームズ・オーブリー (John Boyd) FBI捜査官
Dr.ゴードン・ワイアット (Stephen Fry) 心理学から料理人へ
ロドルフォ・フエンテス (Ignacio Serricchio) 法人類学者・博士号
シャーリーン・フィッシャー (Erin Way) 銀行員・出納係
レイ・キンボール (Ronnie Gene Blevins) ダスティンの相棒
ドーン・スカッグス (Jaime Bergman) “大金持ち”、運転手
バリー・マクギー (Joe Ochman) 銀行員・支店長
アグネス・ドイル (Christina Carlisi) ダスティンの母、パーキンソン症
ネッド・ディクソン (John Philbin) “ビッグベリー”、運転手
マッド・ドッグ (Peter Joseph Ferraro) Demolition Derby 運転手
(John P. Borba) アナウンサー
(Jaden Boreanaz) 青年、ドーンのファン
(Cora Kathryn Ann Altman) 少女、ドーンのファン
ダスティン・ドイル (Bulat Nasibullin) 被害者、22歳、VA州コビントン
(Randy Dee Hafen) Demolition Derby 運転手