エージェント・オブ・シールド Agents of S.H.I.E.L.D. シーズン2 第10話 オベリスクの力 What They Become

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第10話 オベリスクの力 What They Become

脚本/Jeffrey Bell
監督/Michael Zinberg

【前回までのあらすじ】

オベリスクを作動させるにはある場所に行く必要が有る。それは街の中
の聖堂だというスカイとコールソン。メイはレイナはオベリスクに触っ
ても平気でいられるそうだという。だからオベリスクを聖堂まで運べる
のだという。レイナは選ばれし者が街に入ったときに真の力を見せる
という。選ばれない者が入ったらどうなのかと問う。マックはそれに
触れてしまいみんなに逃げろと語る。自分が自分で無くなるのを知る。
トリプレットはバイがヒドラのクインジェットに挟まれていると
メイに報告する。ウォードたちが乗り込んでくるとレイナに行こうと
告げスカイも来るのだという。ホワイトホールはウォードがバスを
破壊しなかった為にエージェント33に破壊させるよう命令を出させる。

【ストーリー】

バスから居なくなったウォードたちだが、依然として敵機に狙われて
いた。ステルスモードにするかと言うがまだだという。ハンターは攻撃
の準備をするというが、メイはこれから激しく揺れるので座って
いてという。トリプレットは隠れられそうな雲は6千mだという。一分で
降りるというメイ。急降下の経験があるとは言えないというメイ。
バスを急いで急降下させる。機内では荷物が激しく動き回っていた。
ロックオンされたぞというトリプレットはステルスに切り替えるか
と問う。イはポッド投下だとし、それをした後にステルスにするという。
そしてミサイルが飛んでくる中、絶妙にポッドに敵弾を命中させると
同時にステルスで雲の中を直進していく。敵の戦闘機パイロットはミサ
イル4基命中、レーダーにも反応がないとして任務は完了だという。
痺れる飛びっぷりだったとトリプレットは語る。メイはサン・フアン
に向かってとし、スカイが浚われたことを報告しないと行けないと語る。

コールソンはマックの失敗を受けて、安全にトンネルを降りる方法を
考えろとフィッツ・シモンズに語る。メイはコールソンに対して、
ホワイトホールの要求はレイナだけで、スカイの引き渡しは求めていな
かったと語る。ウォードの思いつきかというが、恐らく最初から計画
していたという。彼はスカイに「約束を果たす」と言っていたという。
約束とは父親と遭わせようとする気だろうと。そうならスカイの生存
の希望はもてるという。

コールソンはボビーに地下都市の場所がヒドラに知られたとし、以前
シールドに居た者がディエゴに連絡するかも知れないので入り口を
教えないように口止めして欲しいと語る。マックのことも考えてはいるが
ヒドラを止めるのが最優先だと語る。

トリプレットは奥から4つの爆弾を持ってくる。1945年、ハウリング
コマンドーズの最先端技術だという。最低10個は欲しかったというサム。
ねぼすけたちが使えず中野様子が探れないというとトリプレットは
電子機器は使えないという。機械式の起爆装置に頼るしかないというと
サムはこれは素晴らしいとし、ダムダム・デューガンに感謝してるという。

昔の装置の良いところは電磁波の影響を全く受けないこと。ただし遠隔
操作ができないのでタイマーをセットしなければならないこと。
置き場所の4カ所を選んでというトリプレット。メイが言うにはこの赤い
線で囲んだ場所でオベリスクがこの世の終わりを引き起こすこと。
周りに爆破物を置けば良いという。

シモンズは街には入れそうだがマックスを助ける方法は見当も付かない
と語る。フィッツはシモンズに対してマックが僕の友達だからと
言っても生きて居る前提で話さなくて良いと語る。しかし異星人の技術
や生物学が絡んでいるのだからどんなことでもあり得るでしょと
いうシモンズ。自己防衛のことばかりを考えていたというフィッツ。
決して僕の自己防衛という意味ではなく街の・・という意味だという。
危険を察知した時に何か反応したらどうするか?オベリスクに触れた
人を殺すのだから・・・。白血球がウィルスと戦うみたいなものね
というシモンズ。マックは死んでいると思うというフィッツ。シモンズ
は街の一部に取り込まれただけかも知れないという。ゾンビのように
して?と問う彼にアリに規制するキノコみたいに相手を殺すのではなく、
体を支配する場合もあるという。支配されていても生きて居れば助かる
し希望があるという。

ハンターはボビーの元へ・・
何か捜し物なのか?と問うハンターにボビーはマックの変わりに片付け
ているという。私のせいだとし、別人になったと聞いたという。
お前は悪くないというハンター。死んだと思うか?何かに取り憑かれて
30mも転落したのだという。仕事が済んだら2週間は泣き明かすという
ボビー。マックは優秀でオレがこの世で信用出来る数少ない人間だと
いう、ハンターが信用することなんてあるのかと問われる。正しくは
あんまり疑わない人間だと。ボビーにディエゴからメールが届く。
コールソンからディエゴに会えと言われていること。誰か任務に協力
してくれる人は居ないかと問うボビーに対して、USBを隠しているのを
分かる程度の人物はいると語る。ボビーはハンターの目の届かない所
がポケットにマックのUSBメモリーを入れたつもりだったがばれていた。
オレはお前を信じたいのだという。

メイはコールソンにウォードに2発打ち込むべきだったと語る。
コールソンはそれをしたらバスが吹き飛んでいただろうという。
でもスカイもレイナも血がもヒドラの手に渡ってしまったこと。君の
お陰で6人の仲間が死なずに済んだのだという。意味のあることだと。
スカイは大丈夫だとし君が育て上げた利口でタフで夕の恵なエージェント
だとし、反撃できるチャンスがあれは物にするさと。

ウォードとスカイはヒドラが基地にしているレオン劇場へ。
ウォードはスカイが出口をチェックして警備員と武器の数を確認するとは
成長したなとスカイの行動を見て分析する。射撃の腕はどうだ?と
いう彼に、「さぁね確かめるから銃を貸してよ」と語る。
シールドのエージェントは自分をコントロールするがヒドラはエージェ
ントをコントロールするのだという。オレはコントロールされていない
というウォード。レイナは命令通りで、お前を浚ったのはオレの独断だ
という。あんた前も私を浚おうとして痛い目に遭ったのを忘れたのか
と問うと気にしていないとし約束しただろうと。
そんなスカイに父・医者のザボに遭わせるのだった。

■感想

いやぁ今回は何というか衝撃的展開の数々(笑)
ドラマにしては金も手間もかかっているなという印象ですね。

衝撃的な展開といえば次々とシーズン2を引き継いできた人たち
が亡くなっている事実でしょうか。

オベリスクを巡る謎はもちろんのこと、スカイと父親・サボ医師の
対面は興味深く、話を聞いていると父親はスカイを離ればなれに
なったのは彼の責任って感じもしなかったかな。

それぞれの人物が誰を信用すべきかという面でも難しい局面に入って
来ており、スカイがウォードを撃ったのは良かったけど、
まぁそう簡単には死なないわなと思いつつ、メインキャラのホワイト
ホールとか細胞の不老不死化の流れが有るにも関わらず、一発の銃弾
には勝てないのねという感じ。

そもそもザボにしてもホワイトホールにしてもレイナにしても、
それぞれが持つ能力が何なのか分かりづらい。
ザボは単に感情の抑制が効かない人物でバーサーク化してしまうって
ことなんでしょうか。

過去s1-8「バーサーカー」でも感情の抑制が効かなくなるという
エピソードが有りましたよね。
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=1917

■メイさん格好うぃぃぃ。まさに天才!

今回は何というか色々と有りすぎたな。
最初に訪れた興味深い描写は、前回からの続きで、ヒドラのウォード
たちがバスに乗り込んできて、ヒドラのクインジェットからロックオン
されることにメイが対処する流れ。
どのようにこのピンチを切り抜けるのかって感じでしたが、上手いこと
敵の攻撃をかわすだけでなく、自分たちがやられたように装い
レーダーや視界から逃れる為に、ポッドの投入とステルス機能と
雲の流れを巧みに利用した流れを利用したこと。
ただ残念なのは、バスが壊したとヒドラには思わせたけど、そう思わせ
るだけの上手い展開だったのにその後の展開には活かされなかった。

■スカイとカル博士

今までカルヴィン・ザボという名前はドラマの中で一度も語られた
ことはなく、字幕なんかでも”医者”としか出てこなかった。
初めてカルという名前を自ら語ったし先日のエピソードの中で、
みんながカルヴィンの娘のことをスカイと呼ぶのに対して、そんな
名前じゃない!と激高していたところが有ったけど、本当の名前は
何か気になっていたけど、彼が語るにはデイジーという名前が付けら
れているみたいだ。

博士の首には何か力を阻害するものが取り付けられていて、
ホワイトホールがそれを作動させると動けなくなる姿が有った。
これはS2-4でレイナがホワイトホールによって取り込まれる際に
彼女に取り付けられてしまったものと同じ。

第4話 仮面の敵 Face My Enemy 脚本/Drew Z. Greenberg 監督/Kevin Tancharoen ...

ゆっくり会話している暇なんかない状況だったし、スカイが父親の
ことを誤解していることも有るので何処まで会話として成り立つのか
気になっていた。
結果論から言うと、スカイは父親を信用してウォードは信用しなか
ったということで、スカイがウォードに対して、背後から発砲し、
そしてカルに対して正面からも発砲できなかったという事実が
全てを物語っている。

スカイの母との関係については、カルが中国の病院で働いていて
彼女が通訳として患者との間に入ってくれたことがきっかけで
出会ったようだ。
スカイの母親に関してはS2-8でホワイトホールによって
どのような事態になったのか描かれている。(1989年のオーストリアにて)
カル自身も語っていたけどホワイトホールが彼女の臓器を全て取り出し
ているグロイ光景が有ったし、その直後にホワイトホールが若返った
ところを見ると、スカイの母は宇宙人のエキスから抽出・開発した
「GH325」と似たようなものを含んでいるのかな。

第8話 兄弟の再会 The Things We Bury 脚本/Daniel J. Doyle 監督/Milan Cheylov ...

カルがスカイを手放してしまったのは、母親を捜して欧州に行っている
際に信用出来るものに預けて行った(先日のスカイの夢からするとコー
ルソンとメイかな)が、そこでスカイと結果として離れることになって
しまった。
シールドはみんな特別な力を持つ彼らを「危険」だとしていたので、
現在放映中の「Once Upon a Time」のアナとエルサの物語同様に
そんな悲しい過去が有ったのかも知れないね。

■ハンターとボビー

今回はこの二人が一緒に行動していた。
前回の展開の中でハンターを抜きにしてボビーとマックが何か計画
について二人だけで話していたことが有ったけど、そのヒントは今回
ボビーが盗んでいたUSBに入っているのかな。

途中で敵に見つかりそうになった時にはキスしてやり過ごすシーンが
有ったりもするし、ボビーって強そうだけど、マックが死んだかも
知れないことを知って、仕事が済んだら2週間は泣き明かすと語る
ように可愛い一面があるんだなと。

■フィッツ、シモンズ、トリプレット

この三人は遺跡の爆発の為に奔走した感じ。
電磁場によって電子機器が使えないのでハウリングコマンドーズの
最先端技術を使うと語っていた。皮肉にも1945年に開発されたもの。
ローテクを好むというのは、コールソンを彷彿とさせるけどね。

地下都市との事だけど、正直あんまり大きくない感じ。
ピラミッドのように通路は長く存在していたけど、聖堂と称する
ところは案外小さかった。

4隅に爆弾を仕掛ける。時限式の爆弾。
中に入っても良いようにスーツのようなものを着ていた。

しかしいざ爆発させるという際には、スカイやコールソンがまだ
地下都市にいるということが分かり、結局爆発はさせなかった。

■いざ聖堂へ

聖堂の前には黒い目をしたマックが門番のようにして存在していた。
どうもマックがこんな感じになると、一話の頃に登場していた
能力者のマイク・ピーターソンを思い出すな。でも思った程強くない。

聖堂の中に入ったのはスカイとレイナとトリプレットだった。
スカイとレイナは石像になってしまい、
レトロゲームオタクの私としては、日本ファルコムのRPG「イース」
の神殿の二体の女神像を想像してしまう訳ですが、スカイは見事
殻から脱皮するかのようにして成長したのに対して、トリプレット
はあっさりと崩れ壊れてしまいました。

さてスカイはどんな力を手に入れたのか。

■その他

■エージェント33

このドラマでまた一つ気になるものとして、エージェント33がメイ
の顔をしていること。ウォードは何でメイの顔をしているのかと
尋ねていたけど、ホワイトホールの為だとしていた。単なる洗脳?
しかしメイとホワイトホールってどんな関係が有るんだっけか?

プレイグランドに戻るコーニグ

コールソンは万が一の時にはシータプロトコルを実行せよとのこと。

プラズマドリル

ヒドラが居るレオン劇場。実は聖堂の真上にある。
何十メートルにも渡る火山岩の層があるとされていたが、シールド
が持っていたプラズマドリルが流出したようだ。

■使用された曲

・Agents of S.H.I.E.L.D. Theme Song
Written by Bear McCreary

■出演者

フィル・コールソン (Clark Gregg) S.H.I.E.L.D.の捜査官
メリンダ・メイ (Ming-Na Wen) 捜査官、エースパイロットで兵器の専門家
グラント・ウォード (Brett Dalton) S.H.I.E.L.D.のブラックオプスの専門家
スカイ (Chloe Bennet) 元「ライジング・タイド」、デイジー?
レオ・フィッツ (Iain De Caestecker) 捜査官、兵器技術を専門
ジェマ・シモンズ (Elizabeth Henstridge) 捜査官、生命科学に精通

ランス・ハンター (Nick Blood) シールドの傭兵
アントイネ・トリップレット (B.J. Britt) エージェント
アルフォンソ・マッケンジー (Henry Simmons) “マック”、メカニック
ボビー・モース (Adrianne Palicki) エージェント、ハンター元妻バーバラ

カルヴィン・ザボ (Kyle MacLachlan) 医者、”カル”、
レイナ (Ruth Negga) オベリスクに触れる女性
ダニエル・ホワイトホール (Reed Diamond) ヴェルナー・ラインハルト
ビリー&サム コーニグ (Patton Oswalt) シールド
ゴードン (Jamie Harris) 目のない人
— (Hunter Seagroves) ヒドラ・エージェント
— (Craig Baxley Jr.) ヒドラ・兵士
ディエゴ (Carlos Rivera Marchand) プエルトリコの政治家、設計図

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